スタートアップ 스타트업 Start-Up 2020年放送 tvN土日 全16話 【韓国放送期間】2020年10月17日から11月29日
第5話視聴率4.849%
neroさん |
第5話あらすじ
モニターに映るドサンとダルミの姿を見たジピョンは、慌てて会場へと向かう。ドサンを連れ出すと、どこまでバレたのかと聞くジピョン。そんなジピョンの態度が面白くないドサンは、「チーム長のことは一切気にしてませんでした」と一言。さらに、これからは自分で何とかするから、放っておいてくれと線を引く。ドサンを探しにダルミが現れると、ジピョンは用事があるフリをしてその場を後にする。
一方、インジェのチームに開発者として加わったメンバーが、名門大学出身の実力者だと聞いたダルミは、高スペックのメンバーを探そうとする。
ダルミが目を付けたのは、以前書店で会ったデザイナー、チョン・サハ(ステファニー・リー)だった。時間がないことに焦ったダルミは、皆の前でサハに土下座し、チームへ加入を懇願する。その頃、QRコードでダルミの学歴を読み込んだチョルサン(ユ・スビン)が、「代表が高卒だなんて」と文句を言うなか、ドサンは全く気にしていない様子。そこへ、サハを連れたダルミが現れる。
チーム編成が終わり、本格的に2次審査がスタート。サンドボックスにある備品やデータは好きなだけ使用していいと言われ、沸き上がる会場内。2次審査の内容は、限られた時間のなかで、どれだけ実用的なアイディアを生み出せるか。そして3分間のスピーチで、いかにして投資者らを説得できるかだという。ダルミは以前ドサンから聞いた、“マシーンラーニング”を利用してはどうかと話す。ダルミの提案によって、サムサンテックは銀行の筆跡データをもとにした事業を開発することに決める。
事業案を検討するインジェは、メンバーからダルミが筆跡データを利用すると聞き、同じテーマでアイディアを練ることに。
ダルミを心配したウォンドクは、お弁当を手にサンドボックスへやってくる。そこで、ウォンドクは息子の元嫁アヒョンと再会する。偶然2人の会話を聞いていたジピョンは、ダルミが経済面の理由から大学進学を諦めたことを知る。
ジピョンはウォンドクに、もし自分と会っていなければと後悔したことはないかと聞く。そんなジピョンに「後悔したことはない。ただ、もっと早く会っていれば、私が一緒にお正月に花札をして、お弁当を作ってげられたのにと、残念に思ったことはある」とウォンドク。ウォンドクの言葉に、ジピョンの目からは涙が溢れ出す。
一日もかからずプログラミングに成功したインジェらに対し、時間ギリギリまで試行錯誤を続けるサムサンテック。やっとのことで100%に近い正確度を叩き出すことに成功したドサンだったが、直前でチョルサンとヨンサンが発表はドサンが行うべきだと話す。これにジピョンは、失敗したら自分が個人的にサムサンテックに投資することを条件に、発表はダルミに任せろと言う。
チョルサンらの心配をよそに、ダルミは堂々としたプレゼンで会場を圧倒させる。つづいて舞台に登場したのは、ダルミらと同じ筆跡データを使った事業を紹介する、インジェカンパニーの代表インジェだった。
プレゼンを聞いたモーニンググループの会長ウォン・ドゥジョン(オム・ヒョソプ)は、インジェらが開発した新しいフォントをサムサンテックのアルゴリズムが認識できるかと質問。「もちろんです」と答えたダルミだったが、散々な結果となってしまう。
会場を後にしたダルミは、ジピョンになぜ嘘をついてまで自分を助けてくれたのかと聞く。思わず答えに詰まるジピョンだったが、そこへドサンが現れ、ダルミにサムサンテックがサンドボックスに受かったと知らせる。嬉しそうに抱き合う2人を見たジピョンは、そっとその場を後に…。
第5話感想
ダルミをCEOに迎えたサムサンテックが、見事サンドボックスへの入居を決めました!
