デウンを掴め！ 大運をつかめ 대운을 잡아라 2025年放送 KBS 2TV 全121話
第117話視聴率12.1%
目次
第117話あらすじ
急に容態が悪化するデシク（ソヌ・ジェドク）。そこへ、ドナーが現れたとの知らせが。手術室の前で待っていると、現れたのは他でもないムチョル（ソン・チャンミン）だった。
どういうことかと戸惑うヘスク（オ・ヨンシル）に向かって、「安心してください。僕が必ずデシクを救ってみせます」とムチョル。
手術室に入っていくムチョルを見送った後、ミジャ（イ・アヒョン）はヘスクに、ムチョルがどうしてもデシクを救いたいと言ったと話す。
荷物を取りに家に戻ったミジャは、テハ（パク・ジサン）とソウ（イ・ソウォン）に、一度はムチョルの頼みに背を向けたが、いざ病室で横になるデシクを見た瞬間、自分もデシクを救うべきだと思ったと話した。
デシクがああなったのはムチョルのせいだと息巻いていたミジン（コン・イェジ）も、今回の件を受け、胸を痛める。手術が無事終わったら、毎日病室に見舞いに行くとミジン。みんなで行こうとヘスクは言う。
不安がるソウの手を握り、「きっと大丈夫だ」と話すソクジン（ヨン・ジェヒョン）。アジン（キム・ヒョンジ）もまた、テハと互いを励まし合う。
玄関の前でミジャと顔を合わせたヘスクは、改めて礼を言う。「私だったらきっと許可できなかった。あなたは昔から、決定的なときにみんなが驚くような決断を下して、皆を驚かせるんだから」とヘスク。
そんなミジャが羨ましかったとヘスクはいう。そして、ヘスクは今まで心ない言葉をかけたことを謝る。
実は手術の前、とある動画を撮っていたムチョル。それぞれのスマホに届いた動画には、ムチョルの謝罪とこれからの誓いが込められていた。
過去、ムチョルが別の人がくれたと思っていた祖母の葬儀代が、実はデシクとギュテ（パク・サンミョン）がバイト代で工面したものだったという。２人への感謝を告げ、必ずデシクを救うとムチョル。
しばらくして、手術が終わるのを待つ家族の前を慌てた様子で医師たちが走っていく。その頃、手術を終えたムチョルの体調に異変が起き…。
第117話感想
やはりドナーになったのは、他でもないムチョルでした。友人のためにここまでできるって、本当にすごいことだと思います。そして、手術を許可したミジャもまた、えらいと思います。
そんななか、術後のムチョルの容態が急変。一体、ムチョルの身に何があったのでしょう。ムチョルは無事に目を覚ますことができるのか、心配です。
そして、今回の件を通して、すっかりわだかまりが消えたヘスクとミジャ。こちらもまた、かつての友情を取り戻せてよかったです。
第118話視聴率11.1%
第118話あらすじ
手術室から先に出てきたのは、ムチョルではなくデシクだった。手術は成功し、デシクは無事目を覚ます。意識が戻ったデシクを見て、ほっと安堵する家族たち。
一方、容態は安定したものの、いまだに目を覚まさないムチョル。医師の話では、このままだと脳に問題が生じる可能性もあるという。ムチョルを心配し、涙を流すミジャ。
ヘスクからムチョルが肝移植のドナーになってくれたと聞き、驚くデシク。「ムチョルはどこに…！？」と起き上がろうとするデシクだが、まだ手術箇所が痛んで起き上がることができない。
アジンと一緒に家を出たテハは、不安を口にした。大丈夫だと励ますアジン。
病室の前で、ヘスクはムチョルの意識がまだ戻っていないとデシクに明かす。車椅子に乗って、ムチョルの病室にやってきたデシク。昏睡状態のムチョルを見て、デシクはショックを隠せない。
デシクは倒れる寸前、ムチョルが療養院まで自分を探しに来たことを思い出す。
一方、面会に来たジンテ（イ・スンヒョン）から、いまだにムチョルの意識が戻らないと聞いたギュテもまた、ムチョルを心配する。
ムチョルが残した動画を目にしたデシクは、涙を流す。ふたたびムチョルの病室へ行き、ムチョルに声をかけるデシク。
しばらくして、病室の外からムチョルの手を握るデシクの姿を目にしたミジャ。その目からは、涙があふれ出す。
昏睡状態のなか、ムチョルは「もし自分がデシク/ギュテだったら・・」と考える。きっと自分も同じ事をしただろうとムチョル。自分が友人たちにしたことを振り返り、後悔するムチョル。むしろ今は、贖罪ができてよかったとムチョルは語る。
