ハッシュ~沈黙注意報~ 허쇠 Hush 2020年放送 JTBC 全16話
【韓国放送期間】 2020年12月11日~2021年2月6日
第5話視聴率3.162%
neroさん |
第5話あらすじ
店に集まったユンギョンとセジュン、そしてギハに向かって、“H.U.S.H.”と書かれた名刺を差し出すハン・ジュニョク(ファン・ジョンミン)。それは、記事が完成するまで、誰にも口外しないという意味だという。HUSHが何の略語がわかれば、韓牛を奢るというジュニョクの言葉に、皆必死に頭を巡らせる。
店を出たジュニョクのもとへ、ナ局長から電話が。局長室へ行くと、インターンの希望部署を調べるよう告げるナ局長。
言われた通りインターンを集めたジュニョクは、それぞれの希望部署について尋ねる。カン・ジュアン(イム・ソンジェ)はデジタルニュース部、ホン・ギュテ(イ・スンウ)は政治部、そしてイ・ジス(ユナ)は、少し考える時間が欲しいと答えた。
その頃、オム部長は局長から、デジタルニュース部を“デジタル毎日韓国”として、新たに独立させる予定だと聞かされていた。
エレベーターでジュニョクと一緒になったジスは、自分もデジタルニュース部に残ると話す。傍でジュニョクの行動を見届ける必要があるからだとジス。これにジュニョクは、「ストーカーか?」と呟く。自分に執着するジスに呆れたジュニョクは、ジスを社会部のユンギョンのもとへ連れて行く。ジスを警察署へ置き、一人で現職の検事である友人と食事へ向かうジュニョク。
ジュニョクがコ議員の不正採用に関して調べていると知った友人検事は、帰り際「問題はお前たちの会社で見つけるべきじゃないか?」と告げる。検事が言う通り、ポータルサイトには毎日韓国が出した記事が、公判の行方を左右したと指摘するチラシ(真相のはっきりとしない噂やデマ)が溢れていた。慌てて会社へ戻ったジュニョクは、記事が誤報だということを、事前に局長が知っていたと気付く。
一方、ジュニョクによって警察署に置き去りにされたジスは、先輩記者のギョンウと顔を合わせる。外で挨拶を交わす2人の前に、特ダネが舞い込む。政治家の息子が飲酒運転で事故を起こし、さらに当初、それを隠蔽しようと別の人物を出頭させたというのだ。
記事の作成日時を確認していたジュニョクのもとへ、ユンギョンから連絡が入る。慌ててパソコンを閉じ、警察署へと向かうジュニョク。初めての取材を終えたジスに、ユンギョンは記事を書けという。
翌朝、デジタル速報の記事を見たジュニョクは、取材の内容が全く反映されていない記事を見て愕然とする。またしてもそれは、ナ局長の指示だった。
自分の書いた記事のせいだと気を落とすギョンウに向かって、「お前のせいじゃない」とジュニョクは励ます。そんななか、ジュニョクらが集まる会議室へ、社会部の部長ユン・サンギュ(イ・ジフン)が現れる。突然のユン部長の登場に、会議室には緊張感が走る。一人部屋を出て行くギハに続いて、同じく部屋を後にするセジュンとジュニョク。ユン部長は残ったユンギョンとギョンウに、今回の件もコ議員の件も忘れろと告げる。
一方、自分たちがいない間に、ジスが先輩社員のイ・ジェウン(パク・ジュヒ)から言いがかりを付けられていたと知ったジュニョクは、ジスを連れて外に出る。ジュニョクが向かった先は、例のコムタン店だった。初めての記事がボツになったジスを、先輩らしく励まそうとするジュニョクだったが、ジスは被害者を加害者に仕立て上げる記者たちが憎いと話す。そんなジスに、6年前の先輩と食べたコムタンについて語り始めるジュニョク。
すると、涙を流しながら「父さんが好きだったのはコムタンなんかじゃない。父さんは私と同じく、チキンが一番好きだった」とジスは言う。
第5話感想
ジスの涙の訴えが切ない。。
記者としての第一歩をくじかれたジスに向かって、ジュニョクは尊敬する先輩との話をして聞かせます。それは他でもないジスの父親でした。ジスが先輩の娘とは知らず、先輩が大好きだったコムタンを食べながら、過去を振り返るジュニョク。もちろんジュニョクの伝えたかったことは痛いほどわかりますが、当事者のジスにとっては、辛い言葉となったことでしょう。
さらに、先輩の若い頃の夢は詩人になることだったと話すジュニョク。ちょうど回想シーンで、父親に昔の夢は何だったのかとジスが聞いていました。その時はハッキリと答えずに終わってしまいましたが、こんな形で父の夢と本当の好物を知ったジスは、さぞショックだったのではないかと想像できます。
一つ一つの描写がなんともリアルで、思わず涙があふれてきました。それにしても、何度も言いますがファン・ジョンミンの演技が凄い、、そんなファン・ジョンミンと並んで、堂々とした演技を披露するユナにも驚きです。実力派の俳優らに囲まれ、とても見ごたえのあるドラマだと思いました。
また、ジュニョクを取り巻く中年らの友情も素敵です。紅一点のユンギョンだけでなく、セジュンやギハのキャラクターも、人間味が溢れていて好きです。特に、ジュニョクがジスを食事に連れ出すシーンのチームワークが、たまらなくツボでした。ちゃっかり最後にアシストするギハ、、う~ん、おじさまたちの友情が眩しい。
さて、ジスの正体を知ったジュニョク。果たして2人の関係がどのように変化していくのか、見どころです。
