ダークホール 11話・12話(最終回) あらすじと感想

ダークホール


ダークホール 다크홀 2021年放送 OCN 全12話

第11話視聴率0.5%

neroさん

第11話あらすじ

ジンソクらに連れられシンクホールの付近へ行った際、実は黒煙を吸い込んでいたドンリム。そして、ファソンらが予想した通り、ドンリムは怪物の宿主となってしまったのです…。

液体窒素のタンクを突き破った触手が凍結するのを見て、それが怪物の弱点だと気付いたファソン。しかし、重病患者室に置かれていたタンクは既に空っぽ。新たな液体窒素のタンクを求め、ファソンらは皮膚科病棟へと向かうことに。一方、疑いの目を避けるようにトイレの個室に駆け込んだドンリムは、火傷した腕に薬を塗ります。トイレから出たドンリムを待っていたのは、スンテ。その手には、ドンリムが落としたダイアリーが握られていました。「誰かを殺したいと思ったからと言って、皆が変異になる訳ではない。俺はそう信じている」ダイアリーに書かれていたのは、ドンリムが殺したいほど憎む人々の名前でした。

ドンリムの行動を疑うファソンに、スンテはナ・セナが怪しいと話します。しかし、「怪物によって操られているかもしれない」とファソン。

皮膚科病棟へ向かったファソンらでしたが、液体窒素のタンクは栓が開けられた状態で放置されていました。人間による仕業だと話すテハン。そんななか、一向にダークホールの恩恵を受けられないことに絶望したキム・ソンニョが、病院中に変種人間を放ちます。そして自らも、変種人間となるソンニョ。変種人間に襲われるなか、スンイルはテハンが警察をクビになったのは、自分のせいだと明かします。

何とか病棟を脱出したテハンらの前に、ソンニョに捕まったヒョノが。実は液体窒素のタンクの栓を開けたのは、ヒョノでした。ヒョノの妻ジエの視界を見たソンニョは、妻を救いたければ言う通りにしろと脅します。ヒョノを人質にとられ、なすすべのない3人。そこへ、ドユンが現れます。ソンニョが一瞬手を離した隙に、刃物でソンニョの脇腹を刺すヒョノ!

その頃、ドンリムの後を追っていたスンテの前に、変種人間となったナ・セナが。何とかセナを制圧したスンテでしたが、そこへ今度はドンリムが姿を現わします。「嘘を付いた人も沈黙した人も、皆同じだ」とドンリム。スンテを「偽善者」と呼ぶと、ドンリムは触手で彼の身体を一突きに。しばらくして、セナの視界からスンテの姿を見たファソンが駆け付けるも、既にスンテは息絶えた後。近くに落ちていたドンリムのダイアリーを拾ったファソンは、ドンリムが宿主だと確信します。

致命傷を負ったソンニョは、ダークホールにも見放され、変種人間に。「皆殺しにしてやる…」そう呟くと、ソンニョはロビーへと向かいます。先ほどソンニョが放った変種人間らの侵入により、病院のロビーは亜修羅場となっていました。祭壇を破壊するソンニョの前に現れたのは、ドンリム。次の瞬間、ドンリムは触手を使ってソンニョの頭部を突き刺します。「もうお前のような奴は必要ない」

ロビーに変種人間らが現れたと聞き、ロビーへ駆け付けるファソンとテハン。祭壇の下に倒れるソンニョを見て、ファソンはドンリムの仕業だと気付きます。そして、祭壇があった壁には「お姉さん、早く来て。ドユンと一緒に待っています」とのメッセージが。

慌てて病棟に戻り、ドユンの所在を確認するファソン。しかし、そこにドユンの姿はなく…。またしても激しい耳鳴りを感じたファソンは、ドンリムの視界を共有。そこは以前ドローンで撮影した、近くの化学工場でした。

