悪の心を読む者たち 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

2022年


放送予定 

【日本放送】

●BS12 トゥエルビ 全17話(2024/9/28から)土曜日13時から2話連続放送 字幕

●フジテレビTWO 全12話(2024/9/16から)月~金曜日深夜25:10から 字幕

●LaLa TV 全12話(2024/6/21から)月~金曜日15:30から 字幕

●LaLa TV 全12話(2024/5/12から)日曜日14時から4話連続放送5/12は17:30から2話連続 字幕

●WOWOWプライム 全12話(2023/9/25から)月曜日深夜25時から4話連続放送 字幕

●【日本初放送】KNTV (2022/6/18-7/23)5/30に第1話先行放送 字幕

【韓国放送期間】 2022年1月14日~2月19日 午後10時

悪の心を読む者たち

악의 마음을 읽는 자들

2022年放送 SBS金土 全12話

視聴率

平均視聴率 7.1% 시청률 第1回6.2% 最低視聴率第8回5.0% 最高視聴率第9回8.3%

悪の心を読む者たち

出典:programs.sbs.co.kr

あらすじ

動機のない殺人が急増していた頃、悪の頂点に立った連続殺人犯たちの心の中を読まなければならない、韓国初の犯罪心理分析官の話を描く犯罪心理捜査ドラマ

1990年代後半、韓国で動機のない強姦殺人が多発していた。 赤いキャップをかぶった犯人が民家に侵入し女性に性的暴行を加える事件が発生するが、警察は犯人を捕まえられずにいた。そんな中、また女性が遺体で発見される。刑事のハヨン(キム・ナムギル)は赤いキャップの犯人を追跡していたが、一緒に事件を捜査していた強力班の刑事は被害者の恋人を事件の容疑者候補として捜査を進める。しかしいくつかの点に疑問を持ったハヨンは鑑識係長のクク・ヨンス(チン・ソンギュ)と共に再び事件現場を調べ、別の人物の指紋を発見するが…。

出典:KNTV 悪の心を読む者たち

相関図

出典:SBS

相関図

KNTV 悪の心を読む者たち

キャスト

犯罪行動分析チーム


出典:SBS

キム・ナムギル ソン·ハヨン役 犯罪行動分析官

知らない人はハヨンを刺しても一滴の血も出ない奴だと舌を巻くが、ハヨンは感情がないわけではなく、誰よりも人間を深く見つめる人物だ。いくつかの段階では、もっと繊細な視線で他人の内面を覗き込むので、彼の感情は表に出る代わりに、自分の内面にどんどん積もる。ハヨンが他人と違って見える理由だ。

幼い頃、水中で吹き荒れた遺体を初めて見た時も、ハヨンは恐怖ではなく哀れみを感じた。6歳の子供が経験した物凄いトラウマで、この子が鈍くなった理由はそのせいだと皆が心配したが、実はそのような心配は一連のたやすい感情に慣れた大人たちの杞憂に過ぎなかった。ハヨンには、「水の中でどれほど恐ろしく寂しかっただろうか」という感情が先に伝わったからだ。刑事になってもそんな気持ちは変わらなかった。ハヨンはいつも被害者と遺族を一番先に捜し出し、一番最後まで気を配った。

「良い犯罪捜査官が良いプロファイラーになる。」 ヨンスが犯罪行動分析官の適任者を探すために立てた持論だった。ハヨンはその持論にぴったりの人物だった。誰よりも共感能力が高く、森と木を同時に見る刑事。さらに人間に対する愛情を捨てず、冷静さまで維持できる刑事だったからだ。ヨンスの眼目は正確だった。ハヨンは犯罪者の心の中に入って彼らの心理を把握する唯一無二の人物で、このために早く適応した。


