キマイラ 15話・16話(最終回) あらすじと感想

キマイラ


キマイラ 키마이라 2021年放送 OCN土日 全16話

第15話視聴率

neroさん

第15話あらすじ

警察署に出頭したチャ・ウンス(ナム・ギエ)は、自らが35年前のキマイラだと自白。本当にウンスがキマイラなら、犯人しか知らない犯行の詳細を教えて欲しいとユジン・ハザウェイ(スヒョン)は言います。ユジンから紙とペンを預かり、そこに犯行の順序を書きなぐるウンス。

ペ・スングァン(ウ・ヒョン)が巻き込まれた爆発事故は、ブラックパウダーと呼ばれる薬品を使ったもので、車のエンジンがかかると自動的に爆発する仕組みだといいます。科捜研を後にしたチャ・ジェファン(パク・ヘス)は、その足で警察署へ。

一方、インターネット放送に出演したキム・ヒョギョン(チャ・ジュヨン)は、35年前と現在のキマイラ事件について言及。さらにヒョギョンは、当時容疑者として自殺が報じられたイ・サンウが、誤認逮捕だったと明かします。

署に戻ったジェファンに、35年前の事件に関して、母ウンスが警察に出頭したことを伝えるユジン。ユジンから取調室での映像を見せられたジェファンは、信じられないといった様子。事実を受け入れられないジェファンは、ウンスが入院する施設を訪ねますが、面会を拒否されてしまいます。戸惑いを隠せないジェファン。そんなジェファンに、上司のコ・グァンス(ホ・ジュンソク)はしばらく別の部署に行って、身体を休めるようにと言います。その日、ジェファンを訪ねたユジンは、1枚の写真を手渡します。そこに映っていたのは、研究所の前で撮られたリュ・ソンヒの姿…。

ユジンの言葉に、ハン・ジュソク(カン・シンイル)が現場から持ち去った、キマイラのライターを思い出すジェファン。もし本当にウンスがキマイラだとすれば、ウンスも、そしてウンスを助けようとしたジュソクもまた、自分が知っていた彼らではなかったのだとジェファンは呟きます。

施設から連絡を受け、母ウンスに会いに行くジェファン。担当者の話によると、ウンスの病状は日に日に悪化していると言います。部屋に入ってきたジェファンを見て、ソ・ヒョンテだと思い込むウンス。するとウンスは、ジェファンの首に手をやり、お前のせいで娘が死んだと責め立てます。そんなウンスをなだめ、涙を流すジェファン。続いて一命を取り留めたジュンヨプの見舞いへ向かうジェファンでしたが、いまだにジュンヨプの意識は戻っておらず。ベッドの上で眠りにつくジュンヨプに、リュ・ソンヒを見つけたとジェファンは語ります。

同じくジュンヨプの病室へやってきたヒョギョン。するとヒョギョンはジュンヨプの手を握り、「私がかならず仇を取ってあげる、お兄ちゃん」と一言。ヒョギョンが去った後、ジュンヨプはそっと目を開く…。

スングァンの訃報を聞き、気が気ではないソ・ヒョンテ(イ・ギヨン)。実は35年前、イ・サンウを殺したのはスングァンではなく、ヒョンテでした!次は自分の番だと怯えるヒョンテ。

ユジンからヒョギョンの出演するインターネット放送について聞き、番組を視聴するジェファン。そんななか、画面に登場した関連動画に目をやったジェファンは、そこに映るヒョギョンの姿を見て愕然とします。それは国防省が作成した教育資料で、カメラの前に立ったヒョギョンは次々に危険物質について説明を行っていくのです。その頃、花束を持ったヒョギョンはジェファンの母ウンスが入院する施設へ。

さらにヒョギョンが科学高校出身だと知ったジェファンは、すぐさま彼女の携帯から位置情報を調べるようにと指示。ヒョギョンがウンスの病院にいると知り、慌てて駆け出すジェファン…。

第15話感想

やはり現在のキマイラは、報道記者のキム・ヒョギョンでした。記者として報道局に就職する前、ヒョギョンは国防省で働いていたといいます。さらにヒョギョンが出演した動画には、キマイラの犯行に使われた薬品の数々が…。

