昼に昇る月 13話・14話(最終回) あらすじと感想

昼に昇る月


2023年放送 全14話  낮에 뜨는 달 ENA水木ドラマ

neroさん

第13話視聴率

第13話あらすじ

ドハ(キム・ヨンデ)を愛し、共に生きる道を選ぶことで、ふたたび過去の悲劇が繰り返されることを恐れるヨンファ(ピョ・イェジン)。そんなヨンファを抱きしめ、ドハは一緒に生きようと告げる。

「俺たちの運命は、かならず俺がこの手で変えてみせる」そう言って、ヨンファにキスをするドハ。

今度こそハンリタの生まれ変わりであるヨンファとその周囲の人々を守ろうと決めたドハは、ヨンファが置いていった護身符を彼女に返す。そして、ヨンファの親友で家族のような存在のナヨン(ムン・イェウォン)に協力を仰いだ。

最初はヨンファを心配するあまりドハに冷たく当たるナヨンだったが、このままでは30歳の誕生日を迎える前にヨンファが死んでしまうと聞き、ドハがヨンファのそばにいることを承諾。

そんななか、ドハの傷痕が以前よりも濃くなっていることに気づいたヨンファは、不安に思う。過去の選択を後悔したことはないかというヨンファの問いに、ただ守りたかっただけだと答えるドハ。

その頃、ソリブ(ドハの養父)もまた、過去にハンリタにつけられた傷が痛むのを感じていた。このままでは新しい身体を得ることもできず、ひとまずヨンファが持つ護身符を壊そうと考える。

チョルファン(チョン・ウンイン)に憑りついているのが養父・ソリブであることを知ったドハは、僧侶に悪鬼の倒し方を尋ねた。すると、僧侶は「弱点は彼らが存在する理由だ」と言う。ドハがここに残る理由と悪鬼の執着の間に答えがあると僧侶。

一方、ジュノの兄ミノ(オン・ジュワン)が危篤だと連絡を受けたヨンファは、慌てて病院へ向かう。しかし、病院側はそんな連絡をした覚えはないと言い…。

ミノの病室で待っていたのは、他でもないチョルファンだった。チョルファンがいまだに意識の戻らないミノを殺そうとすると、ヨンファはミノの手首に護身符をつける。護身符で守られたミノは危機を免れたが、代わりにヨンファが狙われることに。

非常階段に逃げたヨンファのもとへ、ドハが駆けつける。ドハはヨンファにドアの向こうで待つよう告げ、一人で非常階段に残る。

父ソリブと対峙したドハは、ハンリタが亡くなった30歳という年齢が、ソリブのこの世に存在できる限界だと告げた。ハンリタの生まれ変わりが30歳の誕生日を迎えれば、ソリブは消滅するのだった。

ソリブの弱点をつかんだドハだったが、それはすなわち自らの消滅を指していた。ドハがこの世に残る理由は、ハンリタを守りたいという願い。つまり、ハンリタの生まれ変わりを脅かすソリブがいなくなれば、ドハもまた、自らの存在理由を失ってしまうのだ。

人混みにまぎれて病院から逃げ出すドハとヨンファ。

同じく危機を感じたユンジェ(キム・ドンヨン)とナヨンは、機転を利かせてミノを別の病院に転院させる。

ソリブの追跡を逃れたドハは、ヨンファにソリブを消滅させる方法について教えた。しかし、自分も同じくソリブの消滅と共に消えてしまうことは言い出せないドハ。

その日、遠くへ逃げるタクシーのなかでヨンファはドハとハンリタの最期を見た。

―様子を見てくると言って立ち上がったドハの背中に、剣を向けたハンリタ。首から血を流して倒れるドハを見つめ、自らも死を決意するハンリタだったが、ドハは最後の瞬間までハンリタが生きることを望んだ。

30歳の誕生日を無事に過ごすため、ヨンファはドハと共に人気のない山荘に身を隠す。それはドハが憑りつくジュノの記憶の中にあった場所。過去、スキャンダルが出るたびにミノとジュノはここでほとぼりが冷めるのを待ったという。

こうして迎えた誕生日、ナヨンとユンジェ、そしてドハに30歳の誕生日を祝われるヨンファ。ロウソクの火を消そうとすると、そこへソリブが現れ…。

第13話感想

ドハが地縛霊として残っていたのは、ソリブからハンリタを守るためでした!

ハンリタの生まれ変わりが30歳になる前につぎつぎと死んでいったのが、ソリブの存在理由と関係していたとは、、ここ最近、はげしい痛みにもがくソリブの姿が登場しましたが、本当に時間があまり残されていなかったんですね。

ヨンファが無事30歳の誕生日を迎えることができれば、ソリブは消滅。しかし、ここで新たな事実が明らかに。なんとソリブが消滅すれば、ドハもまた存在理由を失って消滅してしまうというのです。。

これはなんという運命のいたずら。確かにドハがこのままジュノの身体を借りて生きていくのには、無理があるとは思いましたが、、こんな急に別れを迎えるなんて、ショックすぎます。

果たして、ドハはソリブからヨンファを守ることができるのでしょうか。そして、本当にドハも消滅してしまうのか。このまま何も知らずにソリブ消滅と共にドハも消滅してしまったら、残されたヨンファはどう生きて行けばいいのでしょう。考えただけでも胸が痛いです。

どんなエンディングが待っているのか、まったく想像がつきません。どんな形であれ、ハッピーエンドであることを願うばかりですね。

第14話視聴率

第14話(最終回)あらすじ

30歳の誕生日の朝、横になったドハは隣で目を覚ましたヨンファに「誕生日おめでとう」と伝えた。一番最初に伝えたかったというドハの言葉に、笑顔を浮かべるヨンファ。

その日の夜、ヨンファはケーキの前で「来年もこうして4人で一緒に過ごせますように」と願いを口にする。結局ドハは最後まで、ヨンファに自分も消滅するということを明かすことができなかった。ヨンファがロウソクの火を消そうとした瞬間、ソリブが現れる。