出典:SBS

チン·ソンギュ クク・ヨンス役 犯罪行動分析チーム長

位階秩序の強い保守的警察公務員の間でも、権威と格式と階級主義のような偏見に振り回されず、真の権威が何かを自ら示す、鑑識班のゴッドファーザーのような存在。おかげで同僚たちに人気も高い彼は、早くから犯罪心理分析の必要性を感じていた。長い戦略の末、ハヨンを抜擢し、「犯罪行動分析チーム」を作るのに成功する。

「ビルが高くなるほど影が長くなる」というその昔の捜査班長の先見の明を思い出し、韓国でも動機のない連続殺人犯罪が起こると予測していた。しかし、その度にヨンスは目の前に置かれた手がかりを捜しなさいという話ばかり聞いた。当然の反応だった。 不吉な予測がまもなくやってくる現実になるとは、誰も想像できなかったからだ。急いで作られた犯罪行動分析チームの活躍が切実に必要になるという事実を、その時は誰も知らなかったからだ。

不吉な予感は間違いがないと…。すべての状況がヨンスの考え通りに流れた。
不幸なのか幸いなのか、韓国にも動機のないおぞましい連続殺人犯が相次いで登場し、ついに犯罪行動分析チームの必要性が台頭し始めたのだ。


出典:SBS

リョ・ウン チョン·ウジュ役 統計分析官

警察が保有している犯罪関連情報と共に、地理的情報や人口統計学的情報など、さまざまな事件資料をデータ化し、分析する。 って言ってるんだけど···。
実は、事務所でできることはすべて最初から最後までやっている。それにもかかわらず不平を一度も言わず、仕事の処理さえ早くて正確だ。犯罪行動分析チームの「宝」だとして、ヨンスの信頼を一身に受けている人物。意外と天才的なところもあり、一度も何気なく吐き出すウジュの意見が、事件の糸口をつかむのに光を放つこともある。ああ、絵の腕もなかなかのものだ。

機動捜査隊1係2チーム


出典:SBS

キム·ソジン ユン·テグ役 機動捜査隊1係2チームのチーム長

知っている人はみな知っている。 大概の男刑事はあっちへ行けという能力者だということを… 。剛健で、鋭く、理性的だ。そのような性情がテグを凶悪犯罪捜査班の刑事に導いた。一見、ひねくれて戦闘的に見えるが、誰よりも鋭く節制できる時に作られるカリスマ性をたっぷり放つ旗手隊の柱。ハヨンとはよくぶつかるが、それとなく彼の堅さを信頼する。血の気の多い人物が横行する警察庁で、常に中心を失わず、事件と人を見つめる人物。

率直に犯罪者と向き合うより、女であるために経験しなければならなかった数多くの牽制と偏見に向き合うことの方が大変だった。そのような保守的な社会と組織生活に耐え抜き、テグは騎手隊の凶悪犯罪捜査チーム長の座にまで就いた。それにもかかわらず、依然として厄介なロングヘアはなぜ切らないのかと、みんな真剣に聞く。しかし、最初から答えを望まない質問だということを知っているため、テグはあえて説明しない。被害者とその家族たちの心情に比べれば、私の身体の邪魔など何でもない。彼らの心を理解するためにも。何でもない煩わしいことを一つぐらい持ってこそ、この仕事を放さないだろうというのが、テグの心であり、その理由でもある。


出典:SBS

イ·デヨン ペク·ジュンシク役 刑事課長

犯罪行動分析チームがその場しのぎに作られたものの、それもジュンシクにはチャンスに過ぎなかった。他人が「根本のないチーム」と騒ごうが、ジュンシクは犯罪行動分析チームが瓦解する危機に直面する度に、後ろで物心両面の維持に努めた。彼がこう努力する理由は一つだ。 捜査に役立つと考えているからだ。事件の早期解決のためには、機首隊と分析チームの異なる方式がバランスを取らなければならないというのが、彼の判断だ。義理があり、情もあり、責任感も強い頼もしい上司で、状況によっては定石を覆し、その場を覆せる度胸も持っている。


