天気がよければ会いにゆきます 天気が良ければ訪ねて行きます 날씨가 좋으면 찾아가겠어요 2020年放送 JTBC 全16話
第9話視聴率2.151%
えぱたさん |
第9話あらすじ
下山しながら、「へウォン (パク・ミニョン) のことが好きだ」と自分の心を確認するウンソプ (ソ・ガンジュン)。ソウルに1年ぶりに出版社を訪問します。本を仕入れていると、「あなたの書いた著作、出版しないのか」と言われます。「ソウルに着いたら、電話する」とのウンソプの言葉を信じて、電話の前でずっと待つへウォン。結局、ウンソプは電話を忘れたのでした。
ジャンウ (イ・ジェウク) 主催のイベントにへウォンを誘うウンソプ。へウォンはすねて言います。
「嫌よ。私といるのが恥ずかしいんでしょ? 昨日のこと、間違いだったって、思ってるんでしょ?」
「間違いじゃない。一度で不安なら、もう一度」
へウォンにキスするウンソプ。
ジャンウのイベント、「シン・ヨンチュン作家とともにサプライズイベント」に行くと、編集者のチャ・ユンテクとシン作家が舞台に出ます。司会をしながら、仲良さそうなへウォンとウンソプを見て、けげんな顔のジャンウ。
イベント終了後、チャ編集者に声をかけられ、カフェへ行くへウォンの叔母 (ムン・ジョンヒ)。
「3回離婚した。別れた妻、みんな、愛してるよ。最近、ソウルに来たでしょ? 家の前で君を見たよ。違ってる?」
「あなたの家を見に行ったのよ。大きい家を建てたって聞いたから」
「君の本を出版するよ。見返りに、君が高校生時代からの自叙伝を書くってのは、どう?」
「もう何が起こってもウンソプを山にやらないで。人が失踪したら、警察がいるでしょ? この間、ウンソプが山でいなくなった時、あの女を見たんだって、ウンソプが言ってた。幻想を見て、追いかけたって」
ウンソプの母親 (ナム・ギエ) は、父親 (カン・シニル) に言います。
「あの女? そんなこと、もう死んだじゃないか」
(回想) ウンソプは小さい頃にへウォンを山で見て、それ以来好きになったのでした。
呑み屋で大喧嘩するウンソプの父親。自分の飼い犬の捜索にウンソプを山に行かせた男に、「ウンソプはお前の子じゃない」と言われ、逆上して暴力をふるい、大騒ぎになります。
「ウンソプは小学生時代に『乱暴で山で動物に育てられたのでは』と言われていた。ウンソプの父親は山で死んだらしい」
ジャンウから聞いてショックを受けるへウォン。
(回想) ウンソプは山で父親と2人暮らしで幸せでしたが、父親が突然失踪して全ての幸せが消えたように思います。山道にいて発見されたウンソプ少年は、今の家族に引き取られ、生活するようになったのでした。
ウンソプが前に言っていた、鳥の羽の隙間から世界をのぞいていた孤独な男の子は、ウンソプ自身のことだったと気づいたへウォンは、ウンソプを優しくハグするのでした。
第9話感想
ウンソプの幼少期が語られ、山で父親と2人暮らしだった時のことが描かれました。父親がある日突然失踪して孤児になり、今の家族に養子になったのでした。ナム・ギエ扮する母親の、献身的で心配性なウンソプへの愛情のこもった姿から、血のつながった家族だと思っていました。となると、あのウンソプが山で見た女性は? ウンソプの幼少期の回想には母親の姿が現れてませんでしたが、どのようにストーリーに関わってくるのでしょうか。
ウンソプは以前、小説家になろうとして、著作を出版社に提出したこともあるということが分かりました。「へウォンが好きだ」という自分の思いを確認して、手を差し出すへウォンから力をもらったウンソプが、久しぶりにソウルの出版社に行き、社員と話した後に真っ暗な倉庫から歩き出して行くシーン、漠然とした怖れから解放されて、一歩ずつ暗闇から光の中へ歩いて行く姿が描かれていると思いました。
幼少期に幸せが一瞬で失われる体験をして、父親から人間不信を思考に埋め込まれていたウンソプは、いったん幸せになって、太陽のまぶしい光の中に出て行っても、それを失うのではという怖れに縛られていたのでした。
ウンソプの母親役ナム・ギエは、「完璧な妻」での豪邸のマダムの不気味な印象から全く一変した、山に捨て置かれていた子供を引き取って育てる愛情深い女性の役です。
エンディングで印象的に流れていたOSTは、No3 キュヒョンの「All Day Long」です。
