怪異 5話・6話(最終回) あらすじと感想

怪異


怪異 괴이 (かいい) 2020年放送 全6話 TVING

neroさん

第5話あらすじ

深い霧の中をゆっくりと進む、チョン・ギフン(ク・ギョファン)とハン・ソクヒ(キム・ジヨン)を乗せた車。そんななか道路に倒れる人影を発見したソクヒは、ギフンの制止も聞かずに車を降りてしまいます。道端に絶命した状態で倒れていたのは、ソクヒの派出所に勤務する警官でした。遺留品の中から、手錠と拳銃を持ってふたたび車へと戻るソクヒ。

一方郡庁では、すっかり過去の記憶に閉じ込められてしまったイ・スジン(シン・ヒョンビン)の姿が。娘ハヨンが事故で命を落とした瞬間の映像が脳裏をよぎると、激しく暴れ出すスジン。するとスジンは監視役の男が持っていた木の棒を奪い取り、男の太ももに突き刺します。男の悲鳴がロビー一帯に響き渡り、しばらくして部屋から出てきたのは目が白く変色したスジンでした。今度は郡守のクォン・ジョンス(パク・ホサン)に襲いかかろうとするスジンを蹴り飛ばすクァク・ヨンジュ(クァク・ドンヨン)。そこへハン・ドギョン(ナム・ダルム)が止めに入ると、今度はドギョンに掴みかかるスジン。

激しい攻防の末、床に倒れ込んだスジンは「殺せ…私を殺せ…」と弱々しく呟きます。そんなスジンに襲いかかろうとするヨンジュでしたが、ふたたび止めに入るドギョン。そんな様子さえも楽しむかのように、ヨンジュは不気味に笑い出します。

ふたたび車を走らせたギフンとソクヒは、村の至る所で絶命する住民たちの姿を見て愕然。その後、パトカーを発見したソクヒは車を降りて近づくも、既に呪いにかかった同僚はソクヒに銃を向けます。何とかギフンのおかげでその場を流れたソクヒでしたが、2人が去った後、同僚は持っていた銃で自害してしまいます。

今すぐ雨に当たった人々を皆殺害しろと息巻くヨンジュ。そんななか、ジョンスはウイルスに感染した疑いのある者たちを郡庁の外へ追い出してはどうかと提案します。するとそれに反発するドギョンに向かって、ヨンジュが激しく暴行を加え…。その拍子に仏像を覆っていたガラスにヒビが。一方、悪鬼の呪いにかかった老婆が郡庁の周辺にガソリンをまき、火をつけます。燃え上がる炎を見て、満足げに微笑む老婆。

ロビーではヨンジュとドギョンの攻防がつづき、しまいにはヨンジュがぶつかった拍子にガラスが割れてしまいます。その場にあらわになった仏像に目を奪われる人々。そんななか、先ほど老婆がつけた火の手が郡庁内部にまで襲ってきます。

もくもくと上がる煙を発見したソクヒは、それが郡庁の方向だと言い、2人は先を急ぐことに。そんななか、仏像の封印方法について調べていた僧侶から連絡が入ります。決して仏像の目を見ずに、その両目を封印する必要があると僧侶。一か八かにかけ、郡庁へ急ぐギフン。

火災を知らせる警報音を聞いてパニックになる郡庁内。するとジョンスは外に止めてあるバスに乗ってここから脱出しようと言います。次から次へとバリケードを外し、外へ出ていく人々。ドギョンの方へ歩み寄ったヨンジュは、「俺たちはここまでだ」と告げ、持っていたナイフを渡します。バスに乗って無事に郡庁を離れたと思ったのも束の間、先ほど仏像と目が合った人たちが次々と凶暴化。バスの中は一気に修羅場と化してしまいます。

その頃、なんとか郡庁に到着したギフン。運よく仏像の前に車を停めることに成功したギフンでしたが、郡庁内にに佇む息子ドギョンの姿を目にしたソクヒは、誤って目を開いてしまいます。その瞬間、鬼仏と目が合うソクヒ…。

第5話感想

絶対に鬼仏の目を見てはいけないと言われていたにも関わらず、咄嗟に目を開けてしまったソクヒ。これは困ったことになってしまいました。それにしても、絶対に目を開けずに鬼仏の目を封じるなんて、本当に可能なのでしょうか。

一方、最後まで人を殺す快楽に酔いしれたヨンジュ。結局ヨンジュもまた、ドギョンともみ合いになった拍子に鬼仏と目を合わせてしまい、自らも呪いの犠牲に…。こういったパニックものにはよくありがちな展開ですね。そして、そんなヨンジュよりももっとたちが悪いと思ったのが、郡守のジョンス。ジョンスに関しては、自分のせいで郡がこんなことになったのにもかかわらず、まったく責任を感じていないどころか、我先に助かろうとする一番酷いキャラクターでした。まぁ結局ジョンスも呪いにかかってしまったので、自業自得といったところでしょうか。

そして、これまた鬼仏とのアイコンタクトによって呪われてしまったドギョンとスジン。僧侶は心が弱い者ほど呪いにかかりやすいと言っていましたが、ここらで呪いを克服する人物が現れてもいいと思うのですが、どうでしょう。

さて、次回はいよいよ最終回です。1話が30分ほどと短い上に全6話なので、実質3時間ほどの本作。その分気軽に見られるのが最大のメリットですが、一方で、ちょっとストーリーが散漫し過ぎているような気も…。ラストはどんな展開が待っているのか、期待です。

