マウス 마우스 2021年放送 tvN 全20話
第13話視聴率5.374%
neroさん |
第13話あらすじ
河川敷で見つかった凶器に付着していたDNAは、別の事件で刑務所で服役中のイ・ジェシクの物だと判明。犯人がわざとアリバイが明確な男のDNAを凶器に付着させ、警察を挑発しているのだとムチは言います。
釈放されたボンイはユナに会いに行くも、そこへ現れたのはバルム。バルムはユナが残した映像メッセージをボンイに見せます。実は犯人がバルムと知るユナでしたが、「おじさんのおかげで私は助かった。死ぬまで秘密を守ります」と約束。
凶器から見つかったDNAの持ち主であるイ・ジェシクは、刑務所に収容中、カン・ドクスと同じ部屋を使っていたことがわかります。イ・ジェシクとカン・ドクスの関係について、捜査をすすめる警察。そんななか、ムチは事件当時のドライブレコーダーの映像を目にします。そこに映っていたのは、第一発見者の男性が乗っていた自転車。そしてその自転車には、自転車用のドライブレコーダーが。
自転車の持ち主を訪ねたムチは、ドライブレコーダーを回収しようとしますが、誰かに持ち去られた後。ドライブレコーダーを持ち去ったのは、他でもなくホンジュでした。映像を見たホンジュは、そこに映るバルムの姿を見て驚愕…
翌日、ホンジュに誘われて放送局で働くことになったボンイは、取材へ。2人が向かったのは、先日DNAが見つかったイ・ジェシクのもと。イ・ジェシクは自分の娘に乱暴を行った男を殴り殺し、現在刑務所に収容されていました。同じくイ・ジェシクに会いに来たムチとバルム。するとイ・ジェシクは、殺害されたカン・ドクスが着ていたズボンが自分の物だと言います。結局、カン・ドクスを殺した犯人に関する痕跡は掴めず。
そんななか、刑務所でスソン連続殺人事件の犯人キム・ボンチョルと会ったボンイは、ドングから冤罪の可能性を聞き、興味を持ち始めます。一度は自白したボンチョルでしたが、実際は警察の圧力があったと判明。しかし、その後新たな証拠等は見つからず、再審も出来ずにいたのです。もし本当に冤罪であれば、家族にその事を伝えたいとボンイ。調査をすすめるなか、未解決の事件に辿り着いたボンイは、事件の被害者女性に会いに行きます。女性はなんと、ソン・ヨハンの母ソン・ジウン(キム・ジョンナン)でした。
キム・ボンチョルの娘がムチの後輩で次期大統領候補の父親を持つシン・サン(P.O)の婚約者だと明らかになると、事件に関する関心は急激に高まります。
一方、イ・ジェシクの事件を捜査するなか、疑問点を見つけたムチは、ジェシクの娘に会いに行きます。すると、本当の犯人はイ・ジェシクだと明かす娘!なぜ正直に証言しなかったのかと聞かれ、娘は母親と自分を殺すと脅されていたと話します。刑務所に連絡を入れるも、時すでに遅し。既にイ・ジェシクは刑期を終え出所した後でした。そんなジェシクを待っていたのは、バルム。
カン・ドクスの唾液が付着した歯ブラシを鑑定に提出した際、バルムが持参した歯ブラシのなかに、実はもう1本サイコパスの遺伝子が見つかっていました。最初はムチの物だと思われた歯ブラシでしたが、後にそれが、イ・ジェシクの物だと判明。イ・ジェシクについて調査をすすめるなか、スソン殺人事件の犯人がイ・ジェシクだということがわかります。さらボンチョルの髪の毛を検査に回すと、「正常な遺伝子だ」とダニエル博士。これを受けて、バルムは自ら被害者の復讐と称してイ・ジェシクを襲うのでした。
その頃、カン・ドクス事件の情報提供者が事故にあったと聞き、病院へ向かうボンイ。ベッド脇に置かれた鞄からUSBを取り出したボンイは、それを開きます。そこに映っていたのは、雨具を着たバルム…
第13話感想
カン・ドクスに続き、イ・ジェシクをも手に掛けたバルム。さらにその現場へ、ムチが駆け付けます。果たして、ムチはバルムの犯行を止めることができるのでしょうか。
世直しと思われるバルムの犯行の数々。しかし、やはり復讐の為に人を殺すのは間違っていますよね。結局、新たな憎しみを生み出すだけではないのでしょうか。ムチの物と思われた歯ブラシから、サイコパスの遺伝子が見つかったと知った時は驚きました。しかしそれは、ムチの物ではなくイ・ジェシクの物でした。カン・ドクスを殺した時点で、バルムはイ・ジェシクが真犯人だと知っていたのです。その為、全く無関係と思われたイ・ジェシクのDNAを凶器に擦り付け…
だんだんとエスカレートする犯行に、バルムへの恐怖を感じます。このままでは、本当に殺人を楽しむようになってしまうのでは?
