アゲイン・マイ・ライフ 5話・6話 あらすじと感想

アゲイン・マイ・ライフ


アゲイン・マイ・ライフ 어게인 마이 라이프 2022年放送 SBS金土 全16話

neroさん

第5話視聴率9.7%

第5話あらすじ

偶然、道路わきで繰り広げられるミレ自動車のストライキを目にしたキム・ヒウ(イ・ジュンギ)。ふと記憶をさかのぼったヒウは、ストライキの末に会社が海外へ売却され、空中分解するはずだったと思い出します。しかし、ニュースに登場したのは、チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)が代表を説得し、ストライキが解除されたという報道でした。自分が知っている未来とは違う展開に、思わず首を傾げるヒウ。

そんななか、今度は40代の男性が自宅で刺殺されたとのニュースが。容疑者として捕まったのは、被害者の男性と金銭トラブルを抱えていた男。しかし、ニュースを目にしたヒウは、その事件の真相を振り返ります。実は事件の真犯人は、被害者の妻でした。夫に不倫関係がバレるのではないかと恐れていた妻は、その日夫と別の男が口論になっているのを見て、男の仕業に見せかけて夫を殺害したのです。容疑者の男が犯行当時に着用していたと思われる衣服を手に入れたヒウは、先輩で検事のイルヒョンを訪ねます。

ヒウの助言によって、見事事件の真相を突きとめることに成功したイルヒョン。この一件を通じて、ヒウに対するイルヒョンの信頼度はさらに上昇。こうしてヒウは、次から次へと周囲の信頼を集めて行くことに。

一方、一浪中のキム・ハンミ(キム・ジェギョン)は、ヒウのおかげで大学入試を無事に終え、希望の大学に合格。しかし、試験の結果を目にした父キム・ソクフン(チェ・グァンイル)は、ハンミの意志とは裏腹に、勝手に進学先を決めてしまいます。そんなソクフンに怒りを覚えたハンミは、ソクフンの言いつけに背き、ハンガン大学の新聞放送学科へ進学。ハンミから進学先を聞いたヒウは、「お前はきっといい記者になる」とエールを送ります。

そんなヒウのもとへ届いた、2度目の入隊通知。こればかりは避けて通れない道と腹をくくったヒウは、両親に挨拶を済ませ、1人で訓練所へ向かいます。すると、ヒウの前に同じく留学の為に韓国を去ることになったキム・ヒア(キム・ジウン)が。2人は並んで歩き、ヒアはそっとヒウの腕に自分の腕を回します。それから7年の月日が経ちー

司法研修所を首席で卒業したヒウは、自らソウルではなく地方にある江原検察庁へ志願。江原地方検察庁の庁長チョン・ソッキュ(キム・チョルギ)へ赴任の挨拶を行ったヒウは、ぶしつけにソウルに戻りたくはないかと尋ねます。実はかつては優秀な検事だったものの、とある事件をきっかけに、地方検察庁へ左遷されてしまったソッキュ…。

その後、久しぶりに師匠ウ・ヨンス(イ・スンジェ)のもとへ会いに行くヒウ。そこには、助手として働くパク・サンマン(ジチャン)の姿が。サンマンはヒウが7年前に父親の無実を証明してあげた青年でした。

ヒウに言われた通りカバンに現金を詰め込んだサンマンは、ヒウと一緒にとあるビリヤード場の地下へ。そこには不法賭博を楽しむ人々がひしめいていました。持ち金をすべて使い切り、賭博場を後にしたヒウとサンマン。翌日、ヒウは昨夜こっそりとメモを渡しておいた女性ディーラーと会うことに。女性から賭博場の情報を仕入れたヒウは、上司のソッキュに連絡を入れ、賭博場を運営するユチェ派を討つと宣言。しかし、これに反対するソッキュ。

結局、これといった援助がないまま1人で賭博場へ乗り込んだヒウ。次から次へと男たちを倒し、あっという間に賭博場を制圧したヒウのもとへ、ソッキュが駆け付けます。すると、何食わぬ顔で佇むヒウに近寄ったソッキュは、その頬にビンタ…。

第5話感想

ついに検事となったヒウ!

学生から立派な社会人となり、ますます自信に満ちたヒウの姿が登場。若干イ・ジュンギが演じる大学生に違和感を感じていたので、やっと検事になってくれてほっとしました(苦笑)とても生き生きとしたヒウの姿に、今後のストーリーにも期待が持てそうです。

第4話では、地方検察庁へ赴任したヒウが、暴力団が経営する賭博場を摘発する姿が描かれました。検察庁長のソッキュに対し、初っ端からソウル行きを口にするヒウ。果たして、ヒウがソッキュをソウルへ連れて行こうとする理由とは…?今のところ、なぜヒウがソッキュに興味を持ったのかは明らかになっていません。でもヒウが最初の赴任先としてソウルではなく、地方を選んだのには、きっと何か理由があるはず。過去ヒウとソッキュの間に、一体何があったのでしょう。

それにしても、チョ・テソプに関する未来が少しずつ変化しているのも気にかかります。ヒウが動き出したことで、チョ・テソプ側にも何か変動があったよう。これが功と出るか吉と出るか。今後の展開からも目が離せません。

一方、父親に言論社への就職は辞めろと言われたものの、記者になるという夢を掴んだハンミ。ハンミの成長にも注目ですね。

そして、毎回何かしら登場するヒウのアクションシーン。今話のラストで賭博場のチンピラたちを相手に舞うヒウの姿に、思わず釘付けになってしまいました。やっぱりイ・ジュンギのアクションは見ごたえがある~~。おもしろいです。