第11話感想

やはりドンリムが、怪物の宿主だった。。。

ジンソクらと一緒にシンクホールの近くへ行った際、黒煙に襲われていたドンリム。実はあの時から、ドンリムは宿主となってしまっていたようです。ドンリムの心のなかには、ひき逃げ事故の被害者として亡くなった父親と、その事実を隠蔽しようとする大人たちの姿が。世間が罪人を裁いてくれないなら、自らが裁きを下す。ドンリムのそんな心の闇を利用し、宿主として居座る怪物。結局、これまでファソンらと行動を共にしてきたスンテまでもが殺されてしまいました。

最後までドンリムを庇おうとしたスンテ。しかしドンリムにとっては、スンテもまた、口を閉ざした大人の1人でしかありませんでした。むしろ信じていたはずのスンテに裏切られ、ドンリムの心は深く傷ついたのです。あの時、誰か1人でも、ドンリムの味方になってあげていれば…。そもそも事態がここまで深刻になることはなかったのでは?と思ってしまいます。

う~ん、何とも切ない展開に。予想以上に、深く考えさせられる内容となってきました。ただのゾンビドラマとして終わらせるのは、勿体ない。

次回はついに最終回です。果たしてファソンは、ドンリムを救い出すことが出来るのでしょうか。また、これまで触手のみの登場となった怪物の正体が明らかになるのかと、期待が高まります。最終回に向けてのスピード感も良く、これは期待できそうです。ハッピーエンドになって欲しいけれど、既にこれまでの被害が出てるので、ハッピーとはならないか…。まずはドンリムが、無事に怪物から逃れることが出来ればいいなと願っています。

第12話視聴率0.2%

neroさん

第12話(最終回)あらすじ

ドンリムからのメッセージを見たファソンとテハンは、化学工場へと向かうことに。スンイルも同行することとなり、ひとまず駐車場へ。車に乗り込もうとする3人を、潜んでいた変種人間らが襲います。すると、自分がテハンの弟を殺したと明かすチンピラの男。長年探し続けてきた真犯人を見つけ、テハンはついに復讐を成し遂げます。

その頃、ドンリムに連れられ化学工場へやってきたドユンは、ファソンが必ず自分たちを助けてくれるはずだと言います。そんなドユンの言葉を鼻で笑い、「あの刑事は私の物だ。この弱った身体を捨て、刑事に乗り移るんだ」とドンリム。

工場へ向かう前に派出所へ寄り、武器を補充するテハンたち。十分な装備を固めたテハンたちは、化学工場へ足を踏み入れます。一方、化学工場に潜む生存者の男は、そんな3人の様子をCCTVの映像から確認していました。

工場内部に侵入した3人は、生存者と思われる男の姿を発見。しかし、その後を追うと、男は一目散に逃げ出してしまいます。何とか男を捕まえることに成功したテハン。マスクを外した男はまだ若く、未成年でした。ドユンの居場所を尋ねると、CCTVで見たようだと答える青年。そこへ、ファソンから無線が入ります。

機械室へやってきたファソンは、逃げ出したドユンと再会。銃で触手を追い払いながら、ドユンを連れて逃走を図るファソン。自ら囮となって触手を誘導したファソンでしたが、身体をはじかれ、地面に叩きつけられてしまいます。銃を落としてしまい、絶体絶命となったファソン。そこへ、テハンが応援に駆け付けます。2人の前に現れたのは、身体中に触手をまとった巨大な怪物…。

「この娘が私を選んだ」と言うと、ファソンにも自分を受け入れるようにと告げる怪物。そうすれば、他の人間らの命は奪わないと。こうやって人々の心を支配したのだと気付いたファソンは、「お前がどんな奴かすべて知ってる!」と叫びます。背後で怪物を攻撃しようと銃を構えるテハンでしたが、すぐに触手にやられてしまいます。ドユンとファソンは、怪物に取り込まれたドンリムに訴えかけます。2人の声が届いたのか、突然身体を引き返す怪物。

