2024年放送 全12話 하이드
第11話視聴率4.431
第11話あらすじ
「ハ・ヨンジュを捕まえる方法がある」と話すムニョン(イ・ボヨン)。ムニョンは父ソクジン(オ・グァンロク)から、ハ・ジェピルとして生きるようになってからは、一度も病院に通ったことがないと聞いていた。
これはつまり、チェ会長に投与された薬品を処方したのが、ソクジンではなく第三者であることを指していた。
ヨンジュ(イ・チョンア)の側近ソック(キム・ミン)を尾行したジヌ(イ・ミンジェ)は、ソックがよく通う病院をつき止める。
ソックが代理で薬の処方を受けていたという証拠をつかんだムニョンは、ヨンジュがいつでも罪をなすりつける準備ができていると話す。そして、ヨンジュが横領した金を譲ると約束し、ソックを味方につけるムニョン。
一方、空港でソンジェ(イ・ムセン)を捕まえたミニョプ(キム・サンホ)は、複数名による共同暴行の場合、被害者の申告なしに処罰を与えることができると説明。これにより、ソンジェは捜査が終わるまで、ヘジョン市から一歩も出られなくなる。
顧問のウン(パク・ジイル)がローファームの資料を処分するなか、事務長のチュンヒ(イ・ソンヒ)は偶然一枚の資料を目にする。それは死亡したファン・テスが生き別れになった弟を探すため、財団に提出したDNAだった。
チュンヒからウンがその資料を持ち出したこと、そしてソンジェが財団の不正をまとめた資料を集めていたことを聞いたムニョンは、その証拠が収められたUSBを受け取る。
USBを持ってウンを訪ねたムニョンは、USBと引き換えにDNAを差し出すようウンに求めた。
後がなくなったウンはヨンジュに助けを求め、ヨンジュは「DNAの分析結果は一週間もあればわかる。急がないと」とソンジェにその事実を告げる。
崖下で見つかった遺体がテスだと判明すれば、800億は永遠に手に入れることができないとソンジェ。慌ててムニョンの家へ行き、そこらじゅうを調べるソンジェだったが、すでにDNAはムニョンの友人で検事のシンファ(キム・グクヒ)の手に渡っていた。
ソックの協力でヨンジュの別荘に金庫があることを知ったムニョンは、その中にチェ代表の弱みを握る何かが隠されていると考える。
別荘に忍び込んで隠しカメラを仕掛けたムニョンは、金庫の暗証番号を入手。中には、チェ代表の不正に関する証拠と父であるチェ会長を殺すよう命じる殺人教唆の証拠が保管されていた。
証拠をUSBにコピーしたムニョンは、中身は見ていないと嘘をついて金庫の写真だけをチェ代表に渡す。
その夜、チェ代表が送り込んだ男たちが金庫を持ち去ると、ヨンジュは空っぽになった棚を見て愕然とした。一方、ウンからヨンジュのメモを受け取ったソンジェは、それが自分をハメるための罠だと知って憤怒。
翌日、ヨンジュは警察からの呼び出しを無視して、ムニョンの父ソクジンの面会へ向かった。祖父が殺人犯だという理由で、ムニョンが夫とその家族に娘を奪われたと告げるヨンジュ。部屋を出る前、ヨンジュは跪いて許しを請うソクジンに向かって、「きれいサッパリ死ねばいい。最初からそうするべきだった」とささやく。
その後、別荘に戻ったヨンジュは、棚から現金を持ち出そうとするソックの姿を発見。1階から果物ナイフを持って来て、ヨンジュは何の迷いもなくソックの首筋に切りかかる。
返り血を洗い流そうとシャワーを浴びるヨンジュ。そこへ、ソンジェがやってくる。
ソンジェはファン・テスの身元が判明する前に、スイスにある800億を引き出さなければならないと告げる。着替えを済ませたヨンジュを連れ、ヘジョン港へ向かうソンジェ。ソンジェと共に船に乗り込んだヨンジュは、そこで初めて、それが金信物産の船だと気づき…。
第11話感想
不倫に横領に殺人まで、、本当にヨンジュの犯行はとどまることを知りません。
そして、そんなヨンジュを追い込むソンジェ。ついにソンジェは、ヨンジュを自らの手で始末することを決めたようです。第11話のラストでは、金信物産のチェ代表にヨンジュを始末する代わりに自分を海外へ送り届けて欲しいと頼むソンジェの姿が。。
チェ代表といいソンジェといい、ろくな人物がいませんね。ムニョンはヨンジュを死なせてはならないと、急いでその後を追います。果たしてムニョンは無事ヨンジュを救い出し、罪を償わせることができるのでしょうか。
さらに気になるのが、ムニョンに出し抜かれて腹を立てたヨンジュが、ソクジンに放った一言。ヨンジュはソクジンのせいでムニョンの人生が台無しになったと告げ、申し訳ないと思うなら、いっそのこと死ねばいいと話します。
本当にソクジンはヨンジュに言われた通り、自ら命を絶ってしまうのでしょうか。とことんやることが汚すぎます、ハ・ヨンジュ。確かに過去の出来事を思えばヨンジュも被害者に間違いありませんが、だからといってやっていいことと悪いことがありますよね。
ソクジンの選択、そしてムニョンの運命はいかに・・?最終回までハラハラドキドキがつづきます。
第12話視聴率4.018
第12話(最終回)あらすじ
ソンジェがヨンジュを連れて港へ向かったと知ったムニョンとジヌは、慌ててその後を追う。
