不可殺-永遠を生きる者-불가살 Bulgasal: Immortal Souls プルガサリ 2021年放送 tvN土日 全16話
第3話視聴率4.775%
hg@さらんさん |
第3話あらすじ
サンウンが15年前の悲惨な事件現場で姉サンヨンに語りかけていた時。「ガチャガチャガチャ!」誰も住んでいないはずのアパートにドアノブを回す音が響き渡る。サンウンはしばらくドアの方を眺めた後、リビングに視線を移した。亡くなったサンヨンの幻が「逃げて」とつぶやくのが見えた。サンウンは弾けたように奥の部屋に駆け込む。
ファルはこのドアの向こうにあの女の生まれ変わりサンウンがいるのを感じる。あまりの力に壊れ落ちたドアノブ。中に入って女の姿を探す。どこにもいない。そして、タンスの奥に開いている大きな穴。アパートの階段を駆け下りる途中、巡回中の警察官に身分証を求められたファルは、警察官が番号照会している間に忽然と消えてしまう。
サンウンはタクシーに乗ったまま、ファルとすれ違う。顔は確認できないまま。あせるサンウンは妹シホに連絡するが、帰って来れないという。翌朝、刀を探しに骨董屋を尋ね歩く。その帰り道、バス停で悪寒を感じる。昔、サンヨンと乗ったバスの運転手だ。しつこい追跡を振り切って立ち去る背中ごしに「また会いに行く。」と不気味な笑い声。
ク社長から数件の失踪事件の最有力容疑者のファイルを受け取る。証拠不十分で釈放されたと聞くが、書類を見るなりこの男が殺人犯だと断言する。ファルはその男の顔に見覚えがあった。600年前、あの女を殺した絵師と瓜二つだから。
孤児院で育った高校生ナム・ドユンは同じ境遇の友達を連れ去ったらしい男を追っていて、見つかってしまう。その追及にいらついた男に殴り倒され、車のトランクに押し込まれる。
書類の男の前に現れたファルは男を気絶させ、サンウンの昔のアパートに連れて行く。男はサンウンの魂の匂いに敏感な反応を見せ、ファルはタンスの穴に引っかかったヘアゴムをみつける。強い洗剤の香りの背後をたどる。と、一瞬放置していた男にナイフで刺されるが、逆に返り討ちにする。
ク社長の事務所を訪ねたファル。ク社長はファルから依頼されたファイルの主がみな行方知れずになっているのが気になる。そして、10年以上も写真の女を探し続ける理由も。ファルの変わらぬ姿も。それらを受け流したファルがたった一つ答えたのは、家族の贖罪の為に女を探していること。ファルはサンウンを探す新しいヒント「洗濯洗剤を多く使う場所」を与える。ク社長は元刑事クォン・ホヨルにその仕事を頼むことにする。
傷の手当ての為に薬局で包帯を買ったファルは人気のない場所で車を止める。ふと思いを馳せるのは亡き妻、亡き息子の在りし日の姿。鬼物退治に追われる日々の中で、母子の楽しそうな姿に思わず微笑んだあの日。自分の呪いを恐れるがゆえに近づけなかった2人。本当の息子のように可愛がってくれたグク。
思ったより深い傷の手当て中、ファルは車の後方に違和感を覚えてトランクを開ける。そこには傷だらけの男の子が。そう、ファルはドユンごとあの男の車を乗って来たようだった。ドユンは目覚めるなり、ナイフを振り回してファルの傷を広げてしまう。ドユンのあわただしい様子に付き合いきれないファルは、ク社長からの電話に出ながら、1人でさっさと行ってしまう。
ホヨルはク社長から頼まれた人探しのターゲットを見て驚きを隠せない。担当した事件の関係者のサンウンだったから。あの時、病院でサンウンが口にした「プルガサル」という言葉。「プルガサル」それと同じことを幼い頃亡くなった妹が口にしていたのだ。その後、失踪したサンウンを探している依頼人が気になって仕方ない。
サンウンはけがをした主婦とこっそり夜勤を代わる。その頃、ファルはク社長から連絡を受けて洗濯工場を当たっていた。教えられた洗濯工場の方を眺めるファルの視線を感じるが如く、サンウンは不思議な感覚に襲われる。ファルはサンウンの職場に訪ねて来るが、今はいないと説明を受ける。偽名で働くサンウンの住所を手に入れる。ク社長にその住所の確認を頼むが、ネットで調べただけの対応が気に入らないファルは自ら出向くことにする。
