パンドラの世界(産後ケアセンター) 7話・8話(最終回)あらすじと感想

産後養生院


パンドラの世界(産後ケアセンター) 産後養生院 산후조리원 Birthcare Centre 2020年放送 tvN月火 全8話 【韓国放送期間】2020年11月2日から11月24日まで

第7話視聴率3.627%

neroさん

第7話あらすじ

子供の名前をどうするかと悩む養生院のママ達。するとウンジョンは、出産届を出す瞬間が一番感動すると話す。そんなママ達の前に、ユンジが現れる。しかし、呼び掛けには応じず、茫然とした様子で部屋に入って行くユンジ。

ヒョンジンはシャワーを終えたドユンに、出生届を差し出し、タップルの名前をどうするかと聞く。今はグローバル時代だから、海外でも通じる名前がいいとヒョンジン。そんなヒョンジンに、ドユンは少し時間が欲しいと話す。そんななか、授乳室でヨルムママが子供の名前を“ハラン”に決めたという。ハランと言う名前は、実は別のママが考えていた名前だった。子供の名前を取られたと、怒って授乳室を出て行くカックンママ。養生院のママ達にとって、子供の名前を付ける作業は想像以上に大変だった。

翌朝、ドユンは食堂でルダの彼氏ウソクと会う。ドユンが読んでいた姓名判断の本を見たウソクは、ドユンに話しかける。意気投合した2人は、それぞれの子供の名前を考える為、専門家を訪ねることに。

一方、名づけに悩むヒョンジンは、友人に相談。まずはママカフェ(ママ専用の掲示板)に登録するよう言われ、早速ヒョンジンはカフェに登録する。ニックネームを「タップルママ」にしようとするも、既にその名前は使われていると表示される。

そんななか、看護師がタップルを部屋に連れてくる。またしてもタップルが泣き出してしまい、困ったヒョンジンのもとへ、ユンジが現れる。ユンジに「おむつは替えましたか?」と聞かれ、ハッとするヒョンジン。気持ちよさそうに眠るタップルを見つめるヒョンジンに、ユジンはタップルの名前を“ゴヌ”にしてはどうかと言う。ヒョンジンがトイレに立った隙に、ユンジはタップルに向かって「ゴヌ」と呼びかけるのだった。

夜になって、ママカフェの等級申請に忙しいヒョンジンのもとへ、ドユンが帰ってくる。すると、ドユンはタップルの名前を“ラオン”はどうかと提案。ラオンという言葉は、韓国語で「楽しい」という意味だという。どんな困難も、楽しく打ち勝つ強い子に育って欲しいとドユン。ヒョンジンもいい名前だと微笑む。

その頃、ユンジは夜な夜な「ゴヌ」と刺繍された赤ちゃん用の肌着を縫っていた。

翌日、タップルに会いに行ったユンジは、名札がキム・ラオンに替わっていることに気付き、驚く。「ゴヌにするって言ったじゃない!」とヒョンジンを責めるユンジ。そんなユンジの態度に、ヒョンジンは戸惑いを隠せない。

タップルと過ごすヒョンジンのもとへ、先程の件を謝りにユンジがやってくる。しかし、ユンジが持ってきた箱のなかには、ゴヌと刺繍が入った肌着が。ヒョンジンはそれを見て、以前タップルに帽子を贈ったのもユンジだと気付く。タップルを渡すよう言うも、ユンジはタップルを抱きしめて離さない。「何の準備もできていないあなたがタップルのママだなんて。私の元に来ていれば、もっと違ってたのに…」そこへ、事態を察したヘスクとユンジの夫がやってくる。ヘスクに説得され、ユンジはそっとタップルを手放すのだった。

