韓ドラの鬼

調査官ク・ギョンイ 11話・12話(最終回) あらすじと感想



調査官ク・ギョンイ  구 경 이 2021年放送 JTBC土日 全12話

第11話視聴率1.515%

neroさん

第11話あらすじ

コ・ダム(キム・スロ)が残した動画に映るホ・ヒョンテ(パク・ジビン)の姿を見たケイ(キム・ヘジュン)は、ヒョンテの居場所を突き止める為、兄のホ・ソンテ(チェ・デチョル)の前に現れます。最初はそんなケイを警戒していたものの、これまで手を焼いていた弟の行動を振り返り、ケイに協力する姿勢を見せるソンテ。

その頃、母ヨン・スク(キム・ヘスク)によって寺に監禁されていたヒョンテは、何とか脱出に成功。しかし、待ち構えていたク・ギョンイ(イ・ヨンエ)とナ・ジェヒ(クァク・ソニョン)によって呆気なく捕まってしまいます。ヨン局長に連絡を入れたギョンイは、ケイに殺されないよう息子をしっかり監視するようにと指示。そんななか、ギョンイがケイに渡した例のクルーザーでの映像がマスコミによって公開されます。

次男ヒョンテのスキャンダルが公になり、その収拾に追われるヨン局長。ひとまずヒョンテが海外にいることにし、人目につかない場所に監禁します。後がなくなったヨン局長はギョンイの前で跪くと、力を貸して欲しいと頼みます。

一方、ふたたびケイの前に姿を現したゴンウク(イ・ホンネ)。なぜ動画を公開したのかと尋ねるゴンウクに、ケイは自分の仕業ではないと話します。恐らく、ヒョンテを守るためにギョンイが仕組んだことだろうとケイ。ターゲットが世間の注目を浴びることで、ケイからすると迂闊に動けなくなるからです。ギョンイから預かった動画ファイルを目にしたゴンウクは、保存されていた映像が1つではなかったことに気付きます。他にも動画が保存されていたと知ったケイは、オ・ギョンス(チョ・ヒョンチョル)を通じて残りの映像を入手します。そこに映っていたのは、約20名にも及ぶ著名人の悪行の数々でした。

本格的にヒョンテを始めとした、“悪い奴ら”の殺害計画をすすめるケイ。一方、マスコミの前で謝罪会見を行ったヨン局長は、その場にいた男から顔面に硫酸をかけられてしまいます。悲鳴を上げてその場にしゃがみ込むヨン局長。

顔面に大怪我を負ったヨン局長に代わって、謝罪会見を開くこととなったホ・ヒョンテ。会見の準備をすすめるヒョンテのもとへ、ケイと思われる人物からメールが届きます。添付された音声ファイルには、ヒョンテの殺害を頼む兄ソンテの声が。一方、ヨン局長の前に現れたケイは、そのまま局長を拉致します。

予定通り会見の場に現れたホ・ヒョンテ。事前に考えておいた文章を読み始めるヒョンテでしたが、同じく会場にいた被害者たちが声を上げ、その場は大混乱に。その頃、車椅子に身体をくくりつけた状態で、ヨン局長に選択を迫るケイ。コ・ダムが残した映像の中にあった20名を殺すか、それとも次男のヒョンテを殺すか。選択を迫られたヨン局長は、ヒョンテを殺して20名を救う方を選びます。実は20名が集められた廃墟には、ヨン局長の長男ソンテの姿もあったのです。ソンテがその場にいることを知っていたのかと、局長の決断に落胆するケイ。

続いてケイは、車椅子に爆弾が仕掛けられていると明かし、局長を救うか20名の命を救うか選択を迫ります。すると局長が選んだのは、局長自身を殺害する方でした。これには納得がいかないといった様子のケイ。

次の瞬間、ハッと何かに気付いたケイはヨン局長の包帯を外します。するとそこにいたのは、ヨン局長ではなく、ギョンイ…!

第11話感想

ケイが拉致したのはヨン局長ではなく、局長のフリをしていたギョンイでした!

最後のギョンイの勝ち誇ったような表情が、なんとも印象的。対するケイは、予想だにしなかったという表情でしたね。いつも冷静沈着なケイだけに、今回の件は寝耳に水といった展開だったのでしょう。

それにしても、ヨン局長がギョンイに土下座をしてまで協力を仰ぐとはビックリでした。ヨン局長を演じるキム・ヘスクの演技に、毎回驚かされます。ケイが連れ去ったのがギョンイだったとすると、本当のヨン局長はどこへ?会見の場で硫酸をかけられたのは、最初からフェイクだったのでしょうか。さらにギョンスがケイに残りの動画を渡したのも、ギョンイの計画通り?ギョンイの口癖通り、なんだか何もかもが怪しい・・・

中盤から後半にかけてちょっとスピードダウンした感じがあった本作ですが、やはり最終回目前ということで、面白い展開となってきました。最終回では、どんな結末が待っているのでしょう。

果たしてギョンイは、ケイの殺人を止めることができるのでしょうか。他にも、自殺したギョンイの夫チャン・ソンウの死の真相も気になる所です。さらにはギョンイの助手を務めるサンタ(ペク・ソンチョル)の秘密など、まだまだ回収すべき伏線は山積み。それらの伏線がどこまで回収されるか、最終回の行方から目が離せません。

