私生活【プライバシー戦争】15話・16話（最終回）あらすじと感想

nero

4年前

私生活　사생활　【プライバシー戦争】Private　lives　2020年放送　JTBC　全16話

視聴率1.2%

neroさん

1 第15話あらすじ
- 1.1 第15話感想
2 第16話（最終回）あらすじ
- 2.1 第16話（最終回）感想

第15話あらすじ

報告書の内容から、チョン・ヒョンチョルが生きていると知ったキム室長は、スジンを使ってジョンファンの車にGPSを仕掛ける。ジュウンとジョンファンがヒョンチョルと対面すると、そこへ手下を引きつれたジェウクが現れる。

ジュウンを先に車へ逃がすと、ジョンファンは1人でゴロツキ達を相手にする。一方、追い込まれたヒョンチョルは、ジェウクの目の前で投身自殺を図ってしまう。茫然とするジェウクの前に、ジョンファンが駆け付ける。ジェウクの目的だった、賄賂の受渡現場を捉えたヒョンチョルの携帯電話は、ジュウンの手に。そこにはユ・ビョンジュンだけでなく、クォン議員やその他の大物政治家たちの姿が映っていた。ハンソンと合流したジュウンは、なんとかジョンファンを救い出す方法を考える。

ジェウクに捕らえられたジョンファンは、ロープで縛られ、身動きが取れない状態。その頃、ジュウンの連絡を受けたミョンヒョンによって、警察が動き出す。キ室長から「“シャドウ”が携帯を手に入れた」と報告を受けたジェウクは、不本意ながらも撤退する。人手が少なくなったタイミングを狙って、ジョンファンの救出に向かうジュウン！

治療を終えたジョンファンに、「生きててくれてありがとう」とジュウンは告白する。そんなジュウンに、ジョンファンは優しくキス。

その頃、スジンは例の携帯電話を持ってキム室長のもとへ。しかし、中に保存されていたのは、全く別の写真だった。スジンの正体がバレたと知ったキム室長は、辞表を書いて警察を辞めろと告げる。1人で車を降りたスジンに近寄るミョンヒョン。何度も「ごめんなさい」と謝るスジンだったが、ミョンヒョンは一度も振り返ることはせず、その場を去って行く。

ユ・ビョンジュン(ミン・ジオ)に会いに行ったボッキは、自分の本当の名前がチョン・ユンギョンだと明かす。これに激怒するビョンジュンだったが、チェ会長の帳簿を自分も持っていると告げるボッキの言葉に、ふと表情を変える。結局、帳簿の内容が欲しいビョンジュンは、ボッキと手を組まざるを得なくなるのだった。

ボッキがビョンジュンの選挙活動を手伝っていると知ったジュウンは、彼女を訪ねる。そして、オ弁護士と手を組むことにしたとジュウン。

ヒョンチョルの死について、マスコミにリークしようと考えたジョンファンだったが、GK側に先手を打たれてしまう。残す手段はクォン議員しかないとユンソク。ジョンファンは議員にコンタクトを取り、ユ・ビョンジュンがチェ会長の裏金を受け取った場面を捉えた写真を手渡す。翌日、クォン議員は記者会見の場で、ユ議員の不正行為を発表する。

報道を受け、GK側はすべての作戦を中止することに決める。

オ弁護士との会食を終えたクォン議員は、ジョンファンから連絡があったと聞き、ホテルへ引き返す。ホテルの駐車場に着いたジョンファンは、ジュウンを車に残し、VVIPルームへ。しかし、そこにはテーブルに突っ伏した状態で息を引き取るクォン議員が！

秘書に警察へ通報するよう告げ、慌てて部屋を出るジョンファン。その頃、ジュウンは駐車場で何者かに襲われていた。

GKのキム室長のもとに、ユ・ビョンジュンが現れる。握手を交わし席についたビョンジュンに、いましがた撮影されたホテルのCCTV映像を見せるキム室長。するとウ・ソクホ(キム・パダ)が、「クォン議員の殺害は、キム・ジェウクとイ・ジョンファンが共犯となる予定です」と告げる。

第15話感想

ジョンファンがクォン議員殺害の犯人に！？

キム室長サイドに付いていたはずのジェウクまで、共犯者にされてしまいます。初めから、ユ・ビョンジュンとキム室長が仕組んでいたこと？なんだかもう、騙し合いに続く騙し合いで、頭がパニック状態です…

最後のシーンで、キム室長とユ・ビョンジュンが握手を交わしていたことから、ビョンジュン側につくボッキも危ういのでは？と。ジェウクがその危険を察知していたのではないでしょうか。だから執拗にボッキに、復讐の為なら今すぐ手を引けと警告していたのでは、、

