悪魔判事 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

2021年


放送予定 

【日本放送】

●KNTV 全16話(2024/12/1から)日曜日20時から2話連続放送 字幕

●フジテレビTWO 全16話(2024/10/4から)月~金曜日深夜26:20から 字幕

●フジテレビTWO 全16話(2024/7/7から)日曜日深夜24:20から4話連続放送 字幕

●TVQ九州放送 福岡2024/5/29 (水) 10:30~

● LaLa TV 全16話(2024/5/1から) 月~金曜日深夜24時から 字幕

●【日本初放送】 Mnet全16話(2021/11/23から)11/7に第1話先行放送 月・火曜日22時から 字幕

【韓国放送期間】 2021年7月3日~8月22日

悪魔判事

악마판사 The Devil Judge

2021年放送 tvN   全16話

視聴率

平均視聴率 6.12% 시청률 最低視聴率第9回4.739% 最高視聴率第16回7.960%

出典:program.tving.com

あらすじ

仮想のディストピアの韓国を背景に、すべての国民が参加するライブ法廷ショーを通じて、正義に対するメッセージを伝えるドラマ

正体不明の疫病が広がり未曽有の危機に陥った韓国で、全国民が投票で裁判に参加できるライブ法廷ショーを行うことが発表される。裁判長として法廷に立つことになったカン・ヨハン(チソン)は、公正な判決を下すことを宣言するが陪席裁判官のキム・ガオン(ジニョン/GOT7)は、最初の裁判を前に怪しい動きをするヨハンを見て彼を疑い始める……。

出典:mnetjp.com

相関図

悪魔判事 相関図 訂正

出典:tvN

キャスト



出典:tvN

チソン カン・ヨハン役 示範 (モデル) 裁判部の裁判長

謎めいたスター判事。貴族的な外貌、ボディーラインに沿って流れる最高級スーツ。 人を虜にする微笑、趣味でも物でも最高の優雅な趣向。大富豪の悲劇的な相続者という事実も、それに対する神秘感を大衆に植えつける。しかし、隠された本当の彼の姿は、誰も知らない。

ヨハンは人間を平等に嫌悪する。 金持ちであれ貧しい者であれ、強者であれ弱者であれ、人間は驚くほど利己的で厚かましく、自分と違う存在に苛酷だ。 「他人だけが問題であり、私は被害者にすぎない」と主張し、偽善や自己合理化に明け暮れる人間たちには嫌気がさす。 それがヨハンが経験してきた世の中だ。 ヨハンにとって世の中はいつも地獄だった。 ゴミのように捨てられたまま生まれたその瞬間から。

しかし悲惨な幼い頃、ヨハンは悟った。 自分には返せる力があるということを。 人間たちの愚かさを利用して、彼らを思いのままに動かすことができるということを。 生まれつきの捕食者の血が騒ぐ。 愚かで貪欲な人間たちを狩りたい。 10年間、本能を抑えながら誠実で優秀な判事の仮面をかぶって生きてきた末、ついに全国民に生中継される「国民参加裁判ショー」という舞台が完成し、ヨハンは思う存分一戦を繰り広げ始める。

イソップ寓話に出てくる蛙たちは、自分たちの王が弱気だとして、神に強力な、より強力な王を送ってほしいと泣きわめいた末、望み通りの強力なコウノトリを王に迎える。 そして残さずつかまる。 ヨハンは「強力な王」に喜んでなることにする。

ところが、このすべてが始まる瞬間にガオンに会ってしまう。 ヨハンには重い十字架のような顔がある。 地獄のようだった幼い頃、唯一ヨハンを支えてくれた顔。 しかし、今は苦痛と罪悪感で毎晩悪夢に苦しめられるような顔だ。 外面はもちろん、内面までも彼にあまりにも似ているガオンが、ヨハンと正面からぶつかりながら、ヨハンが繰り広げようとすることを防ごうとする。

…この子をどうしよう?

