ブレインズ ~頭脳共助~ 13話・14話 あらすじと感想

頭脳共助


ブレインズ ~頭脳共助~ Brain Cooperation 두뇌공조 2023年放送 KBS 2TV 月火 全16話

第13話視聴率4.3%

第13話あらすじ

「10代の脳VSサイコパスの脳」

シン・ハル(ジョン・ヨンファ)と一緒に酒を飲んだクム・ミョンセ(チャ・テヒョン)は、ほろ酔い気分で帰宅。娘のイナ(キム・イソン)に挨拶させようとするミョンセだったが、どういうわけかイナは部屋から出てこず…。

さらに台所のコップがないことに気付いたミョンセは、外側からイナの部屋のカギを開けようとする。次の瞬間、泣きながら部屋から出てくるイナ。部屋にはそこら中に散らばる酒の空き瓶と、血を流して倒れるイナの友人ウノの姿が。

イナが呼んだ救急車で病院に運ばれていくウノ。幸い手術は成功したものの、いまだに意識は戻っていないという。

翌日、イナはミョンセと共に警察の聴取に応じる。昨夜イナの家にはイナとウノの他、数名の生徒がいた。普段からウノをいじめていた不良たちが、ウノを脅してイナの家に案内させたのだ。

家の中に入った不良たちは次々とカバンの中から酒瓶を取り出す。グラスに注がれた酒を全部飲めば帰ると言われ、無理矢理酒を飲むイナ。その後、意識を失ったイナがふたたび目を覚ますと、すでに不良たちの姿はなく。床には血を流したウノが横たわっていたという。聴取の様子を別室で見ていたハルは、イナが嘘をついているようではないと判断する。

同じくイナらと一緒にいた学生たちにも話を聞くことになるが、こぞって自分たちは先に家を出たと嘘をつく始末。そんななか、女生徒の一人が事件の後イナとメッセージのやり取りをしたと話す。しかし、イナの携帯にはメッセージを送った痕跡は見つからず…。

フォレンジックの結果、メッセージがイナの携帯から送信されたものだと明らかになる。ますます立場を悪くしたイナは、メッセージを受け取った女生徒にどういうことかと迫る。すると意識を失ったイナの写真を見せ、写真をバラまかれたくなかったらおとなしく罪を認めろと女生徒。

一方、相変わらずサイコパスの脳に関心をしめすハルは、ファン・ドンウ(チョン・ドンファン)に洗脳され犯行に及んだ刑務官から、寄贈同意書にサインをすると言われてよろこぶ。約束の日、刑務官との面会に向かったハルだったが、なんと刑務官は死亡。刑務官が自殺したということがにわかに信じられないハルは、これもまたドンウの仕業だと考える。

その頃、息子をこんな目に遭わせたのが他でもないイナだと知ったウノの母親は、署へ駆け込む。そして、ミョンセがいる署では安心して捜査を任せられないとウノの母。ウノの母の気持ちは十分わかるとし、捜査を別の署へ引き渡すとミョンセはいう。

ミョンセのいる署での最後の取調べが行われ、不良たちから脅されたイナは、メッセージを送ったのは自分だと供述。不良たちにも携帯を提出するよう促す警察だったが、皆それを拒否する。それどころか、取調室で暴れ出して警察を脅迫する不良たち。

イナもまた不良たちからなんらかの脅迫を受けていると考えたハルは、「拷問してでも事件の真相を明かしたい」と話すミョンセの言葉にヒントを得る。ひとまずイナの話を聞くことにしたハルは「あいつらが悪いんだ。お前は何も悪くない」と何度も繰り返し、イナを安心させた。

その後、不良たちから写真をネタに脅されていたと明かすイナ。さらに不良たちは、写真をバラまかれたくなければデータを買い取れと金を要求してきたという。どうしていいかわからないと嘆くイナに向かって、「俺がすべて解決してやる」とハル。

イナの協力で不良のリーダーを呼び出したハルは、「お前は線を越え過ぎた。対価を支払わないとな」と一言。そして、男子生徒を椅子に縛り付けたハルは拷問を始めると言い…。

第13話感想

今回登場したのは、ミョンセの娘イナのエピソードでした。前々からウノと仲良くするイナを見て、嫉妬心を抱いていた不良男子。どうやら不良のリーダーは、イナのことが好きなようです。そんなイナがウノと一緒にいるのが気に入らなかったのでしょう。ウノを脅してイナの家に向かった不良たちは、2人に酒を飲ませ…。

警察の聴取に応じる不良たちの姿がなんとも腹立たしかったです。さらにそんな不良たちに怯えて、事件を検察に送検するという女性警官。こんなことでは事件の捜査などできないと思うのですが、、

果たしてミョンセとハルはイナの無実を証明して、不良たちをぎゃふんと言わせることができるのでしょうか。第13話のエンディングで登場した謎の機械は、一体どんな拷問機械なのか。ハルはそれを「脳科学的に拷問を行う装置」と言っていました。次回の展開もたのしみです。

一方、寄贈同意書にサインをすると言っていた日の朝に突然自殺してしまった刑務官。ハルはドンウの仕業だと考えますが、果たしてドンウにそんなことが可能なのか。刑務所内に他にも助力者がいるのでしょうか。こちらの真相も気になりますね。

第14話視聴率4.0%

第14話あらすじ

「最高の復讐」

ハルが行った拷問とは、まさに“脳科学的な”拷問だった。不良生徒にゴム製の腕を装着させたハルは、本物と偽物に同時に同じ刺激を与える。その後、偽の腕に思いっきりハンマーを振り下ろすと、不良生徒は苦痛に悶絶した。

