皇后の品格 17話・18話 あらすじと感想

皇后の品格


皇后の品格  황후의 품격 全52回(26話) 2018年放送 SBS

第33回視聴率 12.2% 第34回視聴率 15.2%

daisySSさんより

第17話あらすじ

突然のナ・ワンシク(チェ・ジニョク)の告白で、驚きを隠せないオ・ソニー(チャン・ナラ)とイ・ヒョク(シン・ソンロク)・・・このままだとワンシクが危険だと察知したソニーの応対は、ヒョクが口出しできない程、ワンシクに激怒すること。頬をビンタされ、ひどい言葉を浴びせるソニーの反応に、皇帝イ・ヒョクは何も発言することができず、逆にチョン・ウビン/ナ・ワンシクをかばいます。

その後、ソニーとのスキャンダルを確実なものへと急がせた太后カン氏(シン・ウンギョン)の命令を伝え、ヒョクのウビンへの疑いは晴れます。逆にワンシク/ウビンからソニーへの気持ちを問われると、彼女への気持ちを正直に伝え、皇帝の命令として太后カン氏(シン・ウンギョン)からの命令をなかったことにするイ・ヒョク。

接近禁止命令のせいでソニーと会えないアリ王女は、携帯電話を使って会話できるだけで、寂しい時間を過ごします。王女と共に学ぶことになる友人を選ぶ行事にあたる陪童式が開かれ、アリ王妃と彼女の友人に選ばれた子供たちに、手作りクッキーを準備したソニー。

ソニーの手作りクッキーが運ばれ、一口食べたソニーが突然、倒れます。ソニーが準備したクッキーの中に、ピーナッツが入っていたことから、ピーナッツアレルギーのあるアリ王女は、緊急に入院。口にした量が少なかったことから、一命をとりとめましたが、ソ・ガンヒ(ユン・ソイ)は、太后カン氏(シン・ウンギョン)がソニーを確実に皇室から追い出すため、アリ王女の命まで危険にしたことを知ると、7年前のソヒョン皇后の死の真相を明かす!

ソヒョン皇后とカン・ジュスンのスキャンダルは、すべて太后カン氏がでっち上げたことだと知ったイ・ヒョクは、母の計略で愛していたソヒョン皇后もお腹の子供たちも犠牲になったことを知ると、悲しみ荒れる。。。

母、太后カン氏から必ずソニーを守ると決心したヒョクは、アリ王女が食べたピーナッツ入りクッキーをすり替えたのが母だと知ります。ソニーの焼いたクッキーがクマの模様だったのが、実際に出されたクッキーはウサギの模様だったこと、ソニーが作ったクッキーの形を目撃していたの、ソ・ガンヒは、ソニーが事件と無関係であることを証言すると伝え、イ・ヒョクは証言以外、確実な証拠となる物を見つけるようワンシクに命じます。

決定的な証拠はアリ王女が撮影した映像の中にあったことで、イ・ヒョクは母太后カン氏と取引きすることに。アリ王女へのソニーの虐待はすべて嘘のニュースだったことを記者会見で発表することになります。ソニーへの誤解は解けますが、このまま引き下がるつもりのない太后カン氏。

ビンセント・リを招待し、ソニーの妹、オ・ハロー(ステファ二・リ)がビンセント・リでないことを明かそうとします。事前に太后カン氏の計画を知ったソニーは、ビンセント・リの小説を皇帝イ・ヒョクが朗読させる。ヒョクが読み始めた内容は、ソヒョン皇后が殺害されるシーンを描写したもの・・・すると、ヒョクの手が震え始めます。

第17話感想

ソヒョン皇后の死の真相が明らかになる??

