私たちは今日から 【韓国放送期間】 2022年5月9日～ 2022年放送 SBS 全14話
第1話視聴率 4.1%
| えぱたさん |
第1話あらすじ
高校生のオ・ウリは、神父様の前で婚前貞潔を誓わさせられる。ウリが振り返ると、祖母はにっこりうなずき、母はあちらの方向を向く。
ウリは友人の結婚式に出席し、新婦のブーケを受け取る。ウリには2年間交際している男性がいた。その彼氏ガンジェは刑事で、2人はカトリック教会で出会った。もちろん関係は持っていない。ウリにはそれがフラストなのだった。
ダイヤモンドコスメの代表ラファエルは、海外留学から帰国。死の病である胃がんの放射線治療を受けたが、完治した。治療の前に精子を凍結しておいた。イ・マリと結婚していたが、マリには浮気相手がいて、ラファエルは帰国後、マリに離婚届を渡す。
ウリはガンジェと交際していたが、いまいち結婚までの心が決められなかった。その理由は、ガンジェがファーストキスの相手ではなかったから。その相手とは、ウリが旅行中に出会ったある男性だった。
ウリは某テレビ局の放送作家アシスタントで、自身が台本を書くドラマの後援者であり、ロケ地であるダイヤモンドコスメへミーティングに出かける。そこで代表として現れたラファエルの顔を見て、ファーストキスの相手だとわかり、机の下に隠れる。無事にミーティングは終わるが、ラファエルはウリに「どこかでお会いしませんでしたか？」と話しかけるが、ウリのことを思い出せない。
ウリの母ウンランは若い頃に歌手になる夢を持っていたが、ウリを妊娠したためにその夢は多難の道だった。芸能プロデューサーだという男に騙され、ローンを組まされ、逃げられた。ウンランの母は店を経営していたが、「もう歌手になるのはあきらめて」と言うが、ウンランはあきらめない。
ウリに結婚のプロポーズをしようとするガンジェは、教会の人々に援助を頼み、日にちや段取りを決めて、ウリも誘う。
マリの母は詐欺師で、娘に「子供を妊娠した」と偽ってラファエルと結婚させたのだった。離婚の危機にある娘に「病院に凍結してあるラファエルの精子を受精するように」言うと、マリは命令通りに病院に行く。
マリが行った産婦人科へウリも来院していた。眠気のために名前を聞かれた時に間違ってマリの名前に返事をしてしまったウリに、あることで動揺していた産婦人科医がラファエルの精子を受精してしまった。間違いがバレることを恐れた産婦人科医は、マリにそのことを言わなかった。マリはラファエルに医師の発行した証明書を見せて、「ラファエルの精子を受精した」と言うと、ラファエルは激怒する。
ウンランは高校時代に関係を持って、ウリを妊娠した相手のことを思い出す。それはドラマに出演中の人気俳優だった。ラファエルはドラマ宣伝のイベントを主催する。自分の相手が俳優だと悟ったウンランは、そのイベントに行く。ウンランの姿を見た俳優は、ショックを隠せない。そこへガンジェの捜査中の犯人が忍び込んでいたため、ガンジェが犯人を取り押さえてイベントは捕物帳に。ウリも作家アシスタントでイベントにいたが、ガンジェを見て失神する。
搬送されたウリに医師は「妊娠中です」と宣告。ベッド脇にいたガンジェは動揺する。「間違いだ」としてウリは病院を去る。
カトリック教会でプロポーズのイベントをするガンジェと信者ら。ウリを取り囲んで歌い、ガンジェが指輪を差し出すが、ウリは「私、妊娠してるのよ」と言う。
第1話感想
ソンフンとイム・スヒャンの新しいドラマが始まりました。前作が犯罪物でかなり重い内容だったので、今回はとにかくラブコメが見たいと思って選びました。第1話だけの印象ですが、当たり！ Netflixが世界的に制覇している中では注目度は低いらしいですが、私はすごくいいなと思いました。理由：
① 笑える。ドラマ開始からコメディ要素があふれている。軽く笑えるシーンが続きます。
② 昔懐かしいラブコメの雰囲気。もう10年以上前に私が韓国ドラマにハマった時の、少し古めのベーシックラブコメの印象。
③ 話がわかりやすい。展開がゆっくりで理解が遅くても取り残されることもなく、それぞれのシーンを楽しめる。