第10話視聴率2.148%
えぱたさん |
第10話あらすじ
「イム・ジョンピルはどこにいる?」
バスターミナルで見知らぬ男にそう話しかけられたと、ビリヤードを楽しむウンソプの父親ジョンピルは耳打ちされ、動揺します。
出版社の編集者チャ氏から電話を受けるへウォンの叔母。
「契約書のことだよ。やるのか、やらないのか?」
「やる」
地元のカフェに呼び出します。
夫ジョンピルから見知らぬ男について聞いたウンソプの母親は、イラだち、言います。
「あの男? 死んだじゃない。それとも、叔父? ウンソプは私たちの息子よ。絶対に行かせない。3年間いなくなった時も、電話一本来なかったけど、信じてた。帰って来たじゃない」
知らないフリをして、会話を聞いていたフィー。
見知らぬ男は「おやすみ書店」を訪ねて、ウンソプに写真を見せて言います。
「同じ物を持っているだろう。お前にとって、オレは唯一の家族だ。オレについて来い」
ウンソプは男と高速バスに乗って去って行きます。
市役所に勤務のジャンウは、地域のイベントで、フリマを開催し、市長も見に来て、好評。「おやすみ書店」のブッククラブのメンバーはカルテットを呼んで、生コンサートをし、へウォンは久しぶりにチェロを弾きます。不機嫌なフィーはヘウォンに言います。
「ウンソプは帰って来ると思う? 私は来ないと思う。遠くへ行っちゃうんだ」
叔父はウンソプを海岸通りの書店用に建築中の建物を見せて言います。
「一緒に暮らそう。漁をしてお前のために買ったんだ」
車椅子に乗った女性を訪問するウンソプ。
見送りに駅まで来たへウォンの叔母に、チャ氏は言います。
「なぜ、オレと別れたんだ? 今でも君への思いはあるんだ」
「さあ、もう10年以上も前のこと、覚えがないわ」
チャ氏は列車に乗って去って行きます。
(回想) へウォンに同行して警察に出頭した叔母は、チャ氏に「別れよう」とメッセージを送ります。姉であるへウォンの母親が家で夫から暴力を受けて、飛び出した姉妹はガレージの車に乗り込み…。
その事件の結果、サングラスを取った彼女の片目は、傷を負ってしまっていたのでした。
約束した通り、晩にはひょっこり庭先に姿を現したウンソプに、へウォンは言います。
「遠くへ行っちゃうって、フィーが言ってたけど、違うよね?」
「君だって、春になったら、暖かくなったら、天気が良くなったら…、いなくなっちゃうじゃないか」
へウォンは心の中で言っていました。
「先のことは分からない。だけど、初めて、この先どうなるんだろうって、知りたいと思った。あなたは、どう? ウンソプ」
第10話感想
ウンソプとへウォンがお互いの気持ちを確かめ合った後、おやすみ書店で仲良くしていて、いざキスという時に、フィーとヒョンジがワ〜っと音を立てながら無造作に入って来て、2人がパ〜っと離れてそれぞれ別のことをやっていたかのようにふるまうシーン、笑えました。ウンソプは後ろを向いて、音を立てて突然洗い物をしていたり。嵐のようにフィーたちが去った後に、2人がまたスキンシップを再開した時の感じが、自然にジャれ合っているようで、ビハインドっぽくて、また笑えました。眠っているウンソプの顔でへウォンがいたずらするのも、かわいかったです。2人はいわゆる、“ケミ”(ケミストリー、恋愛化学反応、つまり相性) が良いなと感じます。
10年以上経ってから、ウンソプの肉親と言う人が現れ、「一緒に暮らそう」と行ってきました。ウンソプの家族にしてみれば、小さい頃には捨てておいて、大変な時はそばにおらず、成長して大人になってから連れ去ろうとするのは、ずいぶん理不尽な話ではないかと思います。母親役ナム・ギエと妹フィー役キム・ファンヒの演技が良くて、もらい泣きしました。
ウンソプの叔父が建物を購入したというのが、取ってつけたようで、作り物感をかもし出してしまいました。
イベントでのクァルテットが本物で豪華でした。その後にへウォンがチェロを弾いたのは真似で、本物との差が際立ってしまい残念でした。本物と偽物と比較できるようにしない工夫、間をあける、本物も楽器や人の表情の部分だけを強調する、などがあったほうがいいと思いました。
OST No4 は、BYULの「Dear My Love」です。
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