放送予定
【日本放送】
●LaLa TV (2023/3/31 )(金) 22:00~
●【日本初放送】KNTV (2022/3/4)(金)午後8:00~10:00(2話連続)
【韓国放送期間】 2021年10月29日・30日
本編は黒い太陽 全12話
黒い太陽 (韓国ドラマ) 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率
メビウス:黒い太陽 뫼비우스 : 검은 태양 全2話 |
2021年 MBC 全2話 |
視聴率平均視聴率 3.3% 시청률 最低視聴率第2回3.0% 最高視聴率第1回3.6% |
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あらすじ「黒い太陽」の世界観を踏まえて異なる観点から人物たちの過去を描いた作品 「メビウス:黒い太陽」では、本編より4年前の別の事件で活躍する国家情報院の要員たちのストーリーが展開 中国の現場で働く国家情報院の要員たちをサポートし、管理している支援管理チームのソ・スヨン(パク・ハソン)、正体を隠して活動している国家情報院のブラック要員のチャン・チョヌ(チョン・ムンソン)、海外パートを指揮している次長のト・ジンスク(チャン・ヨンナム)が直面した巨大な事件のストリーとなっている。
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相関図
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キャスト主要人物
パク・ハソン ソ·スヨン役 国家情報院海外情報局支援管理チーム 明るく、たくましく、そしてたくましい。ただ優しいだけではなく、任された仕事は何としても「よく」やろうとする。特別採用という理由で見えない差別を受けているスヨンが選択した方法だ。そうしてこそ生き残れると信じている。国情院で生き残ろうとする理由はただ一つ。ここでなければ居場所がないから。姉が死んだ後、以前スヨンが生きていた世の中は消え去った。 幼い頃早く両親を亡くし、姉と共に成長した。一人でスヨンを育てた姉を尊敬し頼りにした。家族は姉一人で十分だと思っていた。しかし取材でスヨンが追っていた麻薬事犯イ・ゴンホによって姉が命を失うことになり、スヨンはこの世に一人残された。罪悪感と復讐心に満ち、疲弊したスヨンは記者を辞め、ピルホを探しに行った。 ソマリア海賊に乗っ取られ、秘密裏に行われた韓国の船舶の事件。当時、様々な情報源を通じて情報を素早く入手するスヨンの情報力を高く評価したピルホ。スヨンはピルホの推薦で国情院の特別採用で入社した。 ゴンホに復讐するために入った国情院で、スヨンは自分とあまりにも似ている、大声を出して危うく耐えている、ブラックスタッフのチャン·チョンウに会う。
チョン·ムンソン チャン·チョンウ役 国情院·海外情報局のブラック要員、三合会の組織員 自ら韓国を祖国と考え、韓国人として認められたいと思っている。そういうわけで20歳になるやいなや海兵隊に志願入隊して、学業を終えた後は国情院に志願した。たった一つの祖国、自分の祖国である韓国のために働きたいからだ。 幼い頃から危機状況によく置かれたため、嘘と臨機応変に長けている。首にナイフが入り、目の前に銃が置かれても、瞬きもしない「度胸者」になった。自分が疑われる前に相手を探り、相手の弱点を把握する。何とかして抜け穴を開け、もしそれが詰まったら、躊躇わずに全てを破壊する。それがチャン·チョンウが今まで生き残った方法だ。 あまり笑わない彼の表情には、いつも緊張感がこもっている。目には残忍な殺気が漂っているが、その向こうには深い寂しさが漂っている。 厳しいシャドー生活に耐えながら、 ブラックの任務を遂行している途中、自分を危険に陥れてまで無理に鎮圧しようとした国情院に裏切りを感じ、 ブラック要員ではなく、三合会の組織員としての人生を生きていく。 国情院海外パート
