韓ドラの鬼

軍検事ドーベルマン 15話・16話(最終回) あらすじと感想

軍検事ドーベルマン 大


軍検事ドーベルマン 군검사 도베르만 Military Prosecutor Doberman 2022年放送 tvN月火 全16話

daisySSさん

第15話視聴率8.641%

第15話あらすじ

ト・ベマン(アン・ボヒョン)とチャ・ウイン(チョ・ボア)の調査を受けたノ・ファヨン(オ・ヨンス)。堂々とする態度の加え、二人に宣戦布告。いじめ事件に関して兵士たちは口を閉ざし、一人証言をしたノ・テナムを依病除隊(病気を理由に除隊させること)させることで、すべてを上手く処理する計画のノ・ファヨン。

母が精神的な理由で自分を除隊させようとすることを知ると、ノ・テナムは驚いた様子。ヨン・ムング(キム・ヨンミン)を法廷に立たせるために動くト・ベマンは、IMディフェンスの内部文章が流出されたことを疑う検事に、カン・ハジュンが関連していることを伝え、ヨン・ムングを追い込むために動きます。

チャ・ウインを裏切ったはずのカン・ハジュンは、ト・ベマンと協力して、ウインを騙してこれまでチャ・ヨングに協力するふりをしてきた。チャ・ウインの父がXファイルを残したとヨン・ムングに嘘を伝えたカン・ハジュン。計画通り、ヨン・ムングはノ・ファヨンを排除してIMディフェンスを自分のものにするために、欲望を剥き出しにします。

臨時の株主総会を開くことをノ・ファヨンに伝えると、彼女が保有する株をてばなすことになると、ノ・ファヨンを攻撃します。臨時の株主総会、、、ト・ベマンの命令で変装して会場に乗り込んだユン・サンギのおかげで、ヨン・ムングの気を散らした間、カン・ハジュンは裏で取引された株式の情報を会場に流し、そのことを知った株主たちは、IMディフェンスの株を売り始めます。

会長就任の夢が壊されると、ト・ベマンとカン・ハジュンに騙されたことに気づくヨン・ムング。部下に二人を捜して連れてくるよう命じ、、、ウインとテレビ電話中、拉致されたト・ベマン。ウインは画面に映る車のナンバーをトラッキングして、捕まったト・ベマンとカン・ハジュンを救出します。

ト・ベマンから忠告された通り、母ノ・ファヨンが自分を、精神病を理由に除隊させたあと、IMディフェンスを任せる計画だと知らされたノ・テナムは、考え込んだ様子。その後、ト・ベマンから知らされたウインのアジトとなっている喫茶店を訪れると、愛犬ボルトと再会します。これまでボルトをケアしてくれたことに感謝。母ノ・ファヨンの話しを口にした後、チャ・ウイン宛てに手紙を残していったノ・テナム。

ノ・テナムの残した手紙の中に、愛国会の悪事を立証する証拠となるXファイルの入ったUSBとノ・テナムの遺書が入っていたことから、彼が自殺を図ろうとすると気づいたト・ベマンが、彼を追います。過去、手りゅう弾を握らせられた悪夢のような場所に母を呼び出したノ・テナムは、「こんな僕がお母さんの息子でごめんなさい」と言葉をかけると、持っていた手りゅう弾のキーを外します。

駆け付けたト・ベマンがノ・テナムをかばい、手りゅう弾が爆発し、血を流し意識がない二人。。。ノ・ファヨンはその姿にショックを受ける。その頃、ノ・ファヨンの下士官であるヤン・ジョンスクから連絡をもらったチャ・ウインは、一人彼女との約束場所に向かいます。

爆発でト・ベマンとノ・テナムが意識を失った頃、チャ・ウインは銃撃され倒れす。。。

第15話感想

最終話を前に、緊張するエンディングを迎えました。

主人公のト・ベマンとチャ・ウインが倒れただけではなく、悪人として描かれてきたノ・テナムが、これ以上母が悪事を繰り返すことを阻止するため、自らの命を犠牲にする覚悟をする、、、まさかの展開でした。

