LOST 人間失格　11話・12話　あらすじと感想

daisySS

3年前

LOST 人間失格　인간실격　2021年放送　JTBC　全16話

第11話視聴率1.052％

daisySSさん

1 第11話あらすじ
- 1.1 第11話感想
2 第12話あらすじ
- 2.1 第12話感想

第11話あらすじ

ブジョン（チョン・ドヨン）からのメッセージを確認したカンジェ（リュ・ジュンヨル）は、友人たちに行き先を伝えず部屋を急いで出ます。急いできたことを隠すため、深呼吸をすると警察署の中で下を向いて元気のないブジョンの姿を確認します。

ブジョンはカンジェを発見すると安堵、、、カンジェは1ヶ月ぶりの再会に短くなった髪に手を置くと、ブジョンと目を合わせます。キョンウン（キム・ヒョジン）の電話に出なかったジョンス（パク・ビョンウン）は、届いたメッセージを確認してキョンウンの夫が亡くなったことを知ります。お通夜に現れたジョンスは遠くからキョンウンと目が合う。

1年前、湖で自殺した事件があったことから、警察は本当にカンジェがブジョンの友人なのかを確認します。警察の質問に動揺することなく淡々と答えるカンジェ。警察署を出た二人は、タクシーを拾うことができず、「髪が短くなりましたね」とブジョンが先に話しを掛け、二人の会話が始まります。

近くで休める場所を探しますが、営業するお店はなく、近くの駅を訪れた二人。電車を見ていたブジョンは、学生の頃、電車に乗ってたくさん旅行したことを語ると、カンジェは「僕は父が亡くなった時、高校1年生の時が初めて・・・」と返事すると、ブジョンに自分と母の話しを始め、ブジョンは静かに彼の話しに耳を向ける。

その後、父の葬儀の後、母と旅をしたルートをブジョンとたどることになったカンジェ。浜辺を訪れ、天文台まで登りカンジェの母が息子と一緒に星を見たと知ると、ブジョンは静かに彼を見上げ、カンジェの目には涙がたまります。

お通夜に出席するため帰宅が難しいと連絡してジョンスは、その後、自宅に戻り、、、父のところに泊まるとのブジョンの連絡に、自宅に戻ったことをブジョンには伝えることができず、考え込みます。

一方、天文台を訪れた人の配慮でテントを借りることができたカンジェとブジョンは、朝を迎えるまでテントで休むことになります。ブジョンが自殺を図ってしまいそうで心配な気持ち持つカンジェ、、、ブジョンはカンジェに秘めていた気持ちを語り始めます。

人生をしくじったことが恥ずかしくなり、死を選択しようとしたこと。しかし、今はすべてが過ぎ去るまで待ち続けたいと語ると、カンジェの方に向きます。ブジョンの言葉にカンジェもブジョンの方向を向かうと、お互い見つめ合う。。。

その後、「顔を触ってみてもいいですか？」と語るブジョン。

第11話感想

ブジョンとカンジェが並んで歩く後ろ姿を見て、二人がお似合いだと感じました。

カンジェに連絡をしたものの、彼が自分の連絡先をキープしているのか不安だったブジョン。しかし、カンジェはブジョンから連絡をもらうと、真っ先に彼女のいる警察を訪れたことから、お互い連絡を取ることのなかった1ヶ月間、お互いを意識していたように見えました。

2度目の代行の依頼、、、1度目もブジョンは代行を依頼して代金を支払っていなかった。すべてはお金のためにやっていると割り切っていたカンジェが、唯一お金ではなく、純粋にブジョンが心配になり彼女が気になるから、お金のことを気にしていなかったことも分かりました。

カンジェとブジョンだけにスポットを当てた今話、、、高校生の時、父を亡くして初めて母と旅に出た時を思い浮かべ、カンジェとブジョンは同じルートで旅に出るストーリーの展開が、個人的にすごく良かったです。

惹かれる二人が、一緒に思い出を共有することで、踏み出せなかった一歩を踏み出すきっかけになるというか、死ぬことだけ考えていたブジョンに、急いで命を絶つのではなく、少し待ってみたいと思う気持ちを持たせたのは、やはりカンジェという存在がいたからでしょうね。

