悪の心を読む者たち 1話・2話 あらすじと感想

悪の心を読む者たち


悪の心を読む者たち 악의 마음을 읽는 자들 2022年放送 SBS金土 全12話

第1話視聴率6.2%

daisySSさん

第1話あらすじ

1975年母と共に遊園地を訪れた幼いソン・ハヨンは、湖に転落し、湖の中で死亡した女性の遺体を経発見します。遺体を見て怖いという気持ちよりは、冷たい湖の中で発見されることなく沈んでいた女性の気持ちが気になる幼いソン・ハヨン。

時が流れ、1998年刑事になったソン・ハヨン(キム・ナムギル)は、10ヶ月間、東部警察署が解決することができない「赤い帽子(キャップ)」事件の犯人を追う。犯人を断定することができないこの事件は、女性に性暴力を加え強盗を働くもので、女性に変装して張り込み中の刑事たち。その夜、ソン・ハヨンは怪しい動きをする男を発見し、逮捕します。しかし、赤い帽子をかぶったこの男性は、「赤い帽子(キャップ)」のコピーキャット犯。

雨が降る夜、バスから降りた女性、チェ・ファヨンは自宅に急ぎます。彼女のあとを追う赤い帽子の女性。一人暮らしの彼女を待っていた母が帰り、一人になった彼女に会うため現れた恋人パン・ギフン。二人は口論になり、暴力的に見えた恋人。。。その夜、彼女が全裸の状態で殺害され、発見されます。

司法解剖結果、死亡推定時刻は恋人が彼女の自宅を訪れた時間という結果となり、容疑者としてパン・ギフンが逮捕されます。過去、暴力事件を起こした前歴があることから、パン・ギフンが犯人だと断定して捜査を進める上司と意見が違い、証拠が不十分だと判断するソン・ハヨンは独自に捜査を進めます。

捜査を進めるソン・ハヨンは、玄関のベルの上に数字の2が書かれていて、ドアをこじ開けた痕跡があることから、恋人のパン・ギフンではなく、真犯人がいる可能性が高いと考え始めます。気になる数字は、死亡したチェ・ファヨンの自宅だけではなく、近所の建物からも発見され、数字の謎に迫ります。

調べた結果、1は男性、2は女性で3は子供を意味すると気づいたソン・ハヨン。事前に建物に住む家族構成を調べ、女性が一人で住むところには2、シングルマザーと子供二人が住む家には233と書かれている。

してことから、容疑者はデリバリー配達員の可能性があると気づく。上司のパク・デウン班長(チョン・マンシクは、パク・ギフンを犯人と断定しているため、クック・ヨンス(ジン・ソンギュ)に協力を求めたソン・ハヨン(キム・ナムギル)は、犯人が別にいる場合、恋人がチェ・ファヨンの自宅から去るまで、家の中で隠れていた可能性があると、ベッドの下やクローゼットの中などの指紋を取り、捜査を続けます。

しかし、パク・デウン班長(チョン・マンシク)は、取り調べ中暴力を振るいパン・ギフンを無理やり自供させ、事件を解決させます。赤い帽子と呼ばれた事件までもパク・ギフンの犯行だったと関連させようとしますが、失敗。しかし、バン・ギフンが罪を自供したため、12年の実刑判決を受ける。パン・ギフンが犯人ではないと思うも、事件は解決となり。。。

1999年8月、中華レストランの配達のアルバイトをする男性が登場、、、その後、赤い帽子をかぶった男によると思われる新たな事件が発生します。1998年に発生したチェ・ファヨンの事件同様、全裸の状態で発見される。

第1話感想

面白い!

