人生最高の贈り物～ようこそ、サムグァンハウスへ～　33話・34話　あらすじと感想

hg＠さらん

4年前

人生最高の贈り物～ようこそ、サムグァンハウスへ～　オー！サムグァンビラ！　오! 삼광빌라! Home Made Love Story; Oh! Samgwang Villa　2020年放送　KBS2　全50話

第33話視聴率25.1％　30.9％

hg＠さらんさん

1 第33話あらすじ
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第33話あらすじ

「そうだね。」プロポーズを受け入れたビッチェウン。自分もペアのリングをジェヒにはめてあげる。今の複雑な状況で結婚することに迷いを見せるが、力を合わせ共に乗り越えようというジェヒ。

ジョンウォンとスンジョンの話し合いの末、ビッチェウンはスンジョンとともにビラに戻ることに。戸惑いながらもつらそうなジョンウォンのために家を出るビッチェウン。スアは知らせを聞いて、一人飛び上がるほどに喜ぶ。

どっちつかずのラフンのためにビラを出ようとするバルン。ようやくラフンも覚悟を決め、もう迷わないから行くなと一件落着。一方、ヘドゥンは恋する目をしてると言われてジュナを思い浮かべる。

ビッチェウンが戻り、住人たちが集ってにぎやかに食事会をする。スンジョンはナロから昇進の報告を受けたとみんなに話し、ナロを呼ぼうとする。ナロが殴られてきたのを知るファクセはまだ帰ってないとごまかす。

ピロンに殴られてひどい顔のナロの部屋を訪ねたジェヒ。ピロンの魂胆を問い詰めるが、拒絶される。ドアの外で話を聞いたファクセとマンジョンは、ジェヒから詳しい事情を聞く。

ジュナは家に出向き、改めてジョンウォンに心情を打ち明ける。会社の仕事が負担だったこと、父が亡くなる時のジョンウォンへの複雑な気持ちを語り合う。その中で、ジェヒの現場でピロンに会い、会社の近くで何度かあったと話す。

ジェヒの現場を訪ねたジョンウォンはピロンを見つけ、ピロンも気づく。その時ビッチェウンが来たために平静を装うが、ジェヒがピロンを承知していることも知る。ビッチェウンとピロンの親し気な様子に困惑を隠せない。

一晩悩んだビッチェウンはスンジョンにジェヒからプロポーズされたと伝える。手放しで喜んでくれるスンジョン。一方、ジョンウォンはビッチェウンを留学させてやりたいし、急いで結婚することはないと。ジョンウォンの胸にはソアのこと、ピロンのこと、複雑な思いが交錯する。

ジョンウォンやジェヒと別れ仕事に向かおうとしたビッチェウンの頭に、ふとナロのセリフが浮かぶ。そして、ジョンウォンがなぜジェヒの現場にやって来たのか、全てはイ技師であり、イ技師を装ったピロンを指していた…。

第33話感想

甘い時間の後のあまりにも過酷な現実。たとえ、ビッチェウンがビラに戻ると言っても、ジョンウォンが拒むのではないかと思いましたが、利権に揺れるジョンウォンが会社のために、ビッチェウンを否定する姿を見せたくなくて決断を下したのでした。それにしてもキツイ…。

ジェヒとの結婚に対しても2人の母の反応は真逆で。スンジョンは自分の家族と同じか、それ以上に愛せる貴重な存在とは一生で何度も出会える相手ではない。逃すべきではないと大喜びしてくれるのですが、ジョンウォンは喜んではくれませんでした。今まで何もしてやれなかったから、せめて留学にでも送ってあげたいと考えているようですが。もちろんスアのことも頭にあるのですよね。

そして、ピロンはジュナからジョンウォンに居所がばれてしまいました。ビッチェウンはジョンウォンが突然現場に現れたこと、ナロが何度か投げかけたピロンに対する意味ありげな言葉で、パズルの最後のピースがバチッとはまるようにピロンの正体を導き出していました。

第34話視聴率29.9％　33.6％

hg＠さらんさん

第34話あらすじ

イ技師に「ピロンさんでしょ」と訊ねるビッチェウン。その口から出た「ソヨン…」という言葉に衝撃を受ける。なぜ話してくれなかったと涙をこぼすのに、ただただ黙って抱きしめるジェヒ。ジェヒの慰めの言葉もむなしく気分は晴れない。帰りがけにクマのマスコットを捨てようとしても捨てきれない。

ナロを呼び出したマンジョンとファクセ。マンジョンはナロの思惑を全て知っていることを明かし、すぐにビラを出るように迫る。それには答えず、サムグァンビラが好きなことだけは本心だというナロ。ちょうどスンジョンから今日の集まりに参加してと声がかかる。

ジョンフは今までと打って変わって積極的に職員たちに気を配るのに、ミンソクは目を見張る。ミンジェの代理店を訪ねたジョンフは、いい雰囲気のミンジェとジェヒの先輩ソ教授の姿を目にし、嫉妬を感じつつもミンジェに再出発させてやらねばと思う。

ビラの集まりにジョンフも呼ばれ、にぎにぎしく楽しく。来られないはずのナロは遅れて参加、スンジョンはケーキでナロの昇進を祝う。生まれて初めて祝ってもらったと言葉にならないナロ。その席で結婚を発表するジェヒとビッチェウン。

ソアはビッチェウンとジェヒが結婚を考えていると聞き、ビッチェウンを訪ねて詰問し、手をあげる。が、それを遮ったナロ。駆けつけてビッチェウンをかばうジェヒ。そこに現れたジョンフはスアを連れて行き優しく諭すが、やはり受け入れられないスア。

ジュナと仕事を始めたヘドゥンの元に仕事の依頼が入るが、ジョンウォンの会社と知ってジュナは拒否反応を。さらに、ヘドゥンにひかれ始めたことを意識するジュナは複雑な関係に頭を抱える。

深夜、荷造りを終えたナロは居間にやって来て、ビラでの楽しい思い出を振り返る。突然、スンジョンに声をかけられしばし言葉を交わす。スンジョンと抱き合って、かけられた温かい言葉に思わず涙ぐむ。本当の自分の家のようだったビラ。後ろ髪をひかれながらも立ち去っていく。

ジェヒとビッチェウンは結婚報告のために、ミンジェを訪ねる。ジョンフを初恋のスンジョンとくっつけようと考えたミンジェは、この結婚に反対の立場を表明して…。

第34話感想

ジェヒがピロンのことを知らせてくれなかったと憤慨したビッチェウンですが、本当は実の父に不意打ちで会っていたのに衝撃を受けたのだと思います。悪い人だと聞いていても、誤解だと信じていたかった気持ち。だけど、写真を入れ替えたのも、名前を偽って平然と近くにいたというのも間違いなく衝撃でしょう。

ナロはマンジョンにも正体がばれて、結局ビラを出ていくことになりました。昇進を祝ってもらいましたが、こんな風に祝ってもらったのは初めてというナロが切ない。立ち去る時もスンジョンみたいないい人はいないというナロに、周りをよく見ればきっといるはずというスンジョンの言葉が印象的で、そうそう、今からでもいい人になってと立ち去る後姿に声をかけたい気持ちでした。

ミンジェとジョンフはお互いに相手を思って、再出発をさせようと考えます。ジョンフがスアにかけた言葉の通り「愛してるなら、その人のためならば、気持ち良く送り出そう。」まさにそんな気持ちなんでしょうね。ソアはそう思えないようですが…。

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