最後はどうなることかとヒヤヒヤしましたが、無事に合格となって本当に良かったです。プログラミングやAIなど、全くちんぷんかんぷんな私でも、プレゼンのシーンではなんだかわくわくしてしまいました。若者たちが夢に向かって頑張る姿は、いつ見ても勇気がもらえますね。
それにしても、コロコロと態度を変えるチョルサンとヨンサン。ちょっと頼りなくって、イラっとしてしまうこともしばしば。そんななか、ドサンだけは揺らぐことなくダルミを支持していて、頼もしいなと思いました。
嘘をついていたドサンを受け入れることにしたダルミでしたが、一方でジピョンが嘘をついてドサンをフォローしてきた事に、ふと疑問を抱き始めます。確かに、パーティー会場でも今回の審査でも、常にドサンとダルミの隣にはジピョンがいましたもんね。ジピョンが15年前ドサンのフリをして手紙を書いていたという事実が明かされるのは、もう少し後になりそうです。そして、ジピョンとウォンドクの関係が泣けます。なんとしても恩返しをしようとするジピョンの姿も、健気で好感が持てますね。
ダルミに一直線なドサンもステキだけれど、大人の余裕をかもし出すジピョンもカッコいい。確かに、ドサン派・ジピョン派で分かれるのも納得です。私は今のところ、ジピョン派かな~。ダルミが手紙の真相を知った時、それでもドサンを選ぶのか気になります。
第6話視聴率4.438%
neroさん |
第6話あらすじ
ドサンと抱き合って、最終審査通過の喜びを分かち合うダルミ。気が付くと、そこにジピョンの姿はなく。ジピョンに聞きたいことがあったと話すダルミに、ドサンは自分が代わりに答えると言う。なぜジピョンが嘘をついてまでドサンを有能なCEOに仕立て上げたのかと聞かれ、「実の兄弟のように親しい仲だ」とドサン。そんなドサンの言葉をダルミが信じたと知り、ジピョンは呆れてしまう。
翌朝、ドサンは徹夜でプログラムを修正し、インジェらが作ったフォントを識別させることに成功。その知らせを聞いたダルミは、PCを手にインジェのオフィスへと向かう。すると隣の部屋から、怒鳴り声が響き渡り…。
エレベーターで父親のドゥジョンと顔を合わせたインジェは、メンターとしてサンドボックスの創立者、ユン・ソンハク代表を選んだと告げる。実は以前、ユン代表がサンドボックスのロゴとなったブランコに乗る少女の話をしている場面に、偶然居合わせたインジェ。これを聞いたインジェは、すぐにそれが自分の父とダルミの話だと気付く。その後、サンドボックスの志望動機に、インジェは父とダルミのエピソードを自分のことのように記載したのだ。インジェの思惑通り、インジェがチョンミョンの娘だと知ったユン代表は、メンターを引き受ける。
一方ダルミは、サムサンテックに強い関心を示すアレックスの誘いを蹴り、ジピョンを選ぶ。正式にサムサンテックのメンターとなったジピョンは、株式の割り当てについて意見を述べる。ダルミらが事前に提出した名簿には、それぞれ均等に株式が振り当てられていた。しかし、「これでは投資家に会社を乗っ取られるのも時間の問題だ」とジピョン。ジピョンによると株主の配当は、その大多数をCEOであるダルミが持つべきだという。
これに納得のいかないチョルサンは、怒って出て行ってしまう。同じくオフィスを飛び出すヨンサン。呆れたジピョンは、茫然とするダルミに向かって、「一番の問題はこの喧嘩を収拾できないソ代表、あなただ」と叱責するのだった。
その日、ヨンサンがサムサンテックの事務所へ向かうと、そこには一人で酒を飲むチョルサンの姿が。元々は“ドサンテック”という名前で、ドサン一人で立ち上げたこの会社。二人はふと、初めて事務所へやってきたときのことを思い出す。すると、「ドサンになら株式を譲れる」と呟くチョルサン。ヨンサンもまた、同じ意見だった。事務所のベッドに横になりながら、そんな二人の会話にじっと耳を傾けるドサン。
翌日、何かを決心したダルミはチーム員をオフィスに集める。ダルミの手には、新たな株式配当案が。そこには、持ち株の過半数である64%をドサンが所有すると書かれていた。これでは投資者が混乱すると指摘するジピョンだったが、ダルミはこれが自分の考えたベストだと話す。「交渉の場面には私が出ます。もちろん、ドサンを連れて」とダルミ。
ダルミの意見を尊重することにしたジピョンのもとへ、今度はドサンがやってくる。すると、「今夜ダルミに全てを話す」とドサン!ダルミを家まで送って行ったドサンは、祖母のウォンドクに挨拶したいと言う。家の中に入ると、ドサンを笑顔で迎えるウォンドクの姿が。しかし、ウォンドクの顔を見たドサンは、その場に固まってしまう。実は昼間、チョルサンを連れて眼科へ行った際、ドサンは隣の部屋で診察を受けるウォンドクと顔を合わせていたのだ。病院でウォンドクは、じきに失明すると診断されていた…。
第6話感想
サンドボックスへの入所を決めたダルミとドサン。しかし、問題は山積みで…。広々としたオフィスに感動するサムサンテックのメンバーでしたが、株式の配当を巡って大喧嘩になってしまいます。まぁ、お金の問題は一番シビアですよね。そんななか、ダルミは株式のほとんどをドサンに持たせることで問題を解決。結局はドサンを立てるダルミに、これまた関心してしまいました。
一方、ジピョンはそんなダルミとドサンに振り回されてばかり。なんだかちょっと可哀想に見えてきました…。
ダルミに全てをカミングアウトすると言ったドサンでしたが、ウォンドクの件もあり、結局振り出しに戻りそうですね。それにしても、ウォンドクが失明とは驚きました。確かになんらかの病気などになりそう、、という不安はありましたが、こんな形で病気が明らかになるとは。ウォンドクが失明の危機にさらわされていると知れば、ダルミも相当ショックを受けることが予想されますね。ジピョンも同じく。
ドサンがウォンドクと対面したことで、また一歩ドサンとダルミの距離が縮まったように感じます。こうやって少しずつ、15年前のドサンから今のドサンへと心が移っていくのでしょうか。だとしたらジピョンが不憫すぎますね。果たして、ジピョンが報われる日は来るのか。いつの間にかすっかりジピョン派になってしまいました、汗
もちろんドサンの性格も憎めなくて、どちらも応援したいというのが本音です。久々に甘酸っぱい青春ドラマを見ているようで、ドキドキが止まりません。
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