ヴィンチェンツォ 9話・10話 あらすじと感想

ヴィンチェンツォ


ヴィンチェンツォ 빈센조 (VINCENZO) 2021年放送 tvN土日 全20話

第9話視聴率9.057%

daisySSさん

第9話あらすじ

バベルグループを裏で操る本物のボス、、、が誰なのかを探り始めるヴィンチェンツォ・カサノ/パク・ジュヒョン(ソン・ジュンギ)とホン・チャヨン(チョン・ヨビン)。バベルグループとの契約を解消された後、検察に身元保護の要請を出したキル院長、、、バベルの真のオーナーであるチャン・ジュヌ(オク・テヨン)に秘密を守る代わりに、命を保証することとお金を要求します。

児童養護施設に預けられた後、母が自分を探さなかった理由が病気を患っていたからだと知ったヴィンチェンツォの心境は複雑。自分を捨てた母を憎んでいたはずが、彼女が過去他の選択をすることができなかったと知ると、病気が進行している母が心配になり、再び入院している病院を訪れます。

兄に代わりバベルグループの会長を務めるチャン・ハンソ(クァク・ドンヨン)は、度々ビジネスを邪魔するヴィンチェンツォとホン・チャヨンをそのまま野放しにしている兄ャン・ジュヌ(オク・テヨン)の対応に疑問を持ちます。迷いもなく父を殺した兄が特にホン・チャヨンのことになると、寛大な態度。。。兄を理解できないチャン・ハンソは、ファン検事長(検事総長)からも無視されると、部下を使って彼を拉致させます。一方、ヴィンチェンツォを処理するために部下を送る、、、しかし、テナント住民に発見され失敗に終わります。

バベルグループとの訴訟で勝ったことを祝う会食の後、チャヨンを自宅まで送るヴィンチェンツォ。一人になったチャヨンのあとを追って、家の中に侵入しようとする男の存在にチャヨンは驚き、危機の瞬間、ヴィンチェンツォが現れます。二人を尾行していた男の存在に気づいていたヴィンチェンツォがチャヨンを助けます。

拉致されたファン検事長(検事総長)と部下の検事、、、ホッケーのクラブを持って現れたチャン・ジュヌ(オク・テヨン)は、部下の検事にホッケーのクラブで暴行を加え、その姿を目の当たりで目撃したファン検事長(検事総長)はチャ・ジュヌの命令に従うと誓い。自分の自尊心を傷つけたとの理由から、検事に暴力を加え死亡させてしまったチャン・ジュヌ。

一方、チャヨンは自宅で一人きりになることが怖くなり、ヴィンチェンツォに助けを求めます。不安そうに彼を見つめるチャヨンを一人にできず、自宅に招きいれます。ヴィンチェンツォの自宅で安全に一夜を過ごすことになったチャヨン。翌日、弟がチャヨンを殺すために部下を送ったことを知ったチャン・ジュヌは、チャヨンが心配になり彼女に連絡を取ります。しかし、彼女がヴィンチェンツォの自宅で一夜を過ごしたことを知ると、怒りを感じる。

ファン検事長(検事総長)に圧力をかけたことで、バベルグループは必要な額の投資を銀行から受けることになり、裁判で負けたにも拘わらず、開発した新薬の売り出しを再開。ヴィンチェンツォのこれまでの努力を覆すように企業として復活したバベル、、、バベルの悪事を追うチョン検事はヴィンチェンツォとチャヨンと協力してバベルグループへの捜査を進めようとします。キル院長からバベルグループの悪事に関する情報の提供を受けられるはず、、、しかし、チョン検事がキル院長とコンタクトを取った時には、既に殺害された後だった。

その頃、ヴィンチェンツォとホン・チャヨンのもとに、あるニュースが伝えられると、二人は失望したような表情を見せ。。。

第9話感想

今話は面白いというよりはちょっとした驚きの連続、、、死亡する事件がこれまでで最も多かったです。自分の怒りをぶつけ人が死ぬまで暴力を振るうチャン・ジュヌの姿にゾッとしました。バベルグループの秘密を知るキル院長まで殺害され、全20話編成のドラマなので、ストーリーが本格化するのはもっと先のことになると思いますが、今後もっとダークな展開を続けることになるようです。

ヴィンチェンツォとチャヨンのラブラインの展開よりも、バベルグループとの対立の方が個人的には興味を引きました。今話、ヴィンチェンツォとチャヨンの関係が恋へと発展していくような流れになり、どこまで二人のロマンスが描かれることになるのかは、まだ予想ができない状況。

ヴィンチェンツォとチャヨンを絶望させる程の衝撃的な事件とは、裁判に勝った被害者の遺族たちが集団自殺を選択したこと!裁判が終わり、資金調達の投資を受けることに失敗すると思われていたバベルグループ。。。しかし、十分な資金調達から新薬の販売まで、、、バベルグループが持つパワーに失望し、自殺を選んだような今話のエンディング。これでバベルグループとの対決は振り出しに戻ったことになりそう!

