昼に昇る月 9話・10話 あらすじと感想

昼に昇る月


2023年放送 全14話  낮에 뜨는 달 ENA水木ドラマ

neroさん

第9話視聴率1.666

第9話あらすじ

1500年もの間、成仏することもできずに地縛霊として、自分を殺したハンリタの転生を見守ってきたドハ(キム・ヨンデ)。この運命を断ち切るには、唯一過去の記憶を夢で見ることができるヨンファ(ピョ・イェジン)を殺すしかないのだが…。想像しただけでも、明らかにドハの心には迷いが生まれていた。

一方、弟ジュノの身体に悪鬼が憑りついているというソク代表(チョン・ウンイン)の言葉を信じたミノ(オン・ジュワン)は、ジュノが異様にヨンファに執着する理由がヨンファの前世に関係があると聞かされる。そして、「弟を助けたければヨンファを殺せ」とソク代表。

遊園地の帰りに撮った写真をジュノに送るヨンファだったが、反応はなく。心配になったヨンファはジュノに会いに行く。

バス停で宗教の勧誘に捕まってしまったヨンファに救いの手を差し伸べたのは、なんとソク代表。実はソク代表はかつて、火災現場でヨンファに命を助けられていた。カフェでソク代表から幽霊の話を聞かされたヨンファは、どこか後味の悪さを感じた。

そんななか病院での目撃談など、ジュノの健康状態に問題があるのではと噂が広まってしまう。ジュノの家へ向かったミノは弟の体調を気遣うフリをしながら、ヨンファの復職の件について話す。これに苛立ちを覚えたジュノは、「どうせあと数日で終わる。放っておいてくれ」と一言。

ミノの態度を不審に思ったジュノは、嫌な予感がすると言って、ミノをヨンファから遠ざけようとする。しかし、これといった理由もなくミノを警戒するジュノに、納得がいかないヨンファ。

ヨンファが怒って家を出ると、門の前にはミノが立っていた。ヨンファを家に送って行き、ミノはヨンファに頼みがあると切り出す。ミノの頼みとは、余命わずかのジュノと最後に旅行がしたいというものだった。

愛する家族と別れるというのがどういうものか、ミノの気持ちを誰よりも知るヨンファ。自分にとってもドハを送り出す時間が必要だと考えたヨンファは、ミノのことは伏せてドハを旅行に誘う。

ドハ自身も少しでもヨンファと一緒にいられるならと考え、これを承諾。そして、ドハはヨンファに、これ以上夢を見ないでいいと伝えた。

旅行当日、家の前でこちらの様子を伺う怪しい人影を目にしたドハは、その後を追う。物陰に隠れて2人を見ていたのは、ジュノの恋人イスル(チョン・シネ)だった。

テジュ(チョン・ホン)の自殺が報じられて以降、その原因として矢面に立たされたのはイスルだった。それが他でもないジュノの兄ミノの仕業だと考えるイスルは、「私はク・テジュみたいに一人では死なない。あんただけじゃなく、あんたの兄、そしてあの女までまとめて殺してやる」と脅迫。

その後、何も知らないヨンファはミノから教えてもらった場所へドハを連れて行く。道中、昨夜の件をドハに尋ねるヨンファ。夢を見なくてもいいと言ったのはなぜかと聞かれ、ドハは「あのときは知らなかったんだ、これがすべてお前に対する未練だということを」と答えた。

目的地に到着すると、ドハはそこで待つミノを見て警戒する。ひとまずヨンファに促され、席に着くドハ。片づけをしながら、ヨンファは先ほどドハが言った自分に対する“未練”がなにかを知りたがったが、ミノが声をかける。

ジュノと2人で話がしたいと言われ、席を外すヨンファ。2人きりになったミノは、ドハに薬が入ったコーヒーを飲ませる。気づいた頃にはすでに意識がもうろうとし、その場に倒れこむドハ。

ドハを眠らせたミノは、同じく睡眠薬で眠らせたヨンファのもとへ。しばらくして、やっとの思いで立ち上がったドハは、ミノとヨンファを探す。同じ頃、ヨンファはミノによって崖へと追い込まれていた。

第9話感想

弟を助けたいという一心で、ヨンファを殺すことを決意したミノ…!

