プレーヤー2 ～クンたちの戦争～ 플레이어 2: 꾼들의 전쟁
第5話視聴率3.531
第5話あらすじ
スミン（オ・ヨンソ）に連れていかれた先でハリ（ソン・スンホン）を待っていたのは、現職の大統領チェ・サンホ（チョ・ソンハ）だった。サンホはハリが自分と同じ目標に向かって最後まで共助できる相手なのか、確認する時間が必要だったと話す。
悪は悪をもって捕まえないといけないと話したサンホは、大統領という立場上、自由に動けない自分に代わって、ハリにプレーヤーになって欲しいという。
財閥3世のひき逃げ事件を解決するため、さっそく動き出すプレーヤーたち。クラブから出てきたウォンジュン（ハン・ソウォン）に声をかけたジヌン（テ・ウォンソク）は、スマホを奪い、ひき逃げ事件の証拠を確保する。
一方、ハリの周辺を調べていたドス（ハ・ドグォン）は、ハリと一緒に写真に映るスミンの姿を目にする。実はドスとスミンはロースクール時代の同期だった。
事件をうやむやにするのに一役買った美術館館長のペク・ヒョンミ（リュ・ファヨン）に接近したハリは、明日アメリカから届く自分の作品を保管する委託場所を探していると話し、ヒョンミの興味を引く。
狙い通りギャラリーの倉庫を借りることになったハリは、デザイナーのチョン・ジョンホ（チョン・ヒョンム）に依頼して制作した通称“トロイの木馬”を倉庫に運び込む。ハリの行動を監視していたドスもまた、ハリがペクギャラリーのヒョンミに接触を図ったと知る。
ハリが運び込んだトロイの木馬には、チームのドライバー・ジェイ（チャン・ギュリ）が隠れていた。倉庫内に誰もいないことを確認したジェイは、外に出る。倉庫の奥には、1枚数百億にも上る絵画の数々が飾られていた。
ヒョンミに連れられて倉庫の外に出たハリは、作品の状態を最善に保つため、誰もいない倉庫では室内の空気が抜かれて完全な真空状態になると聞き、焦る。トイレに行くと言ってその場を離れたハリは、急いでジェイに外へ出るよう告げる。
同じく無線でその会話を聞いていたビョンミン（イ・シオン）は、すぐさまギャラリーの保安システムをハッキング。ところが、みるみるうちに空気が抜かれていく倉庫のなかで、ジェイは気を失って倒れてしまう。
ハリがヒョンミのもとへ戻ると、そこにはデザイナー・ジョンホの姿が。ジョンホから話はすべて聞いたとし、ハリを連れてふたたび倉庫へ戻るヒョンミ。するとそこへ、今度は刑事らを連れたドスが現れる。
ドスの指示で作品の後ろが開かれるも、中には誰もおらず。ハッとしてヒョンミが倉庫の奥に飾られた絵画を確認すると、そこにはもとあった絵画とは別の絵画が。それは他でもない、ヒョンミが財閥らの不祥事の後始末を買って出た代わりに、高額で売りさばいた絵画の数々だった。
さらに絵画の裏に隠された帳簿までもが登場すると、ドスはヒョンミをその場で逮捕する。ギャラリーの館長が高額の賄賂を受け取って財閥たちの罪を後始末していたというニュースはまたたく間に広まり、海外へ逃亡しようとしたウォンジュンは空港で身柄を拘束される。
その後、ハリらはヒョンミの絵画を売って手にしたお金を事故で亡くなった被害者サンウクの名前で財団に寄付した。
一仕事終えたハリはスミンと2人でワインを飲む。スミンに大統領のことをどれだけ信用しているのかと聞くハリ。
するとスミンは、大統領は自分にとって父親のような存在だと明かした。辛いことがあるたび、大きな力になってくれたとスミン。大統領はスミンの父の友人で、父の死後、スミンの後見人を務めたという。
一方で、ハリはインギュ（キム・ウォネ）に頼んで、スミンの恋人についても調べていた。有名放送社の記者だったスミンの恋人は、数年前に何者かによって殺害されたという。そして、その事件にどうやら大統領が関わっているようだとインギュ。
ハリはモニターに映し出された関係図を眺めながら、スミンと交わした言葉を思い出す。そんなハリの姿を、大統領はアジトに仕掛けたカメラを通じて見ていた。
第5話感想
今話も圧巻のコンビネーションで見事事件を解決したチーム・ハリ。ジェイが真空状態になった倉庫に閉じ込められたときには、どうなることかと心配でしたが、無事にミッションクリアでしたね。
その後のジェイとジヌンの絡みが兄妹みたいで、見ていて微笑ましかったです。
そして、今話のエンディングで登場したスミンと恋人のエピソード。スミンの恋人は、数年前に何者かに殺害され、この世を去ったようです。さらにその事件には、大統領が関わっている・・？これは一体、どういうことでしょうか。
スミンにとって、大統領は父親のような存在だと言っていました。スミンは大統領を100％信頼しているようですが、一方の大統領は、、アジトに仕掛けた隠しカメラでハリの様子を監視するなど、なんだか不安です。
もしかすると、ハリは大統領とジェフリーの関係を疑っているのかもしれません。果たして、誰が味方で誰が敵なのか。一瞬たりとも気の抜けない展開がつづきます。
第6話視聴率3.570
第6話あらすじ