チャン·ヨンナム ト·ジンスク役 国情院海外パート総括(次長) 見えない外部の脅威から国と国民を守るためには、積極的かつ果敢な先制的行動が必要だと考え、これまで積極的かつ果敢な海外工作を展開してきた。 過程より結果、華やかな成果が何よりも重要だ。徹底的に備えるより覆水盆に返らず。それがもっと派手な解決方法だから。 相手を探り、情報を共有せず、必要な時は相手を利用する。ジンスクが吐き出す言葉、微笑、動き一つまで、すべての行動には彼女だけの意中がある。
チェ·ドクムン キム·ジェファン役 海外情報局のブラック要員 すべての任務をアナログ方式で果たさなければならなかったあの時。昼は割り当てられた勤務地で働きながら情報を入手して手書きで作成し、 夜は、別のブラック要員が記録しておいた情報を配達する運び屋の役割をした。そのように黙々と任務を遂行したある日、 ジェファン氏は、海外情報局次長から情報を運べという直接命令を受ける。普段とは違うと直感したジェファンは念のため青酸カリカプセルを口の中に入れたが、死ぬのが怖い刹那のためらいで青酸カリカプセルをかむことができなかった。北朝鮮の工作員に捕まった期間は1週間だったが、ジェファンにとってその一週間は、死よりひどい苦痛が終わらない永劫のようだった。 結婚もせずに一生を一人で過ごした理由はたった一つ。自分は陰にいるべき人だと思ったからだ。任務に失敗すれば国家に申し訳なく、国民に申し訳なく思い、死んで星になるという信念一つで堪える。
キム·ジョンテ カン·ピルホ役 国情院海外情報局局長
ファン·ヒ オ·ギョンソク役 国情院海外情報局要員 三合会
チョン·ソクホ ワン·オ役 ワルン派、2番目の親分。
ウ·ジヒョン ウィ・グピョン役 三合会の組員 その他の人々
チョン・ファン イ·ゴンホ役 麻薬販売流通業者 OO ユン・ジョン役 精神医学専門医
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スタッフ /演出:パク・ソクホ、脚本:ユ・サン、制作:MBC 3MANA(株) アテオード |
作成:え |
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daisySSさん |
第1話あらすじ
ソ・スヨン(パク・ハソン)は精神科医とカウンセリング中、、、過去、国際部の記者だったスヨンは、麻薬を流通させていたイ・ゴンホ(ジョンファン)に、唯一の家族である姉を殺害されたことを苦しみます。イ・ゴンホはソ・スヨンを殺す代わりに彼女に苦しみを味わわせるため、姉をターゲットにしたことを知ったスヨンは、国家情報院でエージェントとして働けるチャンスを手に入れると、復讐のために記者からエージェントに転職。
海外パートに配属になると、中国のサムハプ会に侵入しているブラックエージェントのチャン・チョヌ(チョン・ムンソン)を管理することになります。チャン・チョヌは国家情報院のエージェントであることがバレそうになると、スヨンは自分を信じて任務を続けて欲しいと伝え、悩む表情を見せるチャン・チョヌ。サムハプ会とチョンイン製薬の間に取引が行われているとの情報を伝え。。。
チャン・チョヌが担当する麻薬売買の取引先が姉を殺害したイ・ゴンホだと知ると、アジトを抜けだすと復讐のためにイ・ゴンホを探し出します。しかし、逆にイ・ゴンホから攻撃を受け命が危険な状況に陥った時、チャン・チョヌが彼を射殺し、スヨンを助けます。
その時、国家情報院の国際パートを担当する次長のト・ジンスク(チャン・ヨンナム)は、イ・ゴンホを生きたまま確保するよう命じ、エージェントを派遣すると、チャン・チョヌを攻撃します。傷ついたチャン・チョヌはパートナーだったウィ・グピョンに助けられその場から逃げることに成功。国家情報院から見捨てられたチャン・チョヌはそのまま姿を消します。
韓国に戻ったソ・スヨンは30年間ブラックエージェントとして活躍していたキム・ジェファン(チェ・ムンドク)と、国家情報院内で再会。一方、サムハプ会とチョンイン製薬の間に取引が行われていることをチャン・チョヌから報告を受けていたト・ジンスクは、韓国内のウォルン派が怪しい動きを見せると、事件を単独で解決しようとはじめ、消息が分からないチャン・チョヌを疑い始めます。