その頃、船の上ではソンジェの企みに気づいたヨンジュが、「一人で出国することもできないくせに、800億を手に入れられるかしら?」と笑った。そんなヨンジュに掴みかかるソンジェ。
2人の前に駆けつけたジヌとムニョンは、ソンジェがヨンジュを殺そうとするのを阻止。自分を守ろうとするムニョンを見て、ヨンジュはまだソクジンの件を知らないのかと残念がる。するとそこへ、シンファから連絡が。
ヨンジュとの面会の後、ソクジンが自ら命を絶とうとしたと聞き、愕然とするムニョン。
ジヌを振り払ったソンジェはふたたびヨンジュを殺そうと迫るが、次の瞬間、ヨンジュはムニョンを道ずれに水の中へ飛び込んだ。浮き輪を投げ、自らも水に飛び込むジヌ。
その後、ジヌとムニョン、そしてヨンジュの3人はなんとか救助される。船に残ったソンジェは、予定通りスイスへ。
ソクジンの手術は無事に終わったものの、心肺停止状態が長く、深刻な後遺症が残る可能性もあると医師。それでも一命をとりとめたと知り、ムニョンは安堵する。
一方、チューリッヒの銀行へ向かったソンジェは、ファン・テス名義の口座から800億を引き出そうとする。しかし、あと一歩というところでテスの死亡が確認され、取引は中断。急いで外に出たソンジェは、チェ代表が送り込んだ男らに囲まれてしまう。
ソクジンが逮捕されたときに提出した唯一の所持品の中には、検事時代のムニョンの写真が入っていた。その後、いまだに意識が戻らない父の隣で、「今からでも道を正さないと。だから死なないで。私のことを想うなら、絶対に生きて」と涙を流すムニョン。
その日の夜、病室の前にいた警察が姿を消すと、一人の看護師がヨンジュの病室へやってくる。それは他でもない、チェ代表が送り込んだ刺客だった。
間一髪、それを制圧するムニョンだったが、注射器を手にしたヨンジュはムニョンを脅して車のキーを寄こすよう要求。ムニョンは仕方なく、自分が代わりに運転すると言う。
病室から出て行く2人の姿をCCTVで確認したシンファとミニョプは、急いでその後を追う。2人が向かったのは、ソクジンの代わりに死んだヨンジュの父ジェピルの墓だった。
墓の名前がナ・ソクジンからハ・ジェピルに変わっているのを見て、驚くヨンジュ。ソクジンの裁判が終わってすぐ、ムニョンは墓の名前を変えたという。
ジェピルの人生を追うなか、ムニョンはヨンジュの幼い頃の夢が、他でもない“検事”だと知った。自分があの時、遺体が別人だと明かしていれば、自分たちの運命はまったく逆だったかもしれないとムニョン。
改めて謝罪するムニョンに向かって、ヨンジュはやりきれない怒りをぶつけた。
それからしばらくして、ムニョンは娘のボム(チョ・ウンソル)が待つホテルへと向かう。ムニョンの顔を見るなり、わんわんと泣き出すボム。
帰国後、空港でミョンヒ(ナム・ギエ)は警察に囲まれる。ファン・テス殺害の容疑について、ミョンヒは大人しく罪を認め、全面的に捜査に協力すると話した。
同じくチェ代表に関する不正もすべて明らかとなり、過去にムニョンが無罪を主張した放火犯もまた、控訴審で懲役3年の実刑判決が下される。
それからしばらくして、ついにソクジンが目を覚ました。裁判でソクジンはチェ会長殺人の容疑で無実が証明され、ムニョンはソクジンに一緒に暮らそうと話す。しかし、ソクジンはそれを断り、一人で生きていくという。そんなソクジンに、「傷は治療すればいい。だからもう、隠れないで」とムニョン。
その後、検事を辞めたシンファは弁護士に転身。法廷に被告人として立ったムニョンには懲役1年、執行猶予2年が言い渡された。‐完‐
第12話(最終回)感想
最後はそれぞれの罪を償いながら、新たなスタートを切る登場人物たちの姿が描かれました。
刑事を辞めたミニョプとジヌ、そしてムニョンは、シンファの法律事務所で一緒に働くことに。4人の関係性が、本当に素敵です。
一方、最後まで自分の欲望のままにつき進んだソンジェは、海外で暴行に遭い、寝たきりとなってしまいました。自業自得といえばそれまでですが、できればちゃんとした形で罪を償って欲しかったです。
ソクジンはチェ会長の件に関しては無罪判決が下されましたが、結局のところ、ヨンジュの父ジェピルの身分を盗用して暮らしていたことに関しては、これと言った言及がなく、、
いくら故意に殺したわけではないとしても、死者の身分を勝手に使うのは、やはり許されることではありませんよね。そもそも、これがきっかけでハ・ヨンジュという怪物を生み出してしまったわけで、、なんだかこの部分に関してはスッキリしないエンディングでした。
序盤から予期せぬ展開の連続で、あっという間に最終話を迎えたドラマ「ハイド」。個人的にサスペンスやミステリーは大好きなので、最後までハラハラドキドキ、楽しく鑑賞できました。とくにヨンジュ役のイ・チョンアの演技が圧巻。
全12話ということもあって、あっという間に最終話まで進んだという感覚です。韓ドラならではのドロドロが好きな方、謎解きミステリーが好きな方、にオススメの作品です。
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