私を愛したスパイ　15話・16話(最終回)　あらすじと感想

nero

4年前

私を愛したスパイ　나를 사랑한 스파이　The Spy Who Loved Me　2020年放送　MBC水木　全16話　【韓国放送期間】2020年10月21日から12月17日放送

第15話視聴率　1.8%　2.0%

neroさん

1 第15話あらすじ
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2 第16話(最終回)あらすじ
- 2.1 第16話(最終回)感想

第15話あらすじ

ヘラからソフィーを殺したのはデリックだと言われ、動揺を隠せないアルム。言葉ではそれを否定するものの、心は穏やかではなかった。そんなアルムに追い打ちをかけるように、ソフィーが死んだ日のドライブレコーダーの映像が届く。そこには、遊園地周辺をうろつくデリックの姿が。

連行したヘラを尋問するジフンだったが、全く反省の色は見られなかった。そんななか、ヘラの財産がデリックとアルムに分配されたと言う事実が発覚。これにより、デリックはもちろん、アルムの立場も危うくなる。ドレスショップにまで捜査の手が及んだと聞き、アルムはデリックに怒りをぶつけるのだった。結局、アルムはソフィーを殺したのがデリックではないかと口にしてしまう。

屋上で1人佇むデリックの前に現れたジフンは、そんな彼を励ました。最後までデリックを信じるジフンだったが、「アルムを頼む」とデリックは言う。

デリックに言われ、ダブルホールディングスと接触したジフンは、アルムへの疑いを晴らす為の書類を受け取る。しかし、これではデリックが不利になるだけだと、その書類を丸めてしまうアルム。別の方法を考えようとするアルムだったが、そんななか、病院にいたはずのデリックが姿を消す。

その頃、デリックはMクラシックカーでティンカーと会っていた。いつから自分を裏切ったのかと聞かれ、「兄さんが変わってから」と答えるティンカー。ソフィーを殺したのは、他でもなくティンカーだった。あの日、アルムの後を追って遊園地へ向かったティンカーは、メリーゴーラウンドでソフィーを殺害。去り際、駐車場で事故に巻き込まれるデリックを横目で見ていた―。

病院を抜け出したデリックを探し、Mクラシックカーへやってきたアルムとジフン。アルムはそこで、車の中に置かれたメッセージカードを目にする。カードには、すべての責任は自分にあると書かれていた。これを見たアルムは、愕然とその場に顔を伏せる。

デリックの位置情報を掴んだジフンは、湖のほとりに停めてある1台の車を見つける。目撃者によると、車は数日前からこの場所に停まっていたという。ドライブレコーダーの映像を確認したジフンは、湖のなかへ入って行くデリックの姿を確認。その後、湖から水死体が発見される。遺体の薬指には、デリックがはめていたアルムとの結婚指輪が…。

所持品からデリックの身分証を発見したジフンは、その足でアルムのもとへ向かう。ジフンの表情からすべてを悟ったアルムは、足の力が抜け、その場に崩れ落ちそうになる。そんなアルムを支えるように、力強く抱きしめるジフン。

デリックの死亡により、インターポールはヘリとハリソンをCIAに引き渡す。これにより、事件は終息を迎える。

愛する夫を失った悲しみで、何もする気が起きないアルム。そんなアルムのもとへ、母親がやってくる。母のおかげで少し気分が晴れたアルムは、デリックの遺品を整理することに。机の上に置かれた結婚指輪を見つめるアルムのもとへ、1本の電話が掛かってくる。それは、デリックが入院していた病院からだった。

病院へ向かったアルムは、デリックが探していたという結婚指輪を受け取る。実は入院後、病院内で指輪を失くしたデリックが、看護師に頼んで探してもらっていたというのだ。手元に残った2つの指輪を見て、アルムは不安げに首を傾げる。

その頃、同じくデリックの死を不審に思ったジフンは、アルムの店へ向かう。そして、デリックが仕掛けたカメラに向かって、「会おう」とメッセージを送るジフン。

第15話感想

死んだと思われたデリックが、実は生きていた…！？

ヘラによって、自分だけでなくアルムまでも危険に晒されたと知ったデリックは、自らの死をもって事件を終結させようとします。実は姿を消す前、デリックはMクラシックカーに隠しておいたピーターの遺体を取り出していました。つまり、見つかった水死体はデリックではなく、ピーターだったのでしょう。

しかし、指にはめられた結婚指輪と身分証によって、身元不明の水死体はデリックと判断され、人々は悲しみに包まれました。とくにアルムの悲しみを考えると、本当に辛かったと思います。

デリックが生きていると考えたジフンは、店に設置された隠しカメラに向かって、メッセージを送ることに。ジフンは近くに置いてあったトルソーが着ているジャケットに、“会おう”と書き殴ります。これ、後でアルムに見つかったら怒られるんじゃ？なんて思ってしまいました、笑

すると電車のなかで、カメラの映像を見ていたデリックの姿が。やっぱりデリックは生きていたんですね～。ジフンによってデリックが死ぬ間際の映像を見せられたヘラも、なんだか意味深な表情を浮かべていました。きっとヘラには、デリックの考えがすぐに分かったのでしょう。