さらに第13話では、ソン・ヨハンの生みの親であるソン・ジウンが登場。何とジウンは、臨月を迎えた頃、とある事件に巻き込まれていました。犯人に捕まったジウンは、「いっそのこと殺してくれ…」と言います。その時すでにジウンは、自分の子がサイコパスの遺伝子を持つと伝えられた後でした。この事件が今度どのようなキーとなるのか、こちらも注目です。
第14話視聴率4.964%
neroさん |
第14話あらすじ
数年前に起きた連続殺人事件の犯人がイ・ジェシクだと知ったムチは、出所したばかりのイ・ジェシクの行方を追います。そんななか、草むらに倒れるホンジュの姿を発見。犯人がすぐ近くにいると考え、周囲を捜索するムチ。しかし、あと一歩のところで逃げられてしまいます。
一方、ドライブレコーダーの映像を見たボンイは、カン・ドクスを殺したのがバルムだと知り愕然とします。証拠品のUSBをトイレに流すと、バルムの家へ。しかし、罪の意識を感じ、ボンイをわざと突き放すバルム。「もう俺は、お前が知っている俺ではない」自分のせいでバルムが犯行に及んだと知り、ボンイもまた心を痛めます。
被害者に代わって復讐を成功させたバルムでしたが、気分は晴れません。そんななか、予定通りムチの後輩サンの結婚式が行われます。花嫁の隣には、冤罪が認められ釈放された父親の姿が。
ボンイからの電話に出たバルムは、冷たい態度を貫きます。「バルムさんが以前のバルムさんだとか、別人だとか関係ない。私はただ、バルムさんが好きなの」電話越しに想いを告白するボンイでしたが、バルムは自分とボンイが一緒にいれば彼女が不幸になると言います。そんなバルムに、「俺も同じような時期があった。後悔するような真似は辞めとけ」とムチ。しばらくして、もしかしたらボンイと一緒にいることで、以前の自分に戻れるかもしれないと考えたバルムは、ボンイを食事に誘います。
バルムとのデート当日、上機嫌なボンイのもとへ情報提供者の少年が現れます。同級生の祖母が猫殺しの犯人扱いをされ、いじめられていると言うのです。真犯人を知っていると少年。少年に詳しく話を聞こうとするボンイでしたが、そこへバルムが現れると、少年は慌てて帰ってしまいます。その日、ボンイの携帯に、少年から放課後学校で待っているとのメールが。
翌日、ボンイにメールを送った少年が事故に巻き込まれ、全身やけどを負ってしまいます。報道を見たムチは、これは事故ではなく事件だと断言。
近所で精肉店を営む男に疑いを持ったバルムは、男の家に侵入。そこには、現場で見つけたキーホルダーが。棚に置かれたオルゴールを開けると、なかから数枚の写真が現れます。そこに映っていたのは、笑顔で映る2人の男の姿と少女の焼かれた遺体… 小学校で少年を襲った男は、実は数年前の猟奇殺人事件の犯人だったのです。男らがプレデターだと知ると、精肉店へ向かうバルム。しばらくして、精肉店へやってきたムチが冷凍室で息絶える男の遺体を発見します。
亡くなった兄ムウォンの誕生日、教会へやってきたムチは「会いたいよ、兄さん」と呟きます。その足でバルムの家へ向かうと、一緒に酒を飲もうと誘うムチ。ペンダントに入れられたムチの家族写真を見たバルムは、同じものをムウォンも持っていたと話します。しかし、ムウォンの所持品のなかにペンダントはなく…
翌朝、棚に引っかかったペンダントを見つけたバルムは、ムチが忘れて行ったものだと考えます。署へ着いたバルムはそれを渡そうとしますが、ムチの首元には既にペンダントが。慌てて引き返すバルムの前に、ボンイが現れます。その首元に光るネックレスを見た瞬間、顔色を変えるバルム。自宅へ戻ったバルムは、ペンダントが見つかった棚を調べます。すると、ボンイの祖母が身に着けていたブローチが出て来ます。その瞬間、バルムの脳裏にこれまでの記憶が蘇ります。
かつて自分が住んでいた家へ向かったバルム。その花壇の脇には、地下室へ続く扉。そんななか、意識不明だったチグクが目を覚ましたとの連絡が。
第14話感想
衝撃の展開に!!
連続殺人事件の犯人は、ソン・ヨハンではなくバルムでした。ボンイが付けていたネックレスは、なんと猫の歯を使って作られた物。少年が見つけたキーホルダーに付いていたのも、同じ形をした飾りだったのです。ボンイの首元に光るネックレスを見て、それが猫の歯だと知った少年は驚愕。てっきりバルムが猫殺しの犯人かと思いましたが、こんな展開になるとは…
正直、序盤の勢いがなくなり、ちょっと中だるみ?しているかと思われた本作。第14話にして衝撃の事実が明らかとなり、今後の展開にも期待できそうです。
バルムがプレデターということは、ソン・ヨハンは一体?ソン・ヨハンの家と思われる場所で、バルムは自分の写真が飾られた壁を見ていました。恐らく、ソン・ヨハンはバルムの犯行に気付き、調査を行っていたようです。ということは、ハン・ソジュンもバルムが自分の息子だと知っていたのでしょうか。そう考えれば、ハン・ソジュンがバルムを救った理由も納得できますよね。
14話では、ボンイとの関係に悩むバルムの姿も登場。最初は自分が殺人を犯したことを悔み、ボンイを突き放したバルム。しかし、自分はソン・ヨハンとは違うということを証明すべく、バルムはボンイと愛し合うことに決めました。2人のキスシーンは、何ともドキドキでした~。それから一転、結局バルムがプレデターだとわかり、今後のボンイとの関係も気になるところです。それにしても、猫の歯を使って作ったネックレスをプレゼントするとは、、やっぱりサイコパスですね、苦笑
次回の展開もますます興味深くなってきました!
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