スミンと室長のインシク（イ・ジュニョク）を呼び出したハリは、2人と出会う前、大切な仲間を失ったと話す。「そのときからずっと頭を離れない考えがある。一体いつから、監視されていたのだろうかと。その相手がジェフリー・ジョンなのか、それとも別の人物なのか。」そう語ったハリは、どこかから情報が漏れてしまわないよう手を貸して欲しいと伝えた。
娘と連絡がとれないことを不安に思った女性が、派出所を訪ねる。警官と一緒に娘が住むアパートへ向かうも、何度呼んでも反応はなく。業者の協力でドアを開けて中に入った女性は、そこで床に倒れこむ娘の姿を発見。
女性の娘はソウルに上京して間もなく、不動産詐欺で財産を失ってしまった。家族にも迷惑をかけられないと考え、自ら命を絶つという選択を選んだのだ。幸い発見がはやく、一命をとりとめたものの、いまだに意識は戻っていない。
取材のカメラに向かって、被害者の娘だけがこんな思いをするなんて、悔しくてしかたがないと涙を流す女性。映像を見たサンホは、一刻も早く事件を解決するよう命じた。
検察もまた、今回の事件を深刻にとらえ、関係者たちを呼び出して事件の概要を調べることに。ところが決定的な証拠がなく、すぐに釈放されてしまう。
事件の背景に“ミョン先生”と呼ばれる黒幕がいることを知ったハリは、ひとまずミョン先生を水面下に引きずり出す必要があると言う。
その頃、同じくミョン先生の存在を知るドスは、それぞれの関係者に尾行をつけ、その行動を監視。ところが、チェ代表を尾行していた刑事と連絡が取れなくなると、ドスは車を降りて現場へと向かう。そんなドスに声をかけたのは、ジェイだった。
実はすでにミョン先生をおびき寄せようと動き出していたハリら。しばらく考えた末、ドスもハリらの計画に協力することに。
その日、ミョン先生が目をつけているという地域へ向かったハリは、用意していた寸劇を見せてチェ代表を信じ込ませようとする。しかし、すでにスミンとハリが仲間だと知っていたチェ代表。
ところがそこへ警察を引き連れたドスが現れると、形勢は一転する。ハリが検察に追われるほどの詐欺師だと思い込ませるための、プレーヤーたちの作戦だった。チェ代表から話を聞いたミョン先生（イ・スヒョク）は、ハリに興味を抱く。
同じ頃、ジェフリー（キム・ギョンナム）は秘書のジョンギュ（ペ・ジェソン）から、ハリがふたたび動き出したとの報告を受けていた。
しばらくしてハリらが釈放されると、チェ代表からミョン先生が会いたがっていると連絡が入る。指定された室内釣り堀へ向かうハリ。ドスは近辺にCCTVが設置されていないことから、その場所を指定したのだろうと言う。
釣り堀でミョン先生を待つハリだが、そこに現れたのはチェ代表だった。一体どういうつもりかと憤りをぶつけるハリ。そんなハリに向かって、ミョン先生はチェ代表を通して話しかける。
「キム・スチャンさんを覚えていますか？」とチェ代表。キム・スチャンは、ハリがミョン先生を信じ込ませるために契約書に署名した人物だった。
しかし、ビョンミンでさえも、キム・スチャンが誰なのかはわからないという。キム・スチャンの名前が書かれた契約書は、ハリ本人が用意したものだった。これを聞いたドスは、計画がミョン先生側に漏れたのだと不安に思う。
もうじきキム・スチャンが来ると告げ、自分に接近した理由を問うミョン先生。ドスは計画を中止するよう告げるが、ビョンミンは「ハリが止めると言わない限り、まだゲームは終わっていません」と話す。
そんななか、無線の先から聞こえてきたのは、廊下を歩くハイヒールの音。音の主は、他でもないスミンだった。スミンが向かったのは、ミョン先生の事務所。目の前に現れたスミンを見て、ミョン先生は思わず目を見開く。
第6話感想
今度こそ絶体絶命と思われたハリらでしたが、最後のどんでん返しでまたもや形勢逆転。スミンはどうやって、ミョン先生の居場所を突き止めたのでしょうか。そして、ハリが契約書を用意したキム・スチャンとは一体・・
今話、巧妙な手口で不動産詐欺を繰り返すミョン先生を演じたのは、イ・スヒョクでした。久しぶりに見ましたが、やっぱりイケメンですね。本当にこのドラマはカメオ出演が豪華で、とくに5～6話は次から次へと豪華なゲストが登場するので、目が離せません。
そして、エピローグで描かれたのは、スミンとその恋人ヒョンミンの最期。。ヒョンミンを演じるのは、「麗＜レイ＞〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」などに出演するホン・ジョンヒョンです。
ヒョンミンの死と大統領、そしてジェフリーの関係。ドラマも折り返し地点となり、後半ではまたどんな展開が待っているのか、楽しみです。
一方、ドスはすっかりハリのペースに巻き込まれている感じですね。他のメンバーとの絡みもおもしろいです。
前作ではインギュとハリがどのような関係性を築いていたのか、こちらも気になります。パート2だけでも十分に楽しめる内容になっていますが、やはりパート1も見てみたいと思いました。
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