恋の始まりは出馬から!?～すべき就職はしないで出師表～ 출사표 Into The Ring, The Ballot 2020年放送 KBS 2TV新水木ドラマ 全32回 (16話) 【韓国放送期間】2020年7月1日から8月20日 夜9時30分
第3話視聴率2.5％ 3.2％
| neroさん |
第3話あらすじ
セラ(ナナ)は以前、自分のせいで会社をクビになりそうになった女性社員と会う。正式に謝罪したいと話すセラに、「謝らないといけない人は別にいる」と女性。その場に同席したコンミョン(パク・ソンフン)は、セラに言われた通り、2人の対談内容を動画に収める。
翌朝、掲示板には新たな書き込みが。そこには、父親はコネで娘を就職させようとし、母親は別の候補の演説を手伝っていると書かれていた。これを受けて、「家族を巻き込むなんて！」とセラ。
セラは投稿者のIDを調べ、本人に会いに行く。投稿者に言われた韓医院に向かうと、別の立候補者のポスターが貼られていた。セラは悪質な書き込みを行った投稿者らを訴えるも、チョ・メンドク(アン・ネサン)による働きかけで、謝罪文1枚で済まされてしまう。
そんななか、候補者の1人ソン・ウンシル(パク・ミヒョン)が、セラを事務所へ呼び出す。セラに「手を貸して欲しい」と頼むウンシル。実は数年前、セラは当時無所属で出馬し、駅前で演説を行うウンシルの姿を目にしていたのだ。考え込んだ挙句、自らが書き溜めた民願ノートを差し出すセラ…。
次の日、セラの携帯にウンシルから「一緒に頑張りましょう」とのメッセージが届く。
立候補者たちによる合同演説会当日。壇上に立ったウンシルは、改めて有権者に向けて自分の想いを語る。そして、会場に集まった支援者や記者の前で、出馬辞退を宣言するウンシル！ステージを降りたウンシルは、セラに民願ノートを手渡すと「セラさんが当選すれば、もっと多くの人々の励みになる」と告げる。ウンシルのエールを受けて、セラは壇上へと向かうのだった。
合同演説を終えたセラは、残りの選挙活動の計画を練る。友人らは投票率の高い地区の攻略を勧めるが、最も投票率が低い「ヘンボク洞を狙う」とセラ。食事をとる暇もないまま、セラは有権者に向けて名刺を配って回る。そんなセラの姿を、遠くから見守るコンミョン。
選挙活動終了のアラームを聞き、動きを止めたセラは、これまでの活動を振り返って胸が熱くなる。そんなセラに、「よく頑張ったな」とコンミョンは声を掛ける。帰り道、バスに乗った若い女の子らが、セラに向かって「ク・セラ、ファイト！」と叫ぶ。これを聞いたセラの目には、涙が。
連日の疲れがたまって深い眠りにつくセラを残し、開票所へやってきたウヨンとハンビ。途中経過では、セラの当選は絶望的だった。しかし、最後にヘンボク洞の票が加算されると、セラは有力候補のオ・ビョンミンと同票に。
開票所に現れたメンドクは、再集計を要求する。その結果、数票差でセラが当選を決める！
第3話感想
あっという間に選挙当日となり、セラの当選が確定しました。テンポが早くて見易い！
大型マートの建設に反対していたソン候補が出馬を辞退すると発表した時は、驚きと共に胸がジーンと熱くなりました。ソン候補が悪い人ではないと分かり、ホッとしました。できればこんな人達が、議員になって欲しいですよね。また、少しづつながらセラの言葉が人々を動かしていると知り、なんだか感慨深かったです。
それと引きかえ、あの手この手でセラの当選を阻もうとするチョ・メンドク。ほんとに悪役らしい悪役で、毎回憎たらしい演技を披露しています。メンドクを演じるアン・ネサンは、時代劇から現代劇まで、あらゆる役柄をこなす名俳優。現在はキム・ハヌル主演のドラマ『18アゲイン』にも出演しています。
また第3話では新たなキャラクターが登場。ソン候補を支援していた、議員で弁護士のユン・ヒス(ユ・ダイン)です。ソン候補の出馬辞退を受けて、書類を手に選挙事務所を訪れたコンミョン。ヒスはコンミョンの淡々として態度に、何やら興味を示していました。セラとコンミョンのラブラインに、どのような影響を与えるか見物ですね。
一方、区議会議員に当選したセラ。これからが本番、と言っても過言ではありません。セラの今後の活躍にも注目です！