ついにヒョギョンが真犯人だと気付いたジェファン。しかし、肝心のヒョギョンが母ウンスの施設にいると知り、ジェファンは慌てて施設へ向かいます。さらにソ・ヒョンテのもとへ届いた、キマイラと思われる人物からのメール…。実は35年前、ヒョギョンとジュンヨプの父イ・サンウを殺したのは、他でもないヒョンテでした。拷問の末、心停止を起こしたイ・サンウを見て愕然とするペ・スングァン。しかし、しばらくして駆けつけたハン・ジュソクが心肺蘇生を行い、かろうじて息を吹き返したイ・サンウ。そんななか、イ・サンウの独房へ向かったヒョンテが、彼の首を絞めつけます。

結局、ヒョンテの犯行によって息を引き取ったイ・サンウでしたが、何も知らないスングァンらは、昼間自分たちが拷問したせいで死んだと思い込んでいたのです。その日、イ・サンウの部屋を後にしたヒョンテを、ヒョギョンの父ヒョングクが見ていました。

ついに明らかになった35年前の真実。そして、現在進行形のキマイラの正体も明らかとなり、次なるターゲットであるソ・ヒョンテのもとへ届いたメッセージ。果たしてヒョギョンは、予告通りソ・ヒョンテの殺害を実行するのか。ジェファンはそれを止めることができるのか。気の抜けない展開が続きます!

第16話視聴率

neroさん

第16話(最終回)あらすじ

「あなたが愛する唯一の人、殺してあげましょうか?あなたの息子、チャ・ジェファンのことです。」ヒョギョンの言葉に、ウンスは自分には娘しかいないと答えます。しかし、言葉とは裏腹に激しく震えるウンスの手を見て、ハッとするヒョギョン。ヒョギョンは自分が報道局の記者だと明かし、聞きたいことがあると話します。

なぜキマイラの最後のターゲットであるソ・ヒョンテを殺さなかったのかと尋ねるヒョギョン。するとウンスは、自分の犯行を止めてくれる誰かの存在があったと言います。ウンスの犯行を止めたのは、他でもないジュソクでした。

一方、ヒョングクが娘ヒョギョンの正体を隠していたことに、憤りを隠せないジュンヨプ。ヒョギョンが自分の妹だと知り、居ても立っても居られなくなったジュンヨプは、病院を飛び出します。

母ウンスのいる施設へ駆けつけたジェファン。しかし、既にヒョギョンの姿はなく、机の上には彼女の名刺が置かれていました。

ヒョギョンの行方を追う特別捜査チーム。先ほど放送が行われていたスタジオへ向かうも、昼間の放送は録画分だといいます。さらに報道局にも辞表が出されており、行き詰る捜査。そんななか、同僚の記者からヒョギョンがソ・ヒョンテの非公式スケジュールを調べていたと聞き、ソ・ヒョンテが入院する病院へ向かうジェファン。その頃、ジェファンの予想通りヒョギョンはヒョンテの病室へ面会に訪れていました。部屋に入ったヒョギョンは、自分がイ・サンウの娘であると明かし、さらに手に持った風船には水素が入っていると脅します。

死か自白かどちらかを選べと言われ、恐怖に震えるヒョンテ。しばらくして、病室へやってきたジェファンは、今しがたヒョギョンが出て行ったと聞き、その行方を追います。警察に囲まれたと知り、非常階段を使って屋上へ向かうヒョギョン。同じく屋上へ駆け付けたジェファンに携帯を差し出し、ここに35年前の真実がすべて保存されているとヒョギョンは言います。「目標を叶えることは、目標を失うってことだったのね。」その後、屋上から身を投げるヒョギョン…。

翌日、ジェファンはヒョギョンが残した音声ファイルをジュンヨプに渡します。そして、イ・サンウを殺したのがソ・ヒョンテだったと明かすジェファン。しかし、時効が成立し、現在の法律ではソ・ヒョンテを裁く方法はないといいます。最後に、ヒョギョンが残したジュンヨプへの手紙を手渡すジェファン。その後、駐車場でジュンヨプを撃ったのがチーム員のイム・ピルソン(チョン・ヨンギ)だと知ったジェファンは、ピルソンの供述からソ・ヒョンテを殺人教唆の疑いで逮捕することに。