どこかから聞こえるデシクの泣き声に、なんとか応えようとするムチョル…！
第118話感想
以前の脳への損傷が原因で、昏睡状態に陥ってしまったムチョル。このまま昏睡状態がつづけば、大変厳しい状況だと医師はいいます。果たして、ムチョルは目を覚ますことができるのでしょうか。
デシクのために手術を決めたムチョルでしたが、肝心のデシクは元気を取り戻したものの、ムチョルが危険な状態に陥ってしまうとは。なんという展開。
このままムチョルが目を覚まさないなんてことになれば、デシクはどうやって生きていけばいいのでしょう。なんとか命をつないだデシクのためにも、ぜひともムチョルには目を覚ましてもらいたいです。
そして、同じく拘置所でこの事実を知るギュテ。こうなると、ギュテの立場が一番辛いですね。会いに行きたくても会えない。。切ないです。
第119話視聴率12.0%
第119話あらすじ
病室でムチョルの手を握り、目を覚ましてくれと祈るデシク。次の瞬間、デシクが握ったムチョルの指先がかすかに動き…。
ついに目を覚ましたムチョル。病室に集まった皆の顔を１人１人見つめながら、いままで申し訳なかったとムチョルは謝る。デシクを連れて病室に戻ったヘスクは、これからは感謝の気持ちを忘れずに生きていこうと話す。
家族だけが残ると、ムチョルは改めてミジャとテハ、ソウに対しても謝罪の言葉を伝える。そんなムチョルを抱きしめ、回復を喜ぶ３人。
その日の夜、車椅子で外に出たデシクとムチョルは、お互いに生きていてくれてありがとうと言う。夜空に浮かぶ満月を眺めながら、過去を振り返るムチョル。
しばらくして、退院したムチョルは「やっぱり家が最高だ」と微笑む。クムオクの家に行ったムチョルは、デシクらにしたようにクムオクとジンテ、ミニョン（アン・ジュンソ）にも謝罪。とくにミニョンには、すべての原因は自分にあると、決して父親を恨んではいけないと伝える。
その後、クムオクと一緒にギュテの面会に行ったミニョンは、納骨堂でひどいことを言ってごめんなさいと謝る。そして、「育ててくれてありがとう」とミニョン。この言葉に、ギュテはわんわんと涙を流す。
クムオクは持ってきたエコー写真を見せ、「女の子だ」と話す。
ヘスクはミジャの家に手土産を持って行く。これまでの言動を謝る２人。話題はいつしかソウとソクジンの話に。２人が別れたと思い込むヘスクとミジャは、お互いに義家族にならなくてよかったと笑う。
足を痛めたソウを負ぶって家に帰るソクジン。家の前でアジンとキスをしようとするテハを見て、ソウは「お兄ちゃん…？」と声をかける。慌てて離れる４人。
第119話感想
デシクの祈りが聞こえたのか、ついに目を覚ましたムチョル。ムチョルが無事目を覚ましてくれて本当によかったです。
お互いの家族もわだかまりがなくなり、和気あいあいとした雰囲気に。180度態度を変えたミジンとヘスクにはやはりう～ん。。と思ってしまいましたが（苦笑）それでも、みんなに笑顔が戻って本当によかったです。
また、ムチョルのおかげでミニョンとギュテも和解。元気になってそれで終わりではなく、しっかりと自分と関わったすべての人に謝罪したムチョルはやっぱりすごいと思います。
序盤で登場したムチョルは、本当に見るに堪えない感じだったのになぁと、ちょっと懐かしくも感じました。
第120話視聴率11.7%
第120話あらすじ
家の前でいちゃつくテハとアジンを見たソウとソクジンは、驚きを隠せない。ひとまず、４人はデシクのチキン屋へ。
ソクジンは自分が諦めきれず、ソウを引き止めたと話す。ソクジンからアジンとの関係を聞かれたテハは、告白したと答える。自分たちはまだ付き合っていないとアジン。
同じ頃、デシクはミジンの夫グァンシク（キム・ミンソク）に、自分の代わりにチキン屋を経営してみないかと聞く。願ってもない誘いに、グァンシクは快くそれを受け入れる。
翌朝、アジンを呼び出したソクジンは、テハとの件はアジンが好きなようにすればいいと話す。同じくテハに対しても、昨日の態度を謝り、アジンとの件は２人でしっかりと考えるようにと伝える。
デウンビルの名義変更の手続きを進めるムチョル。必要な書類を揃えたムチョルは、ふと「もし自分があのとき、ロトを買っていなかったら…」と考える。もしかすると、ロトは自分に人生をやり直すチャンスをくれたのかもしれないとムチョル。
