美女と純情男 39話・40話 あらすじと感想

美女と純情男


美女と純情男 미녀와 순정남

第39話視聴率

第39話あらすじ

ピルスンが大声でジヨンを探しながら、森の中を叫び歩くが、ジヨンは物陰に座り込んでいた。

撮影現場でジヨンを心配していたスタッフやキム家の人々は騒ぎ、捜索に行ったジンダンとミジャが諦めて帰ってきて、一旦人々を去らせる。

ジェドンはジヨンを見つけ、ピルスンに合図する。ピルスンがジヨンを抱き起こすと、ジヨンは「お兄さん」と呼んだ。

搬送されたジヨンを取り囲む関係者らは、ジンダンがピルスンに喧嘩を売って、ミジャがとりあえず解散させる。

意識を回復したジヨンは、ミジャを見て幼少期の辛い記憶を回復し、「私は大丈夫ですから、帰ってください」と言う。ミジャが去った後、ジヨンは祖母に抱きついて激しく泣く。

車を走らせていたピルスンは、「そういえば、あの撮影現場はコン代表の別荘に近い場所だった (ジンダンにジヨンが監禁された場所) 」と呟く。

キム家で食事をするサングは「息子が見つかったんです。初恋だった人に子供ができていて、大きな会社を経営している」と言い、人々は驚く。

退院したジヨンはスーツケースをに荷物をまとめ、「新しくドラマも始まってこの場所では台本を読むのに集中できない。記憶が戻ったとしても、私はパク・ドラではなく、キム・ジヨンとして生きる」と言って、ドシクのアパートを出て行く。

ジヨンは自分で契約した場所に祖母と一緒に引っ越す。

マリが告白したドジュンから返事が返ってこないので、返事を要求する。「家族が離れ離れになって、大学も終了してない。君のことが好きだけど、支えることができないんだ」とドジュンは答える。

ジヨンはドジュンを呼び、彼のために用意していた部屋を見せる。「大学を卒業させることができなくてごめんね」とジヨンが言うと「お姉さん、もしかして記憶が戻ったの」とドジュンが言って、2人は喜んでハグする。「私の記憶が戻ったのは他の人に話さないで。お母さんにもお兄さんにも秘密」と言う。

ミジャはジェドンに電話して「お金が必要なんだけど、ジヨンの契約のお金はどうなった」と尋ねると「それはもうジヨンさんに送られた」との答え。

ピルスンは「お兄さん」と呼んだジヨンのことが気になり、「もしかして記憶が戻ったのか」と思い、ジヨンに連絡すると、引っ越したことを知る。

引っ越し先に来てピルスンは「今日の撮影場所は君が以前に監禁された別荘の近くだった。もしかして記憶が戻ったのか。当時君は涙ぐんで俺に抱きついてきた。あの時に何かあったのか」と尋ねる。ジヨンは涙ぐむが、何もなかったかのようにふるまう。

ドシクに突き詰めて、ミジャはジヨンの家を見つけ出す。「3寝室と2つもトイレがある。私たちを見捨てて」とミジャは文句を言う。祖母は「ドジュンの部屋よ」と答える。ミジャが「あなたは忙しい。お金を私の口座に送って」と言うが、ジヨンは「もう大人です。私のお金は私が管理します」と断る。

祖母から「食堂と家を売ったお金だ。あの男とお金のために付き合ってはダメ。好きな人と付き合いなさい」と通帳を渡される。ジヨンは泣く。

ジンダンはミジャから、「ジヨンが引っ越した」と聞く。ジヨンから「口座番号を教えて。3億ウォンを返金したい」とメッセージがあり、会いに行く。

ジンダンはジヨンにダイヤモンドのネックレスをプレゼントとして渡すが、テヒが現れ、ジンダンの頭に水を注ぐ。「これで『結婚式しよう』って頭おかしい。信じた私が狂っていた」とテヒは怒って去る。ジンダンはテヒの家まで追いかけて行くが、平手打ちを食らう。「もうこれで終わりよ」とテヒは言う。

テヒの家族から連絡を受けてショックのデスクが、帰宅するジンダンに「他の女と会っていたのをテヒに見つかった。婚約破棄だ」と激しく抗議する。コン会長からも責められ、「エンジェル投資のVIPでプレゼントをした」とジンダンは弁解。「海外不動産の価値が急降下している。これをどうするつもりだ。叔母さん、ジンダンを養子として受け入れる話はなかったことにする」とコン会長は宣言。