実はユンジの子供の名前も、タップルだった。元気にすくすく育つヒョンジンの息子と違って、ユンジの子は生まれてすぐに息を引き取ったという。

ヘスクから説明を受けたヒョンジンは、ふと部屋でママカフェのタップルママというニックネームを思い出す。タップルママの投稿に目をやると、そこには子供を待ち望んでいたにもかかわらず、何度も絶望を経験したユンジの心境がつづられていた。

その日、ヒョンジンは養生院から姿を消す…。

第7話感想

やっぱり、タップルに肌着を贈っていたのはユンジでした。。

ユンジの子供の名前もタップルだったと分かった時、背筋がゾッとしました。だからユンジはタップルに、人一倍執着していたんですね。韓国では、胎名といって妊娠が分かってからすぐに、お腹の子供に名前を付ける文化があります。いわゆる、ニックネームのようなものですね。名前を付けることで、よりお腹の子に愛着がわくのだとか。

ドラマを見ていると、養生院では皆胎名でそれぞれの名前を呼ぶようです。「タップルママ」や「サランママ」のように。産まれてから1か月以内に出生届を提出するので、その時に本当の名前を命名することになります。

タップルはラオンという名前になりました。韓国では他にも、男の子限定で「トルリムチャ」と言われる韓国ならではの名づけ文化も。これは親族間で何代目かすぐに分かるように、同じ代に生まれた子供たちに同じ文字を使うという文化です。最近ではこの文化を敬遠するママ達も増え、好きなように名前を付ける親も多いといいますが、日本にはない文化で面白いと思いました。最近では日韓夫婦も増えているので、子供にどんな名前を付けるのか興味深いです。

7話のラストでは、ヒョンジンが養生院から姿を消すシーンが登場しました。果たしてヒョンジンはどこへ?前回、ヒョンジンがワガママだと書きましたが、それをそのままユンジが代弁してくれてちょっとスッキリしました。ユンジの行為は許されるものではありませんが、気持ちは十分に理解できます。

第8話視聴率4.223%

neroさん

第8話あらすじ

養生院を飛び出したヒョンジンが向かったのは、オリーブリーの店舗だった。以前はこうして、日に何度も店に足を運んでいたというヒョンジン。迎えに来たドユンに、自分は母親失格だとヒョンジンは言う。

一方、ウンジョンは配達員のギョンフンが出演するピアノの演奏会へ。演奏を終えウンジョンをお茶に誘うギョンフンだったが、そこに運悪く、双子と同じ幼稚園に通う保護者が現れる。咄嗟にウンジョンは、ギョンフンを「従兄弟だ」と紹介する。慌てた様子で店を飛び出すウンジョンを追いかけ、ギョンフンは「誰にだって幸せになる権利がある、それを伝えたかった」と話すのだった。

翌朝、いつものようにわかめスープを食べるヒョンジン。そんなヒョンジンを、ママ友たちがそれぞれに気に掛ける。その日は、養生院で退所クラスが行われる日。ヘスクによる育児のノウハウを聞きながら、実践しようとしてみるも、ヒョンジンはうまくいかない。すっかり落ち込んだヒョンジンに、看護師のアン先生(チェ・スミン)は「皆同じ。ママも子供と一緒に育つもの」と励ます。

ウソクに呼び出されたルダは、実の父親と再会する。しかし、父の顔を見るなりルダは怒ってその場を去ってしまう。久々の再会にも関わらず、ルダの事業について関心を見せる父親を見て、ウソクは勝手なことをしたと後悔する。

両親のようになるのが怖いと話すルダに、ヘスクは「はじめる前から怖がらないで」と助言する。

退所を控えたママ達の為、ヒョンジンの部屋で送別会を行うことに。それぞれ持ちあったパーティーグッズを見て、「私たちは同じ服を着ていても、共通点なんて1つも無かった」とヒョンジンは呟く。