ロンドンへ発つことにしたジュンヨプ。見送りに現れたジェファンは、今まで誰もジュンヨプに謝罪する者はいなかっただろうと言い、これまでの件を謝罪します。

それから4か月後、殺人教唆の罪で裁判にかけられたソ・ヒョンテに無罪判決が。釈放されたソ・ヒョンテは、誰もいない家で留守の間に届いた郵便物に目を通します。その中には、キマイラの絵が描かれたメッセージカードが。次の瞬間、鉢植えに仕掛けられていた爆弾が爆発し、ソ・ヒョンテは死亡。

ソ・ヒョンテに爆発物とメッセージカードを送ったのは、ヒョギョンの父ヒョングク…?ヒョングクはキマイラの模様が刻まれたライターを手に取り、それを机の中にしまいます。

アメリカに戻ったユジンから送られた書籍を見て、返事を書くジェファン。母ウンスはすっかり認知症が進行し、ジェファンをかつて愛したソ・ヒョンテだと思い込みます。すると、ジェファンに向かって「私たちの子、どうやら男の子みたい」と微笑むウンス。

第16話(最終回)感想

無実の罪に問われて殺された、父イ・サンウの復讐を成し遂げたキム・ヒョギョン。最後はヒョギョンもまた、自ら命を絶つという選択を選ぶことに。ヒョギョンが最後に残した、「目標を叶えたら目標がなくなる」という言葉がなんとも印象的でした。結局、ヒョギョンの人生は復讐に始まり、復習に終わる人生だったようです。もっと早くヒョギョンと兄ジュンヨプが出会っていれば、違う未来があったでしょうか。

一方、死ではなく自白を選んだソ・ヒョンテ。すべての発端は、このソ・ヒョンテにありました。イ・サンウを殺したのも実はソ・ヒョンテだったとは…。だからソ・ヒョンテは、何としてもイ・サンウの息子ジュンヨプを葬り去りたかったんですね。しかし、彼は知りませんでした。イ・サンウには息子の他に、奇跡的に生き残った娘がいたことを。結局ソ・ヒョンテもまた、爆発に巻き込まれて命を落とすことに。恐らくソ・ヒョンテに爆発物を送り付けたのは、ヒョギョンの父ヒョングクのようです。こうして復讐の連鎖は続いていく、そんなメッセージが込められた最終回のエピソードでした。

さらにエンディングでは、ソ・ヒョンテとの間に出来た子供が男の子だと報告するウンスの姿が。これはつまり、ジェファンがウンスとヒョンテの間に出来た子供ということ?ジェファンの父親の存在は最後まで明らかになりませんでしたが、やはりソ・ヒョンテの可能性が大ですね。

最後までハラハラドキドキする展開が続き、非常に面白かったです。ラストの余韻も、個人的には大満足でした。ぜひ、多くの人に見てもらいたい作品です。

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コメント

    • 多田 弘幸
    • 2024.02.05 3:27pm

    タイトルのキマイラ、何の事かサッパリ分からんだけど連続爆発事件て書いてあったので観だした。

    途中までは模倣犯もおり、急遽呼び出された班長が犯人かな?やっぱり元SASの先生かな?と思いながら観ていた、35年も前の犯人が現在の事件の犯人て事はないので少なくとも犯人は別々やなと。どっちも分からんだ。

    後半になるとほぼ悪は三羽ガラスやなと、後は手足となる子分達。本作品は署長以外はほとんど初めて見る顔なので顔を覚えながら観た。
    ただ何となく特徴のある顔ではなかったので次会っても分からんやろな。

    まぁ犯人が昔も今のも女性だとは思いもつかなかった。最期も一人は認知症、もう一人は自殺というやり切れないエンディングだった。

    ラスト、ソ・ヒョンテが殺人教唆で無罪となったのでガッカリしたが、やってくれましたね、多分、女性記者のお父さんでしょう。
    全く火の粉を被らなかった、嫁さんと国会議員さんにも火傷程度は負わせて欲しかったな。

    ラブも、ないしコメもない、トロトロしたところが無くスピーディな次のエピソード次のエピソードへとボタンを押す作品でした。

    強いて言えば1時間物をわざわざ半分に分割しないで欲しい。ちょっと観たら次のエピソードになるのでリモコン握ったまま観やんならん。

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