2024年放送 全12話 하이드
第9話視聴率4.132
第9話あらすじ
過去、借金取りに追われるムニョンの父ソクジン（オ・グァンロク）に会いに来たヨンジュの父ジェピル。崖の上でもみ合いになった末、ジェピルは足を滑らせて崖下へ転落してしまう。
まだわずかに息のあるジェピルを残し、ソクジンは娘ムニョン（イ・ボヨン）が眠る家へ戻った。そして、まだ寝ぼけた様子のムニョンに向かって、「明後日、警察に行って父さんを探すよう頼むんだ。前に父さんと一緒に行った崖を覚えているだろ？そこで父さんは死ぬ。父さんが死ねば、お前は助かる」とソクジン。
父に言われた通り警察に失踪届を出したムニョンは、しばらくして父の遺体と対面。それが父ではないことを知りながらも、ムニョンは「お父さんか？」と聞く警察にうんと小さく頷いた。
それから25年後、ふたたび父ソクジンと顔を合わせたムニョン。父子の涙の再会を見て、ヨンジュ（イ・チョンア）は満足げにほくそ笑む。
ヨンジュにとって、父ジェピルは唯一の家族だった。友人に会いに行くと家を出て以来、帰ってこなかった父をヨンジュは恨んだ。数年前、ジェピルを名乗るソクジンを見つけ出し、父ジェピルがすでに帰らぬ人になったと知ったヨンジュ。
動揺を隠せないムニョンの前に現れ、ヨンジュはソクジンの無罪判決を勝ち取れと言う。
事件の目撃者として警察にやってきたソンジェ（イ・ムセン）は、机の上に置かれた調書から、ムニョンがヨンジュの父の弁護を担当すると知って驚く。不審に思ったソンジェは拘置所にいるソクジンに会いに行き、その顔に見覚えがあると感じる。
その後、ムニョンの机から一枚の写真を取り出したソンジェは、ヨンジュの父だというジェピルが、実はムニョンの父であることに気づく。チェ会長を殺したのはすべてヨンジュの指示だったとし、ソクジンを救う代わりにヨンジュを刑務所に入れようとソンジェ。
翌日、ムニョンはヨンジュに昨夜ソンジェが言っていた計画を伝え、亡くなったチェ会長の病院記録が必要だと話す。
その日、ムニョンは友人のシンファ（キム・グクヒ）、ジヌ（イ・ミンジェ）、そしてミニョプ（キム・サンホ）に、被告のハ・ジェピルが自分の実父だと明かす。シンファもミニョプもこればかりは賛同できないといった様子で店を出て行くが、ジヌだけはムニョンのそばに残り、彼女を励ました。
しかし、ヨンジュは最初から、ソクジンを無罪にするつもりなど毛頭なかった。用意された資料には、ソクジンが会長に投与した薬物がソクジンの名前で処方されたものだと書かれており、さらに現場で見つかった他のアンプルには薬物が混入された様子は見つからなかったという。
ミニョプから25年前の捜査資料を受け取ったムニョンは、死んだジェピルの遺留品からソクジンの財布が見つかったこと、そして満潮ですぐにジェピルを助けることができなかったという父の証言に矛盾を感じる。
本当のことを話して欲しいと言われ、「…あれは俺の過ちだった」と答えるソクジン。
父の過ちと自分の嘘の証言が、1人の命を奪い、その娘の人生を台無しにしたという罪悪感で、ムニョンは押しつぶされそうになる。その日の夜、ヨンジュの家に明かりが灯るのを見て、ムニョンは跪いて何度も謝罪の言葉を口にした。
初公判の日、ソンジェはソクジンに不利な証言をする代わりに、ヨンジュから共同名義の口座から金を引き出すのに必要な委任状を受け取る。
判事から意見陳述を求められ、その場にゆっくりと立ち上がるムニョン。するとムニョンは、被告人がハ・ジェピルではなくナ・ソクジンであることを明かし、チェ会長殺害はすべて事実だと語った。
そして、ジェピルの娘ヨンジュに向かって、深く謝罪するムニョン。これに対し、その場にいたヨンジュは、「勝手に謝るな！」と叫び…。
第9話感想
ムニョンは25年前に父が犯した罪を償うため、父ソクジンの弁護に立ちます。そして、チェ会長を殺したのが事実だと認めるムニョン。果たして、これは正しいことなのでしょうか。
ヨンジュが怒るのも無理はありません。結局、ムニョンとソクジンがチェ会長を殺した罪を認めたとしても、ヨンジュの父ジェピルは帰ってこないのですから。幼いヨンジュが、唯一の家族である父をどんな想いで待っていたか。想像するだけで胸が痛いです。
