時速493キロの恋 15話・16話(最終回) あらすじと感想

時速493キロの恋


時速493キロの恋 君へ行く速度493km 너에게 가는 속도 493km 2022年放送 KBS 2TV 水木 全16話

daisySSさん

第15話視聴率0.9%

第15話あらすじ

バトミントンの大会を前にパク・テヤン(パク・ジュヒョン)を訪れたパク・テジュン(チェ・ジョンヒョプ)は、「一緒にコートを走りたいと」男女ダブルスのペアとして出たいと誘います。団体戦に加え、女子ダブルスに参加する予定であることを伝えると、テジュンとペアを組むことを断ります。

テヤンがテジュンの誘いを断った理由は、彼に対する自分の気持ちが変わらないため。テジュンと一緒に試合に出たいと思う気持ちが大きく、悩んだ末にパク・ジュニョン(パク・ジヒョン)に電話をすると、彼女にダブルスのことを伝えると、「一緒に試合に出てもいい?」のかを確認します。

自分に気をつかうテヤンに、ジュニョンはテジュンとのダブルス参加を進め、テヤンが試合に一緒に出ることを引き受けたテジュンは、喜び、、、絶対にユク・ジョンファンに勝つため練習に励みます。テジュンの膝のコンディションを気にすると、無理をしないようテジュンを励まします。

チームユニスの主将になりたいと思うコ・ドンワンは、監督のイ・テサン(チョ・ハンチョル)にその気持ちを伝えます。しかし、監督が考える主将は、イ・ヨンシム。しかし、ヨンシムは主将になることを断ったあとで、チョン・ユリを主将に勧める監督。

監督と同じくコ・ドンワンが主将になることを反対するコーチのチュ・サンヒョン(イン・ギョジン)。コ・ドンワンは必ず主将になると意気込む。監督にテヤンと男女ダブルス試合に出ることを伝えた後、前主将のヨン・スンウと共に男子ダブルスに出たいと気持ちを伝えるテジュン。

ヨン・スンウのバトミントン選手としての選手生活が予期することなく早く終わったことへの残念さを伝えます。ヨン・スンウと一緒に試合に出たいとアピール。

イ・テサン監督は、ヨン・スンウと会うと、過去自分の経験を彼に伝え、、、引退最後の試合をやってみることをすすめます。監督の説得でテジュンとペアを組んでダブルスの試合にでることになったヨン・スンウ。

個人男子ダブルスのベスト16の試合が始まることになると、ヨン・スンウは急いで競技場に向かいます。引退最後の試合を終えたヨン・スンウは、テジュンのおかげでバトミントン選手としてけじめをつけることができたことに、試合には負けたものの大満足。

男女ダブルスの試合が行われる前夜、テヤンはテジュンを誘い、流れ星を見に出かけます。テヤンの流れ星への願いは、優勝への力をもらうことで、テジュンの願いは、側にいるテヤンにキスがしたいと願う。

男女ダブルスの試合は順調に進み、ユク・ジョンファン(キム・ムジュン)とイ・ユミン(ソ・ジヘ)のペアを相手に、決勝戦に進出することになったテヤンとテジュン。

第15話感想

スポーツドラマらしい素敵な展開!

バトミントン大会を機に再び、クラブユニスのチームメンバーたちのそれぞれの様子に加え、テヤンとテジュンの新たな関係発展に向けて動き出した一話でした。

ヨン・スンウは後悔を残さない最後の試合を無事に終え、バトミントン選手としてではない新たな人生を歩み始めます。イ・ヨンシムとのロマンスに関しても、再びお互いへの気持ちを確かめ合う幸せなエンディングを迎えました。ヨン・スンウが試合に負けたのは残念でしたが、パワフルな男子ダブルスの試合の流れに夢中になりました。

流れ星に願いを伝えるテヤンとテジュンの純粋な姿に笑顔になりました。テヤンの願いは、試合がある日妹が応援メッセージを持って現れたことで叶い、テヤンとのキスを望んだテジュンの願いも叶う!

テヤンは選手として大活躍、、、国体の監督はどの選手よりもパク・テジュンに注目します。これまでは目立たない選手だったテジュンが、才能を発揮する試合を続けます。スポーツドラマの見どころである試合の様子が描かれ、大満足の一話でした。

不調続きのイ・ユミンはユク・ジュンファンからのおまじないで、順調。恋の力で試合のジンクスや難点を克服する姿を見るのは、癒されます。

過去のことで、相変わらずパク・テヤンを許すことができないテジュンとジュニョンの母は、テヤンに厳しく、ジュニョンの母はテヤンを許して受け入れることになるのでしょうか。彼女が反対する限り、テジュンとテヤンのロマンスは幸せなエンディングを迎えることができない可能性があり、今話の終わり、、二人が心配になるエンディングを迎えました。

すべてが順調に進むように見えていましたが、無理をして試合に出たことからテジュンの膝の状態は悪化。最終話の予告編では救急車が登場することから、テジュンが大丈夫なのか心配になる第15話でした。

視聴すると伝わるこのドラマの良さがあります。刺激的な展開はないですが、面白いです!

