韓ドラの鬼

スタートアップ:夢の扉 3話・4話 あらすじと感想



スタートアップ 스타트업 Start-Up 2020年放送 tvN土日 全16話 【韓国放送期間】2020年10月17日から11月29日

第3話視聴率4.629%

neroさん

第3話あらすじ

パーティー会場ですっかり委縮した様子のダルミのもとへ、スーツに身を包んだナム・ドサン(ナム・ジュヒョク)が現れる。目の前に現れたドサンを見つめ、ダルミは「会いたかった」と呟く。

そこへ姉のインジェと母アヒョン(ソン・ソンミ)が現れると、ダルミはドサンを彼氏だと紹介する。途中ジピョンからのアシストもあり、ドサンはなんとかその場をやり過ごす。車を待つ間、アヒョンは久々に再会したダルミを「立派に育ってくれてありがとう」と抱きしめる。そんなアヒョンに、「私は幸せだから余計な心配はいらない。3年後には、姉さんよりももっと上に行く」とダルミ。

ドサンが運転する車に乗り込むと、ダルミの目からは涙が溢れ出す。

夜のドライブを終えた2人は、公園に車を停め、カップラーメンをすする。パーティーに誘った理由が気にならないのかと聞かれ、寡黙な男がコンセプトだから聞けなかったと答えるドサン。そんなドサンの言葉に、ダルミは思わず吹き出してしまう。

一方、家に送って関係を終わりにしろと言っていたにも関わらず、2人が未だにデート中だと知ったジピョンは、催促のメールを送る。ジピョンからのメールを見たドサンに、「彼女?」とダルミ。ドサンは何も答えず、一人で車へと向かう。しかし、ダルミの手紙を思い出したドサンは、踵を返すと「彼女はいない、生まれてから一度も」と告白する。そんなドサンにダルミもまた、「私も」と微笑むのだった。

車のキーを返しに来たドサンのもとへ、ダルミからメールが届く。ロマンの欠片もない返事を送ろうとするドサンに、これからは返信前に必ず添削を受けるようにとジピョン。

翌日、ウォンドクはジピョンに礼を言い、「そろそろ夢から覚ましてやらないと」と話す。

アメリカへの帰国前、会社に顔を出したインジェは、父が兄のサンス(ムン・ドンヒョク)を代表に置く為、自分を利用したのだと知り失望する。その頃、ダルミは正社員登用が白紙になったことを理由に会社を辞める。退職祝いとして貰った鉢植えを手に、ダルミはドサンの事務所へ向かう。

ダルミから連絡を受けたドサンは、すぐさまジピョンに相談。慌てたジピョンはドサンらを自宅へ呼び、サムサンテックの事務所として偽るのだった。そんなこととも知らず、事務所へやってきたダルミは感嘆の声を上げる。そして、ドサンのように自分も成功したいと言い、仕事を辞めたことを明かすダルミ!これにはジピョンも、飲んでいた水を吹き出してしまう。

事務所を後にしたダルミは、その足でサンドボックスへと向かう。そこでカードに「高層界へ行く為」と書き、壁に貼るダルミ。同じくインジェもまた、会社を辞めサンドボックスへ挑戦する意志を固める。

ダルミが事務所を去った後、ジピョンはドサンに今日で作戦は終わりだと告げる。しかし、納得がいかない様子のドサン。サムサンテックがサンドボックスに入れば、2つ目の秘密もクリアできるとドサンは言う。そんななか、ドサンらが開発した技術が、アメリカのコンペ“CODA”で1位に輝いたと発表される。これを受けて、ジピョンはドサンがサンドボックスへ入居する為、力を貸すことに。その日、サンドボックスへ向かったジピョンは、代表のユン・ソンハク(ソ・イソク)に、第12期のメンターをやりたいと志願する。

ジピョンからダルミに嘘をつき通すべきだと言われ、もしかしてダルミが好きなのかと尋ねるウォンドク。しかしジピョンは、そんな訳ないと首を振る。一方、同じくヨンサンからダルミが好きなのかと聞かれ、「うん」と微笑むドサン。

第3話感想

ダルミに対する気持ちを聞かれ、全く正反対の反応を見せたジピョンとドサン!

そうだと言ってはにかむドサンが、なんとも可愛かったです。一方、ジピョンはそんな訳ないと一蹴。すっかりジピョンもダルミに惹かれたのかと思いきや、まだまだ恋愛感情までは遠そうですね。

それにしても、ドサンはパーティーの夜にダルミに一目ぼれしたようです。結構早い展開にビックリ。これでは1年もの間、ダルミにせっせと手紙を送っていたジピョンの立場がないような…。ただ、韓国ドラマでよくある、主人公が冷たい態度でヒロインを突き放す、といったシーンがなくてホッとします。後々ガラリと態度を変えると分かっていても、見ていられないドラマも多いので。

母アヒョンが言う通り、インジェは父に利用されていただけでしたね。インジェがお膳立てした代表の座には、父ドゥジョン(オム・ヒョソプ)の実子サンスが就任することに。さすがにあの場面は、インジェが可哀想に見えました。表面上は勝ち組に見えるインジェですが、彼女も色々と苦労が絶えないようで。強がって見せるインジェがまた、切なかったです。どちらを選んだから幸せ、と簡単には言えませんが、少なくとも親の愛情を受けて育ったのはダルミの方な気がします。なんだかんだ、母アヒョンが一番どっちつかずな気も。。

ヒロインのソ・ダルミを演じているのは、元Miss Aのスジ。スジのドラマはこれまで何本か見てきましたが、本作のように前向きで明るく突っ走る役柄が本当に合っていると思います。ひたむきに頑張るヒロインの姿に、勇気がもらえますね。