チャ・ウインの父が残したとされるXファイルの存在、、、実はト・ベマンとカン・ハジュンがヨン・ムングの悪事を暴くためについた嘘でした。存在しないはずのXファイルが、実在していたという事実。ノ・テナムが持っていました。IMディフェンスの会長に就任したノ・テナムが元会長のチャ・ウインが使っていたイスに隠されていたのを発見。

Xファイルを通じて母ノ・ファヨンが殺人まで犯してきたことを知っていたノ・テナムは、これまで母を守るためにファイルの入ったUSBを持っていたようでした。しかし、そのファイルをチャ・ウイン宛てに残した理由は、軍内部の権力者たちを裁いて欲しいと願ったからでしょうか。

爆発でノ・テナムは命をおとすことになるのでしょうか。息子を失った後も、権力を手放すことができないノ・ファヨンの姿が描かれることになるのか、最終話でノ・ファヨンが迎える結末は??

あと、カン・ハジュンはチャ・ウインを徹底的に騙し、ヨン・ムングの信頼を得る、、、ト・ベマンと協力してきたことが、オチとなりましね。

ノ・ファヨンから「チャ・ウインを殺しなさい」と命令されたヤン・ジョンスクは、命令通りチャ・ウインに発砲。命令とはいえ、ヤン・ジョンスクの選択も全く予想外の展開で、最終話でも緊張感が続くストーリーが展開となると、期待!

第16話視聴率10.081%

第16話(最終回)あらすじ

病院に運ばれたト・ベマン(アン・ボヒョン)は軽いケガ。ノ・テナム(キム・ウソク)は意識が戻らず、回復が難しいと知った母のノ・ファヨン。三日後、目を覚ましたチャ・ウイン(チョ・ボア)は、自分を攻撃したヤン・ジョンスクに関しては、自分が処理すると語ります。

ヨン・ムング(キム・ヨンミン)と部下たちは指名手配となる中も、ヨン・ムングは諦めずXファイルを探すことを諦めず、、、ノ・テナムの意識が戻らに事からXファイルに関する情報を手に入れることができず、逮捕されます。

本物のXファイルを手に入れたト・ベマンは、ノ・ファヨンのライバル的な存在ホ・ガンインを説得します。証言すると約束するホ・ガンイン。

チャ・ウインのアジトに現れたノ・ファヨンを発見すると驚くウイン。「まだ気にしているようだけど、私とあなたの父との間に、特別な関係はなかったのよ」と語ると、部下ヤン・ジョンスクは使い道のない道具だと語ると、直接チャ・ウインの命を狙うと警告の言葉を残して、アジトを去ります。

逮捕されることになったノ・ファヨン。事情聴取を受けるも罪を否定。ホ・ガンインの証言で、イ・ジェシクとヨン・ムングも逮捕され裁判が行われます。お互いの罪をなすりつける二人。。。

チャ・ウインを殺そうとしたことを自首するヤン・ジョンスク。ノ・ファヨンは裁判中もすべての罪を否定。息子ノ・テナムの意識が戻らないことを裁判が有利な方向で進むよう利用するノ・ファヨン。「息子から罪を償いたいと言われました」と語り、最後まで母としてではなく、軍人としての姿を貫くノ・ファヨン。

堂々とすべての罪を否定していたノ・ファヨンも、証人としてヤン・ジョンスクが証言台に立つと、緊張する。すべての罪を自分が背負うつもりだったヤン・ジョンスクに、ノ・ファヨンと交わした言葉を録音していたウイン、、、彼女に聞かせると、ノ・ファヨンが本心を知り、ウォン・キチュンの自殺に見せかけた死の真相からウインを殺すようノ・ファヨンが命じたことを、ヤン・ジョンスクが証言します。

