復讐代行人2 ~模範タクシー~ 13話・14話 あらすじと感想

模範タクシー2


復讐代行人2 ~模範タクシー~ 模範タクシー2  모범택시 2 2023年放送 SBS 金土 全16話

daisySSさん

第13話視聴率16.1%

第13話あらすじ

実態のないクラブ「Black Sun」のオーナーを探すために、ガードマンとして内部に侵入することに成功したキム・ドギ(イ・ジェフン)。 

過去、クラブで行われている犯罪を暴くために、調査を進めていたチェ・ソンウン刑事が、殺害された証拠を見つけるため、防犯カメラにアクセスすることに成功したアン・ゴウン(ピョ・イェジン)。 

クラブでは女性に薬を飲ませてVIP顧客にデリバリーすることが頻繁に起き、、、キム・ドギは女性のデリバリーを邪魔したことで、クラブではお客の要望に応えることができず混乱しは始めます。 

アン・ゴウンは防犯カメラの映像を確認していると、女性の名前別に整理されたリストを発見します。

整理されている映像には女性がクラブを出る姿とホテルに入った姿が映されているだけ、、、疑問を持ち始める。 

VIP顧客でアイドルのビクターはリクエストした女性がデリバリーされなかったことに怒りを爆発。クラブの中にいる女性を選ぶUFOキャッチャーゲームを始めると女性を一人ピックアップ。彼女を必ずホテルまで届けるよう命じる。 

キム・ドギはクラブにいる女性を選んでは薬を飲ませて性犯罪を行う行為が続いたことに気づくと、ホテルで女性が到着するのを待つビクター。ホテルの部屋のチャームがなりドアを開けると女性ではなく、立っているのはキム・ドギ。 

容赦なくビクターに暴力をふるった後、彼をゴミ収取所に運ぶとクラブで女性をUFOキャッチャーで選んでいたように、今度はビクターがキム・ドギによって選ばれることに。。。クレーンを使った危険なゲームが始まると緊張するビクター。 

恐怖のあまりにキム・ドギの要求は何でものむと答え、キム・ドギは高齢者を集めるとビクターの力を使ってVIP顧客専用の優先レーンからクラブの中にフリーパスで送り込みます。若い女性を狙って集まるクラブは、中高年のための音楽が流れこれまでとは違う雰囲気。 

そのため、クラブに通っていた客が遠ざかり、クラブ側は頭を悩ませる。

そんな中、ガードマン長に呼ばれたキム・ドギ。監視カメラを通じてキム・ドギの行動を監視していたことから、女性を助ける場面が監視カメラに映り、キム・ドギを疑い始めます。 

質問に答えていたキム・ドギは、困る質問を受け。。。出された飲み物を口にした後、異変を感じ始める。さらに飲み物を勧められるも持っていたグラスを落とし、、、自分の映像を確認すると意思とは違い体が動かない。 

その時、ペン立てを確認したキム・ドギ。。。立ち上がると数歩進んだ後、そのまま倒れる。薬の入ったドリンクを飲まされたキム・ドギは道のど真ん中に運ばれチェ・ソンウン刑事同様に、事故に見せかけて殺す計画。 

キム・ドギは自力では車をよけることができず、彼を心配したアン・ゴウンが現れ、危機一髪のところで彼を助けます。安全な場所に移動する必要がある中、全く身動きができないキム・ドギ。 

計画通りにキム・ドギが死なないことを確認したガードマン長は、直接彼を殺すために車を走らせ、、、すごい勢いで近づいてくる車を確認したアン・ゴウンは、激しくキム・ドギをゆすり起こします。全く動けない様子のキム・ドギ。 

その時、チェ主任とパク主任が二人の助けるために車を走らせ、突っ込んでくるガードマン長を阻止し、キム・ドギとアン・ゴウンを助けることに成功。。。 

病院で目を覚ましたキム・ドギは、薬の影響で全く何が起きたのか記憶がなく、隣のベッドにはチェ主任とパク主任が怪我をしている状態。「記憶がないなら、最も新しい記憶から思い出してみれば?」と言われたキム・ドギ。 

突然、ニヤッとすると上着のポケットから赤いペンを取り出します。 

第13話感想

クラブの女性をターゲットにした性犯罪、、、は単純に性犯罪で終わることなく、薬の売買を扱った事件へと発展していきそうです。

事件を追っていた刑事の事件は、クラブ「Black Sun」関係者による殺人でした。同じく薬を入れたドリンクを飲まされ、キム・ドギも命を失いそうになった時、模範タクシーのメンバーたちにより助けられ、、、安心したエンディングを迎えました。

刑事まで殺害するほどの大胆な犯罪ができる理由は、クラブで起きた事件を解決する警察の上層部の幹部が便利を働いていたからで、今度の事件には警察官による汚職事件との関連もありそうです。

薬を飲まされて意識を失う中も、キム・ドギが手に入れたペンには一体どのような秘密が隠されているのでしょう。

数年前に話題になった事件が連想されると、韓国ではドラマの放送と共に関心が寄せられるほど、勢いのある展開を続ける「模範タクシー」。

「Black Sun」に事件が迎える結末は?

