私たちのブルース 13話・14話 あらすじと感想「ミランとウニ2」「ヨンオクとジョンジュン、そしてヨンヒ1」

私たちのブルース


私たちのブルース 우리들의 블루스  2022年放送 tvN土日 全20話

hg@さらんさん

第13話視聴率10.047%

第13話あらすじ

ーミランとウニ2ー

酔ったミランを連れ帰り、自分のベッドに寝かせるウニ。上機嫌だったミランは眠りにつく直前、涙ぐみ始める。子守唄を唄い、靴下や服を脱がせてやるウニを見て、お手上げのヨンオク。リビングで日記の続きを書いている途中、水が欲しいというミランの声に水を持って行って飲ませてやる。「そうだ。私のすべきことは受けた恩をすっかり返して、彼女のような利己的で二重人格な女に決してならないことだ。やり通すのだ。」

翌日、目覚めたミランは自分を置いてきぼりにしたドユンに電話をかける。バツが悪くて電話に出ないドユンにメッセージを残す。「オーロラだけは私と2人きりで見ようね…。」海に向かって大声を出して、気持ちを切り替える。家の中に戻って部屋のカーテンを見ると、10年前に自分がプレゼントした時のまま。そんなウニの為に準備してきたミランは家の掃除と洗濯、カーテンの模様替えなどを張り切る。

一段落した部屋の中でみつけたウニの日記帳。ミランは少しためらったが、自分たちに秘密があるはずもないと決め込み、日記を読み始める。時にウニをいじめたり悪口を言う輩に怒りながら、読み進める。最近では何が売れた等の売上帳のような内容も多く、苦笑い。ところが、昨日の日記を読んでいくうちに凍り付いてしまう。

ミランとの同窓会が楽しみでならないミョンボはウニを見かけて声をかける。ウニが忙しかったら自分がミランを迎えに行く…。そこに通りかかったミョンボの妻インジョンは、自分との買い物にも付き合わないくせにと、鋭いにらみを利かせる。あきれてその場を後にするウニ。

昼に戻って来たウニに食事を用意しながら、ミランはウニに弁明する。昨日魚なんか売ってないで遊ぼうと言ったのは、仕事中毒みたいなウニに息抜きしてもらいたかっただけ。聞かれてもいないことを言い出す。ミランがすっかり掃除してきれいになった家の中に感嘆の声を挙げながらも、心の中でこのまま本心を隠したまま、やり過ごしたいと願うウニ。

同窓会に行く前にウニに化粧を施すミラン。そうしながら、ミランはウニが自分に不信感を持つに至る理由を探るが、すべてウニに躱される。ウニはいつも通りに元気でミランを大事にしてくれるが、モヤモヤしたまま同窓会が始まる。

ミョンボはミランの隣に座ってしきりに世話を焼こうとするが、ミョンボの隣に座ったインジョンは2人に目を光らせ、ミョンボの足をヒールで踏んだりわき腹をつねったりする。ミョンボが席を外すとミランに詰め寄り、ミョンボに手を出すなと警告。ミランは自分は理想が高いんだと言って、インジョンの神経を逆なでする。

イングォンは伝説のデュエットとしてミランとウニの曲をかける。2人は高校時代の時のように踊り唄うが、だんだん男たちが集まってミランを取り囲み、ウニははじき出されてしまい、ため息をついて酒を口にする。酔いが回ったインジョンはウニのそばに寄って来て、乱暴な言葉でミランを非難し始める。ウニはインジョンを諫めつつも自身のわだかまりからハッキリ否定することができない。

ミランはハングルがまだおぼつかないオクドンの為に、ハングル練習帳などを買い求める。会場に戻る途中、落ち込んだ様子のミョンボを見かけ声をかける。ミョンボは「離婚したい」とミランにインジョンから受けた傷を見せる。爪がはがれ血がにじむ足、赤黒く腫れたわき腹を見て、思わずミョンボを抱きしめてしまう。それを目撃したインジョンは逆上してミランにつかみ掛り、ミランも負けてはいない。騒ぎを止めようと駆けつけたウニを叩いてしまうミラン。

