テプンの花嫁～愛と復讐の羅針盤(台風の新婦)　あらすじと感想　キャスト・相関図　視聴率

テプンの花嫁(台風の新婦)

태풍의 신부　Vengeance of Bride

視聴率

平均視聴率　13.82%　시청률　第1話12.8%　最低視聴率第3回11.4%　最高視聴率第77回15.7%

出典：https://program.kbs.co.kr/

あらすじ

父だと信じていた人が自分の人生を根こそぎ奪ってしまった悪魔であることを知り、正体を隠して敵の嫁になった、ある女性の魅惑的な復讐の旅程を追う作品

イルソク（ナム・ソンジン）が殺された日の夜、イルソクの妻ユニ（チ・スウォン）は夫が殺された現場を目撃し、亡くなったイルソクのそばで子どもを出産する。それから10年後、双子の姉妹パラム（イ・アラ）とパダ（キム・テヨン）は長男テプン（カン・ジソク）の妹としてベクサン（ソン・チャンミン）の家で育った。双子の母インスン（チェ・スリン）は義母のヨンジャ（キム・ヨンオク）と一緒に自分の出産を担当した産婦人科医に会い、パラムが自分の娘ではないと知ることになり…。

出典：KBS World　台風の新婦

相関図

出典：https://program.kbs.co.kr/

キャスト

主要人物

出典：KBS

パク・ハナ　ウン・ソヨン（カン・バラム）役

ルブラン企画開発室チーム長、天然化粧品会社コウン代表。

「神様ができないなら、私があなたを…

一時は私の父だったあなたを… 私が裁く」

春風のように暖かく、冬風のように強靭な女だ。

幼い頃、ベクサンの末娘のカン・バラムとして、誰もが羨む愛を受けながら育った。しかし、20年前、実の娘ではないことが分かり、追い出されるように家を出た。死んだ人になって、彼らの前に現れないことが家族を守る道だと思った。そうして、ウン・ソヨンとして、たくましく生きてきた。

ところが避けられない運命のように、家族と再会することになる。

カン・バラムではなくウン・ソヨンとして彼らのそばに留まり、自らの出生にまつわる秘密、自分が生まれた日に起こった悲劇を知ることになる。

怪物を相手にするために、悪魔になろうと決心する。あなたが私から一番大切なものを奪っていったように、私もあなたのものを一つずつ崩してやろう。

敵の娘として育ち、敵を親として愛した彼女。これからは敵の嫁になり、復讐をしてやろう。

そして、失った私の母を探し出す！彼女の意志は熾烈で熱い。

出典：KBS

ソン·チャンミン　カン・ベクサン役

テプンとパダの父。ルブラン会長。

「どうやって築いたお金と名声、どうやって守ってきた女性だと思っているんだ！絶対奪われない」

法なんか、良心なんかいらない！ 神様の助けなんて、なおさら！

30年前、自らの手で友人のイルソクを殺した時、彼の良心も一緒に死んだ。

表向きは豪傑なビジネスマン、裏では獲物を絶対逃さない野獣！醜い欲望だから、指差されてもかまわない。今のルブランがあるのは、自分のおかげだと誰も否定できないだろう！

実際は黒い欲望の結果物だったといえど、ルブランはその名前のように純白の美しさで守ろうとする矛盾している人だ。自分の目標のためなら、子どもでさえ手段に過ぎない彼！

しかし、たった一人、初恋のユンヒに似たモヨンの前でだけ、限りなく小さくなる。彼女への疑いとおぼろげさを行き来しながら、次第に隠そうとした彼の凶悪な過去が一つ二つと明らかになる。

