昼と夜　7話・8話　あらすじと感想

nero

4年前

昼と夜　낮과 밤　2020年放送　tvN　全16話

【韓国放送期間】2020年11月30日から2021年1月19日

第7話視聴率3.451%

neroさん

1 第7話あらすじ
- 1.1 第7話感想
2 第8話あらすじ
- 2.1 第8話感想

第7話あらすじ

2年前、ジョンウはMRI検査を受けていた。とくにこれといった問題は見つからなかったが、検査結果を見たジョンウは、どこか深刻そうな表情を浮かべる。そして、例の女に白夜村での生存者を調べるよう頼むジョンウ。白夜村の生存者の内、今も生き残っていたのはたったの2名だけだった。

その内の1人、キム・ソンオクが入院する精神病院へ向かったジョンウは、屋上で首を切って死にかけているソンオクを発見する。ソンオクはジョンウを見て「あなたは113番ね」と呟き、その場で息を引き取る。

最後の生存者キム・ミンジェの行方を追うなか、ジョンウは暴力団組織の抗争に巻き込まれるヘウォンと出会う。その後、ジョンウはヘウォンを特殊チームのメンバーとしてスカウトする。ジョンウは初めから、ヘウォンがイルドの娘だと知っていたのだ―。

病室で眠るジョンウのもとへやってきたジェイミーは、放心状態でソファーに座るヘウォンを見て、少し休むようにと声を掛ける。ジョンウは脳に問題があり、余命幾ばくもないという。ヘウォンがトイレに向かうと、病室へ帽子を目深に被った1人の男が現れる。男はジョンウに襲い掛かるが、慣れた手つきでそれを交わすジョンウ。しかし、再びめまいがしてふらつくと、腹部を刃物で刺されてしまう。ジョンウはヘウォンを捕まえ、病院の外へと脱出する。

ジョンウを追う男らのなかには、キム・ミンジェの姿が。

事情を知ったヘウォンはジョンウを車に乗せ、警察署へ向かうと言う。手に手錠を掛けられたジョンウは、黙ってそれに従う。

その頃、部屋で捜査資料に目を通していたジェイミーは、ジョンウが最初からソン・ミノを殺そうとしていた訳ではないと気付く。何かソン・ミノから、情報を聞き出そうとしていたのだと。

ジョンウが病院を脱走したと知った警察は、特殊チームの机からジョンウの所持品を回収する。ヘウォンはジワンとソクピルに、ジョンウを連れて今から署へ戻ると連絡。それを知ったジェイミーは、一旦上層部に報告を入れる。次長と情報部長が特殊チームへ向かうなか、調査室へ向かうジェイミー。するとそこには、今しがたジョンウに手錠を掛けられたヘウォンの姿があった。

ジェイミーが手術を受けた病院を突き止めたジェウンは、部屋の外で監視するヨンシク(チャン・ヒョクジン)に、コンビニへ行くと言うが、駄目だと言われてしまう。

ジョンウの目的が回収された所持品だと知ったヘウォンとジェイミーは、部長室へ侵入する。2人の予想通りジョンウが現れると、銃を向けるヘウォン。しかし、ジョンウはジェイミーに交渉を持ち掛け、箱に入った眼鏡を手に部長室を後にする。防犯カメラを避けて署の外へ出たジョンウだったが、そこへ新たな追っ手が！ヘウォンらがコンピュータの解析を依頼していた、サイバー情報室の男だった。

同じく駆け付けたヘウォンに助けられたジョンウは、何も言わずのその場を立ち去る。ジョンウが逃げだと知ると、男もその場から逃げて行く。

一方、またしてもジウクのもとへ予告殺人に関するUSBが届く。そこには先日の火災事件で、犯行時刻にナム・ウチョンが自ら火を放つ様子が映っていた。しばらくして、もう1通の封筒が。なかにはこれまた、USBファイルが入っていた。USBをパソコンへ繋ぐと、そこには自ら腹部を刺し、自殺を図る1人の男の姿が…。

その頃、ジョンウをよく知るLP店の店主チョン・スング(ウヒョン)は、物音を聞きふと入り口に目をやる。すると、出血多量で気を失ったジョンウが倒れていた。

第7話感想

なんとか病院を脱出することに成功したジョンウ。

それにしても、ジョンウの脳疾患はかなり深刻なようです。確かに2年前の検査では、特に問題なしと言われていたのに…。もし検査に反映しないような疾患を残すとしたら、本当にたちが悪いですね。

ここで疑問なのが、ジョンウはジェイミーの疾患に関しては手術で治してあげたのに、なぜ自分の治療はしなかったのか。既に手が付けられない程進行していたから、という可能性も考えられます。どちらにしても、ジョンウの余命が残りわずかということから、ドラマのハッピーエンドは難しそう？

そして、ジョンウは最初から、ヘウォンがイルドの娘だと知って接近していました。もちろんイルドが白夜村の研究員だと知り、ヘウォンに近づいたのだと思います。でも、ヘウォンと一緒に行動する内に、どこか情が湧いてしまったジョンウ。必死にヘウォンを突き放そうとする姿が、なんだか切なかったです。意外とジョンウのなかでも、ヘウォンの存在が大きいと知って、嬉しいような悲しいような。。

ボロボロになったジョンウが駆け付けたのは、スンジョンLP店。実は白夜村を脱出したジョンウは、この店の店長スングに引き取られたのです。ジョンウにとっては、ある意味父親のような存在でしょうか。