警察に訴えると叫ぶ生徒だったが、ハルが殴ったのは彼の腕ではなく偽の腕。そのため身体にはなんの証拠も残らないとハル。はじめにまったく同じ刺激を加えたことで、脳が本当に腕を攻撃されたと思って痛みを感じるのだとハルはいう。

恐怖に震えた不良生徒は写真が複数枚あるというのは嘘で、イナにフラれた腹いせに今回の犯行に及んだと話す。これを聞き、「お前のようなやつが後にDVの加害者になるんだ。脳に覚えさせろ、“女性が嫌だというのは本当に嫌だからだ”」とハル。

その後、不良生徒はハルに言われた通り、メッセージを送ったのがイナではなく自分だと供述。実は気を失ったイナの写真を撮影しようとした女生徒を止めようとして、立ち上がったウノ。そんなウノに腹を立てた不良生徒が殴り、ウノは倒れた拍子に机の角に頭を強打したのだった。

不良生徒が取調室を出ると、廊下で待っていたのはイナ。「謝って」と何度も迫るイナに、不良生徒はふざけた態度で頭を下げる。すると次の瞬間、男子生徒の顔面に一発食らわすイナ!

ハルのおかげで無実を証明できたと話すイナは、ハルを誘ってパーティーをしようという。しかし、そう簡単にハルが招待に応じるとは思えず…。するとミョンセはイナと元妻のモラン(イェ・ジウォン)と一緒に、ハルの自宅に突撃。玄関を開けたハルに、ウノが無事に目を覚ましたと報告するイナ。そして4人は一緒に食卓を囲んだ。

その頃、相変わらず連絡のないハルにしびれを切らしたドンウは、「ドクター・シンにプレゼントを贈らないとな」と呟く。

翌日、誰もいない事務所で代わりに電話に出たハルは、ミョンセが不良生徒たちの通話記録を入手しようとしていたことを知る。それは明らかな不正行為で、バレれば懲戒処分も免れないという。ついにミョンセの弱点をつかんだハルは、この事実を上にバラされたくなければおとなしく辞表を出せと告げた。

実は通話記録を要請したのはミョンセではなく、ソル・ソジョン(クァク・ソニョン)だった。しかし、ミョンセはそれが自分とイナの為だと知り、なにも言わずに辞表を提出。去り際、ミョンセは同僚たちから取りつけた脳の寄贈同意書をハルに渡す。

ついに復讐に成功したものの、ハルの心は晴れなかった。同じくミョンセもまた、自分のせいで研究所を追われたハルの気持ちを理解する。

自分の感情を不審に思ったハルは、叔母のシン・ジヒョン(キム・スジン)を訪ねる。検査の結果、ハルの脳が知らず知らずのうちに、ミョンセを“友達”と認識していたことが判明。動揺するハルに向かって、「気になるなら連絡すればいい。普通の人たちはそうやって生きるのよ」とジヒョン。

仕事を辞めたミョンセが酒でも飲んでいるのではと考えたハルは、ミョンセのアパートへ。しかし、中に入ることはできず。そんなハルに気付いたミョンセは、「もしかして俺を心配したのか?」と笑顔に。

慌てて家に戻ったハルのもとへ、郵便物が届く。差出人はドンウだった。箱を開けたハルは中に入っていた1枚の紙切れを取り出す。それは他でもない、ハルの両親が殺害された事件の新聞記事だった。その頃、刑務官から無事郵便物を届けたと聞き、満足げな表情を浮かべるドンウ。

両親の死が交通事故ではなく殺害事件だったと知ったハルは、激しい頭痛に襲われる。その瞬間、ハルの脳裏に浮かんだのは血を流して苦しむ母親の姿。しばらくして、ハルはドンウの面会へと向かい…。

第14話感想

結局、ドンウの望み通りふたたび彼を訪ねたハル。自分が望むものは手段を顧みずに手に入れようとするドンウの姿がなんとも恐ろしいです。面会にあらわれたハルは一体何を知っているのかと質問。するとドンウは、ハルの両親を殺した犯人を知っているというのです!

にわかには信じられませんが、本当にドンウは犯人を知っているのでしょうか。これもまた、なにかの罠なのではと不安がよぎります。

そして、次回予告ではセンター長のチグクに襲いかかるハルの姿が。ドンウの狙いはおそらく、ハルに人を殺させることのようです。結局、ハルもまたサイコパスになってしまうのでしょうか。

さらに今話、ハルの不正をミョンセが記者にリークしたことで研究所を追われることとなってしまったハルが、同じくミョンセの不正(実際にはソジョンの不正ですが、、)をネタにミョンセに辞表を出させてしまいました。最初はどうなることかと思いましたが、これをきっかけにより一層共感することになったハルとミョンセ。検査の結果、ハルがミョンセを友達と認識していることがわかり、ほっこりしました。

ドラマも残すところ2話となり、クライマックスにも期待が高まります。

ブレインズ ~頭脳共助~  15話・16話(最終回) あらすじと感想

ブレインズ ~頭脳共助~ あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率




【放送情報】

【アイリス(IRIS)】

●サンテレビ 2024/5/18 (土) 21:30~

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【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

奇皇后 あらすじ 視聴率 キャスト 感想  外部リンク

 

【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

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【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

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【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

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【カンテク~運命の愛~】

●テレビ愛知 2024/5/28(火) 09:30~

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【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

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【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

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