第12話視聴率2.312%

neroさん

第12話(最終回)あらすじ

「やっと気付いた?」そう言って満足げに微笑むギョンイとは対照的に、計画が失敗したことが信じられないといった様子のケイ。実は死んだコ・ダムのファイルからホ・ヒョンテの動画を見つけた時から、ギョンイの計画はスタートしていました。ヨン局長が会見の場でテロ被害にあったのも、ケイを騙す為の罠。そして極めつけは、ケイが人形を送っていた助力者の1人が、ケイの犯行を止めて欲しいとギョンイに頼んでいたのです。これにより、ケイの計画を先読みすることに成功したギョンイ。

最初からケイの狙いは、ヒョンテでも20名の命でもなく、ヨン局長にありました。それに気付いたギョンイは、自ら局長に成りすますことでケイの計画を邪魔することとなったのです。

計画が失敗に終わったことに怒り狂うケイ。するとケイは、予定通り爆弾を爆発させて20名の命を奪うと言います。その頃、ギョンスとジェヒが20名が集まる廃墟へ到着。何とか20名全員を避難させた2人でしたが、まだ中にはホ・ソンテが…。ソンテが中にいると知ったギョンスは、建物の中へ戻ります。その瞬間、ケイが仕掛けた爆弾が爆発。慌てて中へ向かったジェヒは、業務用の冷蔵庫の中に隠れるギョンスとソンテを見て安堵。

ケイを抑え込んだギョンイは、そのまま警察が駆けつけるのを待とうとしますが、そこへゴンウクに捕まったサンタが。結局、サンタを人質に取られたギョンイは、ケイを解放させるしかなくなってしまいます。するとそこへ、猟銃を構えたヨン局長らが現れます。ケイをかばって銃弾を浴びたゴンウク。ギョンイもろとも皆殺しにしようとするヨン局長に向かって、ギョンイはケイが仕掛けた爆弾を投げつけます。

これによって何とかヨン局長の襲撃から逃れたギョンイでしたが、ケイはサンタを人質にして逃走。その後、現場に駆けつけたギョンスが、ステージ裏に倒れるゴンウクを発見します。ゴンウクからケイの居場所を聞いたギョンスは、すぐにギョンイへそれを報告。

サンタを連れて貨物列車に乗り込んだケイ。するとそこには、先回りしていたギョンイの姿がありました。ケイが持つ拳銃には、銃弾が残り1発のみ。ギョンイとサンタ、どちらを殺すべきかと聞かれ、ギョンイは自分を殺せと言います。するとケイは、サンタがギョンイの夫ソンウの死に関わっていると明かします。実はサンタが、ソンウに殺害の容疑がかけられた女生徒の恋人だったとケイ。サンタはあの日、女生徒と一緒にいたのがソンウではないと知っていたにもかかわらず、口を閉ざしたというのです。サンタがソンウの死に関わっていたと聞き、動揺するギョンイ。しかし次の瞬間、ギョンイは開け放ったドアからケイもろとも飛び降ります。

結局、線路わきで動けなくなったケイはそのまま警察に逮捕。ヨン局長もまた、数々の罪が明らかとなり罪に問われることとなります。母親と弟のスキャンダルによって、ホ・ソンテは市長選への出馬を辞退し、実質的に政界を引退することに。

それからしばらくして、ギョンイはギョンスと共に探偵事務所を立ち上げます。しかしそこに、サンタの姿はなく。サンタの過去を調べたギョンスは、ケイの話は作り話だと言いますが、真相は闇のなか。その後、サンタのアパートへ向かったギョンイは、ポケットから1枚の名刺を取り出します。そこには、「クギョンス探偵事務所 サンタチーム長」と書かれていました。

サンタを加え、本格的に動き出したギョンイの探偵事務所。そこへ、1人の依頼人がやってきます。

第12話(最終回)感想

ラストに登場した依頼人は、特別出演のイ・ヨンエでした!

探偵事務所に現れたイ・ヨンエ(本人)を見て、「怪しい…」と呟くク・ギョンイ。何ともユニークなエンディングとなりました。最初から最後まで、独特な雰囲気のなかストーリーが展開していったこのドラマ。結局、サンタの秘密はわからず、ギョンイの夫ソンウの死の真相もこれといった成果がないまま全12話が終了。ちょっと心残りな気もしますが、これはこれで、「調査官ク・ギョンイ」らしい終わり方だったかなという印象を受けました。

前回、ヨン局長のフリをしてケイに捕まったギョンイ。ギョンイは最初から、ケイの狙いが他の誰でもなく、ヨン局長自身だと気付いていたようです。これまでどちらかというとケイに一本取られっぱなしだったギョンイでしたが、最後の最後で大逆転を見せることに。

サンタが人質に取られ、その後を追うギョンイ。そこでケイは、サンタが実はギョンイの夫ソンウの死に深く関わっていることを明かします。サンタは否定していましたが、本当のところどうなのか。一番気になる部分だっただけに、余韻が残ります。もしかすると、シーズン2の制作も視野に入れているのかな?という気もしました。設定的には謎解きがメインなので、十分に続編も作れると思います。近々、良い知らせがあるといいですね。

全体を通して、メインキャラクターであるケイの存在感が光った本作。ケイを演じたのは「キングダム」や「ミリオネア邸宅殺人事件」などに出演する女優、キム・ヘジュンです。さらに国民的女優であるイ・ヨンエの体を張った演技にも注目。くすっと笑えるシーンが満載で、あまり重たいテーマはちょっと、、という方にオススメな作品!

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