ジウクに届いたUSBには、第6？の犯行現場の映像が。ジョンウが捕まってもなお、事件が続いていくということは、やはり犯人はジョンウではないのか。ただ、夢を操作するだけなので、遠隔でも可能というのがネックですね。一体真犯人は誰なのでしょう。

第8話視聴率4.103%

neroさん

第8話あらすじ

白夜村の校庭では、子供達がそれぞれ遊びに夢中になっていた。その光景を眺めながら、自分達の目標はこれ以上死を恐れないことだとチョ・ヒョンヒ(アン・シハ)博士は言う。

そんななか、1人の子供がその場に倒れこむ。胸に“113”と書かれた少年が近づくと、的確な応急処置を行う。その日、突然倒れた友人のことが気になる113番は、研究室に忍び込み、カルテを目にする。そこには「満了」と赤いスタンプが押されていた。研究室を出た113番は、廊下でチョ博士に見つかってしまう。すると博士は、「あなたは特別なの、私の子」と言って少年を抱きしめるのだった―。

ハッと目を覚ますジョンウ。スングのおかけで、ジョンウはなんとか一命を取り留めた。もう少し休めと言われ、ジョンウは痛みに顔をしかめながら、再び横になる。

その頃、ヨンシクはコップに薬を注ぐ。それをジェウンに渡すと、飲めと促すヨンシク。

6番目の事後動画を受け取ったジウクは、ジョンウが捕まっていようが、それは大した問題ではないと言う。しかし、これまでの事件はすべて、予告状の後に動画が送られてきたのだ。よりによってジョンウが逮捕された後、今回は何かがおかしいとジウク。さらに動画に登場したイ・ビョンソン院長は、死んでおらず、現在治療中だという。

ヨンシクの前には、謎の男が立っていた。ジェウンが明晰夢について口にしていたと聞くと、ジェウンが会っていた“友達”を消せと男。

ファン次長は今日限りで特殊チームは解散だと言い、それぞれ自宅待機を命じる。

ジョンウの目的がソン・ミノを殺すことではなく、情報を聞き出すことだったと考えるジェイミーは、ソン・ミノに会いに行く。医師のフリをして病室へ向かったジェイミーは、薬を投薬すると、解毒剤が欲しければ真実を話せと脅すのだった。

その頃、警察庁へ大統領秘書のオ・ジョンファンが現れる。ファン次長を呼び出し、ジョンウの行方はまだ追えていないのかとオ室長。以前にもオ室長を警察庁で見たことがあると思い出したファン次長は、何やら嫌な予感を抱く。

ソン・ミノは当時白夜村を消滅させたのは、3人の子供達だったという。村のなかでも目立った存在で、方法はわからないが、今回の予告殺人と同様、何かの術にかけられたかのように次々と自害していったとミノ。今もなお研究が続けられていると知ったジェイミーは、病室を後にする。先ほどジェイミーが投薬したのは、ただの睡眠薬だった。

村の生存者の1人だったキム・ソンオクの病院を訪れたヘウォンは、ソンオクが亡くなった日、ジョンウも同じく病院へ来ていたと聞き驚く。そんなヘウォンのもとへ、ジウクから連絡が。

ジウクはヘウォンに、先日届いた2つの動画を見せる。ジョンウの目標はソン・ミノだったはずが、ジウクに届いた事後動画は、ナム・ウチョンをターゲットにしていた。さらに新たな動画には予告状がなかったという。もし予告状を送っていたのがジョンウだとすれば、辻褄が合う。するとヘウォンは、記事を書かないことを前提に、白夜村の人体実験について明かす。

オ・ジョンファンは息子の部屋へ行き、寝ている息子の布団を直してやる。なんとオ・ジョンファンの息子は、第1の被害者キム・ヨンジュンの友人オ・ギョンミンだった！書斎に戻ったジョンファンの前に、ジョンウが現れる。「閣下は今どこに？」とジョンウ。ジョンファンは閣下の居場所はわからないと言い、代わりに閣下と繋がる人物について教える。

閣下と通じる人物、それは他でもないヘウォンの父コン・イルドだった。

ジョンファンに言われた通り、イルドを訪ねるジョンウ。そこへ、母に頼まれ父イルドの着替えを持ったヘウォンがやってくる…。

第8話感想

少しずつ、28年前の謎が明らかになりつつありますね。

白夜村では、連日子供達を対象に人体実験が行われ、なかには副作用でそのまま死に至るケースも少なくありませんでした。そんななか、大人達の不審な動きに気付いたジョンウ。恐らくジョンウが“113番”の少年に間違いないでしょう。

第1話の流れだと、113番の少年であるジョンウが28年前の事件を起こしたのかと思いましたが、また新たな第3の人物が浮上。ジョンウを「オッパ(韓国語でお兄ちゃん)」と呼んで慕っていた女の子が、ジェイミーと予想されます。ジェイミーは自分でもジョンウでもなく、もう1人の生存者が事件の犯人だと考えているようです。第3の生存者は、やはりジェウンでしょうか。ただ、ヨンシクが話していた謎の男の存在も気になります。恐らくジェウンの別の人格か何かかと思ったのですが、真相はまだ明らかになっていません。

もしジェウンが二重人格だとすれば、普段の気弱なジェウンの他に、冷酷で他人を殺すことを何とも思わない、もう1人の人格がいると考えられます。

そして、ドラマの序盤で何度か登場した男子高校生オ・ギョンミン。まさか彼がオ室長の息子だったとは驚きでした。確かギョンミンは、ジョンウの弟分のような男から、薬を購入していましたよね。

最初はどれもバラバラだったパズルのピースが、徐々に繋がってきて面白くなってきました！まだまだ謎は多く残されていますが、後半の展開にも期待です。

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