第2話が気になる驚きのエンディング・・・韓国で実際に起きた「赤い帽子」事件が取り上げられ、、、再び関連する事件が発生するところで第1話が終わりました。

殺害されたチェ・ファヨンの自宅で発見された指紋は恋人のパン・ギフンの物。しかし、ソン・ハヨンが独自に調べる過程で発見された指紋は特定することができないとの結果が出ましたが、誰か別人が犯行現場にいたことを示唆します。指紋が特定できないとすれば、、、犯人は1998年の時点で未成年者の可能性があると、予想することができますね。

韓国発のプロファイラークォン・イルヨンが書いたノンフィクションのエッセイが原作のドラマ!被害者や加害者の視点からではなく、韓国初のプロファイラーとなった刑事ソン・ハヨン(キム・ナムギル)の視線から事件を追う犯罪捜査・スリラーです。事件を解決するために犯人を追う犯罪捜査ドラマですが、韓国初となるプロファイラーの誕生の過程などを描いていくようです。

ドラマの主人公となるのはプロファイラーで、主人公役をキム・ナムギルが演じます。第1話から刑事が見せるアクションを見事に披露し、これまでの刑事が登場する事件とは少し違う視線で描かれる点が面白いと感じました。

冷血で客観的に捜査を進めるべきという観点というよりは、これまでの刑事たちが捜査を進めてきた方法とは違う、、、自分の直感的な?ものに頼り、捜査を進めるソン・ハヨンは、幼い頃から他の人とは違う感性を持つ子供だったことを考えると、ソン・ハヨンがどのようにして韓国初のプロファイラーになったのか、気になりますね。

1990年代の韓国の刑事事件の捜査方法は、プロファイリングによる捜査が全く行われていなかったことから、新たなアプローチを通じて事件を解決していくソン・ハヨンの捜査方法に重点を置いた展開となるようで、純粋に犯人を追う犯罪捜査とは違う特色を持つドラマになりそうで、本当に期待が高まります。

キム・ナムギルのワイルだけど繊細な雰囲気がソン・ハヨンという人物とマッチングしています!

第2話視聴率7.5%

daisySSさん

第2話あらすじ

1999年8月、ソン・ハヨン(キム・ナムギル)は恋人を殺害したのがパン・ギフンではない可能性を捨てきれず、「赤い帽子」のコピーキャット犯として逮捕されたヤン・ヨンチョルが逮捕された日に発した言葉が気になり、ヤン・ヨンチョルの収監されている刑務所を何度も訪れます。しかし、面会を度々断られ、、、刑務官から領置金を入れて面会を申し込んでみることをすすめられ、ヤン・ヨンチョルとの面会が成立。

「なぜ彼が犯人ではないと思いましたか?」と気になっていたことを質問するソン・ハヨンに、ヤン・ヨンチョルは事件を起こした犯人しか分からない習性というものが存在することを説明します。チェ・ファヨンは首を絞められ死亡し、全裸の状態で発見されたが、性的暴行は受けていなかったことから、服を脱がす行為に、犯人だけが持つ習性があり、真犯人が存在すると語るヤン・ヨンチョルの言葉に納得するソン・ハヨン。

1999年に全裸で発見されたウォン・マルスクの殺人犯とチェ・ファヨンの事件には関連があると考えると、新たな被害者宅の玄関にも数字が書かれていたこと、玄関をこじ開けて侵入した痕跡があることから同一犯による犯行と考え、指紋を通じて身元確認ができない人物だと推測する。

もしもウォン・マルスクを殺害した犯人とチェ・ファヨンを殺害した犯人が同一犯だとすると、恋人を殺害した罪で服役中のパン・ギフンは冤罪。必ず犯人を逮捕すると意気込むソン・ハヨンの署に、18歳のチョ・ガンムが逮捕される事件が発生します。

女性一人の家に侵入しようとしたチョ・ガンムを発見した恋人により逮捕され、調査を受ける過程で、凶器となる小さなハサミを持っていることが分かり、彼を観察していたソン・ハヨンは、帽子をかぶったあとが残ることから、帽子について質問します。途中、帽子を紛失したと語るチョ・ガンム。赤い帽子をかぶった男性を目撃した女性の証言通りの容姿を持ったことから、ソン・ハヨンは、後輩の刑事に「指紋鑑定結果が明日は出るのか?」を尋ねます。

後輩にチョ・ガンムが紛失した帽子を探すように伝えると、彼の取り調べを始める。これまで何度も住居侵入をしたことがあること、レストランで配達を含めアルバイトをしていることを知ったソン・ハヨンは、彼に数字を書かせ、チョ・ガンムが真犯人だと確信したソン・ハヨンは撮影した証拠写真を見せると、、、「明日には指紋鑑定結果がでる。なぜ犯行後、服を脱がせた」のか尋ね、幼い頃、父が母を裸にさせて暴行を加えてきたことを語るチョ・ガンム。