第6話(最終回)あらすじ

息子ドギョンの姿を追うなか、鬼仏と目を合わせてしまったソクヒ。車を降りたソクヒは、先ほどロビーで見たドギョンを探します。しかし、母親の声に思わず逃げ出してしまうドギョン。その頃、ギフンは怪雨で湿らせた紙を使って鬼仏の目を覆います。

山中を猛スピードで駆け抜けるバイク。バイクに乗っていたのは、ヨンジュとドギョンでした。その後を追いかけ、危険運転を辞めるようにとパトカーから呼び掛けるソクヒ。ソクヒはバイクに乗っているのが息子のドギョンだとは考えもしませんでした。そんななか、先ほど鬼仏と目を合わせてしまったせいで、自らも呪いにかかってしまうソクヒ。するとソクヒは、手に持った拳銃をドギョンに向けます。自らの手で息子のドギョンを殺そうとするソクヒでしたが、その瞬間、ギフンが見事鬼仏の目を覆うことに成功。

ゆっくりと目を開けて鬼仏の両目が完全に覆われたことを確認したギフンは、つづけて鬼仏の表面に結界の模様を書き記します。すると鬼仏の呪いが解け、正気に戻るソクヒとドギョン。同じく呪いが解けて床に倒れこむスジンを発見したギフンは、慌ててその傍に駆け寄ります。

スジンが目を覚ました時、火災によって館内のスプリンクラーが作動。すると先ほどギフンが貼り付けた紙が次々に剥がれていってしまいます。ふたたび悪鬼の呪いが復活し、お互いに殺し合いを始めるソクヒとドギョン。さらに鬼仏に向かって歩いて行ったギフンもまた、その目を見てしまいます。同じく呪いにかかったギフンの前には、なぜハヨンのお迎えに遅れたのかと責め立てるスジンの姿が…。「あなたがもっと早く行っていれば、ハヨンは死なずに済んだのに。」そう話すスジンの身体は次第に虫たちに飲みこまれ、巨大な蜘蛛が出現。思わず悲鳴を上げてその場に倒れこむギフン。

そんなギフンに駆け寄ったスジンは、通話中の電話を手に取り、僧侶から状況を聞きます。結界に使われていた布を使って目を覆い、鬼仏の両目を覆えと僧侶。ギフンがしようとしていた計画を知ったスジンは、自分が代わりに鬼仏の両目を封印することに。

一方、過去の記憶の中に閉じ込められてしまったギフン。ギフンが扉を開けると、そこには誕生日プレゼントを抱えた娘ハヨンが立っていました。ハヨンとの思い出に浸りながら、ハヨンを亡くした悲しみに暮れるギフン…。その頃、スジンは着々と湿らせた紙で鬼仏の両目を覆っていきます。しかし、先ほどの火災と爆発によって不安定な仏像の土台。なんとか両目を覆ったスジンは、その額に例の解読した文言を書き記します。

次の瞬間、呪いにかかったギフンがスジンに襲いかかり…。そんなギフンを必死に止めようとするスジンでしたが、2人が動いた拍子に車が大きく揺れ、ギフンは自らワイパーで自分の身体を突き刺してしまいます。ふたたび車が揺れた拍子に、2人の耳に聞こえてきた「パパ、お誕生日おめでとう!」という娘ハヨンの声。

結局、2人を救ったのは他でもないハヨンでした。その時、仏像を繋ぎとめていたロープが切れ、下の階へ落下する仏像。その上には、ハヨンがギフンにプレゼントした人形が。人形が光を放って消滅すると、同時に仏像も粉々になります。

1年後、ギフンとスジンは自身のYouTubeチャンネルを立ち上げ、奇怪な現象を追っていました。そんななか、2人はとある廃墟へ。そこで2人が目にしたのは、何やら奇妙な形をした謎の物体…。

第6話(最終回)感想

シーズン2を予測させる、衝撃のラスト!!

ここ最近、とくにWEBドラマでよく見られる、シーズン2の存在をほのめかすような意味深なラストで幕を閉じたドラマ「怪異」。果たして、ギフンとスジンのコンビをまた見ることができるのでしょうか。

“目をつむったまま仏像の両目を覆う”という無理難題なミッションを課されたギフン。なんとか仏像の両目を覆うことに成功したギフンでしたが、今度はスプリンクラーによってふたたび剥がれてしまう目隠し。そもそもずっと前から郡庁では火災が起きていたのに、よりによってなぜあのタイミングでスプリンクラーが作動したのか。なぞは残るばかりです。

それでも最後はスジンの活躍もあって、見事仏像の封印に成功した2人。結局はハヨンを想う2人の気持ちが、世界を救ったといったところでしょうか。後半の仏像を封印するシーンでは、大掛かりなCG演出が登場。しかし、舞台が郡庁なのにもかかわらず、一体どこまで落下するの?といったちょっとリアリティに欠ける演出が目立ちました。それでも、最後はハッピーエンドで終わったので、スッキリとしたラストに。

懸念していたオカルト演出はさほどなく、ホラーが苦手な私には非常に見易い作品でした。逆にオカルト要素に期待していた人には、ちょっと物足りない結果になってしまったかもしれません。個人的には展開が早く、全体を通しても3時間ちょいという時間が、とくに負担もなく見られる作品だったと思います。

なんといっても、主演を務めたク・ギョファンの父親役が印象的でした。毎回違った魅力を見せてくれるク・ギョファンの活躍に、今後も注目していきたいです。



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