第9話のエンディングでは、崖から突き落とされるヨンファの姿が登場し、緊迫した雰囲気となりました。果たしてヨンファは、無事生き残ることができるでしょうか。

ソク代表はヨンファを殺せばジュノの身体から悪鬼が消滅し、ジュノを救えると言っていました。しかし、ジュノはすでに死んでいるはず、、これは一体。

やはり、ソク代表がミノを利用するために嘘をついているのでしょうか。まんまとソク代表の罠にハマってしまったミノですが、弟を救いたいという一心から、今は正常な判断ができなくなっているようです。そう考えると、ミノもかわいそうですよね。。

そして、いつしかヨンファを殺すことに、ためらいが生まれはじめたドハ。同じくヨンファもまた、ドハを成仏させることを躊躇している感じです。1500年の時を超えて、ふたたび本能的に惹かれ合っている2人。。なんとも切ない。。

なぜハンリタはドハを殺したのか。そして、ヨンファを殺す以外でその恨みを解決する方法はないのか。だんだんとクライマックスに近づいてきて、一瞬たりとも見逃せない展開となってきました。

第10話視聴率1.623

第10話あらすじ

ジュノがいなくなったと話し、ヨンファと共に夜の山を捜索するミノ。うまいこと崖の上にヨンファを誘導したミノは、「恨まないで下さい。これはすべて、あなたの前世の業のせいですから」と言って、ヨンファの身体を押す。

―過去、正体を隠す代わりにドハの養父ソリブ(イ・ギョンヨン)から婚礼を命じられたハンリタ(ピョ・イェジン)は、このまま仇であるドハと夫婦になってもいいものかと悩んでいた。そんなハンリタに、故郷へ戻る最後の機会を与えるドハ。

しかし、自分を生かすためではなくドハの本心が知りたいハンリタは、「私と賭けをしましょう」と提案。ドハを振り向かせようと、その背中に抱き着くハンリタ。その手を振りほどき、ドハはハンリタと向き合った。

お互いの気持ちを確かめ合うように、2人はキスを交わす。こうしてハンリタは故郷に戻る道ではなく、ドハと共に生きることを決めたのだ。

崖から突き落とされたヨンファは、必死に岩にしがみついていた。そこへ間一髪ドハが駆けつけ、ヨンファの身体を引き上げる。安堵したヨンファは目の前にいるドハに抱き着き、もう少し一緒にいたいと伝えた。

その瞬間、ドハは本当に自分の手でヨンファを殺すことができるのかと迷う。

病院に運ばれたヨンファは、幸い命に別状はなく。ヨンファからミノが自分の前世を知っているかのような口調だったと聞き、不審に思うドハ。ミノを追いつめたドハは、一体何のつもりかと問いただす。そんなドハに向かって、ヨンファを殺せば弟のジュノが助かると思ったと話すミノ。

一方、以前からこうなることを予想していたかのようなドハの態度を不審に思ったヨンファは、呪いとは何かと聞く。すると、「お前は30歳になる前に死ぬ」とドハ。これまで18回の生まれ変わりは皆、30歳の誕生日を前に命を落としてきたという。それこそがドハが言う呪いだった。

ジュノがすでに死んだと聞かされたミノは、ソク代表のもとへ。しかし、ミノがヨンファを殺すのに失敗したと知るソク代表は、その場でミノを始末しようとする。

ミノが何者かに襲われて病院に運ばれたと知らせを受けたドハは、慌てて病院へ向かう。誰かがミノを殺そうとしたと知り、ますます自分の前世の業が気になるヨンファ。一方、病室の前で異様に怯えるギョンセ(イ・ジュニョク)から事情を聞こうとするドハだったが、その様子を見ていたソク代表に邪魔されてしまう。