指紋を全部ふきっとはずなのに、指紋が検出されたと語るソン・ハヨンの言葉を疑うチョ・ガンム。「完全犯罪はないよ」と語り、事件現場から発見された指紋とチョ・ガンムの指紋を照合します。結果、指紋が一致。1年前、指紋を通じて彼を断定することができなかったのは、未成年者だったから。

事件は解決したが、パン・ギフンに自供を強要したこと、領置金を入れてまで受刑者のヤン・ヨンチョルと面会し、事件を解決するアドバイスを受けたことが明るみになり、警察の対応への非難が続くと、上層部では避難を回避するために、クック・ヨンス(ジン・ソンギュ)が設置を求めてきた「犯罪行動分析チーム」の立ち上げを許可する上層部。

プロファイラーとして一緒に働かないかと、提案するクック・ヨンスの言葉に、ソン・ハヨンは韓国第1号プロファイラーになる。

2000年5月、少女にアイスクリームを渡すと誘拐する事件が発生。。。

第2話感想

赤い帽子をかぶって女性を二人の女性を殺害した犯人が今話逮捕されました!

連続事件を起こす犯人には独自の習性があると理解したソン・ハヨンは、別件で逮捕された犯人を見ると、最初に起きた事件の状況と二番目に起きた事件の関連性を理解し、チョ・ガンムが犯人だと気づく過程、、、特に取り調べ室でのやり取りは、静かにでも確実に犯人であることを証明する様子が描かれ、緊張しました。

他の刑事と違う視点から事件の犯人像にアプローチするため、犯人を逮捕するために追求する捜査ドラマと比較すると、多少遅く進むと感じる場合があると感じました。ただ、なぜ犯人なのかを分析するソン・ハヨンの視点から事件を追うと、もっとこのドラマを楽しむことができると思います。

犯罪者の行動を分析することで捜査の質が上がると信じるクック・ヨンスは、これまで犯罪行動分析チームの設置を強く求めましたが、当時の警察署長はプロファイリングに関する知識がなく、取り入れることに消極的。しかし、犯罪者から事件を解決する手がかりを入手したことや、圧力や暴力による冤罪があったことが報道され議論になると、犯罪行動分析チームが立ち上がり、その捜査の一環としてソン・ハヨンが刑務所を訪れたことになり、気づけばソン・ハヨンはプロファイラーになっていたという流れでした。

アメリカでは1960年代から始まったプロファイリングによる捜査方法が、韓国では1990年代の終わりに始まり、その過程を今後、様々な事件のエピソードを通じて見せてくれることになります。2000年に新たな事件が発生し、この事件をソン・ハヨンがどのようにプロファイリングしていくのか、次のストーリーも緊張感ある展開が続くこと間違いない!

【豆知識】パク・デウン班長役でチョン・マンシクが特別出演しています。

悪の心を読む者たち 3話・4話 あらすじと感想

悪の心を読む者たち 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率



【馬医】

●BSフジ 全50話(2024/11/1から)月~金曜日10時から 字幕

馬医 あらすじ 視聴率 キャスト 感想 相関図

【王の顔】

●サンテレビ 兵庫 2024/11/1 (金) 13:00~

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【ショーウィンドウ:女王の家】

●BS松竹東急 全23話(2024/11/1から)月~金曜日深夜25時から 字幕

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【私の名前はキムサムスン】

●テレビ大阪 2024/11/5(火) 2:05~

私の名前はキムサムスン 視聴率 キャスト 面白いって感想

【二番目の夫】

●BS松竹東急(2024/11/7から) 月~金曜日16:29から 字幕

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【王女ピョンガン 月が浮かぶ川】

●BS日テレ 全30話(2024/11/7から)月~金曜日17時から2話連続放送 字幕

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【哲仁王后~俺がクイーン!?~】 

●テレ東 全60話(2024/11/9から)土・日曜日朝6時から 吹替[二] +字幕

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【トンイ】

●BS松竹東急 全60話(2024/11/15から)月~金曜日12時から 字幕

トンイ 視聴率と感想集 (外部リンク)

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