熱血司祭 5話・6話と7話・8話 あらすじと感想 キム・ソンギュン ク・デヨン役

熱血司祭


熱血司祭  열혈사제 全40回(20話)

第5回 視聴率 12.8% 第6回 視聴率 16.2%

第5回・第6回 あらすじ(第3話)

イ神父の献金着服と女性信者へのセクハラのニュースを見て怒りを抑えられなくなったヘイルはクダム署へ向かう。そしてク刑事を殴り留置場に入れられる。担当検事になったキョンソンは、釈放する代わりに丸く収めようとするがうまくいかない。キョンソンの指示でイ神父の遺体を引き取ることができなくなったヘイルは、知り合いの検視官を安置室に連れ込み検視をしてもらう。そしてイ神父が他殺だと確信する。

引用元:https://knda.tv/kntv/program/kn190701/

daisySSさんより

第5回・第6回 感想(第3話)

暴力には暴力で対抗?

イ・ヨンジュン/ガブリエル神父の死因を明かすため、司法解剖を求めていたヘイル(キム・ナムギル)は、警察、カトリック大司教区、検察からもないがしろにされる姿が不憫でした。。。

前話では聖堂内に爆弾を落として子供たちの命を奪ってしまった様子が描かれ、軍人のように見えましたがヘイルが司祭になる前は、国家情報院の対テロチームのエージェントでした。10年前の任務中、子供たちを犠牲にしたことで苦しむヘイルに優しく手を差し伸べたのは、亡くなったイ・ヨンジュン/ガブリエル神父でした。何度も何度も老司祭の死が他殺であることを証明するために、警察や検察の力を借りようとするものの、区長のジョン・ドンジャ(チョン・ヨンジュ)、警察や検察まで癒着し、老司祭の死を利用する理由は、聖堂の敷地を買収するためでした。

これまで部長検事に協力してきた検事のパク・ギョンソン(イ・ハニ)は、イ・ヨンジュン/ガブリエル神父の死に疑問を抱きながらも、司法解剖の許可を出すことなく、圧力から司法解剖を引き受ける病院もない状況・・・ヘイルはエージェント時代の同僚を直接読んで死因を探り始めます。老司祭の死はやはり、自殺ではなく他殺と判明され、直接集めた証拠をもって、事件として捜査して欲しいと、検事のパク・ギョンソンを訪ねる。しかし、ギョンソンは事件性がないと、断れながらも引き下がらないヘイルが、諦めざる負えない状況を迎えることになりました。

カトリック大司教区は、賄賂及びわいせつ行為があったとすべてを認め謝罪したことで、イ・ヨンジュン/ガブリエル神父は汚名を着せられ、カトリック大司教区から除名されることになります。急いで老司祭の葬儀を終えることになったヘイルは、イ・ヨンジュン神父の名誉回復及び事件の真相を自ら明かし、復讐を誓い、社会に貢献した企業家として表彰式に出席しているファン・チョルボムのいる会場に向かう。。。

キム・ナムギルの見せるアクションシーンが今後も登場するようで、意外な過去の持ち主だった司祭、キム・ヘイルのキャラクターが興味深いです。このドラマは「神のクイズ」、「グッドドクター」、「キム課長とソ理事」を手掛けた脚本家の最新作で、これまで手掛けたどの作品も、話の展開と共にストーリーにどんどんのめり込んでしまします。主人公と視聴している側の距離感がすごく近い感じがして、本当に主人公の気持ちがすごく分かる気がするのが、面白いです!