そして、キム室長の“シャドウ”として動いていたスジンは、ジュウンによってその正体がバレることに。ミョンヒョンに裏切り行為を知られてしまったときのスジンの態度が、ちょっと可哀想でしたね。もちろん、やってることは絶対に許されませんが、ミョンヒョンへの恋心は本気だったようです。スジンの正体がバレたと知った時のキム室長の豹変ぶりが、なんとも恐ろしかったです。「交通事故で死にたくなければ、辞表を書いて警察を辞めろ」この一言で、これまでどれだけの命が犠牲になってきたかが分かりますね。

一方、ますますラブラブっぷりを見せつけるジュウンとジョンファン。なんだかんだジュウンの為にジョンファンを助けるハンソンが、これまた切ない…。今回はテジュらにも同情されていましたね～。

次回はついに最終回です！果たしてジョンファンは、無事に濡れ衣を解消できるのでしょうか。また、ラストに何者かに襲われたジュウンの運命は…？

視聴率1.5%

neroさん

第16話（最終回）あらすじ

ジョンファンが駐車場に戻ると、そこにジュウンの姿はなく。間もなく通報を受けて駆け付けた警察が、ジョンファンに拳銃を向ける。しかし、銃を奪ったジョンファンは、車に乗って逃走。そこへ同じく逃げ出したジュウンが合流する。

ホテルに戻ったボッキのもとにも、キム室長の手下が。どうやら、急落したユ・ビョンジュンの支持率を上げる為、ボッキを婚約者に見立てて殺そうと考えたのだ。

ジェウクの店に現れたのは、捜査課長だった。青瓦台への昇格を報酬に、すっかりキム室長側に寝返った捜査課長。自分がジョンファンと共にクォン議員殺害の容疑で指名手配されていると聞くと、ジェウクは銃を奪って逃走する。ジェウクが向かった先は、ボッキが滞在するホテルだった。

追っ手を振り払ったボッキは、ジェウクになぜ自分を助けたのかと聞く。そんなボッキに、「お前は俺の唯一の弱点だ」と答える。

ジェウクの本心を知ったボッキは、ジェウクにキスをする。

空き倉庫に車を停めたジュウンとジョンファンの前に、ジェウクを連れたボッキが現れる。事情は分かるが、手を組むことはできないと言って、ジェウクを追い出そうとするジョンファン。するとジェウクは、今回の事件の最大のポイントを明かす。実はチョン・ヒョンチョルの携帯電話には、前大統領の写真もあった。前大統領の権力のもと、急成長を遂げたGKグループ。その為GKは、なんとしてもヒョンチョルの携帯電話が流出することを阻止しなければいけなかったのだ。

ジェウクはボッキと共に、ホテルのマネージャーに会いに行く。クォン議員を殺したのは、キム室長だった。マネージャーは室長に頼まれ、議員の酒の睡眠薬を入れたと明かす。キム室長の犯行を裏付ける音声レコーダーを手にした2人だったが、次の瞬間、何者かに銃弾にジェウクが倒れる。驚愕の表情を浮かべるボッキから、レコーダーを奪う謎の男…。

一方ジュウンらは、ミョンヒョンと協力し、議員の補佐官の行方を追う。補佐官を追跡するミョンヒョンだったが、またしても謎の男に刺され、その場に倒れこむ。そこへ、ミョンヒョンを尾行していたスジンが助けに入る。

ミョンヒョンが襲撃されたと知り、代わりに補佐官の追跡に当たるジュウンとジョンファン。するとそこには、既に何者かに襲われ血を流す女性補佐官の姿が。男の後を追うジョンファンだったが、猛スピードで走る車にひかれてしまう。車から降りた男らがジョンファンに銃を向けるも、その間に立ちはだかるハンソン。

それから15日が過ぎたが、ジョンファンの消息は掴めなかった。何か連絡があるはずと、連日インスクの店に顔を出すジュウン。

病室のベッドで目を覚ましたジョンファンの前に、UI通信の会長チェ・ヨンジン(イ・ボムス)が現れる。GKテクノロジー革新ビジョン室の完全解体を求めるチェ会長は、ジョンファンに交渉を持ち掛ける。その後、変装したジョンファンが、インスクの店で待つジュウンのもとへと向かう。

再会を果たした2人は、本格的にミッションに取り掛かる。キム室長を呼び出したジュウンは、チョン・ヒョンチョルの携帯電話を使って室長の失言を煽る。実はジュウンのポケットに入れられた携帯電話から、2人の会話内容は筒抜けだった。スピーカーを手にしたジョンファンの前には、チェ会長とGKの会長が同席。キム室長の本音を知った会長は、革新ビジョン室の解体を宣言する。

後ろ盾を失ったキム室長は、あっさりと逮捕され、懲役10年の実刑が下る。同じく作戦に加担していたジョンファンにも、懲役5年の実刑判決が。

3年後―、仮釈放となったジョンファンに、ジュウンは「やりたいころがある」と伝える。それは2人の結婚式だった。ウェディングドレスに身を包むジュウンのもとへ、友人のミンジョンが現れ…。