出典:SBS

キム·ウォネ ホ·ギルピョ役 騎手隊長

よりによって学縁、地縁、後天的(?)血縁関係まで絡んできていつも自分についてきて、とんでもない頼みでせがむクク·ヨンスが面倒でたまらない。それでもギルピョは分かっている。 ヨンスの言葉が一つも違わないという事実を。
ヨンスが洞察力を持った後輩なら、ギルピョはその洞察力を見極める選球眼を持った先輩だ。それで、いつも犯罪行動分析チームの意見を後押ししたいと思っている。相手に投げかけるいらいらした口調にさえ、愛情をたっぷり込めるのに、誰もその気持ちを誤解しない。ヨンスに会いさえすればぶつぶつ言うのもそのためだ。「良い人のそばには良い人が従う」という事実は、ギルピョを見れば分かる。


出典:SBS

チョン·スンウォン ナム·イルヨン役 経蔵*

機転が利いて、行動力がもっと速い、まさに現場体質の刑事。ただ、たまに思ったより言葉が先走ったため、テグに文句を言われることもある。 にもかかわらず、テグを尊敬して従う人物。「騎手隊エース」と呼ばれるテグと一緒に働き、刑事としての誇りもある。直接足で走ることに慣れている典型的な現場体質なので、最初は普通の刑事たちのように犯罪行動分析チームを受け入れづらかったが、一緒に事件を捜査し、彼らの能力を認め、本心を理解する。
*警察階級の一つ。あちこち駆けつけ、こき使われる。警察官と消防官が軍隊と階級を共有する国家では「警察上等兵」という呼称で呼ばれる。

その他の人々


出典:SBS

コン·ソンハ チェ·ユンジ役 記者

名前よりも「チェ記者」と呼ばれる、オンラインメディア「ファクト·トゥデイ」の記者。仕事のため犯罪と接しているが、時には事件よりも刺激的な問題だけに焦点を当てる一部マスコミの行動に、さらに憤りを感じにくい。記者の自尊心は媒体の認知度ではなく、文章で守ることだと思うので、照会数と良心の間で、どうすれば正しい見方で事実を伝えることができるかを常に悩んでいる人物だ。社交性が高く、大雑把な性格だが、仕事のことだけは几帳面で真面目なので、地面にヘディングしてぶつかることも大したことではないと思っている。


出典:SBS

キム·ヘオク パク·ヨンシン役 ハヨンの母

結婚して間もなく交通事故で夫を亡くした。夫を亡くした日、ハヨンを得た。
悲しみや嘆きのような感情に頼る暇もなく、ヨンシンは心強くハヨンを育てた。一人で子供を育てる歳月は辛かったはずだが、一度も夫を恨まなかった。
時々会いたいし… このようにきれいで美しいハヨンを見ることができないまま、先に去っていくのが残念だった。ヨンシンはそんなにしっかりしている女だ。

学生時代を過ごしながらも友達が一度も遊びに来たことがないハヨンを見て、限りなく透明な人間の心がどれだけ寂しいかヨンシンは計り知れない。いつも傍でハヨンを見守ってきたので、表現しなくてもその寂しさを読み取ることができた。ヨンシンはハヨンの母だから。その度に、大げさにならず、しっかりと、温かい視線でハヨンを眺めながら、黙々と応援した。そばにいるだけで力になってくれるということを ヨンシンは最初から知っていたから。ハヨンも自分にとってそういう存在だったから。ハヨンがあらゆる悪いことに向き合う警察官になると言った時、またどれほど寂しくて痛いか心配だったにもかかわらず、他人のために喜んで明かりを上げて道を照らすという言葉に反旗を翻すことができなかった。それがハヨンの宿命だということをヨンシンは知っていた。 ハヨンはヨンシンによく似ている。

