リンク:ふたりのシンパシー 11話・12話 あらすじと感想

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リンク:ふたりのシンパシー (リンク:食べて愛しなさい、しびれるように)

링크:먹고 사랑하라, 죽이게   Link: Eat, Love, Kill  2022年放送 tvN 月火 全16話

neroさん

第11話視聴率1.467%

第11話あらすじ

恋人のノ・ダヒョン(ムン・ガヨン)から、図書館で仕事をしていると連絡を受け取ったウン・ゲフン(ヨ・ジング)。しばらくして、ゲフンはダヒョンのものと思われる緊迫した感情をキャッチします。ダヒョンの身に何かあったと察したゲフンは、慌てて図書館へ。ゲフンが着いた時には、すでにイ・ジングン(シン・ジェフィ)の姿はなく。代わりにダヒョンの通報を受けて駆けつけた、警察の姿がありました。

ゲフンと並んで歩きながらも、「お前は決してウン・ゲフンと結ばれることはない、じきにわかるはずだ」というイ・ジングンの言葉が頭をよぎるダヒョン。家に戻ったダヒョンは、ジョギングをしながらチェックした周辺地図を手に取ります。幼い頃、イ・ジングンと一緒に訪ねた赤い門の家は、いくら探しても見つからず…。

翌朝、警官のアン・ジョンホ(キム・チャンヒョン)から、昨夜ダヒョンの前にふたたびイ・ジングンが現れたことを聞いたホン・ボクヒ(キム・ジヨン)は、なぜすぐ自分たちに話さなかったのかと憤怒します。しかし、ボクヒが何かを隠していると考えたダヒョンは、これ以上話すことはないと一言。

その日の夜、ゲフンのレストランに現れたのは、ゲフンのかつての親友チ・ウォンタク(ソン・ドクホ)とウォンタクの元恋人で、現在は同僚のファン・ミンジョ(イ・ボムソリ)でした。同じくイ・ジングンの行方を追う2人は、ダヒョンからイ・ジングンがどうしてストーカーになったのか、その詳細を聞くことに。そんななか、ダヒョンが死んだと思ったイ・ジングンを冷蔵庫に隠したと聞き、ウォンタクは意味深な表情を浮かべます。

翌日、消えたはずの冷蔵庫が元の場所へ。実は冷蔵庫を気に入ったウォンタクが、1人で部屋に持ち運んだというのです。ダヒョンの話からそれが例の冷蔵庫だと気付き、ふたたび元あった位置に返却したウォンタク。

遅れて今日がゲフンの誕生日だと知ったダヒョン。そしてすぐに、それが失踪した妹ゲヨンの誕生日でもあることに気付きます。1人で実家へ向かったゲフンは、母親に手料理を振舞うことに。すると、流し台には母が作って捨てたと思われるわかめスープが。それを見たゲフンは胸を痛めます。実家を後にしたゲフンの前に現れたのは、他でもないダヒョン。ダヒョンと一緒にいるだけで、憂鬱だったゲフンの心もいつしか晴れていきます。

ゲフンが店に戻ると、冷蔵庫にはチャ・ジンフ(イ・ソクヒョン)が用意した誕生日ケーキが置かれていました。ケーキを切り分け、皿に盛るゲフン。するとそこへ、イ・ジングンが現れます。「言っただろ?俺がウン・ゲヨンの最後を知っているって」そう伝えると、イ・ジングンは18年前の出来事について語り始めます。

実はゲフンを赤い門の家に連れて行ったのは、他でもないイ・ジングンでした。ゲーム機欲しさに男に言われるがまま、ゲフンを赤い門の家に連れて行ったジングン。しかし、肝心のソフトがないと知ったジングンは、今度はダヒョンを連れて行くことに。ダヒョンの記憶にあったのは、まさにその時の光景だったのです。ジングンの身勝手な行動によって、妹のゲヨンだけでなくダヒョンも同じく事件に巻き込まれたと知ったゲフンは、怒りを抑えることができません。

その頃、青く塗り替えられた例の赤い門の家の前に立ったダヒョンは、恐る恐るその中へ。階段を降りていくと、そこには地下室が。地下室の中へ入った瞬間、ダヒョンは18年前、そこで床にしゃがみ込むゲヨンの姿を見たことを思い出します。

第11話感想

ダヒョンは目撃者ではなく、ゲヨンと同じ被害者だった・・!?

ダヒョンがゲヨンと同じ空間で男に監禁されていたことがわかり、衝撃が走りました。さらに2人をその場に誘導したのが、当時2人の同級生だったイ・ジングンだとは…。もしあの時、ジングンが正直にこのことを警察に話していれば、事件は早々に解決できたかもしれないのに。ダヒョンをストーキングしていた時点で正常ではないと思っていましたが、まさかこんなに小さい頃から犯罪に加担していたとは、ただただ驚きです。

それにしても、イ・ジングンを使って2人をおびき寄せた真犯人とは、一体誰なのでしょう。恐らくチファ洞の住人の誰かだと思われますが、その正体が気になります。

さらに1人でかつて自分とゲヨンが監禁されていた地下室へ向かったダヒョン。これまた心配です。。ダヒョンは無事地下室から生還できるのでしょうか。今も周辺にあの時の犯人がうろついているのではと、不安がよぎります。

そして、こちらはすっかり和解した様子のゲフンとウォンタク。肝心の父との和解にはまだ時間がかかりそうですが、ウォンタクとしても、真犯人を捕まえることで父親の濡れ衣を晴らしてあげたいといったところでしょうか。最初は何を考えているのかわからず、ちょっと不気味な雰囲気をかもし出していたウォンタクですが、今は心強い仲間といった感じ。ゲフンとウォンタクのブロマンスにも注目です♪