第14話視聴率18.3%

第14話あらすじ

クラブで女性を助けたことがバレて薬を飲まされて、殺されそうになったキム・ドギ(イ・ジェフン)は、意識がもうろうとする中、チェ・ソンウン刑事が隠してあった録音機能があるペンを発見すると、ペンをジャケットのポケットの中に忍ばせて持ち出すことに成功します。 

1年前、クラブ「Black Sun」を調べていたチェ・ソンウン刑事は、キム・ヨンミン記者から、クラブが麻薬を流通させていると聞かされると、同僚の刑事がクラスの関係者に協力していることに気づきます。 

同僚の刑事たちが不正を働いる現場を襲いますが、1人で彼らを逮捕することはできず、刑事たちに酔って口封じのために殺害されてします。 

自分の身に危険が及んだことを気づいたチェ刑事は持っていたペンをクラスのオフィスに忍ばせ、、、そのペンをキム・ドギが発見したということ。。。 

他の被害者同様、お酒に薬を混入させたことで、監視カメラの映像には彼が歩いてクラブをあとにする証拠が残り、殺害を疑う者は誰もいなかった。 

回収したペンをキム・ヨンミン記者に渡したキム・ドギは、「運動が嫌いな兄」に隠されたヒントがあるはずだと、過去の記憶を呼び起こすようアドバイスします。 

1年前、運動の嫌いなキム記者にジムの会員権を申し込んだことを伝えるチェ・ソンウンは、ジムのロッカーのカギを渡し、、、一度もジムを利用したことのなかったキム記者は、念のためジムを訪れます。 

ジムのロッカーには、クラブ「Black Sun」に関する捜査資料が入っており、自分が危険な目にあう可能性を想定して、資料を誰にも気づかれない場所に隠してあったチェ刑事。 

資料を発見したキム記者は、すべての資料をキム・ドギに託すと、「私は彼ら全員が法の裁きを受けることを望む」と語り、、、彼の依頼を遂行するため模範タクシーのチームメンバーは、警察が協力する巨大組織に立ち向かい、法の裁きを受けさせるためには、一度のチャンスしかないことを強調すると、計画を立てる。 

一方、マネーロンダリングと麻薬の売買まで済ませた女史は、大満足。お気に入りのガードマンのキム・ドギを呼んで欲しいと話し、その場にいたオン・ハジュン(シン・ジェハ)は指名されたガードマンが死亡したはずのキム・ドギだと確認すると、緊張を緩めない。 

急いで模範タクシーを訪れるも、メンバーたちは全員姿を消し、彼らの行方に関して全く情報がないオン・ハジュン。 

「Black Sun」で麻薬の売買が行われていた背景には、押収されて警察の立ち合いの下、処分される麻薬を横取りして転売する手口が使われたことから、キム・ドギを意識したオン・ハジュンはいつも以上に麻薬を横取りして移動させる過程で、キム・ドギたちに狙われないよう念入り。 

無事に廃棄処分される麻薬を横取りしたオン・ハジュン。しかし、麻薬ではなくただの小麦粉だったとの苦情にオン・ハジュンは動揺。問題なく廃棄処分される薬を運び出したはずが、、、何が起きたのか見当もつかない。 

麻薬売買で騙されたと思った取引先の女史は怒りをぶつけると、「全員殺しなさい」と部下に命令。クラブの中は一瞬で修羅場カし、何もできないオン・ハジュン。 

警察が出動し、クラブ「Black Sun」に到着。一方、キム・ドギもクラブに現れて修羅場化した様子を冷静に見つめる。 

その時、キム・ドギと目があったオン・ハジュンは、「待ってろ、今度は俺がこの手で殺す」と語ると急いでその場から逃げる。 

オン・ハジュンに協力していた警察幹部が遺体で発見され、キム・ヨンミン記者の希望通り、チェ・ソンウン記者を殺した刑事を含め、麻薬の売買に関係した「Black Sun」の関係者に無期懲役が求刑される。 

第14話感想

キム・ドギを中心とする模範タクシーチームメンバーたちの大活躍! 

チェ主任とパク主任は今話でも笑いを誘う演技を披露し、全体的に復讐を代行するというコンセプトのドラマなので、暗い展開が続く時がありますが、彼らが登場すると一気にコミカルな展開へと変わります。 

オン・ハジュンは麻薬を運ぶことに対しては、注意を払い強化しました。でも、キム・ドギの計画は麻薬を運ぶ際に奪うということではなく、警察署から運ばれる前、、、つまり警察署の中で麻薬を小麦粉にすり替えるという斬新な方法を使い、成功させるという展開が非常に面白かったです。 

今話のエンディングに新たな人物が登場しました。神父姿で登場した男、、、オン・ハジュンが許しを求める相手が、なぜかキム・ドギが運転する模範タクシーに乗ってくるという驚きの展開! 

この神父の男が組織のボスなのでしょうか。 

最終話エンディングでは、オン・ハジュンとキム・ドギの対決になると予想され、淡々と感情を揺さぶる復讐劇に心が奪われます。 

復讐代行人2 ~模範タクシー~ 15話・16話(最終回) あらすじと感想

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