韓国ドラマが好きになると、脚本家や演出家が気になり始めますが、この作品を演出しているのはイ・ミョンウ。最近の作品では「耳打ち」がありますが、最も記憶に残るのは数年前視聴したユ・アイン主演の「ファッション王」。主人公を演じるキム・ナムギルの演技力がプラスするとすごいシナジー効果をもたらしそうで、最終話まで期待を持てる作品になりそうです。

第7回 視聴率 13.0% 第8回 視聴率 15.7%

第7回・第8回 あらすじ(4話)

チョルボムの表彰式に乗り込んだヘイルだったが、心の内を見透かされ、悔しい思いをして帰ることに。今回の事件を機にクダム聖堂はミサに来る信者が減り、存続の危機に陥る。そんな時キョンソンとの言い争いでヒントを得たヘイルは、バチカン市国にいる教皇に助けを求める手紙を送る。それが教皇の元へ届き、大統領命令で再捜査が行われることになり、ヘイルも捜査に参加することになったのだが…

引用元:https://knda.tv/kntv/program/kn190701/

daisySSさんより

第7回・第8回 感想 (4話)

内容は決して軽いものではないですが、コミカルなタッチで最後まで楽しめました。

キム・ヘイル(キム・ナムギル)とクダム警察署で最も無能力な刑事ク・デヨン(キム・ソンギュン)との共同捜査が決定するまでのエピソードが笑えて、面白いです。ミサに参加した検事パク・ギョンソン(イ・ハニ)と再び口論になったヘイル・・・しかし、ギョンソンの何気ない言葉が、イ・ヨンジュン/ガブリエル神父の死を再調査することにつながります。

「国会にでも、ローマー法王にでも訴えてみて、状況は変わらないはずだから!」と返されたギョンソンの言葉に、翻訳機器を使ってローマー法王に手紙を書いたヘイル。手紙を読んだローマー法王から大統領への要請があり、再調査されることになりました。結果に喜びながらも、担当刑事がデヨンだと知ると、ガッカリするヘイルですが、意外にもこの二人のコンビの息がぴったりと合いそうです。異色のコンビが面白い捜査ドラマとしては、「トゥカップス~ただいま恋が憑依中~」が面白かったですが、さらにハードボイルドな内容の異色コンビの協力捜査ドラマには「悪い刑事(原題)」はハラハラする内容が多く登場し、最終話まで緊張感あふれる展開が面白かった作品でした。

司祭とダメ警察とのコミカルな協力捜査も面白そうで、楽しみ!

クダム警察署長も腐敗した人物の一人、最も能力のない刑事デヨンに事件を担当させることにありました。この先は、刑事と司祭が協力し事件を捜査していくことになりますが、果たして、事件は解決されるのでしょうか。

老司祭の遺品を整理していたヘイルは、イ・ヨンジュン神父がクダム区内で起きている汚職や問題点を調査していたことを知ると、亡くなったイ・ヨンジュン神父に代わって、クダム区長を中心に悪事を働く権力者たちに立ち向かう決心をすると、ファン・チョルボム(コ・ジュン)を挑発します。

ファン・チョルボムは、何かと諦めることを知らないヘイル神父の身元を調査し始め・・・ヘイルに特別目立った経歴がないことを知ると、安堵しながらも、警戒を緩めない様子。今後、ヘイルとファン・チョルボムとの対立が目立ちそうですね。

今話を観て気になったのは悪役のファン・チョルボムを演じるコ・ジュン。映画を中心に活躍し、テレビドラマでは、特に「グッドワイフ」や「ミスティ」などで演じた役が印象的でした。「グッドワイフ」で演じた役を共通する部分もありますが、このドラマでは悪役ぶりが更にグレードアップしているようです。

キム・ソンギュン 김성균 ク・デヨン役

出典:https://programs.sbs.co.kr/

生年月日1980年5月25日 身長178cm
主な出演歴
アンタッチャブル(2017-2018/JTBC)チャン・ギソ ジュンソの兄、プクチョン海洋社長
麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~(2016/tvN)チェ・ジモン 高麗の臣下、天文官
恋のスケッチ~応答せよ1988~(2015-2016/tvN)キム・ソンギュン ジョンファンの父、ドクソンの家の大家
応答せよ1994 (2013/tvN) サムチョンポ 新村下宿の下宿生

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