昼に昇る月 11話・12話 あらすじと感想

昼に昇る月


2023年放送 全14話  낮에 뜨는 달 ENA水木ドラマ

neroさん

第11話視聴率1.757

第11話あらすじ

ドハ(キム・ヨンデ)に対する自分の気持ちに気づいたヨンファ(ピョ・イェジン)。そんな彼女の前に、かつて火災現場からヨンファが救出したソク・チョルファン(チョン・ウンイン)が現れる。

チョルファンの正体はなんと、ドハの養父ソリブ(イ・ギョンヨン)だった。自分を「ハンリタ」と呼ぶチョルファンに驚くヨンファ。

さらにチョルファンは、すべての呪いを生み出した張本人がヨンファだと言う。ドハの首に残る傷痕は、1500年前にヨンファの前世・ハンリタがつけた傷だとチョルファン。ドハを殺したのが自分だと聞き、ヨンファは動揺を隠せない。

その頃、CCTVの映像でチョルファンの姿を確認するドハだったが、それがソリブだとは気づかず…。

ヨンファを心配したドハは家の近くを捜索し、公園のベンチで茫然と座り込むヨンファの姿を発見。しばらく後をつけるも、考えごとをしているのかヨンファはそんなドハに気づかない。危うく車道に飛び出しそうになるヨンファを慌てて助けるドハ。

一方、ソリブの魂が乗りうつったチョルファンの身体も、そう長くはもたないようだった。苦痛に顔をゆがめたチョルファンは、ク・テジュの一件で事務所を追われることになった女優・イスル(チョン・シネ)に声をかけた。

ミノ(オン・ジュワン)にヨンファの前世についてほのめかしたのがチョルファンだと明かし、ヨンファにも注意を促すドハ。しかし、すでにチョルファンはヨンファに接触した後だった。そんななか、ヨンファはチョルファンが言っていた通り、ドハの首に残る真っ黒な傷跡を目にする。

ドハのためにも1500年前の結末を知る必要があると考えたヨンファは、その日、ふたたび夢を見る。

―ソリブが戦に乗じてドハを殺すつもりだと知ったハンリタ(ピョ・イェジン)は、結婚祝いとしてしびれ薬を渡される。それをドハの酒に混ぜるよう言われたハンリタだったが、彼女が薬を入れたのはドハの酒ではなく、ソリブに振舞われた酒だった。

ぐっすりと眠りにつくドハを横目に、ハンリタはソリブの部屋に向かう。薬の影響で思うように動けないソリブの胸元に、剣を突き刺すハンリタ。「千回、万回だろうと生まれ変わり、お前を探し、そして見つけてやる…」そう言って、ソリブは息絶えた。

しばらくして、眠りから覚めたドハは養父のソリブが殺されたと知る。犯人として捕らえられたのは、妻のハンリタだった。家臣たちはハンリタの処罰を望んだが、ドハは家長としてそれを拒否。ハンリタの手を引いて屋敷を後にする。

人里離れた山小屋に避難したドハは、なぜこんな無謀な真似をしたのかとハンリタを問いつめる。「あの男はあなたを殺そうとした。私のために地獄の中に身を投じるあなたを、なんとしても助けたかった」とハンリタ。

その後、ふたたび屋敷に戻ったドハは、ハンリタを引き渡すように言う家臣たちを次から次へと切り倒していく。

翌朝、ドハがいないことに気づいたハンリタは、服についた血を上着で隠し、里へ。里のいたるところに自分とドハを探す貼り紙が掲げられ、さらにはドハが殺したと思われる無数の死体が横たわっていた。

ハンリタは自らの考えが間違っていたと涙を流したが、ドハはそんなハンリタを抱きしめ、「共に生きよう」と励ます。しかし、自分たちの愛によってあまりにも多くの命が奪われてしまったことに胸を痛めたハンリタは、自らの手でその運命を終わらせようと考え…。

ドハを殺したのが本当に自分だったと知ったヨンファは、ショックを隠せない。ドハに何度も「ごめんなさい」と謝り、涙を流すヨンファ。

一方、ドハに言われてチョルファンの行動を探っていた弁護士のギョンセ(イ・ジュニョク)は、チョルファンが以前からドハの周辺を徘徊していたと知って驚愕した。

第11話感想

ついにヨンファが1500年前の結末を知ることになりました・・

最初はハンリタがドハを裏切ったのかと思いましたが、ドハを想うあまりに自らの手で運命を終わらせようとしたんですね。このまま2人が生きて愛し合っていくには、すでに多くの命が犠牲になり、今後もその犠牲がつづくと考えたハンリタ。なんとも切ないエンディングでした。

1500年前の全貌が明らかになったことで、以前登場した「もし私たちが平凡な男女だったら…」という台詞が、ふと思い出されました。かつてその質問を投げかけたとき、ドハはハンリタにもしそうだったら自分たちはで会ってはいないだろうと答えていましたね。

そう考えると、2人は出会うべくして出会った運命かもしれないけれど、やっぱり平凡に生きていて欲しかったと思ってしまいます。

また、ハンリタの生まれ変わりであるヨンファがなぜ30歳の誕生日を迎える前に死んでしまうのかと疑問でしたが、それもすべてソリブの呪いだったとは、、本当に厄介な人物ですね、ソリブ。