第16話視聴率1.3%

第16話(最終回)あらすじ

男女ダブルスの決勝戦の前日、膝の状態が悪化したことから、主治医から翌日試合に出ることを諦めるよう伝えられたパク・テジュン(チェ・ジョンヒョプ)は、そのことをテヤンに内緒にして試合に出るつもり。

ユク・ジュンファンはテジュンの足の気づくと、テジュンを心配しますが、試合を諦めることを考えないテジュン。二人の会話を耳にしてしまったパク・テヤン(パク・ジュヒョン)は、その夜、テジュンから試合で優勝したら「君に告白する」と語る伝えられたテヤン。

試合当日、試合を棄権するよう勧めるテヤンの言葉に、膝のことは大丈夫だと、、、語るテジュン。二人が話し合いをしている途中、テヤンが階段から転落し、緊急で病院に運ばれることになり、テヤンの不参加で男女ダブルスの試合を棄権することになります。

そのため、ユク・ジョンファン(キム・ムジュン)とイ・ユミン(ソ・ジヘ)のペアが金メダルを獲得。主治医から、テヤンが階段から転落しとことで、試合は棄権、、、結果的にテジュンの膝を守ることができたと伝えられると、テヤンとテジュンの関係を反対していたテジュンの母の表情が微妙に変わります。

もしもテジュンが試合に出ていたら、バトミントンを引退することになるほど、膝の状態が悪かったことが知らされ、、、姉のパク・ジュニョン(パク・ジヒョン)は母に、「これからはテジュンの味方になってあげて」と説得する言葉に、母の心が動きます。銀メダルを母に見せるテジュンに母は、「お疲れ様」と優しいことをかける。

テヤンとの交際を真剣に考えるテジュンは、テヤンの父パク・マンスを訪ねると、テヤンとの交際を許して欲しいと気持ちを伝えます。その後、1ヶ月間リハビリを続けたテジュン、、、母チョ・ヒャンスクもテヤンのおかげでテジュンの選手生活を続けることができたため、心を開きます。テジュンはテヤンに熱い気持ちを告白し、彼の気持ちを受け入れたテヤン。

1年後、大学院に通うジュニョンは新しい人生を楽しみ、チームユニスの監督だったイ・テサン(チョ・ハンチョル)は国体代表チームの監督になり、コーチのチュ・サンヒョン(イン・ギョジン)がユニスの監督になり、選手だったイ・ヨンシムがコーチになります。

2023年韓国バトミントンの王座を決める試合で、男女ダブルスとして再び対決することになったパク・テヤン/パク・テジュンとユク・ジョンファン/イ・ユミン(ソ・ジヘ)。コートの上で対決することになった四人は笑顔を見せ、「再びチャレンジできるチャンスがきた」と明るく語り、、、試合に挑むテヤンとテジュン。

第16話(最終回)感想

時速493キロの恋は、幸せなハッピーエンド!

爽やかだけどときめかせる純粋な青春ドラマがついに最終話を迎えました。

幅広いジャンルのドラマが好きで最近ではスポーツドラマにも関心が高い中、個人的にはかなり盛り上がりました。スポーツドラマが好きな人は共感されると思いますが、ロマンス中心に描かれると、スポーツドラマとしては物足りなさが残ります。

個人的にはもっとスポーツ色の強い展開に描かれていればという残念な点が残りますが、非常に

シンプルなストーリー展開が楽しめました。アップダウンも少なく、大きな事件といえば、主人公のパク・テヤンがバトミントン選手を辞めた3年前の事件のみ。

青春を燃やしたバトミントンへの情熱を再び燃やパク・テヤンの生き方が純粋で、幸せなエンディングを迎えて本当によかったです。練習にまた練習を続けるパク・テヤンと、パク・テヤンと出会ったことで、幼い頃から続けてきたバトミントンに対する考え方や打ち込み方が変わる、パク・テジュン。

パク・テジュンが持つバトミントンの才能に気づいた所属チームの監督イ・テサンを始め、チームユニスの選手たちまで、主人公たちを取り巻くキャラクターたちも素敵で、それぞれのストーリーも短いながら描かれ、国を代表するチームとは違い、実業チームの様子がうかがえ、最後まで明るく楽しい気持で視聴することができませした。

予期しないことでスランプに落ち、予期しないことで明るい幸せな展開を迎えるのが人生のように、スポーツ選手も予期しないことで選手生命が終わり、予期しない出会いから再び選手として奮闘、、、一生懸命になれるという明るい教訓を残したドラマでした。

ナム・ジュヒョンとキム・テリが主演を務め話題になった「二十五、二十一」を視聴した後だったので、逆にアップダウンが少ない「時速493キロの恋」の魅力を感じたかもしれませんが、バトミントンに一生懸命になれる主人公たちの姿に、明るい気持ちにさせられます。

スポーツ、青春ドラマが好きな方は絶対に見るべきドラマです!

時速493キロの恋 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率



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