その後、ヨン・ムングにより、チャ・ホチョル会長の殺害までもノ・ファヨンの仕業だったことが証言され、ノ・ファヨンは最高刑に当たる死刑を言い渡されます。

ヨン・ムングの悪事を暴露し罪を償わせるために、法律をおかしたカン・ハジュンも刑務所行き。1年後、カン・ハジュンは刑務所から出るとアメリカに旅立つ準備。一方、軍検事を辞めたウインは、IMディフェンスの会長に就任します。

アメリカに出発するカン・ハジュンを見送り、友情を確認し合うウインとハジュン。軍検事を続けているト・ベマンの元にチャ・ウインが現れ、、、1年が経ってお互いへの気持ちを確かめます。

第16話(最終回)感想

チャ・ウインとト・ベマンの復讐は、犯罪者たちに法の裁きを受けさせること!最後まで軍人としての権力を手放すことができず、意識のない息子を利用して裁判を有利に進めようとしたノ・ファヨン。死刑を求刑され受刑中、訪ねてくる息子ノ・テナムの面会を断り、最後まで母として生きることのなかったノ・ファヨンの姿が印象的でした。

間違った選択や権力を最後まで手放すことができない悪人を演じていますが、事情聴取を受けるシーンを含めて、堂々とする女性としてはカッコいいと思いました。

愛国会のトップをはじめヨン・ムングも裁判をうけることになり、最後、悪人は全員、罪が明かされる結末でした。ヨン・ムングに協力したカン・ハジュンは彼の罪を立証するため、自らも法の裁きを受けたことで、彼が願った通り、IMディフェンスはチャ・ウインのもとに戻ることに成功しました。

ノ・テナムは結局意識を取り戻しました。自分が持っていたIMディフェンスの株をチャ・ウインに譲渡すると、捨て犬をケアするお仕事に就き、新たな人生をスタートさせます。刑務所にいる母が面会を拒否すると、彼女に手紙を残すノ・テナム。

2014年俳優デビューを果たして以降、様々な作品に出演している主人公のト・ベマンを演じているアン・ボヒョン。2020年に放送された「梨泰院クラス」で注目を浴びましたが、個人的には2021年Netflix オリジナルで放送された「マイネーム:偽りと復讐」で演じたピルと役がイメージとピッタリで、ドラマの中で迎えたピルとのエンディングが悲しすぎて記憶に残っていた俳優。

「軍検事ドーベマン」では更にアン・ボヒョンの魅力を引き出せるキャラクター、ト・ベマンを演じ、更なるイメージアップに成功したと感じました。法廷ドラマはコンスタントに放送されていますが、あまり馴染みのない軍検事を題材にしたところが、ドラマを最後まで楽しめた一つのポイントとなりました。

同僚以上の感情を持つようになったチャ・ウインとト・ベマンの様子は、最終話のエンディングで二人のロマンスを匂わせるエンディングにしたところも、中途半端な恋愛模様を描くよりはよかったと思います。

軍検事ドーベルマン キャスト・相関図 あらすじと感想 視聴率



【優雅な帝国】

●BS日テレ(2024/12/18から)月~金曜日15時から 字幕

優雅な帝国 キャスト・相関図 あらすじ 視聴率

【赤い風船 ~絡み合う糸~】

●BS11 全36話(2024/12/20-2025/4/25)毎週金曜日10時から2話連続放送 初回は11時から1話 字幕

赤い風船 ~絡み合う糸~(韓国ドラマ) あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

【ごめん、愛してる】

●BS松竹東急 全21話(2024/12/28から)土曜日23:30と深夜25時から(1日2話)12/28は深夜25時から1話 字幕

ごめん、愛してる 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

今月・来月からの放送作品をチェック!


韓国ドラマ 日本放送  BS WOWOW テレビ東京 テレビ大阪 サンテレビ テレビ愛知


韓国で放送中のドラマ 2024年版




その他のランキングは「韓ドラの鬼」サイトマップページからどうぞ!

韓ドラの鬼 サイトマップページ




モバイルバージョンを終了