ヒョクがビンセント・リの小説を朗読した後、突然姿を現したのはソヒョン皇后の父、ビョン先生。「それで・・・娘が死んだ。ソヒョン皇后を殺害したのは誰ですか。」の疑問を投げかけ、今話が終わりました。

ソニーを殺害しようとしたり、ワンシクの母の死を隠蔽しようとしたり、ソニーとの結婚後も、ミン・ユラとの関係を続け、冷たく卑怯な皇帝を演じていたヒョクでしたが。ソニーに恋したせいか、変わり始めました。ソニーの母の死に関しても謝罪し、ソニーとやり直したいことを本気で望む。ドラマの前半流れていた緊張感は、卑劣なヒョクの姿が描かれたからより盛り上がった気がします。

幼い頃の虐待や、母の教育、皇太子としてのプレッシャーや、彼なりの苦悩が中心に描かれ、同情しちゃったのか、彼にドキドキする頻度が増えました。でも、前半見せたヒョクの姿を振り返ると、ヒョクにドキドキする気持ちを持つことがモラル的に間違っている?のと、正直葛藤もあります。ワンシクの見せる笑顔もキュートで素敵ですが、ドキドキするのはワンシクではなく、ヒョク!

内容はマクチャン(あり得ないことが普通に起きる、ドロドロした韓国ドラマ)ドラマの内容で在りながらも、ドロドロしすぎることなく、次が全く予想できないのが、本当に面白い!わがままに育てられたアリ王女がソニーとの出会いで変わり、ソニーを慕う姿がとてもカワイイですよ。

精神病院に隔離させられていたミン・ユラが脱出しました。彼女を助けたのは死んだはずだったチュ隊長。彼に関しては、ミン・ユラが嘘の報告をしていたようで、今後、太后カン氏とミン・ユラが手を結び、ナ・ワンシクの正体をばらしていくことになりそうですね。逆に、早くチョン・ウビンがナ・ワンシクであることが明らかになったほうが、ドロドロ感が戻りそう。

皇帝がソニーに送った、皇室の皇后に代々伝わってきたネックレスが再び登場しました。ソニーからネックレスを奪った太后カン氏。ヒョクのリクエストでネックレスがソニーに返され、ソニーが何かに気づく様子が描かれ、何か秘密が隠されているようです!

【豆知識】撮影地:ソウル西部の永登浦(ヨンドゥンポ)に2009年9月にオープンした韓国最大級の複合ショッピングモール「TIMES SQUARE」

第35回視聴率 11.0% 第36回視聴率 14.0%

daisySSさんより

第18話あらすじ

ビンセント・リの小説を朗読していた皇帝イ・ヒョク(シン・ソンロク)は、その内容に手が震え。。。現れたのは皇太子のイ・ユンは、ビンセント・リが自分であることを明らかにすると、7年間のソヒョン皇帝が亡くなった夜、目撃したことを語り始めます。火葬されたソヒョン皇帝の遺体が、何者かによってすり替えられた可能性があることを知ったヒョクは、動揺を隠せず。

ソヒョン皇后の父、ビョン先生の登場で、緊張する太后カン氏(シン・ウンギョン)は、真相が明らかになる前に逃げ道を探るべく、ミン・ユラ(イ・エリヤ)を宮女として迎い入れます。皇帝の側近ではなく、太后カン氏の側近として再び宮廷で働くことになったミン・ユラ。自分を捨てた皇帝イ・ヒョクに復讐するため、ナ・ワンシクを捜し始めます。

弟ドンシクを利用してナ・ワンシクをおびき寄せる計画。。。ユラによって王宮に連れられたドンシクと鉢合わせになったナ・ワンシク/チョン・ウビン(チェ・ジニョク)。ドンシクを発見したワンシクとオ・ソニー(チャン・ナラ)は、側にいるミン・ユラを確認すると、ワンシクの正体がバレてしまう・・・?