第12話視聴率1.873%

第12話あらすじ

地下室へつづく階段をゆっくりと降りていくダヒョン。18年前、地下室に入ったダヒョンは、そこでしゃがみ込んですすり泣くゲヨンの姿を見ていました。そして次の瞬間、ダヒョンの目を覆うように手をかざし、「シーッ」と耳元で囁く犯人…。

すべての記憶を取り戻したダヒョンは、自分だけが助かったことに罪悪感を抱きます。同じ頃、イ・ジングンから事件の真相を聞いたゲフンは、憤りを隠せません。怒りに震えるゲフンに向かって、「ノ・ダヒョンはどうやって戻ってきたんだろうな?お前は平気か?ダヒョンを見る度に妹のことを思い出すだろうが」とジングン。そんななか、ゲフンの背後に忍び寄る怪しい人影が。

男に襲われその場で気を失ってしまったゲフン。ふたたび目を覚ました時には、すでに男とジングンの姿はありませんでした。すぐに警察に通報し、駆けつけたミンジョとウォンタクに事情を説明するゲフン。しばらくして店に戻ってきたゲフンを見つけたダヒョンは、すかさず抱き着きます。心配そうにするダヒョンをなだめながらも、ゲフンの脳裏には、先ほどのジングンの言葉がよぎります。

記憶が戻ったことをなかなか言い出せないダヒョン。同じくゲフンもまた、ダヒョンがゲヨンと同じ被害者だったこと、そしてそのせいで傷つかないで欲しいと伝えようとするも、なかなか言葉が出ません。

翌朝、ダヒョンは母ボクヒらと食事をするなか、なぜ自分の失踪事件について何も教えてくれなかったのかと疑問を抱きます。その後、ゲフンに過去ゲヨンが監禁されていた場所がわかったと明かすダヒョン。地下室の存在を知ったゲフンは、慌ててその場所へと向かいます。階段を降りて地下室に入ったゲフンは、壁に貼られたステッカーを見て思わず嗚咽。それは他でもない、ゲフンが妹ゲヨンにあげたパンのおまけでした。「ここにいたのか、ここにいたんだな、ゲヨン…。」ゲフンの目から次から次へと溢れ出す涙。

そんなゲフンの前に現れたのは、チファ洞の住民チョ・ドンナム。実は現在、地下室のある家はドンナムとドンスク夫婦が住んでいるといいます。しかし、ドンナムがこの家に住み始めたのは2005年、ゲヨンの失踪事件があったのは2004年でした。結局、これといった情報を得ることはできず、ゲフンはひとまず地下室を後にします。

一方、チファ洞の一角にある倉庫に監禁されるイ・ジングン。ジングンを監禁したのは、市場で魚屋を経営するイ・ヨンフン(ソ・ドンガプ)でした。18年前、ゲーム機を買ってやると言ってジングンにゲヨンを連れて来るよう命じたのは、他でもないヨンフンだったのです。もう二度と過去の話については言及しないと許しを請うジングンでしたが、そんなジングンに向かって、「こんなことになって、残念だな」と意味深な言葉をかけるヨンフン。

したくない話は無理にしなくていいと話すゲフンでしたが、ダヒョンはどうしても1人残してきたゲヨンのことが頭から離れません。「どうして私だけ助かったのかって、なぜ聞かないの?」18年前、ダヒョンとゲヨンはヨンフンがいなくなった隙を狙って、地下室から脱出を図りました。一緒に手を繋いで走り出す2人。しかし、足を怪我して上手く走れないゲヨンが遅れを取ると、ダヒョンはその手を離して1人で走り出したのでした。

ダヒョンから当時の話を聞いたゲフンは、大丈夫だとなぐさめます。しかし、自分が置いてきたゲヨンのことが頭から離れないとダヒョン。そして、ダヒョンはゲフンに別れを告げます。

その頃、置きっぱなしになった冷蔵庫を派出所へ運んだ警察たち。中を掃除しようとミンジョが扉を開けると、中に入っていたのはジングンの遺体でした。

第12話感想

ついに18年前の誘拐事件の犯人が明らかに!!

18年前、イ・ジングンに命じてゲヨンとダヒョンを拉致・監禁したのは、市場で魚屋を営むヨンフンでした。一見人が良さそうに見えるヨンフンですが、まさか犯人だったとは…。

これまで一番クローズアップされてこなかった人物なだけに、驚きました。そういえば、警察に脅されてウォンタクの父ウィチャンに関する嘘の証言を行ったのが、他でもないヨンフン。あの時は警察の圧に負けてつい・・という感じでしたが、こんな悪の面があったとは驚きです。

今話の内容だけを見ると、ヨンフンがゲーム機でジングンを釣って2人を誘拐させたという流れのようですが、なんだか怪しいチファ洞の面々。地下室がある家に暮らす夫婦も、何かを隠しているように見えます。さらにダヒョンの記憶が戻ったと知り、動揺するボクヒ。失踪事件の背景には、まだまだ多くの謎が残されているようです。

一方、記憶を取り戻したダヒョンは、自分がゲヨンを置いて1人で逃げたことに罪悪感を抱き、ついには別れを決意。このタイミングで1人ぼっちになってしまうゲフンのことを思うと、胸が痛いです(泣)もちろん、何もなかったかのようにゲフンに接する訳にはいかないダヒョンの気持ちもわかりますが・・

なんだか複雑な展開となってしまいました。そして、今話のラストで発見されたジングンの遺体。やはりジングンを殺害したのは、ヨンフン?次回の展開も気になります!



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