二人がいた駅の名前が「ドゥグン（ドキドキのドキッという意味）」で、実在する駅なのか気になりました。設定がロマンチックで、二人の気持ちがドキドキする恋へと発展するスタート時点になったようで、勝手な想像が広がります。

一方、初恋の相手キョンウンの夫が亡くなり、彼女を慰めるブジョンの夫ジョンスの姿が描かれました。お通夜の後、マンションに戻ったジョンス、、、寝室で考え込んでいましたが特別な理由があるのでしょうか。以前、キョンウンが受け入れてくれたらと、、、キョンウンへの気持ちを母に漏らしていたことから、キョンウンとジョンスの関係が恋人関係への再び発展することになるのか、今後の動向が気になります。

第12話視聴率1.848%

daisySSさん

第12話あらすじ

借りたテントの中、日の出を見るためにスタンバイするブジョン（チョン・ドヨン）とカンジェ（リュ・ジュンヨル）。。。カンジェの発した言葉に、ブジョンは「顔を触ってみてもいい？」と質問。オッケーをもらったブジョンはカンジェの顔に優しく触れる、沈黙二人。

その時、テントの外から聞こえてくる音にブジョンとカンジェは離れ、、、「朝になると現実に戻り、すべては消えてしまうという言葉に、確認してみたかったの」と語るブジョンに、「ブジョンさんはどうしていつも寂しそうな顔をされていますか？」と返事を返す。

寂しそうに見えると言われたブジョンは、これまでいつも怒っていると周りから言われたことを思い浮かべるとカンジェに、「ありがとう、寂しそうと言ってくれて・・・」と語ると、彼の言葉に癒されるブジョン。カンジェは彼女の髪に触れ、、、二人の間に流れる沈黙。お互いの息を感じることができるほど、カンジェの顔がブジョンに近づきますが、それ以上進むことがなく、カンジェはテントを出る。ドキドキする気持ちを抑えるブジョン。

外にいるカンジェを心配したブジョンは、ひざ掛けを手に取るとテントの外に出てカンジェを探します。二人は日が昇るのを眺め、カンジェは自分の職業に関して語り始めます。「僕の仕事はシンデレラの馬車のようなもので、相手は時間が終わると現実に戻りますが、僕はそのまま残されたままの状態になって虚しくなる時が多々あります」と心のうちを語ります。それでも仕事を辞めることはできないと語り、「こんな僕でも友達になってもらえますか？」と語るカンジェに、ブジョンは笑顔を答える。

過去、父の遺骨を山にまくために訪れたものの、禁じられていることを知ると、母と共に海に向かったカンジェ。朝を迎え展望台を後にした二人は、高速バスターミナルに向かいます。海に父の遺骨をまいことから、カンルンに向かう計画のカンジェは、一緒に海を見に行かないかをブジョンを誘います。

その時、夫ジョンス（パク・ビョンウン）から、義理の父チャンスク（パク・インファン）が元気なのかを尋ねるメッセージが届きます。キョンスはブジョンが実家で義理の父と一緒にいると思っているため、母ミンジャ（シン・シネ）に代わり送ってきたメッセージだったことから、カンジェと共にカンルンに向かうことをやめ、「私は家に帰ります」と答えます。

ソウルに戻る高速バスの出発の方が早く、カンジェはブジョンを笑顔で見送ります。窓越しにブジョンも笑顔を返した後、バスが出発すると涙を見せるブジョン。カンジェはカンルンに向かうバスに乗り。。。

一方、撮影現場で台本を確認するアラン（パク・ジヨン）、、、ブジョンに代わりアランを担当することになった出版社の社員は、出版されたアランの本の一部にロシアで出版された本を剽窃した部分があると伝えます。掲示板に書き込みがあったことを知った出版社、、、オリジナルの文献の翻訳を担当していたのは、ブジョンだったことが分かり、アランはブジョンが意図的に書き込みをしたのかを疑います。

しかし、書き込みをしたのはブジョンではなく、一般の読者だった。。。困った表情を見せるアラン、、、その時、共演するジナ（イ・セナ）がケガをしたことから、撮影が延期される可能性があるとのことを伝えられたアラン。