身近な人には意外な姿を見せたりもする。 エリヤとガオンだけが知っている姿だ。
– 自分の美しさに対する自負心のためか、年を取ったという話に敏感だ。
– 自分も意識していないようだが、捨てられたものを拾ってくる趣味がある。 お屋敷で飼っている猫も捨て猫だ。
結局、ヨハンはあえて否定するが、この星でいつも寂しかったのかも知れない。


出典:tvN

キム・ミンジョン チョン・ソンア(チョン·ソナもしくはジョン・ソナ)役 『社会的責任財団』常任理事

カン・ヨハンの唯一の最大の宿敵。「社会的責任財団」常任理事であり、悪魔判事、カン・ヨハンという人物を苦境に追い込み、獲物扱いする唯一の存在。緻密で有能で、容赦ない。 優雅で華やかな話術、巧みな人を操る技術、そして何より偽善に隠された人間たちの本当の欲望を正確に見抜き、それを利用するのが彼女の最大の武器だ。

普通、ソナという名前は「天女のように美しい」という漢字で書かれるが、チョン·ソナの名前は変わっている。 ただ、いい子だ。 よい子、愛される児、子供の名前をこんなにつける人はめったにいないだろう。母がつけてくれた。 無責任な男に捨てられ、険しい世の中を苦労しながら生きてきた母親は、娘がただ平凡に、善良な子供として生きていくことを望んだ。 しかし、険悪な貧民村で育った幼いソナにとって、世の中は悪口、殴打、憎悪、性暴力が自然法則のように当然の場所だった。 ソナは自然に野生動物のように吠え、激しく成長した。 それが当たり前だった。

彼女は子供のようにあどけなく、彼女はただ「今日」だけを生きていく。 一日一日が浮かれて狂いそうだ。 人間の本音を見抜いて彼らを操るという点では、まるでヨハンと霊魂の双子のようだが、彼女には人間の偽善、貪欲、愚かさに対する怒りなどはないという点で違う。 むしろ目を見開いて首をかしげる。 それが餌なのにどうして? ああ、そうでなければどうするつもりだった。感謝して生きないと。

「Why so serious?」真の快楽主義者である彼女は、この世のジョーカーであり、ハーレクインだ。 きらきら輝く美しく高価な物を見ると、いつも胸が騒ぐ。 人間なんかは愚かで醜いだけだが、世の中には光り輝いて美しい物があまりにも多い。 それらを自分の秘密の空間に集めて、きれいに並べるのが趣味。問題は彼女が収集したい美しいものの中には、カン・ヨハンもあるということ。 カン・ヨハンは彼女の欲望の根源であり、破滅の根源になってしまう。

不幸にもこの世に生まれて一度も誰かに優しくしてもらったことがなかったソナは、母が名前をつけてくれて望んだことが何かも、自分がどれだけ壊れて、傷つきながら生きてきたのかも分からないまま生きていくだろう。

ただ本能によって獲物を追いかけ、野生動物のように。満たされない空虚さと飢えに苦しみながら。


出典:tvN

GOT7 ジニョン キム·ガオン役[オピニオン]モデル裁判部の左陪席判事

たった1回の放送で、モデル裁判部のファンになる若手裁判官。ファンクラブまで結成される。 ヨハンを睨んだガオンのポスターにファンが書いた文章は「僕は反対するオン!」視線が行く美少年だが、疾風怒濤の非行青少年出身らしい、荒々しい面がある。 実戦で拳が強く、有事の際はオートバイ暴走本能も…。

理由がある。16歳の時、社会事業家に成りすましたマルチ商法の詐欺師のせいで、両親が全財産を失って自殺した。 正義、国民など雄大な美しい話をして、世の中を欺く力のある者に対する、本能的な拒否感と不信がある。 カン・ヨハンについても…。