ムチョルとデシクは、ギュテの面会に行く。ギュテはミニョンの件でムチョルに礼を言う。そして、出所したらみんなでジュースでも飲もうとギュテ。しっかりと罪を償うと約束したギュテは、処罰不願書（処罰を望んでいないという意志を表す書面）は出さないでくれと話す。
ヘスクの家を出たクムオクは、玄関の前で一緒にいるソウとソクジンを見て、２人はまだ付き合っているのではと聞く。クムオクの言葉を不安に思ったヘスクとミジャは、ソウとソクジンに確認。
一方、アジンは仕事終わりに店にきたテハに、昨日の件を謝り、テハが好きだと伝える。
ソクジンとソウがふたたび付き合うことになったと知ったヘスクは、「がっかりだ」と話す。しかし、他の家族はみんな２人の交際を祝福。これにはヘスクも応援するしかないといった様子。
デウンビルの名義変更を終えたムチョルは、店主たちを集める。そして、皆の前で保証金と家賃の話を切り出し…！
第120話感想
ついにデウンビルを取り戻したムチョル！店主たちを集めて、ムチョルが切り出したのは保証金と家賃の話。果たして、ムチョルは何をしようと考えているのでしょう。
もし自分がロトを買っていなかったら…と振り返ったとき、ムチョルはロトが自分にくれたのは新たに人生をやり直す機会だったと考えます。その考え方が、なんとも印象深かったです。
最初はあれだけソウとソクジンの交際を反対していたヘスクも、少しずつ心を開きつつあるようです。まぁ母親として息子の行く末を心配する気持ちも、少しはわかるような気もします。（それにしてもヘスクのは過保護すぎると思いますが。。）
第121話(最終回)視聴率10.8％
第121話(最終回)あらすじ
デウンビルのオーナーとして店主たちの前に現われたムチョルは、新たなスタートとして、今後10年間の家賃と保証金を凍結すると約束する。これには驚きを隠せない店主たち。
さらにムチョルは、デシクにデウンビルを共同名義にしようと提案。ムチョルはデシクがかねてから、デウンビルに強い想いを持っていたのを知っていたのだ。さらにムチョルは、ギュテの名前も後で入れるつもりだと話す。ムチョルの提案に、感謝を伝えるデシク。
ムチョルが嘆願書を出したこともあって、ギュテには２年６か月の判決が下される。
ソウとソクジンの件は、本人たちのしたいようにさせようと話すヘスクとミジャ。その日、ムチョルはデウンビルをデシクと共同名義にすることをミジャに報告。ミジャもこれに賛成する。
その夜、ムチョルは指輪をミジャにプレゼントし、改めてプロポーズ。泣いて喜ぶミジャ。２人が腕を組んで外に出ると、そこにはアジンと手をつなぐテハの姿が…！
ムチョルとデシクは、デウンビルの広場で人々に無料で食事を振舞う。
ギュテとクムオクの娘ミンソの１歳の誕生日パーティー、会場に集まったムチョル、デシクそしてその家族たち。するとそこへ、仮釈放を受けたギュテが現れる。娘ミンソを抱きしめ、幸せを噛みしめるギュテ。うれしそうに笑うギュテを見て、クムオクの目には涙があふれ出す。
ムチョルとデシク、そしてギュテの３人はデウンビルの前で腕を組み、「…三銃士の友情は死ぬまで！」と叫ぶ。
第121話(最終回)感想
最後は文句なしのハッピーエンド！娘ミンソを抱いてすっかり父親の顔になったギュテに、感動しました。
ムチョルはデウンビルを、デシクとギュテの３人の共同名義にすることを決意。ムチョルらしい決断だと思います。最初はどうなることかと思ったおじさん３人の友情（笑）最後は笑いあり涙ありで、胸が温かくなるエンディングでよかったです。
減刑はあったものの、ギュテがしっかりと罪を償っているというのも好感が持てました。決して友人だからとうやむやにせず、ダメなことはダメだとしっかりと線引きがされていたので、見ていて安心できました。最後は仮釈放で娘と対面というのも、何ともドラマチック。
そして、ソウとソクジン、アジンとテハはそれぞれ恋愛を育んでいる最中。この２カップルも、とってもお似合いだと思います。
第１話を見たときは、こんなに感動的なラストが待っているとは正直想像もつきませんでした。おじさんたちの友情、、悪くないです。
全121話となかなかのボリュームにも関わらず、後半はほぼ一気に見れました。序盤でちょっと・・と思う方もいるかもしれませんが、ぜひ最後まで見て欲しい作品です。
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