九尾狐伝1938 11話・12話(最終回) あらすじと感想

九尾狐伝1938


九尾狐伝1938 구미호뎐1938 2023年放送 tvN 土日 全12話

daisySSさん

第11話視聴率4.728

第11話あらすじ

「おおにゅどう」と身体が入れ替わったイ・ヨン(イ・ドンウク)は、日本の妖怪二人に、韓国山神たちと戦おうと誘い、チョン・ムヨン(リュ・ギョンス)とリュ・ホンジュ(キム・ソヨン)の元に向わせます。

「ゆき」の攻撃を受けたチョン・ムヨンは、凍りついた状態で身動きが取れず、リュ・ホンジュはイ・ヨンが突然自分に攻撃を初めて切りつけると、驚きます。

そのすきに、「ゆき」がリュ・ホンジュまでも凍らせ、、、火を使う山神であるチョン・ムヨンが、自分の身体を溶かし、リュ・ホンジュを必死に助けようとします。

チョン・ムヨンが火を扱うことを知ると、「おおにゅどう」にチョン・ムヨンの身体に乗り移るよう伝える「ゆき」。

その時、「おおにゅどう」の身体をしたイ・ヨンが現れ、チョン・ムヨンの身体を乗っ取ろうとした瞬間、イ・ヨンが自分の身体を取り戻すことに成功します。雷を使って「おおにゅどう」を殺し、リュ・ホンジュを助けて無事に絵から出ることができた三人。

その頃、ヤチャに噛まれて人魚チャン・ヨヒ(ウ・ヒョンジン)に薬を飲ませて目が覚めるのを待つ、イ・ラン(キム・ボム)。ついにチャン・ヨヒが目を覚ますと安堵、、、キスをすると彼女への気持ちを告白します。

全員そろって無事に柳紅酒(ミョヨンカク)に戻ったはずが、イ・ランと話しをしていたイ・ヨンは、自分たちの影が見えないことに疑問を持ちます。

その時、自分たちがいるのが柳紅酒(ミョヨンカク)ではなく、バンドホテルの404号室だと気づいた時、日本の妖怪軍団のリーダーである隊長の「さとり」が現れる。

すべては彼がかけた幻術だと明かすと、「ここからは誰も出られない。出る時は死んだ時だ」と語り、、、攻撃を始めます。

日本の妖怪の二人が加わり、攻撃を受け、、、「おおにゅどう」に乗っ取られた時に負った傷のせいで戦うことが難しい状況のイ・ラン。

隊長の「さとり」は、山神たちがお互いを殺し合うようにと、幻術をかけた後で、リュ・ホンジュとチョン・ムヨンはお互いを攻撃します。困った状況に置かれた時、イ・ヨンが突然「万歳」と叫ぶと、日本の妖怪の二人が突然、「さとり」を攻撃し始めます。

「こっちも同じ力を持っている」と意味深げに語るイ・ヨン。イ・ヨンは「おおにゅどう」の身体だった時、日本の二人の妖怪に自分が「万歳」と叫ぶと、「さとり」を攻撃するよう事前に幻術をかけていました。

仲間たちから攻撃を受けた「さとり」、、、イ・ヨンは建物の上から全員飛び降りるよう命じ、、、そのすきにチョン・ムヨンは、イ・ヨンが持っている宝の入った袋を奪い取ろうとします。

宝の一つである金尺(クムチョック)を手に入れたチョン・ムヨンは、兄を生き返らせます。しかし、生き返ったチョン・ムヨンの兄はムヨンの命を奪い。。。

奪衣婆(たつえば)から山神に関する真実を聞かされたイ・ヨンは、チョン・ムヨンが生き返らせようとするのが、兄ではないと気づき、チョン・ムヨンを捜す。。。

発見されたチョン・ムヨンは息を引き取る寸前で、「ホンジュを一人にするな」と遺言を残して亡くなります。

現在に戻ることできる月食の日、、、ユ・ジェユとチャン・ヨヒが拉致されてしまいます。残されて雪だるまを見たイ・ヨンは、「ゆき」と「おおかま」が生きていることに気付き。。。

イ・ランはチョン・ヨヒを捜しに行こうとする姿を見て、弟をとめようとする。

第11話感想

チョン・ムヨンの死!

絶対に兄を助けたいと思っていたチョン・ムヨンの気持ちを利用した兄。。。

奪衣婆(たつえば)は、山神に関する真実をこのタイミングで伝えたのが残念でした。早く分かっていればチョン・ムヨンを死なせることはなかったはずなのに。。。

これまでは山神が4人いると思われていましたが、山神はもともと一人。膨大な力を持った山神のせいで、妖怪が生れた事、、、彼を阻止するためにエンマ大王が山神を殺し、4つの神に分けた。。。

それにとどまらず、二度と山神が復活することがないよう、守護石を現代に送り、、、金尺(クムチョック)と守護石が同じ時空にいることで、山神を復活させることができると、守護石を元々あった場所の現代に送り返そうとする奪衣婆(たつえば)。