チャン・チョヌが韓国に入国したことを確認したト・ジンスク。。。同じスパムメールを続けて受け取っていたスヨンは、チャン・チョヌが自分と連絡を取ろうとしたことに気づき、チャン・チョヌと連絡を取ることに成功します。
スヨンは国内パートで集めた情報を確認するためキム・ジェファン(チェ・ムンドク)がいる文書保管室にアクセスすると、チャン・チョヌがこれまで何度も韓国への帰国願いを出していたこと、その度に異動の承認が却下されたことを確認すると、サムハプ会とチョンイン製薬の間に取引が単純な麻薬の売買ではなく、化学兵器「メビウス」だと気づきます。
チャン・チョヌに連絡を取るも、電波が悪く電話がつながらない、、、その時、スヨンに近づいたキム・ジェファン(チェ・ムンドク)が、スヨンの首に何かを注射する。。。
第1話感想
「黒い太陽」のスピンオフ作品として、ドラマの放送後、特別編成された2話が、この「メビウス:黒い太陽」です。
企画段階で、本編となる「黒い太陽」とは異なる監督により制作された作品ということで、登場するソ・スヨンとチャン・チョヌのイメージが全く違い、、、新鮮に感じました。本編はナムグン・ミンが演じたハン・ジヒョクの視点でドラマが描かれたものだとすれば、スピンオフとして放送されたドラマでは、ソ・スヨンの視点でストーリーが進められます。
ハン・ジヒョクの記憶を失くした状態で韓国に戻ってくる「黒い太陽」からさかのぼり、4年前の出来事を描いているため、第6話で死亡したソ・スヨンのキャラクターへの理解を深めることができる内容でした。無表情で冷たく振る舞っていたソ・スヨンとは違う、、、ソ・スヒョン。次の第2話では過去、スヨンに何があったのが描かれることになるようですね。
ソ・スヨンだけではなく、国家情報院のブラックエージェントだった人物チャン・チョヌに関しても、本編では描かれることなかった彼の苦悩が描かれ、「黒い太陽」で詳細に描かれることのなかったチャン・チョヌのストーリーが紹介されることになるようです。海外パートを率いていたト・ジンスクに見捨てられることになったチャン・チョヌのその後、何があったのでしょう。
このスピンオフで登場した新たな人物は元ブラックエージェントのキム・ジェファンと韓国ウォルン派のボスの右腕、ワン・オ(ジョン・ソッホ)。本編でも登場し、スピンオフドラマにも登場するのがト・ジンスクと情報局長のカン・ピルホです。
単純な麻薬売買を行っている麻薬組織とのたたかいだと思われていのが、化学兵器だったことが明かされ、エンディング、、、スヨンは信頼していたキム・ジェファンから攻撃を受けるところで、今話は終了。キム・ジェファンは、国家情報院を裏切っていた人物なのでしょうか。
エピローグともプロローグとも違い、スピンオフされた作品の持つ魅力がある気がします。
第2話あらすじ
キム・ジェファン(チェ・ムンドク)から攻撃を受け意識を失ったソ・スヨン(パク・ハソン)は、目を覚まします。過去10年間、国家情報院を裏切り、お金をもらって情報を売っていたキム・ジュファンは、核兵器の「メビウス」の売買を通じて大儲けをして国家情報院を退職する計画。そのため、ウォルン派と取引を進めていたことが、スヨンにバレると彼女を殺すため、首を絞め始めます。
その時、ト・ジンスク(チャン・ヨンナム)が部下を文章保管室に送り、スヨンが攻撃を受けていることを目撃したト・ジンスクの部下、、、キム・ジェファンから攻撃を受け死亡。その隙にソ・スヨンは逃げることに成功します。
キム・ジェファンが裏切り者だと知ると、上司のカン・ピルホにキム・ジェファンが化学兵器をロシアに渡すブローカーだと報告します。一方、ト・ジンスクはキム・ジェファンの計画に既に気づいていた。。。ト・ジンスクにとっては国際パートが実績を残すことの方が、エージェントたちを守ることよりも優先させるべきだと考える人物。
