秘密の森2　1話・2話　あらすじと感想

えぱた

4年前

秘密の森2　비밀의 숲 시즌2

【韓国放送期間】2020年 8月15日から10月4日　2020年放送　tvN　Netflix

第1話視聴率7.6％

えぱたさん

1 第1話あらすじ
- 1.1 第1話感想
2 第2話あらすじ
- 2.1 第2話感想

第1話あらすじ

2019年3月、ファン・シモク（チョ・スンウ）は、悪天候の中、ビーチ沿いを運転していて、立入禁止の標示の縄が切れているのを見て、通報する。ホテルで休憩しようとするが、サイレンを鳴らして救急車が通るのを見て、胸騒ぎがするシモクはビーチへ戻る。

警察が現場検証していて、男性物らしきジョギングシューズがそろえて脱ぎ捨ててあり、スマホが入れてあった。高級な限定商品の高価なものらしい。海から2人の男性の遺体が引き上げられ、それを見ていた男は、後ずさりする。
「酔っ払っていて、友達たちが海に行ったのを見なかった」

ハン・ヨジン（ペ・ドゥナ）は自宅で寝っ転がりスマホを見ていて、フィギュア収集家のアカウントの投稿で、トンヨンビーチの濃霧をネタにカップルが撮った写真を見ていた。

翌朝、ニュースを見たヨジンは、前夜のSNSの写真を思い出し、シモクに電話。
「トンヨンビーチの溺死事件について、ウェブサイトを見ると、全面立ち入り禁止のはずでしたが、入れる場所もあったのでしょうか？事件は何時ごろでしたか？」
「単なる事故ですよ。死亡推定時刻は午後7時から8時半ごろ。ビーチは5時40分から封鎖。ソウルから来た大学生3人組で、親に借りた車で運転して、ビーチに行った。ドライバーだけ生き残った」
「私がフォローしているアカウントで、ビーチの写真を投稿した人がいましたが、数時間後に削除しているんです」
「警察が言っていたように、学生らは立入禁止の縄を切って入ったのでは？」
「若いね…。その場合、縄をまたいで行ったんでしょうか？あるいは縄を切ったのでしょうか？」
「あのカップルが線を切ったとして、学生たちが海に入ったのが先か、線が切られたのが先か、疑問ですね」
シモクはビーチで、ライターの火で焼き切られた立入禁止標示の縄を発見する。

ヨジンは、ビーチでの写真を投稿したアカウントへ、フィギュアを売りたいと連絡。元同僚のチャン・ゴン刑事と、アカウントから身元を確定して訪問する。警察に同行した男性は言う。
「縄を切っていません。もう既に切ってあったんです」
男性は、弁護士オ・ジュソンを呼んで釈放される。

しかし事実、縄をライターで焼き切ったのは、この男だった。生き残りのドライバーのキム・フジョンをカフェに呼び出し、女性と弁護士含め4人で合意のため話し合う。

シモクはイ係長から連絡を受ける。
「溺死事件、不起訴になりましたよ」
シモクは書類に、地方検事長のカン・ウォンチョル（パク・ソングン）のサインを見る。

第1話感想

悪天候ビーチでの溺死に見せかけた怪事件の謎解き物かと思ったら、検察長の汚職糾弾系のようです。

SNSに危険なビーチの写真を投稿するために、立ち入り禁止ゾーンの柵を抜き去って放り投げたカップル。裕福な家庭の出身らしく、判事出身の弁護士を雇って、「柵を抜き去っていない、縄をライターで焼き切っていない」と警察で虚偽の証言をして、被害者の3人のうち、生き残ったドライバーの男性に虚偽の証言をさせ、証拠捏造しました。

その事件について、根掘り葉掘り調査するのはやめろと、シモクに上よりお達しがあったのです。書類の出所は、検察長。サインを見て、シモクの顔色が変わっていたので、過去に何かの因縁があったのでしょう。シーズン1を見ていないので、関係を引きずっている人かもしれません。

ドライバーの男性は、現場のビーチで遺体を見て、後ずさりしていたので、何か怪しい気がしたのですが、それをシモクもじっと見ていて、何かあると思いましたが。

まだ第1話目で、いまいち、人間関係がよくわかりません。最初と最後にシモクに電話していたイという人物は、シモクにとって、どういう関係なのでしょうか。シモクはもう他の部署に移動させられるようですが。また、ヨジンの上司らしき女性が交渉に行って、話していた男性。