―婚礼の前日、ソリブに呼び出されたハンリタは、初夜を迎えた翌日にふたたびドハが戦場に駆り出されると知って驚く。さらにソリブはドハを戦場で戦死させ、その功績を自分の手柄にしようとしていた。

最初からこの婚礼があってもなくてもドハの運命は変わらないと知り、涙を流すハンリタ。

そんなハンリタに、蓮の花の種でできた首飾りを贈るドハ。そして、「たとえ死が私たちを引き裂こうと、私の妻は永遠に君一人だ。」と告白。

ユンジェ(キム・ドンヨン)からミノが用意しておいたという小箱を受け取ったヨンファは、事故で割れてしまった護身符のブレスレットを思い出す。それは先ほど夢で見た、ドハがハンリタに贈った蓮の花の種で作られたものだったのだ。ふたたび寺を訪ねたヨンファは割れたブレスレットを見せ、一体自分が前世で犯した罪とは何かと尋ねた。

答えは自分自身の中にあると言われ、改めてドハへの気持ちについて考えるヨンファ。そしてヨンファは、自分がずっと前からドハを好きだったことに気づく。そんなヨンファの前にソク代表が現れ…。

第10話感想

ドハとハンリタの生まれ変わりであるヨンファを引き寄せていたのは、呪いでも業でもなく、ドハを想うハンリタの心でした。1500年もの間、ずっとつづいていた2人の愛。。

そして、ドハへの気持ちに気づいたヨンファの前に現れたソク代表。ソク代表の正体は、ドハを利用して富と権力を得た養父のソリブでした。第10話のエンディングでソク代表が口にしたのは、夢の中で見たソリブの台詞と一緒だったのです。

同じくドハもまた、ミノが言っていたあの男というのがソク代表だと気付きます。果たしてドハは、その正体がソリブであることを見抜けるでしょうか。

過去、ハンリタはソリブの話から、ドハがどうやっても死ぬ運命にあることを知っていました。誰かに殺されるくらいなら自分の手で、、そう思ったのでしょうか。それとも、また別の理由が?

どちらにしても、ハンリタがドハを裏切ったとは考えにくいです。ドハを想って涙を流したハンリタの想いは、本心だと思いたいですし。。となると、ハンリタはなぜドハを斬ったのか。なんにしろ、ドハの誤解が解けるといいですね。

ドハとハンリタの運命が切なくて、毎回胸がしめつけられます。個人的には、ドハ&ヨンファよりもドハ&ハンリタのエピソードが好き。序盤よりは回想シーン(夢のシーン?)が少なくなってしまったのが残念ですが、ヨンファとドハの運命も気になるところ。次回の展開にも期待です♪




【放送情報】

【アイリス(IRIS)】

●サンテレビ 2024/5/18 (土) 21:30~

アイリス(IRIS) 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

 

【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

奇皇后 あらすじ 視聴率 キャスト 感想  外部リンク

 

【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

太陽を抱く月 あらすじ 視聴率 キャスト・相関図 感想 外部リンク

【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

ワン・ザ・ウーマン One the Woman 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~(韓国ドラマ) 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

【カンテク~運命の愛~】

●テレビ愛知 2024/5/28(火) 09:30~

カンテク~運命の愛~ 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率 外部リンク

【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

ブラボー私の人生 (ウラチャチャ 私の人生) キャスト・相関図 あらすじと感想 視聴率

【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

愛の群像 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

今月・来月からの放送作品をチェック!


韓国ドラマ 日本放送  BS WOWOW テレビ東京 テレビ大阪 サンテレビ テレビ愛知


韓国で放送中のドラマ 2024年版




その他のランキングは「韓ドラの鬼」サイトマップページからどうぞ!

韓ドラの鬼 サイトマップページ




関連記事

記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

日本独占配信サイト 随時更新中!

サイトマップ

全記事から検索はこちらからどうぞ!



韓ドラの鬼 サイトマップ

TOP