ルダの夢は、高級下着のショップを開くことだった。カックンママは、旅行が好きで旅行写真家として働いていたという。世界が注目する物理学者のヨルムママ。ウンジョンはというと、かつて東方神起のファンクラブ会長だった。そんななか、ヒョンジンにも決断が迫られる。ミーティングに出かける為、久しぶりに戦闘服に身を包むヒョンジン。するとヒョンジンは、ドユンに1年間の育児休暇を取るつもりだと話す。驚くドユンに、「ママの仕事がもっと重要だと気付いたの」とヒョンジン。

会社に赴いたヒョンジンに、大口契約が舞い込む。喜ぶ一方で、育児休暇について頭を悩ませるヒョンジン。代表に呼び出されると、今回のプロジェクトをアレックスに任せてはどうかと言われる。すかさずヒョンジンは、自分が引き受けると答えるのだった。

ヒョンジンから事情を聞いたウンジョンは、「ママだって人間。もともとは自分勝手な存在なの。一番重要なのは自分自身でしょう」と励ます。

セレニティでの最後の夜、来る前よりも心なしか増えた荷物をまとめるヒョンジン。その頃ドユンはというと、家の掃除に大忙しだった。翌朝、玄関までヒョンジンを送って行くヘスク。するとヘスクは、健康に良いからと高級ミルクをプレゼントする。「ママだってたまには手を借りたっていいの」とヘスクは言う。スタッフらに見送られ、ヒョンジンはセレニティを後にする。

自宅での育児は、想像を絶するものだった。毎日のように涙を流し、毎日のように悩み、それでもママ達は頑張るしかない。トークルームでは、それぞれが養生院での日々を懐かしんだ。「やっぱり養生院は“天国”だったのね」

セレニティには、今日もまた新たなママが訪れる。以前のように戻れるのかと聞かれ、「いいえ、もう以前の姿には戻れません」とヘスクは答える。

第8話感想

結局ヒョンジンは、仕事を選ぶことにしました。ただ、以前のようなマイナスな気持ちではなく、自分が幸せである事が子供や家族の幸せという前向きな気持ちとして。ドラマのエンディングとしては、とても良い終わり方だったと思います。ヒョンジンが復帰した後、誰が息子の世話をするのかは描かれていませんでしたが、ドユンでしょうか。なんにしろ、ママにだって好きなことをする権利はある、というメッセージが伝わってきましたね。

ヒョンジンが最後に得た大口契約は、破水しながらも交渉を行った、外国人クライアントとの契約でした。途中アレックスに奪われそうになりながらも、ヒョンジンはしっかりと自分の居場所を掴み取りましたね。

8話の見どころと言えば、看護師のアン先生の息子として俳優のチャ・テヒョンが登場した場面。実はアン先生を演じたチェ・スミンは、チャ・テヒョンの実の母なんです!ドラマでは、「似ているわね~」というヘスクのセリフがありましたが、本当に似ています。まさかとは思いましたが、実の親子とはビックリでした。ちなみにチェ・スミンは声優をしていて、今回がドラマ初出演だったんだそう。赤ちゃんたちの心を代弁するシーンが、毎回印象的でした。今後の女優としての活躍にも注目したいです。

ギョンフンとの関係が気になるウンジョンですが、最終回では自分の気持ちを素直に夫に伝え、夫も育児に積極的な様子を見せ終了しました。無関心に見えた夫は、実は何も知らなかっただけ。言わないと伝わらないこともある、まさにその通りでした。

全8話という事もあり、あっとゆう間だった本作。もっと見たい!というのが本音です…。何より養生院に入所するママ達が皆、個性豊かで面白かったです。

パンドラの世界(産後ケアセンター) キャスト・相関図 全話あらすじと感想  視聴率



【放送情報】

【アイリス(IRIS)】

●サンテレビ 2024/5/18 (土) 21:30~

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【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

奇皇后 あらすじ 視聴率 キャスト 感想  外部リンク

 

【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

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【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

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【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

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【カンテク~運命の愛~】

●テレビ愛知 2024/5/28(火) 09:30~

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【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

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【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

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