ミジャはジヨンの家に来て「コン代表に3億返すって、そのお金、どこから」と尋ね、ジヨンは「お婆ちゃんがくれた」と答える。「私がお母さんなんだから、私にくれなきゃ」と言うミジャに、「だから私の家族が崩壊した。だから私が自殺した」とジヨンは内心で呟く。ミジャは祖母に追い出される。

スヨンとコン会長は「一緒に食事をしよう」と車で出かけると、後から車に追突され、搬送される。

2人とも軽症で退院する。コン会長は「もしオレたちがいなくなったら、マリがどうなるだろうかと考えた。事故にあったの瞬間、最初に考えたのはピルスン君だった。マリの兄貴じゃないか。そして君の子だ。オレの子供にしたい」とスヨンに言う。

カフェでジンダンと会うジヨンは、3億ウォンの小切手入りの封筒とプレゼントされたペンダントを返す。「私たちの関係は終わりにしたい」とジヨンは去る。ジンダンは「こんな大金をどこから」と呟き、ピルスンのオフィスへ行く。

「ジヨンさんにこの金をやったのはお前だろう」とジンダンが封筒を叩きつけると、「ジヨンさんと金で付き合っていたのか」とピルスンは怒る。

第39話感想

ジヨンが母との記憶を取り戻し、決別し、ジンダンにお金を返して、スッキリするエピソードでした。ジヨンのミジャへの言葉が、非常に説得力のある言葉で、ドラマ制作陣の心の叫びのような気さえしました。

毒親と娘への心理的影響とその解決というテーマがうまく盛り込まれていて、家族や伝統を重んじる韓国では新しい傾向だと思いました。

このドラマの主人公が3人兄弟の真ん中の娘との設定も、しっかり計算されているなと思いました。衣食住が困る母を見捨てる長女の立場ではなく、母の面倒は見てくれる年上の兄がいる立場、さらに留学して卒業を目指していた年下の弟がいて、彼を養う立場。非難されないようによく設定されています。

世界中と一緒にしてつながって、どんな世代の人々とも交流できるツールがある時代で、韓国ドラマの影響力というのはすごいなと思わされますが、ドラマを作るには、お金がなければ、企画すらできませんし、よりお金をかければ質の良いものができることは事実です。お金は流動性的で、どんなに持っている人でも上がいます。ドラマ制作者らはお金のゆえに嫌な思いをしたり傷つけられたりしたことも多いのでしょう。そのような気持ちも伝わってきました。

第40話視聴率

第40話あらすじ

ピルスンのオフィスに行ったジンダンは、「お前がどこからこの金を手に入れてキム・ジヨンにあげたか調査してやる」とタンカを切って帰ろうとするが、「この金はオレがもらっていく」と封筒は取っていく。

ジヨンは祖母にカステラを買って行き食べさせる。「お婆ちゃんがくれたお金から3億取って、コン代表への借金を返した」とジヨンは話す。

ピルスンはジヨンに電話しようとするが、やめる。すると、ジヨンの祖母から電話で、カフェに呼び出される。「ペク代表 (ミジャ) の高利貸しのお金をコン代表が貸して、その代わりにジヨンが交際させられた。あんな男、ジヨンはちっとも好きじゃない」とのこと。ピルスンは祖母に感謝する。

祖母はジヨンの家にピルスンを連れてくる。ピルスンはジヨンに贈り物を渡し、祖母が「ご馳走するので寄っていって」とお願いするが、ピルスンは遠慮して帰る。

祖母はジヨンに、ピルスンに話した内容を言うと、ジヨンは怒る。「監督様とうまくやりなさい」と言う祖母に、ジヨンは「監督様を愛する資格がない」と否定。

帰宅したピルスンはジヨンの苦悩を思って涙する。

サングはコン会長宅の前でジンダンを見張り、ジンダンに見つかる。「なんだ、お前、あの時のおじさんじゃないか。今度来たら通報するぞ」とサングは脅される。

ジンダンは母に電話し、「あのおじさんとどういう関係なんだ。家の前で見張っていた」と言う。エギョクは「保険関係の人」だと嘘をつく。

エギョクはサングをカフェに呼び出し、抗議する。さらに「ジンダンの養子の話が破棄になった。気をつけて」と言う。

コン会長はキム家に「謝罪に来ました」と贈り物を渡す。ヒョンチョルは「ピルスンを会社の代表にしてくださって感謝しています」と言う。「うちのマリを家に迎え入れてくれて、感謝しています。うちの家族ともよろしくお願いします」と会長は頭を下げる。