ト・ジンスクはすべてお見通しだったことをスヨンに話すと、彼女の計画がスヨンのせいで失敗することになると、警告。その際、キム・ジェファンがコンタクトを取っていたウォルン派の組織員がチャン・チョヌだと教えます。
自分を信じて欲しいと約束したチャン・チャヌは、「メビウス」の取引で連絡し合うブローカーが、国家情報院を裏切ったブラックエージェントだと気づかず、自分への疑いの目を向けるワン・オに身分が明かされることを恐れます。
常に疑いの目を向けるワン・オ、、、ブローカーのキム・ジェファンからウォルン派の組織員の中に裏切り者がいると連絡を受けたことを防ぎ、様子をうかがう。
スヨンはこのままチャン・チョヌを見捨てることができず、すべての責任を自分が背負うことを条件に、チャン・チョヌをフォローアップしたいと申し出ます。その後、チャン・チョヌと連絡が取れたスヨンは、「メビウス」を確保するまでの任務を終えるよう説得。組織の内部に裏切り者がいると知ったワン・オ、、、チャン・チョヌは計画中止を申し出ますが、スヨンは計画通りに進めるよう伝え、不安を感じるチャン・チョヌ。
その後、自分の右腕だったウィ・グピョンが北朝鮮から派遣されたスパイだったことを知ると、ワン・オがウィ・グピョンを殺そうとします。その時、チャン・チョヌはダブルスパイだったウィ・グピョンをかばい、ワン・オを殺害。ワン・オの部下たちに追われる身になったウィ・グピョンは、チャン・チョヌをカバって死亡。
スヨンとコンタクトを取ったチャン・チョヌ。彼女はキム・ジェファンと連絡を取り合っていた理由を疑い、国家情報院を裏切っていないことを証明するために、「メビウス」の取引を成功させ、キム・ジェファンを必ず逮捕して、疑いを晴らすよう伝えます。
取引のために姿を現したキム・ジェファンは、チャン・チョヌが国家情報院のエージェントだと気づくと銃を向けます。その後、キム・ジェファンが遺体で発見され、スヨンはチャン・チョヌを説得します。キム・ジェファンからブラックエージェントたちは、国家情報院内では消耗品のような扱いと聞かされ、自分の立場を振りかえるチャン・チョヌ・・・、サムハプ会の一員として、国家情報院ではなく組織に使われることを選択。
スヨンはチャン・チョヌの肩に向けて銃を発砲、その後、海に転落したチャン・チョヌ・・・、「メビウス」を確保したことから、国家情報院から表彰されチーム長に昇進したスヨンは、誕生日の日、自分の机の上に置かれている「Happy Birthday」と書かれた宝くじを発見すると、チャン・チョヌが生きていることを確信する。
第2話感想
全2話編成のスピンオフですが、この2話をみて「黒い太陽」への理解をより深めるきっかけになりました。
国家情報院によって将棋の駒のように使われるブラックエージェントたち、、、今話ではチャン・チョヌが国家情報院のエージェントから裏組織の一員になる選択をするまでの様子が短いけど、分かりやすく伝わりました。
「黒い太陽」ではなぜ彼が国家情報院を去ることになったのかは明確に描かれず、残念な死を迎え、その時彼が語っていた「自分を蝕む暗闇はうんざりだ」と語っていた理由が理解できました。侵入先の裏組織に生きるのも、身分を明かすことができずブラックエージェントとして国に使えるのも、結局は光を浴びることのないダークな世界という意味だったようで、彼が裏組織の一員になることを選択した背景が、短い1話に凝縮されたような感じで、本当に面白く見ました。
これで「黒い太陽」でスヒョンが見せた言動やト・ジンスクを必死にとめようとしたカン・ピルホの意図が分かりました。ト・ジンスクの過去の過ちとは、チャン・チョヌに関することも含まれていたようです。同じ仲間でありながら、常に疑い疑われる、、、ブラックエージェントの世界を描いたハードボイルドドラマの「黒い太陽」のシーズン2を期待したいですね。
「メビウス:黒い太陽」の2話も含めて、ドラマが完結するため、この2話を見ずに「黒い太陽」の完結はないと言える作品でした。
【カーテンコール】
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