その中心には、20年前に亡くなったイルソクの娘、バラムがいる！

いくらでもかかってこい！ 私の前に立ちはだかるものは、すべて片付けてしまえばいいから。

握ったものを渡そうとしないベクサン、抑えきれない欲望がまた別の罪を生み、止められない悪行が破局に向かって走っていく。

出典：KBS

カン・ジソプ　カン・テプン役

カン・ベクサンの長男 ルブラン企画開発室社員

「お前は復讐をしなさい。君を愛することは私がするよ」

みんな「気が狂ったやつだ」と噂した。 構わない。自分でもそう思うから。

彼の夢の中で、彼の火は荒くて…痛い。 誰も知らなかっただけ。

唯一の支えだった妹のバラムの死後、テプンを慰める人はいなかった。そのように20年をさまよった。 二度と明日が来ないように。ところが、誰も手なずけられなかった彼を、ウン·ソヨン、彼女がしきりに刺激する。ウン·ソヨン、彼女がしきりに刺激する。あの女、本当に何だ？ なんでこんなに私に気にさせるんだよ、ちくしょう！

後になって分かった。 その感情が愛だったということを。彼の不器用な心が彼女に届く前に、残酷な真実の前に立ち止まってしまう。愛も友情もすべて失った彼の前にウン・ソヨン、彼女が訪れる。テプンの花嫁になると…

彼は知っている。この結婚の終わりは、みんなの破滅かもしれないということを。しかし、彼にできることはない。彼女の選択を受け入れることしか。

出典：KBS

パク・ユンジェ　ユン・サンドゥル役

ユン·ジェハの息子。 ルブランの企画開発室室長。

「初めて会った瞬間から君だけを愛したのに、私の愛を踏みにじったあなた、許せない」

そよ風のように暖かい男。助けが必要なところなら、温もりが必要なところならどこにでも彼がいた。春の陽射しのように陰のない彼だったので、人々は想像できなかった。幼い頃、彼が経験しなければならなかった両親の死を！守れなくて一生後悔した、初恋の死を！

20年間、大丈夫だと励ましてきた。しかし、20年ぶりに会った初恋の彼女に一目で気づくほど、恋しく思っていた。

「北極星を探そうと作った羅針盤だったけど、こうして君という星を見つけてくれたんだ」

サンドゥルは、そのようにしてバラムを取り戻した。 永遠に幸せだと思った。彼らを悲劇に追いやる真実が明らかになるまでは…。彼が悲劇を乗り越えて帰ってきた時、愛していた彼女はいなかった。

ただ、敵の嫁になってしまった憎悪の対象だけが残っていた。命より愛した恋人の裏切りに、怒りで泣き叫ぶサンドゥル。ついに、復讐のための刀を向ける。

出典：KBS

オ・スンア　カン・パダ役

カン・ベクサンの娘。ルブラン企画開発室開発チーム長。

「あなたには何も奪われない！踏みつけて、引き裂いてでも持って行ってやる！」

歪んだ欲望の結晶体！欲しいものは何でも手に入れてこそ気が済むし、持てないなら壊してしまう女。

これらすべての出発点は、親の偏愛と差別だった。幼い頃は双子姉妹のバラムに、成人になってからは兄のテプンに押され、彼女に平安は贅沢になって久しい。

彼女の唯一の心の安らぎは、20年間愛した一人の男、サンドゥルだけだった。ところが、そんな彼がしきりに他のところを見る。それも、なんとなくバラムを思い出させるウン・ソヨン、その気分の悪い女を！

ダメ！あなたにはルブランも、私の愛も絶対奪わせない！盲目的に変質した彼女の愛は、極悪で悪辣でさえある。線を越えてしまった彼女の心は、ついに止められない機関車のように暴走する。