その遺言(?)通り、なんども生まれ変わってはハンリタの転生を次々に死に追いやってきました。ドハ自身も、まさかそこに第三者が関与しているとは知らなかったようです。

果たしてドハは、チョルファンがソリブだと見抜けるでしょうか。そして、ヨンファとドハの運命とは?つづきも気になります。

第12話視聴率1.622

第12話あらすじ

ヨンファが1500年前の結末を夢で見たと知ったドハは、なぜ自分を殺したのかと聞く。「あなたの父親さえ殺せば、すべて終わると思っていた。でも違った。私たちは最初から、あの地獄から抜け出すことなんてできない運命だったの」とヨンファ。

それでもドハは、たとえ地獄だろうとも一緒に生きたかったと話す。真実を知ってしまった以上、もう一緒にはいられないとヨンファは家を出る。そんなヨンファを追いかけ、1500年が経ったいまもなお、「お前を想う気持ちは変わらない」とドハ。そこへ、ヨンファを心配した親友のナヨン(ムン・イェウォン)が駆けつける。

はげしい傷の痛みを感じたドハは、ふと道の向こうに佇むチョルファンの姿を発見。ヨンファに家の中で待つよう告げ、その後を追うドハ。

ドハの様子を不安に思ったヨンファは、なかなかその場から離れることができない。そんなヨンファの前に現れたのは、どこか不安げなイスルだった。心配したヨンファが声をかけると、イスルは走行中のトラックに向かってヨンファの身体を強く押す。しかし、トラックにひかれたのはヨンファではなく、ヨンファを助けようとしたナヨンだった。

自分のせいで罪のないナヨンまで巻き込んでしまったと、罪悪感を抱くヨンファ。一方、背後にチョルファンがいると考えたドハは、殺人未遂で捕まったイスルの面会に訪れた。しかし、チョルファンに関しては「何も知らない」と返すイスル。

帰り際、ドハはギョンセからチョルファンの伝言を聞く。チョルファンが自らを「父」と呼んでいたと聞き、ドハは耳を疑った。

その頃、ヨンファは父が眠る樹木を訪ねていた。ふと幼い頃父がくれた護身符の存在を思い出したヨンファは、父の遺品の中に同じデザインのブレスレットを見つける。同僚の訃報を聞いて葬儀に参列したヨンファは、そこでチョルファンと遭遇。危うく殺されそうになるも、蓮の花の種で作られた護身符がふたたびヨンファを守るのだった。

テジュとミノ、そしてイスルを利用して自分を殺そうとしたのがチョルファンだと知ったヨンファは、怒りをあらわにする。しかし、それらはすべてドハに心を許したお前のせいだとチョルファン。

チョルファンの正体が父ソリブであると知ったドハは、ヨンファを探す。

そんななか、ドハ宛てだといって小包を受け取ると、それはかつてソリブがドハに贈った毒を持つ植物だった。驚くドハの前にヨンファが現れ、「ソク・チョルファンはソリブだった…」とつぶやく。

ソリブの言葉が脳裏から離れないヨンファは、自分がいる限りこの運命が繰り返されると考える。ドハのもとを去ろうとするも、ドハは必死にそれを引き留めようとする。そんなドハに向かって、「呪いも運命も、もううんざりよ」とヨンファ。

翌朝、ヨンファが目を覚ますとドハの姿はなく。テーブルの上には食事と置き手紙が残されていた。それを一瞥して家を出ようとするヨンファのもとへ、ナヨンが目を覚ましたとの連絡が入る。

ナヨンが無事に意識を取り戻したと知ってほっと安堵する一方で、まったく関係のない人々を巻き込んでしまった罪悪感から、なにかを決意するヨンファ。

一方、ドハは自分宛てに届いた植木鉢の送り先をつき止め、ついに父ソリブと再会する。これ以上ヨンファに手を出すなと警告するドハに向かって、自分が手を下さずとも、人間の弱い心を利用すれば、ヨンファを死に追いやることなど簡単だとチョルファン。チョルファンの言う通り、ヨンファは自分の死をもってこの運命を終わらせようと考えていた。

ドハと初めて出会った漢江へ向かったヨンファは、自ら川に身を投げようとする。そこへ駆けつけたドハは、「お前と出会えたことは、俺が選んだ不運のなかでもっとも大きな幸運だった」とヨンファを強く抱きしめる。

第12話感想

ドハとの悲しい運命を断ち切るため、自ら死を決意したヨンファ。しかし、そんなヨンファを止めたのは、他でもないドハでした。。

ヨンファが自ら死を選ぶように仕向けたのも、やはりチョルファンに憑りついたソリブの仕業。なぜソリブはここまでして、ドハとヨンファの仲を引き裂こうとするのでしょうか。

これまでヨンファが見た夢を振り返るかぎり、ドハに対するコンプレックスのような気がしますが、、果たして本当にその感情だけで、ここまで執着するものなのか。理解に苦しみます。

そして、一度は自ら死を決意したヨンファでしたが、ドハの必死の説得によって思いとどまります。1500年ごしのドハの告白が、なんともロマンチック。あのとき、ハンリタも今のヨンファと同じようにドハと生きることを選んでいれば、また違う未来があったのでしょうか。

もちろん、自分たちのせいで死んでいく人々を見て、心を痛めるハンリタの気持ちも理解できます。ハンリタの選択が間違っていた訳ではないけれど、ハンリタを想うドハの気持ちを考えると、ちょっと切ないですね。

さて、前世とは違う決断を下したヨンファ。果たして2人の運命がどのように動いていくのか、楽しみです!




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