何とか危機を逃れたファソンらは、スンイルが待つ保安室へ。生存者のミンギュを通して、液体窒素の在りかを聞き出します。しかし、そこへ行くには制御室へ行き、遮断機を下ろす必要があるとミンギュ。テハンが遮断機を下ろしに制御室へ向かい、ファソンとスンイルが液体窒素のある3階へと向かうことに。変種人間らに襲われながらも、何とか遮断機を下ろすことに成功したテハン。連絡を受けたファソンらは、すぐに液体窒素の捜索に取り掛かります。しかしその時、手分けして捜索を行っていたスンイルが怪物に襲われ、ファソンもまた、銃を奪われてしまいます。

スンイルを殺そうとする怪物に呼びかけ、自分の方へ注意を向けるファソン。「お前が望むのは私だろう?」怪物の手がファソンの頭上に伸びた時、ファソンはドンリムの闇に触れます。ふと振り返ると、暗闇のなかにはドンリムが立っていました。

ファソンはドンリムを怪物のなかから引き出そうとしますが、既に自分のせいで数多くの人の命が奪われたとドンリム。「私のせいでお姉さんまで危険な目に遭わせることはできない。遅くなったけれど、お姉さんと会えて良かった…。」そう言ってドンリムは涙を流します。次の瞬間、ハッと目を覚ましたファソンは、目の前で自ら触手を使って液体窒素のタンクに穴をあける怪物の姿を目撃。「もうこの怪物から抜け出したい、お願い…」ドンリムの本心を知ったファソンは、手に持った銃で怪物の頭部を撃ち抜きます。怪物の姿が朽ち果てると、工場の周りを覆っていた黒煙は消え去り、変種人間らも次々に倒れて行きます。こうして、ムジ市は再び平穏を取り戻すことに。

1か月後、ドンリムの納骨堂を訪れたファソン。「ありがとうドンリム、最後まで耐えてくれて」とファソンは話し掛けます。外に出ると、そこにはファソンを待つテハンの姿が。

第12話(最終回)感想

自ら怪物を封じ込めることで、人々を守ったドンリム。もっと早くにドンリムの声に誰かが耳を貸していれば、最後のファソンのセリフが印象的でした。

結果的に街には平和が戻り、ハッピーエンドということでしょうか。やはりドンリムが死んでしまったのが、何とも残念です。ドンリムにはもっと、幸せに生きて欲しかったな~。さらにラストのシーンでは、またしてもシンクホールが出現!?という緊迫感溢れる演出が。恐らく人々の心の闇が消えない限り、今回のような事件は繰り返される、、というメッセージのようです。

放送開始当初は、正直またゾンビものかぁとそこまで期待していなかった本作。しかしいざ視聴して見ると、メッセージ性も強く、スピード感もあってついつい夢中になってしまいました!さらに主演の2人が変にラブラインに進展しないのも、ある意味新鮮で良かった。ファソンを演じたキム・オクビンのアクションシーンは、期待通り♪

ゾンビをテーマにした作品が好きな方はもちろん、そうでない方にも是非とも見て欲しい作品。SFやヒューマンドラマといった要素も含まれており、なかなか見応えがありました。

ダークホール(韓国ドラマ) 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

 




【放送情報】

 

【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

奇皇后 あらすじ 視聴率 キャスト 感想  外部リンク

 

【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

太陽を抱く月 あらすじ 視聴率 キャスト・相関図 感想 外部リンク

【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

ワン・ザ・ウーマン One the Woman 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~(韓国ドラマ) 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

ブラボー私の人生 (ウラチャチャ 私の人生) キャスト・相関図 あらすじと感想 視聴率

【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

愛の群像 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

今月・来月からの放送作品をチェック!


韓国ドラマ 日本放送  BS WOWOW テレビ東京 テレビ大阪 サンテレビ テレビ愛知


韓国で放送中のドラマ 2024年版




その他のランキングは「韓ドラの鬼」サイトマップページからどうぞ!

韓ドラの鬼 サイトマップページ




関連記事

記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

サイトマップ

全記事から検索はこちらからどうぞ!



韓ドラの鬼 サイトマップ

TOP