ヒョンジェは美しい 현재는 아름다워 It’s Beautiful Now 2022年放送 KBS 2TV週末 全50話
| hg＠さらんさん |
第9話視聴率22.3%
第9話あらすじ
「行かないでください。イ・ヒョンジェさん。」勇気を振り絞って声をかけたミレだったが、その勢いもそこまで。遅れて現れたヘジュンのおかげで場の緊張感は消え去る。ヘジュンがヨンウンに話しかけているうちに、何か話があるのかと確かめるヒョンジェに対し、愛想笑いで首を振るしかないミレ。結局、ヒョンジェはヨンウンと出て行ってしまう。
ヘジュンはヨンウンがミレに依頼をしてきたことが意外に思うが、ミレはもっとそうだという。が、もともと高級な服装を好むヨンウンは上客となるのは間違いないしいいことだ。ミレの気持ちには少しも気づかないヘジュン。一方、キスを迫られたユナは覚悟して目を閉じるが、スジェの唇が触れるか触れないかの瞬間スジェを拒んでしまう。
ヨンウンはヒョンジェに愛し合っていた頃の気持ちを思い出させようとするが、なかなか乗ってこないヒョンジェに、ミレが好きなのかと真正面から切り込む。そして、ミレはヒョンジェのことが好きだとも。結局、次の仕事のせいでその日ミレの事務所を訪ねられなくなるヒョンジェ。ミレが自分を引き留めた理由が気になるが、聞けない自分がいて悶々とする。
ミレは顧客第1号を変身させるべく出動。顧客はそのセンスと親身な性格に信頼を寄せ、訴訟の内情まで明かして悩みを打ち明ける。他人事には思えず、知り合いの弁護士に相談してみると請け負う。頭に浮かぶのはヒョンジェ。電話をして「どうかしましたか？」と対応され、何かないと電話できない存在であることに寂しさを感じる。
ヨガの待合室で知り合ったジョンジャとギョンチョル兄妹。ギョンスンは何かと騒がしいが可愛らしいところもあり、ジョンジャはヨガの後、2人と共にマルリのコーヒーショップに立ち寄る。嫁が迎えに来てくれるというジョンジャとギョンチョルが互いに嫁自慢をし合うのに、自慢するところがないギョンスンはちっとも面白くない。そうこうしているうちにスジョンがジョンジャを迎えに来る。
ヘソンはギョンエに作ってもらった冷麺をいざ食べようとしたところ、ソラから電話により孫たちを歯科検診に連れて行くことをすっかり忘れていたと気づく。３人を連れて行くのは大変だからと無理やり付き合わされたギョンエ。歯科診療を怖がるへに優しく対応するユンジェを見て、何が足りなくて結婚できないのか、なぜ番組降板させられたのかと腹が立ってたまらなくなり、その場を飛び出してしまう。
ヘソンに行く所もないのにと言われて反発したけれど、実はその通りこんな時に行く場所さえないギョンエ。はたと思い浮かんだのはユナだった。ギョンエは喜んで迎えてくれたユナが好きだとありきたりだけれど温かい食事を作ってあげる。可愛くて素直なユナと一緒にいるのが楽しくて、どんどん好きになる。一方、ギョンエの心配の種ユンジェは男だけの食事の席でスジェの計画を見透かしてチクリと刺すが、スジェはともかくユナはそんな子じゃないと信頼しているギョンチョルとミノ。
ヨンウンの訴訟が始まり、ヒョンジェの指示で集めた証拠のおかげで優勢を掴む。元夫に接して気が滅入ったままのヨンウンはヒョンジェを酒に誘う。ヨンウンの姿に同情心を募らせるヒョンジェ。一方、ミレは家族一同に囲まれて開業式を行い、にぎやかで楽しい時を過ごした後に裁判で屈辱を喫した顧客１号がやって来る。
スジェはベッド店に採用され、インセンティブを得るために熱心に働く。社長はそんなスジェを気に入る。思いがけずポン・フードから合格の知らせを受け取ったユナはいの一番にギョンエに報告、ギョンエは大喜びで服を買ってくれる。2人はスジェの仕事場を訪れて嬉しい報告をして帰っていく。その後ろ姿を微笑ましく見送るスジェ。ユナはギョンエが優しければ優しいほど、申し訳なさに身をつまされる。
ヘジュンはソンスに「私が結婚できると思うか？」という自虐的な質問についうなづかれてしまい、気分は最悪に。出前で頼んだ食事の途中ふとユンジェを思い出す。時々連絡していいかと聞いたくせになぜ連絡してこないのか…腹は立つが、自分から電話しない。絶対しない。でも、結局電話して「有言実行するべきだ。」と非難されたユンジェは家に帰ってからヘジュンに電話して「連絡しました。」とだけ言って電話を切る。
ヨンウンは裁判で自分の恥を全て明かしてしまったことで、ヒョンジェにはもう会えないかもしれないとつぶやく。それに対して、一時ヨンウンの不幸を願った時期があったが、今はそんな姿を見るのはいい気分ではないと返すヒョンジェ。だからと言って、やり直したいとも思わないと。ヨンウンは黙ってヒョンジェの肩に持たれかかる。