ほこりを落とすための防護服姿で仕事中のサンウンは重いワゴンを倒してしまい、見かねたファルはサンウンと気づかないまま、成り行きで助ける。その手首にはあのヘアゴムと同じものを嵌めていた。車の運転中、ふいにヘアゴムに気づいたファルは急ぎ戻る。
その頃、サンウンの身に危険が迫っていた。シャッターを開けてあの運転手が入って来る!サンウンは逃げる途中に運転手にタックルされて倒れてしまう。絶体絶命の危機に気が遠くなって白昼夢を見る。うなり声を上げて洞窟を彷徨う何者かがいる夢。はっと気づいた時には目の前の運転手は血まみれだった。訳が分からないサンウンは手にしたナイフを取り落とす。運転手は「お前の魂の匂いが気分が悪い」と言いながら、ナイフを振り上げる。もうだめだと思ったサンウンを救ったのはファルだった。ファルは男の腕をへし折ってしまう。
「ついに見つけた。家族の仇。」心の中でつぶやくファル。じっとサンウンをみつめるファルの頬の傷にサンウンの指が触れるのと同時に、浮かぶ昔々の景色。プルガサルだった過去のサンウンはファルを見てほほ笑んでいる。それを遮るようにサンウンの手をつかんだファルの目に入って来た亡き妻ソルと瓜二つの女性。女性はサンウンを「お姉さん」と呼んで…。
第3話感想
グクの生まれ変わりクォン・ホヨルが登場しました。元々は刑事だったのですが、サンヨンとサンウンの事件の後にどうやらクビになってしまったらしいのです。サンウンから「プルガサルが来る。」と聞いたホヨルは我が耳を疑いました。なぜなら、ホヨルは「プルガサル」を知っていたからです。
サンウンの魂の匂いを覚えている鬼物たちは一様にその匂いを「気分が悪い匂い」と表現しています。元々ファルの物だったそれは、彼らにとっておぞましい匂いなのでしょう。鬼物たちはその匂いで見わけられるのに、その匂いがわからないファルは多くの興信所を使っていたのです。
シホはサンウンの妹でありながら、過去ファルの妻だったソルでした。幼い頃のシホはサンウンの手を取って、事件のあらましを知ったというエピソードにもしやと思ったとおりでした。ドユンという男の子もどういう存在になるのか、次の展開が気になりますね!
第4話視聴率4.128%
hg@さらんさん |
第4話あらすじ
ソルはなぜよりによってあの女と一緒にいるのだろうか。再会よりも不可解で混乱するファル。シホはナイフを持って自分をじっと見つめるファルを訝しむ。サンウンはファルに助けてくれたお礼を言いながらも、どこか違和感を禁じ得ない。
再び逃げようというサンウンにシホの怒りが爆発。プルガサルだ、鬼物だ、今の時代にあり得ない。それより何より自分の中に新しい命が宿っているからこそ、逃げ隠れしたくない。お姉さんは解決すると言って、今も昔も逃げてばかりと。シホはサンウンが取ろうとした手を冷たく振り払う。手に触れれば、奇妙な場面ばかりが頭に浮かんで来るのだ。
ファルは運転中にトラックとの正面衝突をやっと避けて、工事現場に突っ込み気を失う。プルガサルになって大切な家族を亡くしたあの時、巫女は言った。自分の業報のため、自分と縁を結んだために3人は亡くなり、そしてまた必ず再会して、同じ道をたどることになるだろうと。
気を失ったファルをトラックに乗せていく女がいる。前世では巫女だったヘソクは定期的にファルに動物の血を配達してくれる人間だ。前世の記憶があるのかは不確かだが、50年前にファルに恩を受けた。口騒がしいが、ファルの正体やいきさつを知っていて、本音を言える唯一の人間とも言える。
いつの間にか家に入り込んでいたドユン。大けがしていたファルが平気そうなのに面喰う。ドユンは追い出そうとするファルにのらりくらり。本音はとにかくここにしばらく置いてほしいということ。駄々をこねるドユンを縛り付けて、部屋に鍵をかけて出ていくファル。
ホヨルはファルの正体を突き止めるために、ク社長の元で働くことにする。一方ドユンは足の捕縛をなんとか解くが、部屋には鍵がかかっていて出られない。その時、たまたま鳴ったファルの携帯に出て、ホヨルに住所を教えてしまう。ホヨルはファルの部屋にかかった女性の絵を見て「似ている」とつぶやく。引き出しを探って住所を書いたメモをみつけ、ドユンを連れてそこに向かう。