そして、この期に及んでまだ800億を手に入れることしか考えていないソンジェ。勝手に娘のボムに会いにきたり、やりたい放題のソンジェには本当に呆れてしまいます。
ボムもヨンジュとソンジェが一緒にいる場面を目撃してから、すっかりソンジェに心を閉ざしている様子。これ以上大人の争いに子供を巻き込まないで欲しいです。。
25年前に父ではない遺体を父だと嘘をついたムニョン。そんな親友の告白に、シンファは憤りを隠せません。なんだか登場人物のなかでシンファが一番人間味があるというか、憎めないキャラクターです。
ムニョンの隣に、シンファのような温かい友人がいてくれて良かった。同じくジヌも、ムニョンの心の支えとなってくれています。最初は嫌味な感じだったミニョプも、いつの間にかチーム・ムニョンの仲間となって、この4人の雰囲気がとっても心地よいです。
第10話視聴率4.552
第10話あらすじ
父ソクジンが無罪であることを知りながらも、ヨンジュの父を裏切った罪を償うため、父を殺人犯に仕立て上げることにしたムニョン。ソクジンもまた、ムニョンの考えを受け入れた。
法廷でムニョンは深々と頭を下げる。しかし、ヨンジュはそんなムニョンの謝罪を受け入れるつもりなど毛頭なく…。
「25年間の私の苦痛をたったの5分でチャラにできるとでも？」憤るヨンジュに向かって、ムニョンは何が望みかと聞く。ヨンジュの狙いが自分のすべてを奪うことだと知ったムニョンは、娘のボム（チョ・ウンソル）には手を出すなと警告。
一方、ヨンジュから受け取った委任状が本物だと確認したソンジェは、あとはボムを連れて母と3人で海外へ発つだけだと考える。
ソンジェの父ウン（パク・ジイル）と会ったヨンジュは、リゾート開発事業を引き上げるとし、すべての責任を押し付けるためのおとりが必要だと話す。「チャウンローファームの弁護士が適当ではないかと。嫁か息子、どちらかがへアン村の事業に関与して、不正を犯したという証拠を持ってきてください。…捏造してでも」とヨンジュ。
翌日、会見を開いたヨンジュは、某弁護士の不正によってリゾート開発事業が中断せざるを得なくなったと発表。最初からリゾート開発は資金を横取りするための手段でしかなく、事業を実現させるつもりなどなかったのだ。
開発事業が中断したと知ったムニョンは、ヨンジュの狙いが自分にすべての罪をなすりつけ、犯罪者に仕立て上げることだと気づく。
その頃、塾を終えたボムの前に現れたのはヨンジュ。ヨンジュはボムのために特別に作ったと言ってクッキーを差し出すが、ボムはそれを床に捨てて走り出す。しばらくして、ボムを迎えに塾に向かったムニョンは、ヨンジュが会いに来たと知って不安を募らせた。
このままではボムが危ないと考えたムニョンは、引っ越しを決意。父ソクジンとの面会でムニョンはその件を明かすが、すでにヨンジュに買収された看守によって、2人の会話は筒抜けとなってしまう。
ムニョンがボムを連れて街を出ようとしていることを知ったヨンジュは、ソンジェとミョンヒ（ナム・ギエ）にムニョンを児童虐待の罪で訴えてはどうかと提案。数日だけ時間が稼げればボムを海外へ連れて行けると考えたソンジェは、ヨンジュに言われた通り、ムニョンを警察に通報する。
何も知らないムニョンがいつものようにボムと朝食を食べていると、そこへ警察が。目の前で娘と引き離されたムニョンは、それがヨンジュの仕業だと気づく。すぐさまヨンジュの家へ向かうも、そこにいたのは義母ミョンヒ。
ムニョンはどういうつもりかと憤りをあらわにするが、ミョンヒもヨンジュも聞く耳を持とうとしない。結局、捜査が終わるまで、ムニョンはボムと一切の接近を禁じられる。警察署から出たムニョンは、思わずその場で泣き崩れた。
連絡することも許されないムニョンに代わって、ボムにメールを送るジヌ。数日後、ボムが空港にいると知ったジヌは、慌ててムニョンにそれを伝える。
2人は急いで空港へ向かうが、すでにボムは上海行の飛行機に乗り込んだ後だった。愕然とするムニョンに、ジヌはボムから送られてきた一枚の写真を見せる。それはソンジェがボムに見せた、転校先のパンフレットだった。
