Bad and Crazy 배드 앤 크레이지 2021年放送 tvN金土 全12話
第5話視聴率3.398%
neroさん |
第5話あらすじ
移送途中に襲われ、命を落としたト・ユゴン。一緒に護送車に乗っていた後輩刑事も殺され、唯一生き残ったのは麻薬班のイ・ヒギョム(ハン・ジウン)のみ。取調室でヒギョムと2人きりになったリュ・スヨル(イ・ドンウク)は、なぜ犯人がヒギョムだけを生かしたのかと疑問に思います。まるですべての罪をヒギョムになすりつけるかのように…。
一方、取引用の麻薬が何者かに持ち去られたと知ったヨン社長(キム・ヒオラ)は、市場から自分たちが扱う商品をすべて撤去すると話します。そうすることで、麻薬を奪った者を突きとめるとヨン社長。さらにヨン社長は、麻薬を持ち去った者を見つけ次第殺せと命じます。
護送車襲撃事件の捜査をすすめるなか、スヨルは麻薬班のメンバーが怪しいと考えます。麻薬班の中に裏切り者がいるとすれば、現時点で一番怪しいのは、以前賄賂を受け取った疑いで取り調べを受けたホ・ジョング(シン・ジュファン)。ホ・ジョングの行動を探ると同時に、スヨルは事件の目撃者と思われる青年の捜索を行うことに。
なんとか目撃者と会うことに成功したスヨルでしたが、青年は何も見ていないの一点張り。思わずカッとなったK(ウィ・ハジュン)は、青年の胸ぐらにつかみかかります。制御の効かないKに手を焼いたスヨルは、かかりつけの精神科医のもとへ。しかし、ドクターから本格的な治療に関して話が出ると、気分を害したKはどこかへ消えてしまいます。1人残って催眠治療をおこなうスヨル。すると夢の中でスヨルが目にしたのは、長い廊下とそこに並ぶ幾つもの扉…。ハッと目を覚ましたスヨルに、ドクターは幼い頃に記憶を失くしたことはあるかと尋ねます。
スヨルの指示でジョングを尾行するヤン・ジェソン(チャ・シウォン)。それに気付いたジョングは、すぐにチーム長のキム・ゲシク(イ・ファリョン)に報告します。こういう時こそ問題を起こさず、大人しくしていろとゲシク。一方、スヨルのチームに新たなメンバーが。それはト・ユゴンの一件で活躍をみせた、オ・ギョンテ(チャ・ハギョン)でした。
同僚の葬儀を終えたヒギョムが自宅へ戻ると、家の前に人だかりが。なんとヒギョムの自宅から、大量の麻薬が見つかったというのです。署に連行されたヒギョムは、動揺しながらも、チーム長が何とかしてくれるはずだと言います。その頃、ゲシクは勝手な行動に出たジョングに激怒。自分がマークされていると知って不安に駆られたジョングが、ヒギョムの自宅にこっそり麻薬の入ったアタッシュケースを置き去ったのです。実はト・ユゴンを襲って麻薬を横取りしたのは、他でもないゲシクとその仲間たちでした。麻薬捜査だけでは金にならないと考えたゲシクは、いつしか押収した麻薬を使って金儲けを考えるように…。ヒギョムの家に麻薬を置き去るのはゲシクの計画外、勝手な行動に及んだジョングにゲシクの怒りは収まりません。
そんななか、目撃者の証言から犯人の逃走経路をつかんだスヨルは、さっそく敵のアジトへ。しかし、あと一歩のところで背後から襲われ、倒れこむスヨル。目を覚ましたスヨルの前に現れたのは、ゲシクでした。結局、ゲシクの作戦にハマったスヨルはなすすべもなく、彼の罪に目をつむるしかなくなってしまいます。
スヨルの証言により、今回の一件はすべてホ・ジョングの犯行ということで捜査は終了。その後、ヒギョムの言葉から捜査中に殉職したカン・ミンスの資料に目を通したスヨルは、カン・ミンスを殺害したのもまた、ゲシクであると確信します。このままでは終われないと考えたスヨルは、Kと協力して事件の再捜査を決意。
第5話感想
すべての黒幕はなんと、麻薬班のチーム長カン・ゲシクでした・・・
温厚そうに見えたゲシクでしたが、まさかこんなことになるとは。ヒギョムが一番の信頼を置く人物だけに、真実を知ったヒギョムがどんな反応を見せるか不安がつのります。てっきりト・ユゴンを殺害したのはヨン社長かと思っていましたが、意外な展開で驚きました。結局、金に目がくらんだゲシクはヨン社長と手を組もうと考えます。それにしても、麻薬班が麻薬のバイヤーになってしまうなんて。。これでは誰を信用すればいいのかわかりませんね。
ゲシクだけでなく、ジョングや他のチーム員もまた不正に加担していました。そして自らに疑惑の目が向けられることを恐れたゲシクは、スヨルにジョングがすべての黒幕だったと証言させます。実はゲシクによって麻薬を注射されてしまったスヨル。このままでは、スヨルに麻薬服用の疑いがかけられることに。結局、スヨルは嘘の証言を行い、事件は終結を迎えます。しかし、今回の件だけでなく、第1話で登場したカン・ミンス死亡事件に関してもゲシクが関わっていると気付き、ふたたび捜査に踏み出すスヨル!