次回はついに最終回です。アルムとデリックは再び再会できるのでしょうか。どんなエンディングが待っているのか、期待が高まります！

第16話視聴率　2.5%　2.8%

neroさん

第16話(最終回)あらすじ

デリックが失踪前、結婚指輪を新たに注文していたと知ったアルムは、パソコンで“身分洗濯”について検索する。そこに並ぶ言葉の数々を見て、デリックが生きていると確信するアルム！

一方、人気のない夜道を歩くジフンの前に、バイクに乗ったデリックが現れる。アルムの為にも生きていることを明かすべきだと伝えるジフンだったが、アルムを救うには、これが最善だったとデリックは言う。そんなデリックに手錠を掛けようとするジフン。しかし、動きを止めると、「ソフィーが望んでいたのは再出発だった。その約束をお前に果たす、もう二度と姿を現すな」とジフンはその手を離す。

ジフンが事務所へ戻ると、そこにはアルムの姿が。アルムもまた、デリックが生きていると確信していた。しかし、「デリックが生きているとわかったからこそ、やっと彼を忘れられる気がする」とアルム。

部屋を出て行こうとするアルムを呼び止め、「倒れそうになったら倒れろ。お前の後ろにはいつも俺がいる」とジフンは言う。これに何も言わず、そっと部屋を出て行くアルム。同じくデリックの死を疑うソラだったが、このまま終わらせようとソラ。そんなソラに、デリックが死んだのは確かだとジフンは言う。

2年後、アルムはドレスショップの代表として、相変わらず忙しい日々を送っていた。2年間のヨーロッパ勤務を終えたジフンは、局長に昇格する。韓国へ帰国し、局長室に入ったジフンのもとへ、前局長で現在は総長となったパン局長から電話が掛かってくる。

アルムに会う為、ドレスショップへと向かうジフン。ちょうど外へ出たアルムを目にしたジフンは、その後を追う。すると、食堂で何やら怪し気な男と食事をするアルム。不審に思ったジフンが男に声を掛けると、それはヨングだった。何とアルムは現在、ヨングの諜報員として活動しているという。これに驚いたジフンは、思わず飲んでいた水を吹き出してしまう。

事務所へ向かったジフンは、以前自分がそうしていたように、作家として本を執筆するヨングに呆れる。さらにヨングがソラと付き合っていると知り、天を仰ぐジフンだった。

翌日、改めて署にアルムを呼び出したジフン。そんなジフンに、「諜報員の安全も考えて下さい」とアルムは言う。すぐに諜報員を辞めるよう促すジフンだったが、もちろんアルムが聞くはずもなく。局長室を出たアルムは、久しぶりに会ったジフンにドキドキする自分に驚く。

本格的に新たなターゲットを捕まえる作戦を立てるジフンら。するとソラは、アルムをパーティー会場へ潜入させると言う。さらにジフンが夫として、アルムに同伴することに。店に現れたジフンは、正式にアルムに応援を要請する。アルムと一緒にいるジフンを見たドゥレは、しばらく見ないうちにカッコよくなったと褒める。そんなドゥレの言葉に、アルムもまんざらでもないようだった。

パーティーで偽装夫婦を演じることになったジフンは、結婚指輪を用意する。アルムの口からデリックの名前が出ると、デリックのその後について何か知らせはないかと尋ねる。ふと以前、ホテルのロビーでデリックによく似た男性を見たことを思い出すアルム。するとアルムは、「私は彼が旅行中に出会った誰かに過ぎない。結局は知らない人だと思えば、また偶然会っても、知らないフリが出来ると思う」と話す。

パーティー当日、アルムの協力によって、無事インターポールはターゲットの逮捕に成功する。任務を終えた2人は、ワインで乾杯することに。お互いの一番幸せだった日を思い浮かべる2人。するとジフンは、「俺は今この瞬間だと思う」という。

アルムの手を握り、そっとキスをするジフン。

第16話(最終回)感想

ラストはアルムとジフンがヨリを戻し、ハッピーエンドに！

前回、自らの死を偽装したことがわかったデリック。ジフンが送ったメッセージに気付いたデリックは、ジフンの前に姿を現します。そんなデリックを逮捕しようとして、思いとどまるジフン。結局、デリックは新たな人物に身分を変え、ジフンやアルムらの前から去って行きます。

それから2年後、ジフンは局長に昇格し、諜報員として活動するアルムと再会。アルムが引き続き諜報員として活動していると知り、ジフンは驚きを隠せません。こう見ると、アルムが2人のスパイを引き寄せたのも納得がいくかも。アルム自身に、スパイの資質があったからなんですね！

実はアルムは、デリックによく似た男性を見掛けていました。しかし、すぐに男性を見失ってしまうと、それ以来、デリックのことを完全に忘れたと話すアルム。アルムは旅行中に出会った1人にしか過ぎないと言っていましたが、デリックにとって、アルムはきっと特別な存在だったと思います。だからこそ、自分を犠牲にしてもアルムを守りたかったんですよね。

デリックが生きていると判明したものの、彼が公に姿を現すことはなく。スパイものではしょうがないエンディングかもしれませんが、ちょっと残念だったかな～と。

一方、ミッションを見事クリアしたアルムとジフンは、お互いへの感情を確かめ合います。やっぱり最後はジフンを選んだアルム！デリックのことを考えるとちょっと切なくもありますが、2人が幸せならこれ以上のラストはないんじゃないかと思います。

笑いあり涙ありアクションありで、見ごたえのある作品でした。

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