残酷な兄の性格を知るバベルグループの会長チャン・ハンソは、兄がチャヨンに寛大な理由にまだ気づいていないようです。チャン・ジュヌがチャヨンに優しく接する理由は、彼女に片想いをしているからですが、ヴィンチェンツォとチャヨンの関係が発展すればするほど、彼を刺激することになりそうです。

適度なハラハラ感とドキドキ感が感じられるドラマです。

第10話視聴率11.375%

daisySSさん

第10話あらすじ

バベルグループの秘密を暴露しない代わりにお金と命を保証するよう求めたキム院長、彼が隠れていた場所の保安状態は、、、遺体で発見。バベル化学の労災による被害者の遺族たちが集団自殺を図ったことに強い悲しみを感じると同時に怒りを感じるヴィンチェンツォ・カサノ/パク・ジュヒョン(ソン・ジュンギ)。

しかし、すべてはバベルグループのチャン・ジュヌ(オク・テヨン)とチャン・ハンソ(クァク・ドンヨン)兄弟の命令による殺人事件だった。弁護士事務所「ウサン」の代表は自分の身の安全が不安になり、チャン・ジュヌの正体を知った以上、いつでも命を危険に落とすことになると忠告する弁護士のチョ・ミョンヒ(キム・ヨジン)。

一方、チャン・ジュヌ(オク・テヨン)とチャン・ハンソ(クァク・ドンヨン)兄弟の仲を裂く、、、「ウサン」代表のハン・スンヒョクは、正式にはチャン・ハンソがバベルグループのトップであることから、兄もチャン・ジュヌ抜きでも企業経営を十分できると、チャン・ハンソをそそぬき始めます。初めは否定していたハンソの表情が少し変わり。。。

集団自殺を図った遺族が自殺ではなく他殺である可能性があることから、警察に再捜査を求めるヴィンチェンツォとホン・チャヨン(チョン・ヨビン)の訴えに、担当刑事は遺書が残されていたことから自殺事件と断定。バベルグループから買収され、自殺として事件を処理する担当刑事の二人。

刑事とバベルグループとのコネクションを疑ったヴィンチェンツォは自分の方法で事件を解決する意思をみせ、荒い方法を使っても必ず真相を明かすべきだと語り、ホン・チャヨンもヴィンチェンツォの考えを尊重する。バベルグループからもらったお金を分ける刑事たちの前に現れたヴィンチェンツォは、その様子を証拠として撮影。遺族が亡くなった事件の捜査記録を要求するヴィンチェンツォの荒い方法に、刑事たちは協力を約束します。

チャン・ジュヌはクムガプラザのテナント住民たちを建物から追い出すため、強力な処置を取るよう命じ、本気でクムガプラザを撤去し、バベルタワーの建設に乗り出す計画。バベルグループからの圧力を恐れながらも、遺族たちの事件を知ったクムガプラザのテナント住民たちは団結して、クムガプラザを守ると同時にヴィンチェンツォに協力し、事件の真相を明かすことに協力します。

クムガプラザのテナント住民たちは、カバリエTVというネット放送をはじめると、バベルグループと弁護士事務所である法務法人「ウサン」の悪事を告発します。しかし、すべては自分を挑発する目的のためだと気づいたチャン・ジュヌは、自分の正体がバレないよう気をつける。

その後、ハン・スンヒョク、チェ・ミョンヒとチャン・ハンソ宛に、「次のターゲットはお前だ」の意味を込めた血で書かれたメッセージを送るヴィンチェンツォ。「C」と書かれた字を見た三人は恐怖を感じ。。。

一方、ヴィンチェンツォの命を狙うためキラーを送ったチャン・ジュヌ。しかし、マフィアとして鍛えられたヴィンチェンツォにとって自分の身を守ることには慣れている、、、彼の命が狙われていることを知ったホン・チャヨンが急いで駆け付け、ヴィンチェンツォが安全だと確認すると彼を抱きしめます。

バベルの本物のボスが誰なのか分かったと語るヴィンチェンツォ、、、彼の視線の視線を追うホン・チャヨン。

第10話感想

ついにバベルグループを動かす本物のボスの存在に気づいたヴィンチェンツォ!彼が見つめる視線を追った先には、チャン・ジュヌが立っていました。ヴィンチェンツォの命が危険だと知ったホン・チャヨンは、彼がいる場所に向かい、、、彼女をそこまで送ったのがチャン・ジュヌでした。

ヴィンチェンツォが自分の正体に気づいたと知ったチャン・ジュヌが微笑を見せますが、目は笑っていない。次の話からはヴィンチェンツォとチャン・ジュヌの対立が本格化することになるようです。第9話及び10話の展開が多少遅いと感じたのは、ドラマ後半部へのターニングポイントとなる様々な出来事を展開させるためだった様で、第11話からはどのような展開を迎えることになるのかワクワクします。

イタリアでヴィンチェンツォに関する情報を集めさせたチャン・ジュヌは、ヴィンチェンツォがマフィアのコンシリエーレ(consigliere)だったことを知ると、ヴィンチェンツォが思った以上に危険な人物だと認識。ヴィンチェンツォの殺害を命じますが、失敗に終わり。。。今後ヴィンチェンツォを狙ったチャン・ジュヌの暴走が始まることになりそうです。

一方、マフィア式の復讐を始めたヴィンチェンツォですが、果たしてハン・スンヒョク、チェ・ミョンヒとチャン・ハンソをターゲットにした復讐劇はどのように展開されることになるのか?期待が高まります。ブラックコメディ的な要素と過去の秘密を持つように見えたクムガプラザのテナント住民たち、、、彼らにはまだ明かされていない前歴がある?個性ある彼らの過去が明かされ、今後、更なるヴィンチェンツォとの協力が始まります。

ヴィンチェンツォ 11話・12話 あらすじと感想

ヴィンチェンツォ 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率



【放送情報】

【アイリス(IRIS)】

●サンテレビ 2024/5/18 (土) 21:30~

アイリス(IRIS) 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

 

【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

奇皇后 あらすじ 視聴率 キャスト 感想  外部リンク

 

【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

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【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

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【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

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【カンテク~運命の愛~】

●テレビ愛知 2024/5/28(火) 09:30~

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【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

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【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

愛の群像 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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