第4話視聴率2.4％ 3.3％
| neroさん |
第4話あらすじ
見事選挙に当選したセラは、初めての議会に参加。そこでセラは、今度は議会事務局に異動となったコンミョンと顔を合わせる。次々に議会へやってくる議員らに挨拶するも、誰もセラに声を掛ける者はおらず。コンミョンと一緒に議会に出席した事務局のヨンギュ(キム・ヒョンモク)は、「新たなのけ者の誕生か」と呟く。
翌日、このままのけ者扱いされてたまるかと、自ら立ち上がったセラ。副議長のコ・ドンチャン(オ・ドンミン)に「歓迎会をして欲しい」とセラは言う。その日の7時に、店を予約したとドンチャン。しかし、待てど暮らせど歓迎会の会場には誰も現れず…。結局セラは、13人分の韓牛代を支払い、帰路につく。
バス停でコンミョンと会ったセラは、自分の前任の議員が亡くなったと知らせを受ける。葬儀場に顔を出したセラは、何事もなかったかのようにその場に集まる議員らを見て、失望の色を隠せない。
一方、マウォン区長のウォン・ソジョン(ペ・ヘソン)は、何やら深刻そうな表情を浮かべる。
その日、議会では新都市開発に関する案件が議題に挙がる。すると、それに反対するポン・チュサン議員(ユン・ジュサン)と議長のメンドクが対立。議会は一時中断となり、それぞれの党が集まり緊急会議が行われる。多数決になれば、6対6で票が分かれることに。勝敗を握るのは、無所属のセラの1票だった。
これにより、セラに対するラブコールが過熱する。セラを訪ねたユン・ヒス議員(ユ・ダイン)は、「反対」もしくは「無効票」に入れてくれと頼むのだった。なんとかセラの1票をモノにしようと、躍起になる両党の議員たち。そんな議員らの本心に気付いたセラは、足元を見るかのように、「私が投票すれば何をしてくれますか？」と問いかける。
前回食べそびれた高級肉を堪能し、帰宅するセラ。途中で胃薬を買おうと寄った薬局で、セラはコンミョンと会う。2人で信号待ちをするなか、セラはコンミョンに議題となっている地方税の件について説明して欲しいと頼む。すると、「マウォン区は金がなくて困っている。公務員の給料だって払えるかどうかの瀬戸際だ」とコンミョン。この言葉にセラは、やっと事態の深刻さを把握するのだった。
皆の期待を一身に背負い、投票ブースへ向かうセラ。開票が行われると、賛成6票・反対6票・無効票1票で新都市開発に関する案件は棄却される。その結果に、セラは心のなかで「(無効票？)」と首をひねるのだった。
するとメンドクは、「区の財政が安定するまで、公務員は給料をもらわずにこの苦痛を共に分かちあいましょう」と発表…！
第4話感想
ついに区議会議員としてのセラの生活がスタートしました！
それにしても、しょっぱなからセラを無視しまくる議員たち。大人げないったらありゃしない。呆れて物も言えませんね。誰からも声を掛けられず、1人ぽっちなセラを見て、コンミョンは複雑な表情を浮かべます。一方のコンミョンもまた、父メンドクの力で議会事務局に左遷され、雑用を任されることに。セラはセラで、事務所で皿洗いをさせられるコンミョンを見て、胸を痛めていました。
また第4話では、コンミョンがなぜ民願室へ左遷されたかも明らかに！実は3か月前、コンミョンは既に区の予算が赤字になると気付き、予算会でそれを指摘していました。しかし、当時は誰もそんな彼の指摘に耳を貸さず。それどころか、生意気な態度を取ったコンミョンを民願室へ追いやったのでした。結局、コンミョンの読みは当たり、議会はピンチに陥ります。
ぶっきらぼうで、ちょっと極端な性格のコンミョン。しかし実際は、セラと一緒で正義感あふれる真面目な青年なんですよね。
そして、ラストのメンドクの発言に思わず立ち上がるセラ。ここで無給になるなんて、何の為に議員になったのか…。給料カットだけはなんとか免れたいセラですが、対策はあるのでしょうか。
恋の始まりは出馬から!?～すべき就職はしないで出師表～ 5話・6話 あらすじと感想
| すべき就職はしないで出師表 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率 |
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