今回の悪役、検察長役は、『おしえて！イルスン』でユン・ギュンサンを追いつめる悪のエージェント役だった、パク・ソングンです。オ弁護士役は、『凍てついた愛』で学校の警備員役キム・ハクソン。ヨジンの元同僚のチャン刑事役は、『十八の瞬間』でオン・ソンウの父親役だったチェ・ジェウンです。

第2話視聴率6.4％

えぱたさん

第2話あらすじ

江原道 (カンウォン) の検事として赴任するはずのシモクは、高速道路を運転中、最高検察庁刑事法制団長ウ・テハ (チェ・ムソン) と名乗る人物から呼び出しがあり、最高検察庁へ行く。
「警察長官からの要請により、検察警察協議会が結成されることになった」
シモクは、翌日からテハの下で、キム・ヨンシク、キム・アヒョンと働くことになる。

2018年6月に発生した、後輩パクが検察に調査されていた件について情報を漏えいした容疑で、警察庁高官キム・ミョンハンが、取り調べを受ける。

警察庁情報部長のチェ・ビッ (チョン・ヘジン) は、溺死事件の被害者の家族を見舞うが、被害者の父は、捜査打ち切りに同意する。チェ部長は、検察による捜査妨害であると、テレビのインタビューで批判する。

ハンジョグループ会長のイ・ヨンジェ (ユン・セア) は、溺死事件について、判事出身の弁護士が警察の捜査を打ち切らせたと聞く。
「その弁護士を雇いなさい」

シモクの同僚だった地方検察庁検事のソ・ドンジェ (イ・ジュニョク) は、最高検察庁にテハを訪ねる。2018年4月に発生した、検察長パク・ガンスの心臓発作による事故死の事件、2017年に起きたセゴク警察署の刑事の首つり自殺の件について、チェ情報部長が隠蔽に関わっていると指摘する。

部屋を出たドンジェは、シモクを見て、驚く。
「なぜここで働いてる？」

検察警察協議会の結成について、警察から4人、検察から3人が協議会のメンバーを出すことになる。決まっているのは、警察から、チェ部長、ヨジン、ともう2人、検察からテハ、シモクともう1人が必要。

ヨジンと食事する待ち合わせをしたシモクだが、テハから呼び出しがあり、高級料亭に行くと、ドンジェがいた。

第2話感想

ハンジョグループ会長のイ・ヨンジェに関わる事件に、ユ・ジェミョンが登場したようです。ユ・ジェミョンは、『梨泰院クラス』で、パク・ソジュンのかたきで大手食品メーカーの会長の役でした。『秘密の森』のシーズン1では、ヨンジェの夫で検事の役だったようで、悪役が似合うので、名演だったでしょう。

最高検察庁のウ・テハという人物が登場しましたが、素敵な俳優です。悪役なのかもしれませんが、悪役に見えません。太っ腹の頼もしい雰囲気を持っています。もし、悪役だとしたら、ミスキャスティングでは？笑

このテハという人物の下で働く様子を見ると、シモクが変に下っ端っぽく見えます。ソ・ドンジェという、シモクと以前同僚だった検事が、警察庁の要職チェ・ビッを陥れようと企んで、テハに話を持ちかけたようですが、テハはドンジェがどういう人物か、シモクに見張らせようという考えでしょうか。

シモクが溺死事件の捜査打ち切りについて、書類にサインしたカン地検長に抗議していましたが、シモクの論理に深く納得しました。
カン地検長「縄をあいつらが切ったとして、それを立証しなくちゃいけない。殺人犯か？ 1日で終了させようが、3か月かかろうが、同じ」
シモク「確かに、未熟なカップルが身勝手な行動によって他人を死なせたにすぎないのでしょう。しかしあなたは、プロセスが3か月かかる中で、彼らが反省する機会を奪ったんです」

以前、日本の警察が優秀なので、海外の警察が日本から指導を要請したとかいう記事を読んだことがありましたが、犯罪の最前線に立つ警察にとって、捜査や人命救助を助けるはずの検察から、妨害となる行動をされると、頭に来るのでしょう。

容姿に恵まれた女性警察庁高官が、地元で発生した、疑問の残る溺死事件について、報道陣を巻き込み、検察を批判したことで、その争いが再燃しました。

このドラマでは、警察側からの動きで、警察の捜査権について、検察側と話し合う協議会を持とうと働きかけた様子です。シモクは検事ですが、ヨジンと知り合いとのことで、警察寄りの人間のようです。

ヨンサン警察署のヨジンのチーム長チェ・ユンス役は、『椿の花咲く頃』ではピョン署長役の、チョン・ペスです。

秘密の森2　3話・4話　あらすじと感想

秘密の森2　キャスト・相関図　視聴率　あらすじと感想

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