イム・スヒャンのドラマが同時期に２つバッティングしているそうですが、視聴率は開始時ではかなり良い方です。もう一方のドラマもソ・ジソブとシン・ソンロクとの共演で面白そうです。
『おひとりさま』で塾講師の同僚役のファンウ・スルへが産婦人科医の役で特別出演しています。
第2話視聴率 4.5%
| えぱたさん |
第2話あらすじ
ウリが「私、妊娠したの」と言うと、ガンジェは「誰の子？」と言う。「ウリが妊娠した」と教会ユースの司令塔に告げられ、ガンジェとウリを取り囲んでいた人々はガンジェのプロポーズが失敗したことを知って、「撤退」する。
ウリとベンチに座って状況を確認したガンジェは、「オレに全部任せろ。手術したらいい。病院のミスなんだ。オレたちは何も変わらない。結婚してくれるだろ？」と言うと、ウリはガンジェに泣いて抱きつく。
(回想) ウンランはウリをみごもったため、歌手の夢が難しくなり、「あの子さえいなければ」と言って泣いていたことがあった。高校生のウリはそれを聞いて心を痛めた。私はなぜ生まれてきたのか？
受精に失敗したことをラファエルに言ったマリは、ラファエルに冷たくされる。詐欺師の母に入れ知恵され、産婦人科に行き脅して、間違ってラファエルの精子を受精された女性の身元を聞き出す。マリはウリに「ラファエルの最後の精子で子供を産んでほしい」と頼むが、ウリは断る。
俳優のソンイルはウンランの住所を探り当て、とんかつ屋に来る。「連絡を絶っておいて、なぜ今ごろ現れた？」とソンイルはウンランに詰問する。ソンイルのファンであるウンランの母は、ソンイルを見て喜び、とんかつをご馳走する。
ガンジェがイベントで逮捕したマンチョルは、ガンジェが追っていた犯人ではなかった。犯人である「キム会長」は麻薬密売容疑で追われていて、過去にその犯人を追っていたガンジェの同僚は殺されたのだった。ガンジェは「キム会長」を逮捕するように、上から圧力をかけられる。
マリはラファエルの父でダイヤモンド医療財団理事長を味方につけ、ウリを呼び出す。ウリは大金を積まれ、「ラファエルの子を産んでくれ。御礼はいくらでもする」と言われる。母が詐欺師に騙されたこと、母の歌手デビューの夢がかなうことなどが頭をよぎるウリ。しかし、「私の人生はどうなるんですか？」と言ってウリは去る。
家族全員のアドバイスで「堕胎」することになったウリ。産婦人科に行くと、ダイヤモンド財団理事長とマリが先に来て、産婦人科医と話をつけていた。それでも「堕胎する」ことになり、手術台に乗るウリだが、逃げ出した。
行方不明になったウリは考えた末に帰宅し、「私、この子を産む」と言う。母と祖母は嘆くが、ウリは説得する。ガンジェにもその決断を話す。それを物陰で聞いていたマリは嬉しがる。ウリにラファエルから電話があり、ウリは「明日話したいことがある」とアポを入れる。
マリはマンチョルと不倫をしていた。マリの前に障害物となったマンチョルについて、マリは母に相談する。「障害物は排除するだけ」と言う母。
翌日、ウリを車に乗せて送るガンジェ。2人がラファエルの医療財団のビルに着き、エレベーターに乗ろうとしたとたん、エレベーターの中にマンチョルが首を刺されて死んでいた。ガンジェが確認のためエレベーターに入る。ウリはショックを受け、気を失うが、ラファエルが来て、ウリを抱きかかえる。
第2話感想
ロマンスと犯罪物が交錯する手法でこのドラマは書かれているようです。この手法はキム・スヒョン主演『星から来たあなた』でブレイクし、その後も度々使われてきました。ユ・インナ主演『マイ・シークレット・ホテル』やコン・ヒョジン主演『椿の花咲く頃』もこれで成功しました。背筋が寒くなる事件のストーリーラインがロマンスラインを引き立てます。「キム会長」とはもしかして、ラファエルの父もキムですが。
ガンジェのプロポーズ中に、ウリが「妊娠した」と爆弾発言をし、人々がサーっと引いていなくなった時に、中庭に2人と銅像だけになり、奇妙な光景に笑えました。
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