第4話視聴率4.672%

neroさん

第4話あらすじ

サンドボックスへの入居を目指し、夜な夜なアイディアを考えるダルミ。そんなダルミを見たウォンドクは、かつての息子の姿を重ねる。「事業は大変だ、お前も知ってるだろ?」とウォンドク。一方、会社を辞めたインジェは、後を追って退社した数名の社員らと共に、アヒョンのホテルの一室で会議を行う。

書店でサンドボックス合格の秘訣について書かれた書籍を目にしたダルミは、思わず手を伸ばす。するとそこへ、弁護士バッチをつけた一人の女性が現れる。彼女の名前はチョン・サハ(ステファニー・リー)、弁護士活動は趣味で、本業はデザイナーだという。最後の一冊を巡って火花を散らす2人だったが、ダルミは1万ウォンで本を譲る。現金を手にしたダルミが向かった先には、山積みにされた先程の本が。レジで会計を待っていたサハは、同じく書店にやってきたドサンを見て「これがラストだ」と本を譲る。

そんななか、ダルミは書店でドサンと顔を合わせる。慌てて履いていたサンダルを脱ぎ、ヨンサンのスニーカーと交換するドサン。普段のスーツ姿と違って、チェックのシャツにジーパンというラフな格好なドサンを見て、「なんだか安心した」とダルミは微笑む。

ダルミを送って事務所へ戻ると、ドサンらの前に大勢の投資家らが押し寄せる。先日発表された、“CODA”の影響だった。順番に中へ招き入れ、話を進めるドサンだったが、なかなか交渉はまとまらず。しまいには技術を盗まれそうになったところ、ジピョンが現れ、それを阻止する。ジピョンに、ダルミとデートをすることになったと報告するドサン。

ダルミが考えたデートプランは、なんと花札だった。実は昔、テレビで正月に家族が集まって花札を楽しむ姿を見たジピョンは、手紙に「花札がしてみたい」と書いていたのだ。ジピョンが用意したスーツに着替えダルミを迎えに行ったドサンは、ジピョンの家へ向かう。そこには、ヨンサンとチョルサン、そしてジピョンの姿も。5人は皆で、花札を楽しむのだった。

デートを終え、ダルミを車で送って行くドサン。するとドサンは、ダルミに向かって自分のどこが好きかと聞く。「あなたは私の初恋だから」とダルミ。ダルミの答えはどれも、自分ではなくジピョンが作り上げたものだった。車のキーを返しに来たドサンに、ジピョンは代表のDNAがないと話し、「サンドボックスへ入ったら、CEOから探すべきだ」と告げる。

その日、ドサンとダルミ、そしてインジェのもとへ、サンドボックスの1次審査を通過したとの連絡が入る。

2次審査の為、荷物をまとめてサンドボックスへ向かうダルミ。インジェとドサンもまた、会場へ姿を現す。2次審査はチーム戦で、2泊3日かけてそれぞれの事業モデルを発表するというものだった。会場でインジェは、妹ダルミの彼氏ドサンの姿を目にする。CEOとしてチーム員を構成する権利を得たダルミは、壇上でインジェと顔を合わせる。そこで、ドサンもまた審査に参加していると知り、驚くダルミ。

その後、ダルミはドサンらのチームでCEOになりたいと話す。すると隣でインジェもまた、ドサンらをチームに招き入れたいと言い…。決断を迫られた時、ドサンが選んだのはダルミだった。

サンドボックスのユン代表は、入居志願者の願書に目を通すなか、1枚の志望動機に目をとめる。そこには、かつてダルミとインジェの父ソ・チョンミョン(キム・ジュホン)から聞いた、娘とのエピソードが描かれていた。そしてそのエピソードを願書に書いたのは、ダルミではなくインジェだった…。

一方、空港に1人の男が降り立つ。彼はドサンらが1位を獲得した“CODA”の審査に関わっていた男だった。

第4話感想

ドサンがダルミとインジェ、どちらの手を取るかの決断を迫られ、こちらまでドキドキしてしまいました。ドサンがダルミを選んだ決定打となったのは、2人の言い回し。ダルミは「私をあなたのチームのCEOにしてくれない?」と言い、インジェは「CEOとして3人を迎え入れたい」と言っていたのです。

2次審査の会場には、ダルミと書店でモメた弁護士チョン・サハの姿も。サハが今後、ダルミらとどのような絡みを見せるのか気になります。

エピローグで流れたインジェの応募動機。確かブランコでの父親とのエピソードは、ダルミと父の話だったと思ったのですが。インジェが例の少女だと知ったユン代表は、とても嬉しそうな表情を浮かべていましたね。なんだか嫌な予感がします…。

そして、最後に空港に現れた謎の男。彼の正体は一体何なのでしょう。“CODA”の審査の席にいたので、かなりの力を持つ人物だと想像できますね。ちなみに、謎の男を演じるのはチョ・テグァンでした。『太陽の末裔』などに出演する俳優です。

前回、ダルミに気があるのかと聞かれ、キッパリ違うと言っていたジンピョですが、第4話では多情な面も見られました。ウォンドクとの電話では、「ダルミが傷つくようにはしない、俺がダルミを守ります」と宣言。なんだか頼もしい~!

ドサンも、ジピョンとダルミの関係に危機感を抱いているようでした。ダルミが好きなのは、自分ではなくジピョンが作り上げた“ナム・ドサン”。ドサンの切ない表情が全てを物語っていましたね。

果たして、3人の恋がどのように動いていくのか注目です!

スタートアップ:夢の扉 5話・6話 あらすじと感想

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