第6話視聴率8.5%

第6話あらすじ

過去、ソッキュはソウルで働くヒウを訪ね、分厚い資料の入った茶封筒を渡しました。封筒に入っていたのは、チョ・テソプの下で働く者たちの不正に関する資料の数々。かつては一目置かれる存在だったソッキュでしたが、チョ・テソプの周囲を探っていることがバレ、地方へ左遷。さらに上からの圧力によって、ついに検察を去ることに決めたといいます。もしもっと早くソッキュと手を組んでいれば…。そう考えたヒウは、真っ先にソッキュのいる江原道へ向かったのです。

賭博場に現れたソッキュは、ヒウの頬にビンタ。そして、「もう二度とこんな真似はするな。命よりも大事なものなんてない」とソッキュ。

その後、ヒウは賭博場から連行したユチェ派の連中を1人1人取調室へ呼び、聴取を行います。そこでユチェ派が賭博場の運営だけでなく、人身売買に麻薬の流通など、様々な犯罪を繰り返していたことを知るヒウ。さらにユチェ派のボスを拘束したヒウでしたが、そこへソッキュから呼び出しが…。

ヒウが庁長室へ入ると、そこにはソッキュの他、市長や議員の姿がありました。赴任して間もないヒウにはわからないだろうが、ユチェ派がいなくなれば街の治安が守られなくなると訴える市長と議員ら。しかし、ヒウはそんな圧迫には動じるわけもなく。つづけてテレビをつけたヒウは、既に今回の一件が全国ニュースとして報道されたことを明かします。

実は摘発直後、ソウルの新聞社で働くハンミへ資料を送っていたヒウ。さらにヒウが賭博場の事務所から押収した証拠品の中に、権力者と交わした取引の帳簿が残されていたと話すと、急に焦り始める市長と議員ら。

事件の整理に追われるヒウのもとへ、ヒアがやってきます。久しぶりの再会を喜ぶ2人。

ふたたび職場に戻ったヒウは、自分が考えたシナリオをソッキュへ明かします。今回の事件をソウル中央地検のソクフンへ譲り、その見返りとして自分とソッキュをソウルへ呼ぶようソクフンと交渉するつもりだとヒウ。次期検察庁長を狙うソクフンでしたが、これといった実績がなく…。そんなソクフンの心理をつき、ソウル行きを狙うヒウ。

翌日、ユチェ派のボスから証言を取り付けたヒウは、すべての資料を持ってソクフンのもとへ。不法賭博だけでなく人身売買や麻薬取引が絡んでいると知り、その規模の大きさに思わず息を飲むソクフン。その日、ソクフンは昼間の出来事をチョ・テソプへ報告します。ヒウとソッキュをソウルへ呼ぶことに対し、まんざらでもない様子のチョ・テソプ。ソクフンもまた、同じ考えだと同調します。

ソウルで久々に大学の先輩イ・ミンス(チョン・サンフン)と再会したヒウ。するとミンスは、ヒウがソクフンと会ったというだけでヒウの考えを恐ろしいほどに言い当てます。これには思わず警戒心を強めるヒウ。

明け方、港で薬物の取引が行われるとの情報を手に入れたヒウは、サンマンと事務官のオ・ミングク(ナ・インギュ)を連れて港へ。アルバイトのふりをして仕分けを手伝うなか、サンマンは箱の中身を確認。しかし、中に入っていたのは一見何の変哲もない魚でした。一瞬不安を抱くサンマンでしたが、ミングクとぶつかった拍子に箱を地面に落としてしまうサンマン。すると、箱の中から飛び出た魚の腹に、薬物と思われる粉の入った小さな袋が。それを見た瞬間、サンマンとミングク、そしてヒウの3人はお互いに目を合わせます。

次の瞬間、帽子とマスクを外してチンピラたちの前へ正体を現わすヒウ!

第6話感想

先日の賭博場の摘発につづき、今度は麻薬取引の現場をつかんだヒウ。検事となったヒウの活躍の数々に、思わず胸がスカッとするエンディングでした。

そして今回、ヒウがわざわざ地方へ出向き、事件の解決に精を出す理由が明らかに。実は前回の人生で、ヒウのもとを訪ねていたソッキュ。ソッキュは前々から、チョ・テソプに関する不正疑惑を独自に探っていたようです。しかし、このことがバレて上から圧力をかけられるようになったソッキュは、結局自ら動き出すことができないまま、検察庁を去ることに。このことからも、ソッキュが他の検事と違って正義感を持って働いてきたことがわかります。

同じくチョ・テソプの不正を暴こうとするヒウにとって、ソッキュほど力になる存在はいないでしょう。こうして、新たな人生をスタートさせたヒウは、真っ先にソッキュのいる地方検察庁へ。

さらにヒウは、その手柄をまるまる中央地検のソクフンへ譲ることで、ソウルへの復帰を希望。本当に次から次へと頭の切れるヒウ。今のところ、ヒウの独壇場といった感じですね。

ただ、気になるのは驚くほどに間の鋭いミンスの存在。ミンスに関しては、未だに以前のヒウとの関係が不透明なまま。果たして、ミンスは敵なのか味方なのか。。味方だとどこか心強いけれど、敵だとちょっと恐ろしいですよね。。汗

ますます気の抜けない展開となってきました!




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