ガオンは、父親の友人であり師匠である、ミン·ジョンホ最高裁判事の呼びかけで、モデル裁判部に入る。 カン・ヨハンを監視し、追跡するためのスパイ同然の役割だが、ガオンは文句も言わずに、ミン·ジョンホの言葉に従う。父のような恩人だからでもあるが、心から尊敬する人だからだ。 両親を失い、復讐心と絶望で暴走したガオンを捕まえたのは、世の中でたった2人、幼馴染のユン·スヒョンと師匠のジョンホだけだった。

そのようなジョンホの期待に応えるために、ガオンは判事らしからぬ強要をし、盗聴し、尾行し、過去を調査する。 そうするうちに、不意の事故でヨハンの邸宅にとどまることになり、隠された彼の真の姿をより深く掘り下げることができるようになる。 ところが、ヨハンに近づけば近づくほど、ガオンは混乱する。 最初はヨハンを、裁判を足場に政治的野心を夢見るポピュリストと、次は裁判を道具に人狩りをしながら快楽を追求するソシオパスと見たが、妙にしきりにヨハンの凄絶な寂しさを感じる。

それでガオンは痛い。 ヨハンが自分も知らないうちにガオンに頼ることを、本音を露わにしていることを知っているため、そんなヨハンを騙して裏切る自分の立場が苦しい。 これはあまりにも残酷だと思う。 しかも、ヨハンの行うことが本当に間違っているのかもしれない。 方法はどうであれ、ヨハンは罰せられて当然の悪人、それも法を弄んだ強者を断固として処断しているではないか。

何が正しいのか、何が間違っているのか。このような腐った世の中には、ヨハンのような劇薬処方でも必要なのではないだろうか。


出典:tvN

パク・ギュヨン ユン·スヒョン役 広域捜査隊刑事

キム·ガオンの親友で幼馴染。 幼い頃から実の兄妹のように、同性の友達のように仲良くしてきた仲。 心の中ではガオンが好きだが、表ではわざといたずらっぽく接していたり、姉のふりをして保護しようとしたりもする。 悲惨に両親を失い、泣き叫んだガオンの瞬間瞬間を全て覚えている。 どんな時も無条件で、ガオンの側に立って彼を守ろうとした。 スヒョンは今も、ガオンが水辺に連れ出した子どものようで、この険しい世の中で守ってあげたい存在だ。

警察隊を出て光秀大エースとして売れっ子刑事だが、サバサバとした美貌でどこへ行っても人気爆発。 この困った家来のやつだけはそれを見違える。 保護者になりすぎたのが問題だろうか。 ガオンを見るたびに、いたずらのように「この野郎、愛してる!」と叫ぶが、その言葉がいたずらだけではないということを、この子は知っているだろうか。

ガオンを助けてヨハンの後を追いかけ、ヨハンの隠された裏面に近づくほど、驚愕するようになる。 スヒョンは原則に忠実な警察だからだ。 悪人に対する審判が結果的に行われたとしても、反則は許されない。それはまた別の犯罪だ。

問題は、ガオンが次第にヨハンの世界に巻き込まれているということだ。 ガオンが泥沼にはまり込んでいくようで、彼を追い出そうともがくが、ガオンはますます遠ざかり、周辺には分からない死と狂ったことだけが続く。スヒョンはヨハンを止めるために、全てをかける覚悟をしているが。

最高裁の人々


出典:tvN

アン・ネサン ミン·ジョンホ役 最高裁判事
ガオンの師匠であり、彷徨していたガオンをまっすぐな道に導いてくれた人。 中年にもかかわらず、運動で鍛えられたがっしりした体の持ち主だ。 若い頃から疎外された人々のための「街の弁護士」として暮らし、後にはロースクール教授も兼ねて、弟子たちを育てた。 街の弁護士時代には、脱線した子どもたちが、ミン·ジョンホが浮上すると逃げるほど、海千山千の空中戦を経験した、言葉よりも暴力が先に出るという血の気の多い性質だった。