悪魔に魂を売ることもできる！いや、私がまさにその悪魔になる！彼女の命を担保にした、危険な勝負が始まる。

ベクサンの周辺人物

出典：KBS

チェ・スリン　ナム・インスン役

カン・ベクサンの妻、カン・テプンとカン・パダの母。

分かっている。夫ベクサンの悪行に目をつぶった自分が、その血のついたお金に寄生して生きていく自分が、結局、彼と変わらないということを。

そのため、さらに極悪を行わなければならなかった。誰よりも大事にしていた娘のバラムを追い出し、姑のヨンジャと喧嘩して、子供たちを傷つけて···。

それでも解けない怒りは、酒で癒しながら生きてきた。そうして残ったのは、よそ見をする夫。

気に入るところの一つもない、子どもたち。あからさまに無知だと言い放つ奥様方ばかりだった。

そんなある日、ユンヒにそっくりな女、バラムと似たウン·ソヨンが現れ、インスンの人生がねじれ始める。

ナム·インスンが狂えば、町の犬たちが姿を隠す。

見ていろ！いじめた継母どころではなく、嫁を食う姑になった見本を見せてやるから！

出典：KBS

キム・ヨンオク　パク・ヨンジャ役

カン・ベクサンの母

持つものはなくても、母性は満ちあふれていた。一人だけの息子ベクサンのためなら、家政婦の悲しさは何でもなかった。

心優しいチン家に出会って、ベクサンを勉強させ、家も一つ手に入れたので、チン家の大切な坊ちゃん、イルソクに頭を下げながら、坊ちゃん、社長、と丁寧にした。ベクサンがその姿を見て、何を考えているのか、そこまでは考えられなかった。

予定より早い嫁の出産に急いで出かけた日、血まみれに倒れたイルソクの隣に、呼吸するベクサンを見た。半ば気が狂った状態でユンヒの出産を手伝い、子供を受け入れた。死んでいくユンヒの子供を抱いて、病院に無心で走った。ただ、死にゆく小さな命を救い、息子の罪の償いをなんとかしてあげたい気持ちで、その子をベクサンの子として育てた。

それが禍根になるとは！ その日の選択がもたらしたバタフライ効果は、嵐のように激しかった。10年間育てたバラムを一瞬にして追い出さなければならず、従順だった嫁は、自分のようになり始めた。

それで終われば幸いだが、隠しておいた息子ベクサンの秘密が一つ二つと明らかになり、ヨンジャの胸は、天国と地獄を行き来し始める。

出典：KBS

チャ・グァンス　マ・デグン役

卑劣で悪辣なハイエナのようだ。 ベクサンの過去の悪事を知っている人物。警察だった時も、不正でクビになった今でも、賭博から抜け出せずにいる。だからお金が必要だ。 金さえ稼げるなら悪事にも躊躇しない。

ベクサンの殺人を助けて隠す役割をしっかり果たし、警察を辞めた後は興信所を設けてベクサンの手伝いをしている。

出典：KBS

イ・ミョンホ　ナム・テバク役

インスンの10歳年下の弟。名前と違って、一度も大当たりはしたことのない薄っぺらな人生だが、虚勢で生きる、見栄を張る男だ。

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キム・ヨンフン　オ秘書

ベクサンの秘書兼運転手。ベクサンを天のように仕える忠誠の秘書。

ユンヒの周辺人物

出典：KBS

チ・スウォン　ソ・ユンヒ役

ウン・ソヨンの実母、製靴ブランドSグループの代表。

ユンヒは花であり、陽射し、美しさそのものだった。良い親から愛という培養分を食べて育ち、努力しなくても彼女からは愛があふれた。彼女のそばには愛する夫、イルソクがいて、まもなく生まれる二人の結実、ビョルがいた。

しかし、不幸は不意に吹き荒れる嵐のようなもの。彼女に飛んできた不幸は、イルソクの死で終わらなかった。出産した子どもと記憶の両方を失い、自分まで消えなければならなかった。

