韓ドラの鬼

ハッシュ~沈黙注意報~ 3話・4話 あらすじと感想



ハッシュ~沈黙注意報~ 허쇠 Hush 2020年放送 JTBC 全16話

【韓国放送期間】 2020年12月11日~2021年2月6日

第3話視聴率2.915%

neroさん

第3話あらすじ

朝一で局長室へ呼び出されたハン・ジュニョク(ファン・ジョンミン)は、インターンの自殺理由に関しては、一切口を開くなと言われる。その後、イ・ジス(ユナ)と他2名のインターンが局長室へ。局長が差し出した書類には、スヨンを含む4名全員が、正社員として採用される旨が書かれていた。さらにインターンに向かって、「オ・スヨンさんが自殺した理由を知る者はいないか?」とナ局長は尋ねる。

デジタルニュース部では、インターンのスヨンに当直を任せたイ・ジェウン(ペク・ジュヒ)を厳しく非難するオム部長。

部長から落ち着いたら訃報コメントを載せるよう言われるも、未だに気持ちの整理が付かない様子のジュニョクは、一人屋上へ。ジュニョクはスヨンが書いた記事に目を通す。スヨンの記事は、多くの就活生たちの心に共感と哀しみをもたらした。記事を読み、ため息をつくジュニョクのもとへ、ジスがやってくる。すると「誰もスヨンさんを殺したのが誰かを知ろうとしない。スヨンさんは自殺じゃない、他殺です」とジスは言う。ジスの言葉をにわかに信じられないジュニョクだったが、ジスは最初から期待などしていないと告げ、その場を立ち去る。

一方、スヨンの記事によって、ポータルサイトの検索語1位をキープする毎日韓国。これに苦い顔をしたパク社長は、局長に一刻も早く事態を収拾しろと命じるのだった。オム部長から葬儀場には顔を出すなと言われ、困惑するインターンたち。部長がなんと言おうと葬儀場に行くと話すジスだったが、同期らは部長の指示に従うと答える。

そんななか、例の不正採用疑惑で控訴された議員に、無罪判決が下されたとのニュースが!慌ててオンライン速報を開いたジュニョクは、判決とほぼ同時に、誤報を謝罪する記事が上がるのを目にする。チェ・ギョンウ(チョン・ジョンウォン)記者が入手したリストが、偽物だったというのだ。落ち込むギョンウを励まし、スヨンの葬儀場へと向かうジュニョクら。葬儀場へ向かう前、ジュニョクはパソコンに向かって、スヨンの訃報コメントを作成する。

母と弟と3人暮らしだったスヨンの葬儀場は、閑散としていた。しかし、しばらくすると大勢の若者たちが葬儀場へやってくる。それはジュニョクが書いた、訃報コメントを見た若者たちだった。将来への不安を抱えながら、必死に今を生きる若者たちにとって、スヨンの死は大きな影響を与えた。出されたユッケジャンを食べながら、「俺は狂ったんじゃなくて、戻ったんだ。ギョンウ、俺と一緒にコ議員の件をもう一回掘り下げてみよう。記者が誤報を出したら、責任を取らないとな」とジュニョク。机の上には、毎日韓国のロゴが入った記者手帳が置かれる。

SNSを介して、スヨンの遺書とジュニョクの訃報コメントが広まると、見る見るうちに葬儀場には長蛇の列が。そこへ、何も知らないパク社長とナ局長が現れる。大勢の記者たちに囲まれる社長と局長。しまいにはもみ合いの末、その場にしりもちをついてしまう。

混乱のなか社長を見送ったナ局長は、葬儀場の外で佇むジュニョクに声を掛ける。少し考えた様子で「訃報コメントは、お前が好きな時に降ろせばいい」と局長。そんな局長の言葉にジュニョクはふと、局長もまた、今回の件に関して一抹の責任や罪悪感を感じているのだろうかと疑問を抱く。

ロビーへ戻ったジュニョクは、帽子を目深に被ったジスと顔を合わせる。すると、6年前に犯したジュニョクの過ちを知っているとジス。

第3話感想

ついにジスが、6年前の事件に関して口を開きました。

6年前、ジュニョクが書いた記事によって、自殺してしまったジスの父親。実は当時、まだ部長だったナ局長がジュニョクの名前を使って記事を出したのですが、もちろんジスはそれを知りません。つまり、ジスの憎しみの矛先はジュニョクへ。とんだ勘違いな訳ですが、ジスの気持ちもわかります。ただ、やっぱりジュニョクが不憫でならない。。どうにか一刻も早く、ジスの誤解が解けることを願うばかりです。

そして、スヨンの訃報を知らせるコメントを掲載することになったジュニョク。ジュニョクが書いた記事には、スヨンの弟からのメッセージが添えられていました。それを見た大勢の若者たちが、スヨンを見送る為、葬儀場へ。

やはりSNSの力は凄いですね。呼びかけを通じて葬儀場へやってきた若者たちの手には、それぞれユッケジャンラーメンが握られていました。韓国では、葬儀場で食べる料理としてユッケジャンがあります。これは赤いユッケジャンのスープが、悪い気運を追い払うなどとも言われているようです。日本では何でしょう、、お寿司とか?そんななか、大勢で押しかけて迷惑をかけてはいけないからと、ユッケジャンのカップ麺を持参する若者たち。ドラマを通じて、韓国と日本の文化の違いを知れるのも面白いですね。ちなみに私は、韓国のカップラーメンのなかで、ユッケジャンラーメンが一番好きです、笑