そんな彼が、国民に見せるための飾り物のように、最高裁判事に任命された。 締め付ける法服より半袖Tシャツのほうが楽だったが、我慢した。 崩れ落ちたこの社会の正義のためなら、いつでも彼自身が犠牲にできると考えてきたところだ。 そんな彼にとってヨハンの登場は、本能的に警戒の鐘を鳴らす事件だった。

ヨハンは決して善ではない。 ヨハンがしようとすることは、世間の正義のためではない。全部ヨハンの意図に合わせて製作された完璧なショーに過ぎない。 ジョンホはヨハンの実体を明らかにするため、彼を追跡し始める。 偉大な大統領、操り人形のような最高裁長官、狂っていく世の中で、ヨハンを阻止できる人は自分しかいないという焦りが、ジョンホを蝕む。 息子のように大事にしているガオンをヨハンの元に送り、彼の秘密を暴いてくれと頼む。


出典:tvN

キム・ジェギョン オ・ジンジュ モデル裁判部の右陪席判事
華やかなルックス、親しみやすい笑顔がメディア裁判にぴったりの「カメラが愛する判事」だ。 本人自らが「実力ではなく外貌のため抜擢された」と言っているほどだ。 ところが、実は対策のない「気前のいいこと」にそそっかしい大魔王でもある。

いつも筆記試験の成績はまあまあだが、卓越した面接試験能力でロースクールも合格し、判事にもなった。 成績はほぼ最下位で、地方を転々としながら、一躍全国民の注目を浴びる、モデル裁判部の一員として堂々と最高裁判所入り。 この一生の機会を生かすという意欲が天を突く。

情も深く、涙も多く、愛嬌も多いが、欲張りだ。憎めない俗物。人々は外見だけを見て偏見を持つが、実は田舎で農作業を助けながら育ち、ソウルの町外れのワンルームマンションで、見知らぬ人の足音を恐れながら暮らしていた「土のスプーン」(富裕階級の金のスプーンに対して、民衆階級の意味)だ。 そのため、同じ土のスプーンであるガオンをも、一目で見分ける。 レーダーのように。

問題は、あまりにも大きな舞台で全国民から愛されるスターに急に浮上し、人々の視線に中毒になってしまったという点だ。最初は「魅力も実力だ」程度に、仕事も頑張って自分の魅力を生かして出世する程度だったが、大衆の熱狂が続けば続くほど、どんどん欲が出てくる。 揺れる。

その揺れを逃さず、背後の権力者チョン·ソナが接近してくる。その致命的な誘惑の声に、私が「正義の神殿」大法院に胸像を残す、歴史的な人物にならない理由があるだろうか。 野望が大きくなるばかりだ。

社会的責任財団の人々


出典:tvN

チャン・ヨンナム チャ·ギョンヒ役 法務部長官
法務部長官で、与党の次期大統領候補の先頭走者。 正統エリート検事として、権力者の指示を誤差なく有能に遂行してきた能力を認められ、出世街道を走ってきた。 問題は、その能力とは、主に政治的反対派を除去するための落とし穴捜査、強圧捜査、世論操作という点だ。

初任検事の時から大統領府入りを最終目標に「生涯プラン」を立てた、野心満々な人物。 疫病という大災難と混乱の渦中に、突如タンタラ出身のホ·ジュンセという者が「急に」目立ってきて、自分に予約されていると思った権力の頂点を占めると、怒りが込み上げて死にそうだが、表向きは礼遇するふりをしながら無視する。

どうせつかの間で、未来の権力は自分にあると確信しているからだ。 強力な法秩序をスローガンに司法改革を推進し、各種厳罰主義立法案を法務部案で国会に提出して通過させた。モデル裁判の実現に積極的に後押ししたのも、すべてこの業績を土台に国民の支持を得て、次期大統領選挙を獲得するためだ。

一生の目標である権力のためには、何でも犠牲にする強い人物だ。だが、「わが子の血を流させた」と恨みに燃えながらも、一生、わが子の野望のため、他人の子のために血の涙を流したことは覚えていない。 中にはヨハンを助ける助っ人Kがいることはなおさらのことだ。