ミレはいつまで経っても来てくれないヒョンジェにメールをする。まもなく「翌日には訪ねる。」と返事が来るが、永遠に来ない気がしてストレスがたまる。そんな時はアイスクリームを食べれば、幸せに。一方、ヒョンジェもヨンウンのことで神経を使って疲れ果て、そんな時はラーメンを食べるのが一番だと思う。知ってか知らずか、2人ともストレスを食べ物で解消するタイプ。
ようやくミレの事務所を訪ねたヒョンジェ。改めて、ミレへ忠告をする。人助けは自分のできる範囲ですべきである。へたに自分が助言すれば、ミレの顧客が自分の弁護士を信頼できなくなる可能性がある。自分に相談してまで助言してはいけないと。納得しながらも、なぜヘジュンの方が親しいのに、ヒョンジェに相談したかもよくわからないとミレ。
ヒョンジェを見送りに外へ出て来たミレ。ヒョンジェは事務所では最後まで聞けずにいたことを思い切って訊ねる。「あの日、どうして自分を引き留めたのか？」と。ミレは少し戸惑ったが、やがてキッパリと顔をあげて「あなたが好きです。」と答えて…。
第9話感想
ヒョンジェはヨンウンのことが心配なのでしょう。嫌がりながらも彼女の望むとおりにしてあげています。対してミレの気持ちが少し負担なのかもしれません。何せプライベートと仕事は別、本来は依頼人とは特別な関係にならないように、例えば家族でも関わり合いになってほしくないたちだから。
ミレは自分を牽制するヨンウンには関わってほしくないけど、自分はまだ依頼人の域を超えていないことを思い知らされています。そうしているうちにも大きくなる気持ちをもう抑えきれなくなってしまったみたい。とうとう告白をしてしまいました(/ω＼) しかし、ヒョンジェは自分の予想が外れてほしいと言ったところを見ると、まだ恋愛する準備ができていないみたいです。
ユンジェとヘジュンの関係もだんだん変わって来て、ヘジュンも諦めることを諦めたのかな？それにしてもユンジェのおとぼけぶりが「与太郎」って訳されていますが、これわかる人どのくらいいるのかな～?! もっと現代っぽい役はないものか。例えば、「ＫＹ君（空気読めない君）」とかどうですか？
第10話視聴率25.0%
第10話あらすじ
ミレの告白に対するヒョンジェの答えは「すみません。」ヒョンジェの中ではまだ愛とは信じられないもの。だからと言って、ミレが嫌いかと言えばそうではない。むしろ好きだと思う。けれど、それが自分にとって愛になるのかはまだわからないのだ。ミレとヒョンジェは今後も変わらない関係を続けることに。しかし、ミレはうっかり告白してしまったことに大きく落ち込んでしまう。
ギョンチョルと一緒に実の両親の墓参りに出かけたミノ。ギョンチョルのおかげで叔父は自らの行動を反省し、ミノに対して柔らかくなった。墓の掃除もきちんとしておいてくれた。初めて訪れた墓ではギョンチョルが先に挨拶して、ミノを促した。ミノは墓の前で両親の顔を忘れてしまったことを詫びた。生きていくのが大変だったことを正直に告白する。ミノが両親と再会しているところを遠巻きに見ながら、自分もジョンウンに再会できるように祈る。
ユンジェは頼りにならないと腹を決めたギョンエは、スジェに早くユナと結婚するようにと急き立てる。今日もおかずを持たせてくれたギョンエの攻略には、ユナの言葉が何よりも響く。スジェはそういうが、大好きなギョンエを騙したくないユナ。罪悪感は全て自分にぶつけろ。ユナは優しく自分の頭をなでるスジェの手を押し戻す。だって、好きになってしまいそうだから。
兄たちを攻略すべくヒョンジェの家で三兄弟を招集したスジェ。行かないつもりだったユンジェをスジェが迎えに来て、末っ子の愛嬌を振りまく。スジェが買い物している間にヒョンジェとユンジェは経過報告し合い、全く進展のないユンジェと気になる女性がいるというヒョンジェ。スジェは2人に自分に勝ちを譲ってほしいと説得しようとする。ヒョンジェはもう少し慎重になれとスジェに説教する。
兄妹たちが会議をしていた頃、家に残った大人たちも作戦会議を始める。ギョンエはもうスジェを結婚させてマンションを上げてしまおうと提案。ギョンチョルとミノは急ぐこともないと大きく構えてギョンエをなだめる。一方、ジョンジャは男性なのにヨガが上手なギョンチョルに負けないように家で練習にいそしむ。何気にギョンチョル兄妹と知り合ったことが楽しいようすだ。