ウニはインジョンを連れて立ち去り、ミランは一人トボトボと歩いてウニの家に向かう途中、車で通りかかったホシクが拾って送ってやることに。ミランはホシクが自分を嫌う理由を知りたがり、初めは語らなかったホシクだが、友達として教えることにする。高校時代、ミランがウニにあげた弁当を捨ててしまった時のことを…。

ウニがインジョンを送って家に帰った時、先に戻っていたミランは焼酎を飲んでいた。ミランはウニにも一杯勧めるが、翌日の仕事の為に断ったウニ。「二重人格、利己的な女…。」ミランは日記を指差す。他人の日記を読むなんて!声を上げるウニ。ミランはウニが何十年も自分をそう思っていたのに隠していたと思い込んで、ウニの家を後にする…。

第13話感想

複雑な思いを押し隠してミランに親友としての立場で接するウニだったのですが、そんな思いをつづった日記を勝手に読んでしまったミランが全てを知ってしまいました。相当なショックだったと思います。彼女は表面は明るいタイプだけど、酔って泣くところなんか見たらもしかして本当の気持ちをため込むタイプなのかもしれないと思いました。

でも、ウニにしてみれば、それでも過去の出来事はショックだし、ミランがあのように自分を友達ではなく子分のように、自分の思い通りに動いてくれる召使いのように思っていると感じているわけで。今も友達のふりをするのが苦痛なほど耐えているんですね。行き違った二人の感情が行きつく果てはどこなのか。非常に気になる所です。

ヒョンが毎晩のようにヨンジュのところに来て遅くまでいたり、夜中にラーメンを作って食べたりするので、ホシクは夜中に目覚めてしまうことが多くなってしまってもう限界のようです?! 枕を持ってイングォンの家に行ってしまいます。イングォンもいたしかたなく…ここは笑えるポイントですね!

第14話視聴率10.949%

第14話あらすじ

―ヨンオクとジョンジュン、そして…1-

ミランはソウルに帰って行った「あんたなんか義理堅い人間じゃない!」とウニに言い捨てて。これで、完全にミランとの関係が終わった。すっきりすると思いきや、何かモヤモヤが残った。仕事も手に付かないほどイライラする。

ミランが買った学習道具をオクドンに届けに行くウニ。オクドンとチュニがミランを可愛そうな子と言うのが理解できない。それは、一人の相手と添い遂げられないことや子供を自分で育てられないこと、何度も再婚する母が恥ずかしい娘に旅行に来るなと言われて悲しいだろう。そんな事情があったことを知っても「義理がない」と言われたことに気が収まらなく、ミランに電話をかけてみるが繋がらない。すると、ウニはその足でソウルに向かう。

ミランは辞めた仕事場に復帰していた。アイスランドに行くまでの二か月だけ働くことに。ミランは次の指名でうつ伏せで寝ているお客のタオルを肩までめくり、それがウニであることに気づく。ミランは手を動かし始めると、なぜ自分に義理がないのかと問いかけるウニ。そして、あの時「言うことを聞く、扱いやすい」人間と言われて傷ついたことを話し始める。ミランは何度も結婚、離婚を繰り返す自分を家族さえ恥じている中、唯一気楽に接することができると言いたかった。けれど「傷ついた、腹が立った」と直接言わずに、耐えて誤解したウニに義理はないと涙ぐむ。

そのうち、ウニの体がとても凝り固まっているのを手で感じたミランは、このままでは病気になると心配し始める。ウニの心にミランの心がゆっくり染みてきて、その手にゆっくり心も体をほぐされてくる…。そうして、二日後、済州に帰るころにはすっかり元通りの2人に…。

ーヨンオクとジョンジュン3ー

自分勝手に猟をするヨンオクは、一度に3個のアワビを握って海上に上がる途中、海底にあった網に足を取られる。もがけばもがくほど取れない網。ダリは異常に気付いてチュニらに助けを求め、なんとか命拾いしたヨンオク。

陸に上がってヘジャを先頭にそこまでヨンオクを嫌っていなかった海女までも怒り心頭。ともすれば先頭に立って救助した70代のチュニを命の危険に陥れたかもしれない。ヨンオクにはもはや返す言葉もない。謝罪も受け入れてもらえず、チュニから海女をやめるように通告される。お前が海女を続ける限り、誰も海に入ろうとしないだろうと。