出典:tvN

ペク・ヒョンジン ホ・ジュンセ役 大統領
主演できなかったのが恨みに残っている、助演俳優出身。 政治ユーチューバーとして活動しながら、「一線を越えるサイダー (スッキリと気持ちいい振る舞い)」、「暴言や陰謀理論」のうわさで悪口を言われていたところ、一世一代のチャンスに出会った。 国を襲った疫病とこれによる経済崩壊、社会不満がピークに達した時期、光化門(クァンファムン)で略奪と暴動が起こるほど状況が深刻になると、「強力な法秩序、強力な大韓民国」を叫びながら投げかける彼の暴言は、爆発的な人気を集め、600万のチャンネル登録者を突破。

既存の主要政党の人気が底を打っている間に、危機の大韓民国を背後で実際に動かす力である『社会的責任財団』が、彼を今の時代に合った大統領選候補と見て、ピックアップしたのだ。 財団の莫大な金を選挙資金に、メディアを武器に大衆を攻略し、政権獲得に成功する。 政権獲得後もユーチューバー本能を失わず、大統領府ライフを直接ユーチューブで生中継するなど、国民との直接疎通に全力を尽くす。 公約通り、超強力な司法改革法案を可決した後、ローマ時代のコロセウムで行われた剣闘士試合のように、国民の不満を解消する舞台として、華やかなショー、全国民参加のモデル裁判が始まる。

政権は獲得したものの、正統エリート出身ではない脆弱さを常に意識して、不安にさいなまれる。 特に、人の弱点を握って破滅させるのが専門の、エリート検事出身の法務部長官チャ·ギョンヒが、自分を運のいいピエロと見下すことを痛感し、常に緊張している。 自分は『社会的責任財団』が掲げたカカシにすぎず、実力者は未来権力のチャ·ギョンヒというのが、彼を焦らせる。 彼の不安と劣等感は、逆に過度な自己誇示と騒がしさ、予測しなかった瞬間に起こる狂気の攻撃性として表出する。

結局、未来に対する不安を口実に、裏では巨大な金儲けにだけ執着する彼。 金だけが永遠の権力であり、退任後も彼を守る城壁だからだ。 国家を自らの「収益モデル」として運営するのだ。

その他

チュ・ソクテ
 
ホン・ソジュン ミン・ヨンシク役 NJグループの会長。大韓民国で指折りの財閥の会長で、今よりも大きい富や贅沢を得ようとする貪欲な人物。
 
イ・ソヨン ジュヒ役 社会的責任財団常任理事チョン・ソナの忠実な秘書として、彼女の指示は何でも確実に実行する。
 
イ・ギテク K役 ヨハンの補助者

ムン・ウジン ヨハンの幼少期

追記

チュ・ソクテ  カン・ジサン役  ヨハンの父

チョン・チェウン  カン・エリア役  ヨハンの姪

ユン・イェヒ  チ・ヨンオク役  ヨハンの乳母

カン・イサク役 ヨハンの兄

出典:tvN

スタッフ /演出:チェ・ジョンギュ、脚本:ムン・ユソク
作成:え

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チソン ドラマランキング

話数ごとのあらすじと感想

daisySSさん
悪魔判事 1話・2話 あらすじと感想
悪魔判事 3話・4話 あらすじと感想
悪魔判事 5話・6話 あらすじと感想
悪魔判事 7話・8話 あらすじと感想
悪魔判事 9話・10話 あらすじと感想
悪魔判事 11話・12話 あらすじと感想
悪魔判事 13話・14話 あらすじと感想
悪魔判事 15話・16話(最終回) あらすじと感想

作品感想

●罪人を裁く判事は仮面に本性を隠した悪魔なのか・・・?これまでの法廷ドラマとは違う、、、視聴者も裁判員として法廷を見守る感覚になる、、、ミステリアスなドラマ!