ヘジュンとミレはこれから姉妹のように仲良く過ごそうと約束して、互いの恋愛話で盛り上がる。ミレも名前は出さないが、ヒョンジェのことを誰かに話せることは嬉しいことだ。ミレはスジョンにヒョンジェに告白してフラれたから、もう心配しなくていいと伝える。突然のことに驚いたスジョンは、ペーパードライバーのミレの運転を見てあげることにする。
ポン・フードに初出勤をしたユナ。新人はユナ一人で、新人研修を担当するのは本部長のジョンフ。ユナはジョンフの態度の一つ一つに怯え、自分に逆襲するために採用したのかと疑問を持つ。それを聞いたジョンフはユナの能力を買って選んだのであって、怖がる必要はないと伝える。疑問は解消したが、ジョンフが少々自己中に見えて好きになれないユナ。
ミレは顧客1号に届いたカバンを見せて2人は感嘆の声を挙げる。証拠集めの為に会うことになっている元夫も前回のひどい態度を謝って来るかも。そんな淡い期待を抱く顧客。ミレは慎重になるように助言しながら、ヒョンジェの言ったことを伝える。顧客の役に立てなくてすまながるミレだが、顧客は有言実行で親身になってくれる気持ちに大きな感動を受ける。
歯科の定期検診で歯科に訪れたヘジュン。受付で診療に納得できずに訴えると騒ぎ出す患者と困っているヒョンジェを見かける。間に入ったヘジュンは患者を落ち着かせて帰す。ユンジェは自慢気に戻って来たヘジュンに礼をするために一緒に出かける。ところが、ヘジュンはどこに行くのか目的地すら教えてくれない。
ヨンウンの訴訟は養育権を勝ち取り、後は少しでも財産分与を得られるようにするだけになった。打ち合わせで会ったヨンウンは気持ちが落ち着いて余裕が出て来て、ヒョンジェに感謝を伝える。もう会うこともなくなるかもしれないという言葉を受けて、再び食事に行くことに。ヨンウンはしきりにヒョンジェに気持ちを伝えてくる。
スジェはユナと屋台が立ち並ぶ夜の漢江べりで食事をする。食事を終えて帰りかけた時、突然「ここでキスしたい。」と言い出すユナ。スジェは人々の輪の真ん中でキスなんてと驚く。別にスジェじゃなく他の人でもいいけど…。その一言でスジェは腹を決める。2人は軽く唇を合わせた後、再び燃えるようなキスで周囲の視線を集める。
事務所で仕事をしていたミレの元に顧客1号から電話が来る。電話の向こうから聞こえて来た「死にたい。」という絞り出すような声。ミレは顧客の元に駆けつけ話を聞いてあげる。元夫の頭にあるのは財産だけ。子供たちまでどうして今まで我慢していたという。録音していたのもばれてしまった。最低の人間の前に惜しいのはお金じゃなくて、あいつに尽くしてきた私の人生…。
泣き濡れて食事はほとんどせず、飲んでばかりの顧客。手に持ったブランドカバンをなぜかミレに預け、トイレに行くと言って店を出て行く。しかし、実はトイレは店の中にあった。そうして、店は閉店の時間。忽然と消えてしまった顧客にもしものことがあったら…。心配で胸がつぶれそうになったミレはヒョンジェに電話を入れる。
ヒョンジェはヨンウンに自分で帰るように言って、背を向ける。ヨンウンはその背中から抱きついて引き留める。その瞬間、ヒョンジェは何ともつらい表情を浮かべるが、しがみつかれたその手をゆっくりとはずしてこれ以上は受け入れないという意思を示す。
パニック状態になって店の周囲で顧客を探し回るミレの元に駆けつけたヒョンジェ。まず顧客のカバンを確認しようと受け取る。じっとしていられずそばを離れようとするミレにヒョンジェは「行かないで。」と…。
第10話感想
なんとミレは生まれて初めての告白だったのに、見事玉砕されてしまってとてもショックを受けますが、よくよく考えたら「フラれてない。」とどこまでも前向きです。告白自体がそもそもヨンウンに焚きつけられた感があり過ぎでした。ヒョンジェもやり直したい感を前面に出して来るヨンウンにも頭を抱えているところでしたから、すんなり受け入れるのは難しかったでしょう。
スジェとユナのファーストキスは漢江べりの屋台村。そこに置かれたテーブルは円形ではなく、実はハート型に置かれていることに気づかれましたか？いつの間にか2人の間には熱い恋心が育っていたようです。それにしても初めてのキスなのに、若い二人のキスなのに、なんだか濃厚で熱すぎやしませんか(;^_^A
ミレの顧客はいったいどこに行ってしまったのでしょう。いったいミレは何時間待っていたのでしょう？ 今更あわてて周囲を探しても見つからない気がします。だけど、ヒョンジェが駆けつけてくれたから、きっと大丈夫。そう言えば、前回はミレが、今回はヒョンジェが「行かないで。」と言って終わる展開ですね（笑）
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