しかし、ドンシクは兄ワンシクを確認しても何も言葉を発することはなく。ドンシクは、ビョン先生から、兄ワンシクの正体がバレてしまうと命が危険にさらされる可能性があると、聞かされたことを思い出します。

ドンシクが身に着けている皇室警護隊のバッジに気づいたユラは、チョン・ウビンへの疑いをさらに強めます。

ビンセント・リの小説には、遺体がすり替えられ、フリージア畑の下に埋められていたことから、ソニーは、イ・ヒョクに太后カン氏の庭にフリージアの花が咲いていることを告げます。ソニーの話を聞いたヒョクは、気になる気持ちを抑えきれず一人、フリージアの花が咲いている下を掘り始めます。その時を待ったように現れた、ソニー、太后カン氏、ミン・ユラ、ソジン王女・・・とその他の大勢の人々。

ソヒョン皇后を殺害した容疑をかけられることになったイ・ヒョク。翌日、警察の調査が始まり、ソヒョン皇后の遺体が発見されます。太后カン氏は、皇帝イ・ヒョクを廃位させるため、ソ・ガンヒ(ユン・ソイ)に、7年前、イ・ヒョクがソヒョン皇后を殺害する場面を目撃したと、嘘の証言をすることを提案。娘アリ王女を女帝に即位させると約束されると、ソ・ガンヒは太后カン氏の提案を引き受けることに。

一方、ソ・ガンヒと首相コ・セウォンとの関係を疑い始めたソニーは、ソ・ガンヒの正体が気になり始め。。。

第18話感想

 本格的にドロドロする展開を迎えることになるのでしょうか。

7年前に亡くなったソヒョン皇后の真犯人が明らかになりました!嫉妬からソヒョン皇帝を湖に転落させたのはイ・ヒョクでしたが、ソヒョン皇后は死んでいなかった。転落したソヒョン皇后に手を差し伸べたと思ったら、自らソヒョン皇后を溺死させたのは、ソ・ガンヒ(ユン・ソイ)でした。

太后カン氏(シン・ウンギョン)は、息子イ・ヒョクがソヒョン皇后を殺したと思いこれまでかばっていたのでしょうか。7年前の事件の夜、皇太子のイ・ユンが目撃したのは、亡くなったソヒョン皇后の姿と、兄ヒョクが泣き崩れているのと、彼をなだめる母の姿でした。真犯人のソ・ガンヒがイ・ヒョクの殺害を目撃したと証言するとなると、ヒョクが犯人となり退位させられることになる!

ミン・ユラよりも恐ろしい人物がすぐそばにいたこと、ソニーが気づいたようですが、果たして、7年前の真犯人がイ・ヒョクでもなく、太后カン氏でもない、ソ・ガンヒ(ユン・ソイ)だったことを、どのように証明していくのか、ハラハラな展開がここまでも続くって、観ていて飽きることなくやはり、面白いです。

警察により発見された遺体は、代々皇室に伝わるネックレスとした遺体でした。このネックレスは確か、ソニーにプレゼントされたものですが、7年間ソヒョン皇后の胸元にあったとすれば、ネックレスが二つ存在したことになるのでしょうか。何か隠された意外な逆転がありそうですね。今話では7年前、ソヒョン皇后を殺害したのがソ・ガンヒだったことが分かったのも、すごい逆転!

ヒョクに笑顔を見せていたソニーですが、彼への復讐心は変わらなかったのですね。フリージアのお花が咲いている場所の話をわざと持ち掛けたソニー。ソニーへのヒョクの気持ちが伝わったからか、ヒョクがかわいそうに思えちゃって。。。

カン・ジュスンがいる精神病院を訪れたイ・ヒョクは、彼が壁に残した文字を見ると驚いた表情をいせました。以前、カン・ジュスンが壁に「ミン・ユラ」と書いていたシーンがあったことから、ミン・ユラの名前を発見したように見えました。一方、ソヒョン皇后と内縁関係を噂されていたのが、カン・ジュスンだと知ったミン・ユラ。7年前の出来事の真相を握るカギはカン・ジュスンに残された状況ですが、精神的に不安定なジュンスの記憶は戻るのでしょうか?

母、太后カン氏とソ・ガンヒの計画で危機を迎えることになったイ・ヒョクと、チョン・ウビンの正体に近づき始めたミン・ユラまで・・・ハラハラする展開は次の話でも期待できそうです。

皇后の品格 19話・20話 あらすじと感想

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