もう一つ。ヨンオクはなぜ嘘をついて回るのか。「嘘ではなく聞かれたことを答えただけ」両親が亡くなったことは聞かれなかったから話さなかっただけだったというヨンオク。しきりになる電話の相手は恋人でも隠し子でもなく、実は自分のたった一人の血のつながった姉で…。涙ながらに語るヨンオクの話をじっと聞くチュニ。

ヨンオクの両親は孤児同士、画家同士、2人で生涯幸せに暮らそうと結婚したが、生まれながらにダウン症を持った病気がちなヨンヒの為に画家をやめて東大門で洋服店を営んだ。両親は「私たちは優しい子を育てる神様の試験に合格した」と常日頃から言っていた。そんな両親はヨンヒとヨンオクが12歳の時に事故で他界してしまった。

その後、統合失調症まで患ったヨンヒと2人叔母の家に引き取られたが、ヨンヒがバカにされるとヨンオクも激しく反発。結局、うまくいかず1年で施設のお世話になることに。大きくなったヨンオクはお金を稼ぐためと施設を出たが、本当はヨンヒから離れたかったのだ。施設の訪問は少しずつ足が遠のいて行った。しかし、ヨンヒを生涯面倒を見なくてはいけないことからは逃れられない。

ある日の猟。ヨンオクが待ち合わせ場所に行くとそこにはヘジャだけ。ヘジャはあなただけは知るべきとチュニからヨンオクの事情を聞かされ、事情が事情だと理解を示す。ヘジャはこれからヨンオクとペアを組み、ヘジャの指示に従うと約束するヨンオク。

ジョンジュンとラブラブな夜を過ごしたヨンオクは、帰宅して冷水を浴びせられた気持ちになる。それはソウルの施設にいるヨンヒを1週間預かることになってしまったせい。今までの恋人は皆ヨンヒの存在を知ると離れて行った。だから、ジョンジュンには最後まで秘密にしたかったのに。

ヨンオクの気も知らず、ジョンジュンはもう将来を考え始めていた。「結婚を前提に考えているし、一緒に住む家も買おうと思う。あ、両親とも気楽に食事をしよう。」ヨンオクはすべてを諦めて「もう終わりにしよう。」と冷たいメールを送りつける。突然の心変わりに困惑を通り越して、激怒するジョンジュン。

猟の後に空港に向かうヨンオクを追いかけていくジョンジュンだが、ヨンヒを紹介されて戸惑った表情を見せ、ヨンヒの気に障る。ヨンヒはヨンオクに連れられて立ち寄った漁港でチュニやオクドンたちに優しく受け入れられる。そこにやって来たジョンジュンは改めてヨンヒにヨンオクの恋人だと自己紹介をする。

改めてヨンオクと向き合ったジョンジュンは、ヨンヒのことは初めは驚いただけでだんだん仲良くなれると思うし、ヨンオクとは決して別れないと。そして、涙でいっぱいのヨンオクの手をギュッと握りしめ…。

第14話感想

ウニとミランはなんとか仲直りできました。なんといってもミランのまずい言い方がウニの誤解を招いたのだけど、それを咎めずに誤解したまま耐えてしまったウニにも非があったということで。互いに行き違った、誤解という試練を乗り越えた2人はさらに深い絆が生まれたことでしょう。

ヨンオクの事情とは双子の姉のヨンヒのことでした。ダウン症とは生まれながらに染色体の一つが多くある病気で、体の器官の成長が遅かったり、病気に弱かったりします。ヨンヒの場合は発達障害もあるということです。ここではそんなヨンヒを「災いの子」と表していますが、その表現は間違っていると思います。

ヨンヒが済州に来ることになって、ヨンオクはジョンジュンとの関係がもうおしまいだと思ったんでしょうね。しかも、ジョンジュンはすごく浮足立っ手結婚のことまで。いや、普通にそれ気が早いから(;^_^A もう2人の感情の起伏が半端ない回でした。しかし、最後は男らしかったね!




【放送情報】

 

【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

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【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

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【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

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【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

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【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

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【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

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