会長が去った後、「スヨンさんと仲良くしてやってほしいという意味だと思う」とヒョンチョルは妻に言う。

会長は妻に「ソニョンさんの家に行ってきた。ピルスン君を養子にしたい。今回は挨拶しただけ。その話はまた折を見て後でする」と言うと、スヨンは「ソニョンのを傷つけたくない」と否定する。「マリを守れるのはピルスン君しかいない」と会長は言い、スヨンは了解する。

ドラマ『ソウルの女』の撮影スタッフで飲み会をし、ピルスンをこっそり見つめていたジヨンに、ピルスンは気がついた。

ジヨンが飲み会を抜け出すと、ジンダンに捕まる。ピルスンが来て、ジンダンはパンチを食らう。

会長はコン家の人々に「コ・ピルスンを養子にしたい」と発表し、家族中が反対する。

ジンダンは呑んで会長に抗議し、「オレは兄貴のことが好きだったのに。空でデギル会長が見てる」と泣く。

撮影中にジヨンはつまずいて、ピルスンに助けられ、パッと離れる。

エギョクが泣いていると、サングから電話が来る。2人はカフェで会い、「あの家の人々に今までどんなに傷つけられてきたか。ピルスンを養子にするって。これも全部マリのせいだ」とエギョクは泣く。「その子がいなければ、グループの会社は全部がジンダンのものになる」とサングは心の中で呟く。

ミジャは荷物を全部持って、ジヨンの家に押し掛けていくが、祖母に追い出される。ドシクはジヨンに「お母さんを最後に1回だけ許してあげて」と土下座する。

マリはドジュンに「私がバカだから交際が嫌なの」と尋ね、「できることならずっとそばにいてあげたい」とドジュンは答え、「じゃあこれからずっとそばにいてくれる?」とマリが言うと、ドジュンは「そうするよ」と答える。2人を物陰から黒いフードをかぶったサングラスにマスクの男が見ていた。

ミョンドンはドシクにカフェで会い、「2人の交際を公表しよう」と言うが、「もう少し待って」と言われ、ブチ切れる。

ミジャはギャンブルで儲けて喜んで帰る。「あのお婆ちゃん、思ってたより金持ちそうじゃない」と呟く。

ミジャはジヨンの家を訪ねると、祖母は「ドンドンが帰ってきた。一緒に住もう」と言う。

フードの男がマリをつけ、ドジュンの車をつける。

ピルスンはジヨンに「君がオレを嫌いでも気にしない。オレは君が好きなんだ。だから守りたい」と言う。ジヨンは「記憶を取り戻したくもないし、誰かと交際したくもない。だから監督様も素敵な人と出会ってください。私は嫌です」と去る。

マリはピルスンに「イタリアンに行こう」と電話で約束して、ドジュンの運転する車を降りる。マリにあの男の車が突進してきて、ピルスンが代わりにはねられる。ジヨンがかけつけ、動揺して泣く。

第40話感想

エンディングのシーンは閲覧注意です。とっさに予感して目を逸らしましたが、ちょっと見てしまいました。ご注意ください。

マリを狙ったあの不審人物は誰でしょうか。犯人探しのために、今回は最初から伏線がいくつか張られていました。まずは
①サング。「マリさえいなければ、グループの財産はみな、ジンダンのものだ」とまで言っていました。しかし、人柄の良さそうな印象ですが、殺人までするでしょうか。
②ジンダン。こちらもマリがいなければ、利益のある人間です。妹なのに、そこまでするかとは思いますが、誰かを雇うかもしれません。ジンダンの場合は、直接恨みのある相手はピルスンですが。結局、狙い当たった感じになりました。
③全然無関係の者の犯行。例えばマリの大学でフラれて逆恨みした男など。

ミジャはまたもギャンブルに行ってしまいました。一度刑務所に入ったのに、まだ懲りない様子です。ジヨンの祖母のお金に目をつけました。祖母は頭がおかしいフリをして、ミジャを追い出すために実は何か計画があるのではないかと思ってしまいました。

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