彼女が目を開けた時は、彼女は「チョン・モヨン」になっていて、ビョルではなくジョイを抱いた。そのように20年を過ごした。 記憶を失った闇の時間の中で。

その闇の灯りをつけてくれたのは、ソヨンだった。なぜこんなにあの子が切なくて、目に留まるのだろう。ユンヒはソヨンの両親の代わりとなり、次第に失った記憶を取り戻す。

消された過去の中で、次第に明らかになる恐ろしい真実！ついに彼女は30年逃してきた復讐の刃を取り出す。

出典：KBS

ペ・グリン　ホン・ジョイ役

母恋の一人娘でテレビ記者。 愛されながら育った、目立つ女性だ。

数年前に父親が亡くなり、母親のモヨンと2人きりで暮らしている。見合いの席で出会ったテプンに好感を持つようになるが、彼の心がソヨンにあることに気づく。

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チョン・ジヘ　チョン室長役

モヨンの秘書。

モヨンが運営するSグループ売場のマネージャーと、秘書の仕事を兼ねている。

スンヨンの周辺人物

出典：KBS

チェ・ヨンワン　ぺ・スンヨン役

ソヨンの実姉のような支えであり、大事な助っ人。一緒に泣いてくれて、力いっぱい応援してくれて、気をもんで心配もしてくれる。

幼い頃、両親を亡くし、遠い親戚のヨンジャのいるベクサン家で、家事手伝いの仕事を始めた。インスンにいじめられるバラムを哀れみながら世話をしていたが、一緒に家を離れる。

死の峠の中でバラムと別れたが、その峠を越えて20年ぶりに再会する。

出典：KBS

チェ・ソユル　ペ・タルギ役

スンヨンの娘。母親がつわりの時、イチゴが食べたかったと言って、名前をイチゴにしたという。

本当に誠意のない名前だと思う。顔にそばかすができるのも、全部名前のせいだと思う。たまに人生が2回目のような発言で、大人たちを驚かせる。

出典：KBS

キム・グァンヨン　ナ・ボンピル役

情が深くて純朴な熊のような男だ。

恋愛一度もしたことのない独身男性として老いていく時、スンヨンに会った。スンヨンを守ってあげたいと思い、店を開くほどの純情男だ。

見れば見るほどはまるスンヨンの魅力から抜け出す才能のないボンピル。ところが初恋を奪ったテバクが現れ、スンヨンを狙う。スンヨンだけは絶対奪われない！ボンピルの孤軍奮闘が始まる。

その他の人物

出典：KBS

ナム・ソクジン　チン・イルソク役

ウン・ソヨンの実父。ソ・ユンヒの夫。 ルブラン創業者

正直で誠実なビジネスマンで、人々から尊敬されていた。

ベクサンと共に事業を拡大していこうと計画していたが、金に目がくらんだベクサンの手によって命を落とすことになる。

出典：KBS

イム・ホ　ユン・ジェハ役

ユン・サンドゥルの父。チン・イルソクとカン・ベクサンの長年の友人。

米国の某大学の経済学科教授として安息年を迎え、故郷に帰ってきた。

10年前のイルソクとユンヒの事故を暴いていたところ、カン・ベクサンが事故に介入しているかもしれないという疑いを抱くようになる。

出典：KBS

イ・シヨン　ヤン・ダルヒ役

ソヨンの保育園の友達、一緒に働く同僚で一緒に暮らすルームメイト。ソヨンとは友達以上に家族のような仲だ。ぶうぶう言いながらも、誰よりも一生懸命ソヨンの仕事を手伝ってくれる。

恋にすぐ落ちる恋多き女、男を誘う方法が卓越した恋愛達人だ。

出典：KBS

クォン・セウン　ホ・ヨンジ役

パダと共に働くルブラン企画開発1チーム、代理。

経済的に豊かに育ったが満足を知らない。財閥をロールモデルにして、本物の上流層のように見せたい。パダをロールモデルにして、真似するのが得意な媚び売りの王だ。

出典：KBS

チャ・スンウ　チャ・ウィデ役

パダと一緒に働くルブラン企画開発1チームの社員。

食いしん坊で食事量も多い、大食い。 おいしい店を知っている。どんなに食べても太らない体質で、女性たちの羨望の的。

出典：KBS