第6話視聴率2.594%
neroさん |
第6話あらすじ
ジスが6年前に亡くなった、イ・ヨンミンPDの娘だと知ったジュニョクは愕然とする。そんなジュニョクを残して、一人席を立つジス。
その頃、オフィスでは5年以上の社員らが集められ、デジタルニュース部が“デジタル毎日韓国”として独立すると聞かされていた。セジュンから事情を聞いたジュニョクは、何かを思い立った様子でパソコンに向かうと、先日ジスが書いた記事を投稿する。しばらくして、記事に目を通したナ局長はジスの記事を絶賛してみせる。
局長の反応を聞き、驚きを隠せないユンギョン。先に席を立ったジュニョクを見て、ユンギョンはどこか心配そうな表情を浮かべる。
その日、ジュニョクはジスを誘ってカフェへ向かった。局長が称賛していたと告げるジュニョクに、「それで借りが返せたとでも?」とジス。そんなジスに向かって、どこの部署に行きたいかと尋ねるジュニョクだったが、ジスの答えは変わらなかった。すると、机の上に辞表を出し、それをジスの目の前で破り捨てるジュニョク!「過ちを犯したら謝らなければならない、放り投げて逃げ出すのは駄目だ。まずは、すまなかった。本当にすまなかった」そして、自分にどうして欲しいかとジュニョクは聞く。
アジトへ向かったジュニョクは、ユンギョンらに向かって、ジスはイ・ヨンミンPDの娘だと明かす。ジス本人に罪はないとジュニョク。責任を取るべき部分に関して、責任取れと言われたと話すジュニョクだったが、ギハは「兄さんに何の責任があるんだっていうんだ」と呟く。
翌朝、エレベーター前でジスと会ったユンギョンは、ジスを屋上へと連れて行く。昨夜、ジュニョクから父親の件を聞いたと話し「真実は目に見えるものとは違うこともある」とユンギョン。
実は6年前、記事を見て15階へ向かったジュニョクだったが、そこへ妻から連絡が入る。なんと娘が事故に遭って、大怪我を負ったというのだ。すぐさま娘を病院へ連れて行くジュニョク、しかしどこの病院でも門前払いを食らってしまう。結局、ジュニョクの娘を救ったのはナ局長だった。しばらくして、辞表を提出するジュニョクへ「借りは返せ」と局長は言う。こうして、自責の念に駆られながらも、会社に縛られ続けたジュニョク。やがて妻にも出て行かれ、ジュニョクは一人になったのだ―。
そんななか、今度は例のリストがコ・スド議員のものではなく、コ・ユソプ議員のものだったと判明する。ニュースを見たジュニョクは、自ら確認すると言って、局長室へ。
一方、スヨンの追悼サイトには「私はこれ以上大韓民国の言論を信じません」という文章が。これをきっかけに再びスヨンの件が話題になると、局長はすぐさま、毎日韓国の見解を記事にする。記事の最後には、ジスが書いた記事のリンクが貼り付けられていた。
ジスに誘われ、チキンを食べに来た2人。ジュニョクのコップに酒を注ぐと「以前先輩が書いた記事も、こうやって汚れていったんですか?」とジス。そして、自分を本当の記者にして欲しいとジスは言う。そんなジスの言葉に「俺はこれまで、本当に何も知らなかったんだな。お前が俺に教えてくれたんだ」とジュニョク。テーブルの脇に置かれた紙ナプキンを1枚手に取ると、ジュニョクはそこに扉の絵を描く。ジスがその扉を開けると、そこには、“正面突破”の文字が。
すっかり酔っぱらった2人は、毎日韓国のビルの前に立っていた。噛んでいたガムを壁に押し付けると、そこに先程の紙ナプキンを貼り付けるジュニョク。
翌朝、毎日韓国のビルの壁一面には、色とりどりのメモが貼られていた。
第6話感想
ジュニョクとジスの新たなエピソードが始まる!!
ジスがイPDの娘だと知ったジュニョクが、ジスと対面するシーンは、何とも見ていて辛かったです。根も葉もないデタラメ記事のせいで父親を亡くしたジスの気持ちが痛いほどわかるものの、本当に責められるべきは、記事を改ざんした局長。そしてそうせざるを得ない状況に局長を追い込んだ、上層部ではないでしょうか。
自らも深い傷を負ったジュニョクにとって、ジスの一言一言がどれだけ痛かったか。考えただけで胸が苦しくなります。
ただ、最後には一人前の記者になることで、やりたい放題の権力者たちをぎゃふんと言わせようと立ち上がるジス!そんな前向きなジスの想いに、激しく共感させられました。ジス自身も、やり場のない怒りや苦しみを、ジュニョクにぶつけることでなんとか堪えていたんですよね。これからは、2人が上司と部下、師匠と弟子として切磋琢磨する姿が見られるかと思うと、ますます楽しみです。
それにしても、なんだか読めないナ局長の真意。。結局、局長は善なのか悪なのか。ジュニョクの娘の件や、これまでのジュニョクに対する行動などを見ていると、相当気に掛けているのがわかります。ただそれは、ジュニョクを上手く利用するためなのか、はたまた、本気で家族のように思っているのか。局長が何を考えているのか、今の時点では、まったく掴めませんね。
実は最終的には、ジュニョクと局長が手を組んで社長を打ち負かしたり…?今はまだ予想でしかありませんが、やっぱり私には、局長が完全なる悪にはどうしても見えません。皆さんはどうでしょう?次回の展開も気になります!
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