出典:SBS

スタッフ /演出:パク・ボラム、脚本:ソル・イナ
作成:え

話数ごとのあらすじと感想

daisySSさん

●BS12 トゥエルビは全17話で放送。以下目安。

17話VER 1話~4.25話 ➡ 12話VER 1話~3話

17話VER 4.25話~8.5話 ➡ 12話VER 4話~6話

17話VER 8.5話~12.75話 ➡ 12話VER 7話~9話

17話VER 12.75話~17話 ➡ 12話VER 10話~12話

悪の心を読む者たち 1話・2話 あらすじと感想
悪の心を読む者たち 3話・4話 あらすじと感想
悪の心を読む者たち 5話・6話 あらすじと感想
悪の心を読む者たち 7話・8話 あらすじと感想
悪の心を読む者たち 9話・10話 あらすじと感想
悪の心を読む者たち 11話・12話(最終回) あらすじと感想

作品感想

●韓国発のプロファイラークォン・イルヨンが書いたノンフィクションのエッセイのドラマ化!シリアルキラーを逮捕する手がかりは、犯人を分析したプロファイリング!!

キム・ナムギル主演の話題作!

「完全犯罪は存在しない」という強いメッセージを残し、第1話から最終話まで息をのむほどのスリル感が続く、犯罪捜査ドラマ好きには、新鮮な衝撃を与える心理捜査ドラマで、これまで放送されたドラマとはストーリーが展開される視点が全く違う、2022年最新!

事件が発生し、犯人を追う従来の捜査ドラマとは違い、このドラマの最も興味深い点は、犯人が逮捕された時から、それぞれのエピソードが始まるため、誰が犯人なのかを追うというドラマではなく、理由も目的もなく人の命を狙うサイコパスたちの犯罪心理を描いた作品です。

被害者や加害者の視点からではなく、韓国初のプロファイラーとなった刑事ソン・ハヨン(キム・ナムギル)の視線から事件を追う犯罪捜査・スリラーです。事件を解決するために犯人を追う犯罪捜査ドラマですが、韓国初となるプロファイラーの誕生の過程などを描いていく点も新鮮で面白い。

ドラマの主人公となるのはプロファイラーで、主人公役をキム・ナムギルが演じます。第1話から刑事が見せるアクションを見事に披露し、実在した韓国初めての公認プロファイラーが初めての事件を担当した時から描かれ、1990年代から実際に起きた連続殺人事件をモチーフにしたエピソードは、事件中心ではなく、プロファイリングを通じて犯人を断定し、逮捕するまでを描きハラハラする展開が最終話まで続きます。

冷血で客観的に捜査を進めるべきという観点というよりは、これまでの刑事たちが捜査を進めてきた方法とは違う、、、自分の直感的な?ものに頼り、捜査を進めるソン・ハヨンは、幼い頃から他の人とは違う感性を持つ子供だったことを考えると、ソン・ハヨンがどのようにして韓国初のプロファイラーになったのか、気になりますね。

1990年代の韓国の刑事事件の捜査方法は、プロファイリングによる捜査が全く行われていなかったことから、新たなアプローチを通じて事件を解決していくソン・ハヨンの捜査方法に重点を置いた展開となるようで、純粋に犯人を追う犯罪捜査とは違う特色を持つドラマで、キム・ナンギルのワイルだけど繊細な雰囲気がソン・ハヨンという人物とマッチングしています!

このドラマの見どころは、主人公ソン・ハヨン(キム・ナムギル)が刑事から、プロのプロファイラーになるまでを描いた成長期でありながら、2000年以降、科学捜査やプロファイリングによる操作方法が導入されるまでの従来の捜査方法と新しい捜査方法が受け入れられるまでの警察や社会の雰囲気を上手に描いています。

高いストーリー性と心緊張感溢れる展開にプラス、視聴者の心理面を刺激する詳細に計算された演出を通じて、残酷な事件を起こした犯人を目の前で見るようなリアリティ感ある展開が、個人的には最も気に入った点でした。

ドラマが伝えようとするメッセージを強調するようなエンディングも、印象的で長い余韻を残すドラマでした。

 



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●テレビ大阪10/8 (火) 1:00~

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