テーブルに置かれたケーキを一瞥し、手に持った斧を振り下ろすソリブ。ドハは近くにあった木刀で応戦するも、ソリブの圧倒的な力で倒されてしまう。

ヨンファとナヨンを連れて外に逃げようとするユンジェだったが、こちらもソリブの攻撃を受け、失神。ユンジェを抱えて外に出たヨンファは、車のキーがないことに気づいて、ユンジェとナヨンを置いて走り出す。

ドハを倒したソリブはその足でヨンファを追い、同じく山の中へ。物音に気づいて襲いかかるソリブだったが、そこへ護身符をつけたミノが!護身符の力で守られたヨンファは、ミノの促されるままふたたび走り出した。

しかし、すぐにソリブに追いつかれてしまう。窮地に追い込まれたヨンファを救ったのは、ドハだった。そこで初めて、ヨンファはソリブが消えればドハもまた消滅してしまうという事実を知る。

慌ててドハの背中に抱きつき、引き止めようとするヨンファ。そんなヨンファに向かって、「大丈夫だ」とやさしく声をかけるドハ。

ヨンファの手を振りほどき、ドハはソリブの身体を押さえつける。「結局お前も、あの女を永遠に失うのだな…」と呟き、消滅するソリブ。力なくその場に倒れたドハを支え、ヨンファは涙を流す。

1500年ぶりにゆっくりと目を閉じたドハは、そのまま消えてしまう。残されたのは、ジュノの肉体だけだった。

ソリブの追跡を逃れて山荘へやってきてすぐの頃、ヨンファはふと見上げた空にうっすらと浮かぶ月を見て、まるでそれがドハのようだと話した。目には見えないけれど、いつもそこにいる存在。

「寂しくはないの?」と聞くヨンファに、ドハは「もう寂しくなんてない。どんなときも気付いてくれる人がいるから」と語った。

しばらくして、病院のベッドで目を覚ましたヨンファ。ドハの消滅を見届けた後、ヨンファはその場で気を失ってしまったという。ナヨンからユンジェとミノがジュノの葬式の準備をしていると聞かされたヨンファは、その足で葬儀場へと向かう。

葬儀場でジュノの姿を目にしたヨンファは、その背中に抱き着く。しかしそれは、ドハではなくジュノだった。さらにジュノは、ドハが憑りついていた間の一切の記憶を失くしていた。

1年後、抗がん剤治療を終えたジュノは芸能界に復帰。延期となっていた時代劇の撮影もはじまり、忙しい日々を送る。そんななか、ジュノはしきりに脳裏に浮かぶ“カン・ヨンファ”という女性のことが気にかかっていた。

リビングに置かれた箱を開けると、中にはヨンファとの思い出の品が…。

一方、消防官として復職したヨンファもまた、平凡で幸せな日常を送っていた。ミノから呼び出されて父が眠る寺へ向かったヨンファは、そこでジュノと再会。

相変わらずジュノはドハとしての記憶がないまま。そんなジュノを前に、ヨンファは必死に涙をこらえる。ミノからヨンファが命の恩人だと聞いたジュノは、ヨンファに礼を言う。そして、これからは過去を忘れて生きるとジュノ。

ジュノから受け取った手紙には、ドハの最後の言葉が書かれていた。誕生日の朝、ヨンファが眠る隣でドハはこの手紙を書いていたのだ。ドハの手紙を読んだヨンファの目からは、涙があふれだす。

それからしばらくして、ヨンファは念願の南極基地行きが決まり、韓国を発つ。飛行機の中で夢を見たヨンファは、運命を終わらせるためにドハを殺すのではなく、ドハと一緒に生きる道を選ぶのだった。‐完‐

第14話 (最終回)感想

夢の中で過去を変えたヨンファ!そして2人は、ふたたび生まれ変わり・・

エピローグでは、生まれ変わったヨンファとドハが“昼に昇る月”を眺めて再会する場面が描かれました。タイトルに込められた思い、、最終話ですべての謎が解け、なんともすっきりしたエンディングに。

結局、ソリブを倒したドハはヨンファの目の前で消滅してしまい、2人の愛はそこで終わりを迎えてしまいました。ドハがジュノの身体に憑りついていた以上、そのまま生きていくにはジュノの人生がないがしろになってしまいますからね。

ドハとしての記憶を失くしたジュノは、ヨンファが誰かもわからず…。しょうがないといえばしょうがないものの、なんとも切ないシーンでした。一見幸せそうに暮らすヨンファでしたが、もちろんドハのことを忘れたことなどなく、、

「過去にしばられずに生きていく」といった前向きなメッセージが込められた最終話でした。でも欲を言えば、ドハとヨンファにはそのままの形で幸せになって欲しかった~~。泣

ちょっと残念な部分も残しつつ、最後にヨンファが夢の中でハンリタの選択を書き換える部分はとてもよかったです。余韻の残るラスト。。面白かった!




【放送情報】

【アイリス(IRIS)】

●サンテレビ 2024/5/18 (土) 21:30~

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【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

奇皇后 あらすじ 視聴率 キャスト 感想  外部リンク

 

【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

太陽を抱く月 あらすじ 視聴率 キャスト・相関図 感想 外部リンク

【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

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【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

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【カンテク~運命の愛~】

●テレビ愛知 2024/5/28(火) 09:30~

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【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

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【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

愛の群像 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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