法律で裁けない悪は、自らのルールで裁く、、、?主人公の裁判官のカン・ヨハンをチソンが演じ、多くの反響を呼んだ作品!

これまでの法廷ドラマでは、法律に基づき裁きを下す裁判官や検事、弁護士の様子を描く内容が主流でした。しかし、近年の傾向としては、多少過激ともいえる内容で、法律では裁くことができない悪人を自ら裁く、判事や弁護士、検事の姿が描かれるようにことが増えたように思えます。

お金や権力を駆使して裁判までも自分に有利な方向にもっていく犯罪者たちを裁くため、全国民参加型の裁判という新たな制度を持ち入り、これまで法の裁きを受けることができなかった犯罪者を裁いていく内容、、、アウトロー的な要素が強い裁判官で主人公のカン・ヨハンをチソンが演じ、彼とは対照的な主人公となるキム・ガオン役をジニョンが演じています。

ドラマの設定は架空のディストピアとなる韓国を舞台に様々な裁判のケースが紹介される法廷ドラマ、、、ユートピアの反対的な意味を持つことから、少しダークな演出が続き、ドラマの前半部ではドラマのタイトル通りにカン・ヨハンが「悪魔判事(裁判官)」なのか否か、注目を集める刺激的な展開が続きます。

ドラマは単純な犯罪者の裁判ケースというストーリーではなく、権力を悪用しようとするカルテル(組織)の存在が背景にいることから、初めから彼らをターゲットにしたカン・ヨハンの計画だったことが明かされ、ヨハンの過去や姪のエリヤ(チョン・チェウン)の秘密などが明かされ、どんどんドラマにひきつけられます。

このドラマで悪女を演じるのはキム・ミンジョン、、、14年前「ニューハート」で共演したチソンとキム・ミンジョンの全く変わらない容姿に驚き、二人が見せるケミストリー?がドラマの後半部になると更に注目を引き寄せます。

GOT 7」のジニョン、パク・ギュヨン、キム・ジェギョンなどの若手俳優・女優をはじめ、アン・ネサン、チャン・ヨンナム、チョン・インギョムやペク・ヒョンジンなどの演技力のある中堅俳優・女優が出演し、スタート前から話題を集めたドラマですが、第1話の緊張感ある展開から最終話まで目が離せない内容となっています。

ユートピアの反対、ディストピア(架空)の世界を舞台に繰り広げられる法廷ドラマですが、少しダークな演出がされ、映画バットマンを連想させる雰囲気のドラマとなっています。法律の番人として活躍することになるカン・ヨハンを演じるチソンは、「被告人(原題)」を始め「医師ヨハン(原題)」に続く、専門的かつ知的なキャラクターが再び戻ってきた感じを受けました。

2021年に放送された「模範タクシー」や「ヴィンチェンツォ」等がドラマの雰囲気が好きな方は、楽しめる作品だと思います。

登場するエピソードや人物像は、現実や時代を反映したもので、リアリティ感があるところが、魅力のストーリーですが、現実では決して実現するべきではない、正義を求める心理を反映するような展開と、映画のような演出に、逆転のある展開がとても興味深いドラマでした。

正統派法律ドラマとは言えません。法律で裁けない犯罪者に有罪を下すため、意図的に計画された通りの裁判を進めるカン・ヨハン、、、正当ではない方法で行われる法廷ストーリーとなっているため、正義を実現する方法が法に基づいていないところ、好き嫌いが明確に分かれることになるのではないでしょうか。



【ゴールデンスプーン】

●【日本初放送】BSJapanext 全32話(2024/10/28から) 月~金曜日19時から 字幕

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【応答せよ1997】

●BSフジ(BS182 - サブch) 全16話(2024/10/29から)月~金曜日8:55から 字幕

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【トッケビ】

●BS松竹東急 全24話(2024/10/29から)月~金曜日10時から 字幕

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【帝王の娘スベクヒャン】

●BSテレ東 全72話(2024/10/31から)月~金曜日10:55から 吹替[二] +字幕

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