第5話のラストではスヨルがKと協力し合う様子が描かれ、次回の展開にも期待が持てそうです。拘置所に入れられたヒギョムの行方も気になる…。果たして、スヨルは無事にヒギョムの無実を証明できるのでしょうか。
第6話視聴率2.617%
neroさん |
第6話あらすじ
「今から信じられるのは、俺たち2人だけだ。」スヨルの言葉にどこかうれしそうなK。そんななか、Kはスヨルに以前かかってきた電話について言及します。実は2か月前、スヨルのもとへカン・ミンスを殺したのは、シム・サンホではないと匿名の電話があったといいます。しかし、上司らの機嫌取りに忙しかったスヨルは、いたずら電話だと思ってそれをスルー。そんなスヨルに呆れるKでしたが、今度こそはかならず真相を突きとめるとスヨルは意気込みます。
当時、麻薬常習犯のシム・サンホがカン・ミンスを殺害。それを現場で目撃したゲシクが、逃走しようとするシム・サンホの太ももを撃って死亡させたと言われていました。しかし、実際はゲシクがシム・サンホを殺害する場面をカン・ミンスに目撃され、その場で先輩刑事のミンスを殺害したのです…。
シム・サンホの自宅を調べたスヨルは、薬物依存症に関する施設のパンフレットを発見。施設に行って話を聞くと、シム・サンホがウ・ヒョクジンという患者の面倒を見ていたことが明らかになります。ホームレスに扮して廃車工場へ向かったスヨルは、そこでヒョクジンの保護に成功。しかし、肝心の通報電話に関してはきっぱりと否定するヒョクジン。
その頃、スヨルがヒョクジンを連れ去ったことを知ったゲシクは、拘置所にいるヒギョムを攻撃。知らせを聞いたスヨルはゲシクを訪ね、どういうことかと問い詰めます。しばらくして、チーム員の活躍によって無事に拘置所を後にするヒギョム。ヒギョムを迎えに行ったスヨルは、すべての黒幕がチーム長のゲシクであると伝えます。これにはショックを隠せないヒギョム…。
そんななか、ドクターのもとへ預けていたウ・ヒョクジンが姿を消します。さらにスヨルに電話をかけたヒョクジンは、シム・サンホの濡れ衣を晴らす為に通報者を突きとめてみせると言います。確認して連絡すると告げ、電話を切るヒョクジン。その日、ヒョクジンの遺体が発見されます。実はヒョクジンが最後に会った人物は、麻薬班のチョン・チャンギ(チョ・ドンイン)。チャンギが去った後、その場に現れたのはヨン社長の手下の男でした。
2か月前に電話をかけてきた通報者がチャンギだと気付いたスヨルは、シム・サンホが犯人ではないという証拠を渡すか、ゲシクにこのことを報告するか、どちらか選べと言います。翌日、スヨルに電話をかけたチャンギは、カン・ミンスの納骨堂で待つと告げます。一方、ヨン社長からスヨルとチャンギが精通していると聞いたゲシクは、慌ててチャンギのもとへ。チャンギが隠し持っていたのは、カン・ミンスを突き落すゲシクの姿が映った動画でした。しかし、納骨堂でスヨルを待つチャンギの前に現れたのは、ゲシク。
遅れて納骨堂に駆け付けたスヨルは、チャンギを追いかけるゲシクの姿を発見。Kの力を借りてゲシクを制圧するスヨルでしたが、ゲシクは自分たちが警察署へ着く頃には、ヒギョムは死ぬだろうと言います。さらにゲシクに恐れをなしたチャンギに襲われ、その場に倒れこむスヨル。ゲシクから「廃車工場でヒギョムが待っている」と言われ、慌ててスヨルは車を走らせます。
廃車工場に停まる1台のトラックの荷台に乗り込んだスヨルは、煙を吸って倒れるヒギョムを発見します。ヒギョムに駆け寄るスヨル、その瞬間、荷台の扉が閉鎖。途方に暮れるスヨルでしたが、Kは必死にドアをけ破ろうとします。Kと共にドアに蹴りをいれるスヨル。つづいて目を覚ましたヒギョムも力を合わせ、3人は荷台から脱出を図る…!
第6話感想
最後は絶体絶命のピンチと思われましたが、無事に脱出に成功する3人。Kと息の合ったコンビネーションをみせるスヨル、2人のブロマンス(男同士の友情)にも注目です。
それにしても、ゲシクの悪行はとどまることを知らず。ついにはヒギョムを人質にとるなど、本当にやることが卑怯です。まぁ、最初からヒギョムに濡れ衣を着せるなど、許しがたい行為は多々ありましたが…。
さらに、一度は良心に目覚めたかと思いきや、ふたたびゲシクに寝返るチャンギ。亡くなったカン・ミンスは生前、何かとチャンギを気にかけていたように見えました。そんな相手を裏切るとは、これまた許せません。
第6話では、ついにヒギョムがゲシクとチーム員たちの裏切りを知ることとなりました。スヨルがいつ真実を明かすのかと注目していましたが、やはり衝撃を隠せない様子のヒギョム。それはそうですよね、あんなに信頼していたチーム長、そして仲間たちに裏切られたのですから。。もうこうなったら、ヒギョムとスヨルでゲシクらをぎゃふんと言わせて欲しいです。
第1話の冒頭で登場したカン・ミンスの死亡事件が、ここに来てキーポイントとなるとは、これまた面白い展開だと思いました。至るところに様々な伏線が隠されているので、一瞬たりとも気が抜けません。そして、相変わらずスピーディーなストーリー展開。最初はちょっと置いてかれそうになることも多々ありましたが、ここに来てぐっと内容が濃くなった気がします。
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