バスの運転手は痛む体を引きずり、小さなアパートに帰る。輪を作ったロープがいくつもぶら下がる部屋。運転手から「黒い穴」と呼ばれた男性は、運転手がソンウンのことを隠すのを良しとしない。ファルの存在を聞いた男性は早くサンウンを捕まえろと命令する。
サンウンの留守に誰かの侵入に怯えるシホ。男がカギを壊したその時、シホは窓から入って来たファルに後ろから押さえられ、口元を塞がれる。その時、シホはファルの手に触れて何かを見てしまう。一方、ファルの存在に気づいて逃げ出す運転手。ファルは怯えるシホに自分は鬼物退治に来ただけと言って去る。
運転手の前世は雨の日になると人を殺す鬼物だった。運転手はビルの火災感知器にライターを近づけ、スプリンクラーを作動させる。水に濡れると本来の鬼物の力が発動して、ファルは苦戦を強いられる。やっとの思いで運転手を捕え、いざとどめをという時に現れたホヨル。ファルは忽然と消えてしまう。
ファルはサンウンをつけている別の探偵に電話をかけると、サンウンはある療養所を訪ねていた。通話の最中に探偵の方に歩いて来る男性。ファルが何度も呼びかけても返事はなく、かすかに聞こえる低いうなり声。探偵は一瞬で息絶えていた。一方、サンウンは一緒に暮らしていた老婦人から手掛かりを得ようとするが、認知症の症状で興奮状態になってしまう。老婦人は「プルガサルをプルガサルで殺せ」と繰り返す。
区役所の職員を装った男性に声を掛けられるサンウン。その袖口の血痕に気づいて逃げる。うまく逆をついて、相手の車を奪って逃げようとするが、男性はすぐに追いつき、恐ろしい力でガラスを素手で割る。その胸の黒い穴をサンウンに見せて、この因縁を断つと話す。しかし、男性は猛スピードで走って来たファルの車に跳ね飛ばされる。
ホヨルはファルの居場所がわかるというあの運転手を乗せて、車を走らせる。異常な話をする運転手にドユンもホヨルも怖気づく。と、急にホヨルの首を後ろから締める運転手のせいで車は崖から転落してしまう。車外にふらふらと出たホヨルが見たのは、運転手を食らうおぞましい影。その一睨みでホヨルは鼻血を垂らして倒れてしまう。
シホの話でファルがプルガサルだと気付いたサンウンは、家族を殺した理由をファルに問う。ファルはサンウンの話から自分以外にもプルガサルがいると知る。その時、気配に気づいたファルはサンウンを逃がし、もう一人のプルガサルと対決する。古来からの鬼物の最後の一人だという根っからのプルガサルの圧倒的な強さに刀で串刺しにされてしまうファル。
サンウンはプルガサルの不思議な力で倒れてしまう。短剣を構えるプルガサルの前に絶体絶命という時にサンヨンの話の続きを思い出す。ところが、突然プルガサルは胸を押さえ苦しみだす。ちょうどその頃、ドユンに起こされたファルは腹に刺された刀を渾身の力で抜き取る。
プルガサルはサンウンの首を絞め殺そうとする。その背中にファルの投げた刀が刺さり、力を失い逃走する。気を失ったサンウンに死ぬなと言い続けるファル。これ以上お前を追っていくのも、待ち続けるのもしたくない。終わりにしたいと祈る思い。目を覚ましたサンウンは「右手に傷のある男性を探せ。」とソンヨンが言っていたと…。
第4話感想
グクやソルに再会したファル。必ず再会するという巫女の言葉通り。その再会はつらいものです。だって、また悲惨な死に方を見ることになってしまうかもしれないからです。ソルと会った後に事故を起こした時、ファルは死にたい気分だったんだと思います。
ソルとの思わぬ接触で人間でないのを知れてしまったファルなんですが、やはりサンヨンと母を殺したのは彼ではありませんでした。もう一人のプルガサルが犯人です。サンヨンは過去の記憶を持っていて、サンウンは何かを見せる能力?があるようです。ファルも何かを見せられたし、もう一人のプルガサルもそんなことを言っていて???
ドユンの立ち位置が少しわかりにくいのですが、わりと陰のキーパーソンだったりして。思っていたのと違った展開になって、面白味が出てきました。さすがにstudio dragonの制作なので、エグイだけのドラマではありませんね!次回も乞うご期待!
不可殺 5話・6話 あらすじと感想
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