幸い、イ・ヨンの元に守護石が残ったことで、月食に日に彼が現代に戻れば心配することは起きないはずが、このままでは現代に戻られないイ・ヨン。

「あれを呼び起こすしかない」と語る奪衣婆(たつえば)の言葉に、、、「あれが」なにか気になるエンディングでした。

復活した山神だけでなく、日本の妖怪かとうりゅうへい(ハ・ドグオン)との戦いも残っている状況。

彼と結婚させられるソヌ・ウノは、結婚式の日に、かとうりゅうへいを殺害する計画を持っており、、、果たしてどんな最終話を迎えることになるのでしょう。

第12話視聴率8.024

第12話(最終回)あらすじ

アヘンの煙の中、、、横たわる1937年のイ・ヨンは、京成(キョンソン)から届いた手紙を読むと、立ち上がります。

未来からタイムスリップしたイ・ヨン(イ・ドンウク)からの手紙で、イ・ランの側を守って欲しいとの内容。。。手紙の最後には未来では彼が想いを寄せる「ジアと再会する」と書かれた内容に、、、急いで京城に向かいます。

総督府警務局長のかとうりゅうへい(ハ・ドグオン)の前に現れたイ・ヨンは、彼の正体に関して質問します。自分を大天狗だと紹介するかとうりゅうへいは、守護石を渡さないと人質の命を奪うと脅迫を始めます。

人質の二人のうち、一人だけが生き残ると言われたリュ・ホンジュ(キム・ソヨン)は悩みます。

しかし、結婚式場を襲う計画のイ・ヨンは、必ず全員助け出すと説得し、柳紅酒(ミョヨンカク)の全員は、二人を助け出すために協力することになります。

リュ・ホンジュは奪衣婆(たつえば)を訪ねると助けを求めます。月食の時、イ・ヨンが守護石をもって未来に戻らないと世界が終わると言われ。。。

リュ・ホンジュとイ・ラン(キム・ボム)は、人質になっている二人を助けに向かい、イ・ヨンはかとうりゅうへいの結婚式場に向かう。

しかし、日本の妖怪たちがジェユンに鬼神の音を聞くと気がおかしくなる薬を注射し。。。もう一人の人質であるチャン・ヨヒ(ウ・ヒョンジン)の首に刃物を突きつけると脅迫する「ゆき」。

無事チャン・ヨヒを助け出しますが、ユ・ジェユは姿を消し、次に姿を見せた時には、頭の中で鬼神の声が聞こえるとリュ・ホンジュを襲います。結局、自分自身を刺して、自ら命を絶ったユ・ジェユ。

九狐尾の血を半分しか受け継いでいないイ・ランは、日本の妖怪を相手するのが難しい、、、その時、愛するチャン・ヨヒを助けたいと願う気持ちから覚醒したイ・ランは、「ゆき」を倒します。

その頃、バンドホテルではかとうりゅうへいの結婚式が開かれます。新婦ソヌ・ウノの姿に変身したイ・ヨン、、、かとうりゅうへいを倒します。

かとうりゅうへいよりも、チョン・ムヨンの兄が生き返ったことから、月食が終わる前にイ・ヨンは急いで未来へと戻らないといけない状況。リュ・ホンジュは、「ここは私に任せて。急いで戻って」と語ると、死んだはずのチョン・ムヨンまで現れます。

月食が終わる前に戻る必要があるイ・ヨンは、急いで奪衣婆(たつえば)がいるところに向かい、駆け付けたイ・ランは兄に最後の挨拶を交わし。。。

1938年のイ・ヨン、リュ・ホンジュとチョン・ムヨンは、これまでと違う姿で大活躍中。新しい総督府警務局長が赴任し、三人は立ち向かい戦い続けます。また、戻ってきた1938年のイ・ヨンは弟とチャン・ヨヒを家族として迎え入れます。

2023年現在に戻ったイ・ヨン。。。愛するジアと再会を果たし、、、微笑む二人。「遅くなってごめん」と語るイ・ヨンに、「必ず戻ってくると知っていたわ」と語り、抱きしめるジア。

第12話(最終回)感想

すごくよかった最終話のエンディング!

このシリーズはイ・ヨンとイ・ラン兄弟のブロマンスも面白いですが、何と言ってもジアに一途なイ・ヨンの姿が本当に素敵です。

シーズン1でもドキドキするロマンスに、致命的なほど素敵なイ・ドンウクが演じるイ・ヨンにハマりました。シーズン2のエンディングで、イ・ヨンとジアが再会するシーンを見て、ドキドキ!!

ドラマがスターとした時は、日本の妖怪が登場する内容や、シーズン1とは異なる世界観を見せ、正直、ドラマの流れがどのように描かれることになるのか、心配でした。

すべてにおいて満足の行くストーリー展開ではありませんでしたが、イ・ドンウクの演じるイ・ヨンはカッコよかったです。

イ・ランに関しても、、、途中、中二病の弟のイメージを持ってしまいましたが、愛する一人の女性のために覚醒する姿まで見せて、大満足のエンディングでした。

死んだはずのチョン・ムヨンが生き延びたわけは、イ・ヨンがもらった北斗七星の力だったようです。でも、復活したチョン・ムヨンの兄の存在から、シーズン3が始まってもおかしくない余地を残したエンディング、、、果たしてシーズン3が始まることになるのか、気になりますね。

「狐は一生一人の女性しか愛さない」とか「朝鮮最後の山神」等のイ・ヨンの発言にドキッ!

個人的な感想としては、イ・ドンウクはやはり、カッコよかったでした!未来から来たイ・ヨンも1938年を生きていたイ・ヨンを通じて全く異なるイ・ドンウクの魅力に触れることができ、、、大満足のエンディング!




【放送情報】

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