ボムの行き先を知ったムニョンは、「むしろよかった」と呟く。ボムに争う両親の姿を見せたくないと考えたムニョンは、一週間以内にすべてを片付けて、ボムを迎えに行くと決意。
空港にやってきたソンジェの前に、起訴状を持ったシンファとミニョプが現れる。例の動画は殺人の証拠としては不十分だったものの、ひとまず拉致・傷害の容疑でソンジェを連行する2人。
その頃、ムニョンが向かったのは金信物産の代表、チェ・ホシク（チュ・ソクテ）のもとだった。
第10話感想
ついに反撃に出たムニョン！
まずはソンジェをつかまえるのが先決と考えたチーム・ムニョンは、ソンジェとミョンヒがファン・テスに暴行を加える動画を使って、ソンジェを拉致・傷害の容疑で起訴。確かに殺人の証拠としては不十分でも、動画にはテスを殴って無理矢理酒を飲ませる姿がハッキリと映っていましたからね。
さらには、ヨンジュの付き人であるソックを味方につけたムニョン。第10話のラストでは、ヨンジュの自宅を訪ねたジヌに、ソックがコーヒーを差し出すシーンが登場しました。一体ムニョンは、どうやってソックを味方につけたのでしょうか。
そもそも、ソックは死んだマ部長の側近だったこともあって、もしかすると普段からヨンジュにはあまりいい感情を抱いていなかったのかもしれません。さすがのヨンジュも、ソックの裏切りには動揺を隠せないと言った様子。
それにしても、ムニョンを児童虐待で通報するなんて、、やることが汚すぎます。この母（ミョンヒ）にして、この子（ソンジェ）あり、ですね。警察署を出たムニョンが大声を上げて泣きじゃくる場面は、本当に胸が痛かったです。。
さて、ドラマも残すところ2話となりました。最後はどんな展開が待っているのか。見逃せません。
ハイド-私の夫の秘密- 11話・12話(最終回) あらすじと感想
ハイド-私の夫の秘密-(韓国ドラマ) あらすじと感想 キャスト・視聴率
【放送情報】
【アイリス(IRIS)】
●サンテレビ 2024/5/18 (土) 21:30～
アイリス(IRIS) 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図
【奇皇后】
●BS松竹東急 全51話（2024/5/21から）月～金曜日12時から 字幕
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【太陽を抱く月】
●テレ東 全20話（2024/5/22から）月～金曜日8:15から 吹替[二] ＋字幕
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【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】
●BS12 トゥエルビ 全16話（2024/5/23から）月～金曜日深夜27:30から 字幕
ワン・ザ・ウーマン One the Woman 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率
【マイ･ディア･ミスター ～私のおじさん～】
●BSJapanext 全27話（2024/5/24から）月～金曜日19時から 字幕
マイ･ディア･ミスター ～私のおじさん～(韓国ドラマ) 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率
【カンテク~運命の愛~】
●テレビ愛知 2024/5/28(火) 09:30～
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【ブラボー私の人生】
●BS日テレ 全120話（2024/5/28から）月～金曜日15時から 字幕
ブラボー私の人生 (ウラチャチャ 私の人生) キャスト・相関図 あらすじと感想 視聴率
【愛の群像】
●BS11 全51話（2024/5/31から）月～金曜日14:29から 字幕
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