さて、次回はどんな展開が待っているのか、楽しみです。記者としてのジュニョクの活躍にも、期待が高まりますね。

第4話視聴率2.323%

neroさん

第4話あらすじ

会議室でヤン・ユンギョン(ユソン)とチョン・セジュン(キム・ウォネ)に向かって、ジュニョクはコ議員の不正採用リストについて、もう一度調査したいと言う。2人はまだしも、問題はキム・ギハ(イ・スンジュン)だった。案の定、局長が自ら誤報と報じた記事を覆すことに、反対の姿勢を示すギハ。とりあえずジュニョクは、ユンギョンとセジュンの3人で調査を進めることに決める。

そんななか、上からの指示でスヨンの関連記事のアクセス数を上げる作業が行われていると知ったジュニョクは、怒りを覚える。インターンの死も時には役に立つと話すオム部長の言葉に、憤怒するジュニョク。

部長に食って掛かるジュニョクを捕まえ、外へ連れ出すギハ。「少なくとも記者なら、世間から悪態つかれる方がマシだろ?ペットのように主人の言葉に従うのが記者か?」とジュニョクは言う。ジュニョクが差し出した記者手帳は、以前ギハがジュニョクに渡したものだった。黙って席を立つギハと入れ替わりに、ジスがやってくる。そしてジスは、今後ジュニョクが死んだスヨンの為に、何をしてくれるのか期待していると告げる。

一方、例のリストについてそれぞれ調査を進めるユンギョンとギョンウだったが、こちらも上手くはいかず。すっかり酔っぱらったジュニョクは、「まずはスヨンを殺した奴を捕まえよう!」と言う。スヨンを殺したのが誰かわかるかと聞くジュニョクの言葉に、思わず声を荒げるユンギョン。するとユンギョンは、セジュンにギョンウを連れて帰るよう頼む。

2人きりになったジュニョクに、スヨンが善で局長が悪だと考えるのは良くないとユンギョンは言う。そんなユンギョンに向かって、「失望した」とジュニョク。

ふらつく足で父親が入院する病院へ向かおうとするジュニョクだったが、今日は家に帰って休めと言われる。父親に言われた通り、久しぶりに自宅マンションへ帰るジュニョク。広い家のなかには、人の気配はなかった。リビングに置かれた写真立てを見つめ、幼い娘の声が聞こえてくる。「なんでこんな遅かったの?」ジュニョクが「申し訳なくて…」と答えると、「だったらもっと早く来て、ごめんって謝るべきでしょ」と娘。その瞬間、何かを思い立ったジュニョクはおもむろに携帯を手に取る。

それぞれが家族のもとへ戻った頃、ジュニョクから一通のメールが。メールの最後には、“僕にとってこの6年間、先輩たちが僕の家族で家でした。何百回も諦めようとしたけれど、その度に僕の隣には先輩たちの姿があったんです。だけど僕は、スヨンにとってそんな先輩になれませんでした。今さらかもしれませんが、スヨンにとって、そして後輩たちにとって、ちゃんとした先輩になりたいと思います…”と書かれていた。

翌朝、ジュニョクはスヨンが飛び降りた窓の前にジスを呼び出す。すると、ジスが知っている6年前の事件は、すべて事実だと明かすジュニョク。

ジスの父親イ・ヨンミンはジュニョクの親しい先輩で、番組プロデューサーをしていた。権力に怯えず、真実を明かす事に忠実だったヨンミンを見て、ジュニョクもまた、ヨンミンを援護する記事を書いた。しかし、ナ局長によって書き換えられた、まったく根も葉もない記事が世に出され、事態は一転したのだ―。

6年前の事件の真相を語ったジュニョクは、「俺ができることが俺がやる。お前にとってはやっとのことで掴んだ会社だろ、ひとまず堪えろ。言っただろ?飯はペンより強いって」と一言。

その日、ジュニョクは行きつけの店“ミスク”へ向かう。そこには既に、ユンギョンとセジュン、そしてギハの姿があった。

第4話感想

第4話の冒頭では、まだ入社したばかりのジュニョクの姿が登場。

新人のジュニョクに向かって、毎日韓国の伝統儀礼について説明するユンギョンとセジュン。それは、“ミスク”と呼ばれる生卵を食べることでした。ミスクは韓国語で「未熟」という意味。一人前の記者になる為、自ら未熟な卵(生卵)を割って食べるのが、伝統だったのです。若かりし頃のジュニョクを演じるファン・ジョンミンもまた、名演技でしたね。

今となってはお堅いイメージのギハが、かつては芸能部担当で、チャラ男キャラだったのが笑えました。ギハを演じるのは、俳優イ・スンジュン。見る作品ごとに、まったく違うキャラクターを演じ、高い評価を得ている俳優さんです。「太陽の末裔」でも、ちょっとチャラい先輩医師役を演じていましたね。その一方で、時には凶悪な犯罪者役などもこなし、まさにカメレオン演技と言った感じです。本作だけでも、チャラい若手時代と真面目でお堅い現在のチーム長という二つのキャラクターを、見事に演じわけています。

また、ジュニョクの家庭環境に関しても少し明らかになりました。ジュニョクの娘は、死んでしまったのでしょうか?6年前、記事が書き換えられたことに憤りを感じたジュニョクは、15階の社長室を目指します。しかし、ドアには鍵が掛かっており、外部からは開けられず。そんなジュニョクのもとへ、妻から連絡が。。ジュニョクのハッとした表情から、娘の身に何か良くないことが起こったと予想されます。

そんな過去を知るユンギョンは、もうそろそろ自分の為に生きてもいいんじゃないかと投げかけ…。ユンギョンとジュニョクのシーンは、毎回ジーンとさせられます、泣

ますます興味深い展開となってきました!

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