ラブソリューション 〜愛の解決策、教えます〜 11話・12話(最終回) あらすじと感想

ラブソリューション 〜愛の解決策、教えます〜


ラブソリューション 〜愛の解決策、教えます〜 最高の解決士  끝내주는 해결사 2024年放送 JTBC 水木 全12話

第11話視聴率4.2

第11話あらすじ

幸い一命をとりとめたコン・ドゥック(パク・ソンイル)は、回復中とのこと。サラ(イ・ジア)は何食わぬ顔で「コンチーム長の件、聞いた?」とユルソン(オ・ミンソク)に聞く。

そんなサラにドゥックが乗って事故に遭った車が、サラの助手ボム(ソ・ヘウォン)の名義だったと話すユルソン。今回の件がサラの仕業だと疑うユルソンだったが、サラはドゥックと母親の関係を探るようボムに頼んだだけだとシラを切る。

その後、会長室へ向かったサラは、ヒウォン(ナ・ヨンヒ)に防犯カメラの映像を見せる。そして、「私の母を連れてくるよう指示しましたか?」とサラ。

ドゥックから証言を得るのがむずかしいと判断したサラは、目標を犯人、つまりヒウォンとユルソンに変更。サラの狙い通り息子ユルソンに不信感を抱いたヒウォンは、ユルソンの部屋で見慣れない携帯電話を発見する。それがドゥックの物だと知ると、ヒウォンはますます不信感を募らせた。

さらにその日の夜、ドゥックの弟のフリをしてヒウォンにメールを送るサラ。これにカッとなったヒウォンは、知り合いの警察署長に連絡を入れる。

そんななか、ソリューションへやってきたのはユルソンの元妻ジイン(イ・ソアン)。ギジュン(カン・ギヨン)からサラがふたたびユルソンとヨリを戻したと聞いたジインは、ショックを隠せない。事務所を後にしようとするジインを呼び止め、「やり返そうと思って戻っただけ。私たちは変わらず味方同士よ」とサラは伝えた。

一方、集中治療室の前でドゥックの様子を見守るボムだったが、突然の警報が。慌てて外に出たボムは、それがトラップだと気づく。病室に戻ると、すでにドゥックの姿はなく…。

ドゥックを連れ去ったのは他でもない、ユルソンだった。怯えるドゥックに向かって、「死ぬ前にやることがある」とユルソン。

ユルソンに命じられてドゥックが向かったのは、ヒウォンのもと。そこでドゥックは、ヒウォンにナ・ユミ事件のことをだまっていて欲しければ、今すぐ20億を送金するよう脅す。

2人の会話の内容をスピーカーホンで聞いていたユルソンは、ヒウォンが送金した3億を引いた17億をドゥックに送金するという。その金を持って、ドゥックは海外へ逃亡。

その日、部屋に盗聴器が仕掛けられていることに気づいたサラは、それを持ってヒウォンの部屋へ。同じくユルソンが盗聴器を仕掛けていたと聞き、怒りをあらわにするヒウォン。

ユルソンを呼び出すと、どういうつもりか問いただす。そんなヒウォンに先ほどのドゥックとの会話を聞かせるユルソン。カッとなったヒウォンが近くにあった鉢植えを持ち上げると、中にはサラが仕掛けた盗聴器が。

サラが自分たちを仲違いさせて犯行を自供するよう仕向けたと知ったユルソンは、ひとまずロースクールの選定が確定するまで、知らないフリをするようにと言う。

一方、サラはギジュンからドゥックと思われる男が違法賭博で逮捕されたという話を聞く。さらに賭博に使われた資金は某ローファームから送金されたものだという。これをチャンスと考えたサラはキム代表から聞いた風を装って、賭博の件が問題になった以上、ロースクールの選定はむずかしいだろうと伝えた。

つづいて警察が駆けつけると、ユルソンをナ・ユミ殺害の疑いで逮捕。焦ったユルソンは、自分ではなくヒウォンの犯行だと供述する。それだけでなく、サラの母ジョンスク(カン・エシム)を殺したのもヒウォンだと主張するユルソン。

こうしてすべての罪を母ヒウォンに押し付けたユルソンだったが、そこで新たな問題が。なんと検察の取調べ中に投身自殺を図ったソ教授が、奇跡的に目を覚ましたというのだ。

知らせを聞いてソ教授の病室に駆けつけるユルソン。すると病室にはギジュンの姿があった。さらには、ギジュンを裏切ったと思われたパク検事が現れ…。

第11話感想

ついに窮地に追い込まれたユルソン!

第11話では、それぞれに罪を押し付け合うユルソン母子の姿が描かれました。やはりナ・ユミを殺すよう命じたのは、ヒウォンだったようです。

ナ・ユミはユルソンが自分を差し置いてジインと婚約すると聞き、よほど気に入らなかったのでしょう。ヒウォンにまでたてつき、その結果悲しい末路となってしまいました。

そして、今話の冒頭部分では、ジョンスクを死に追いやったユルソンの姿も登場。ジョンスクが検察に赴くのを見て、カッとなったユルソンは誤ってジョンスクを屋上から突き落としてしまいます。それにしても、自分の娘を刑務所に追いやった元婿の手で殺されるなんて、ジョンスクのことを思うと本当に残念でなりません。ジョンスク役のカン・エシムの演技が素晴らしかったです。

さて、ついにユルソンとヒウォンの罪を暴くことに成功したサラ。しかし、最終話の予告を見る限り、このまま楽には終わらせてくれなさそうです。予告では、ユルソンに追い込まれるサラの姿が。。

果たして、どんなエンディングが待っているのか。今夜の放送も楽しみです。

第12話視聴率5.8

第12話(最終回)あらすじ

ソユンを連れ、ジャンミ(キム・ソニョン)の店へ向かうサラ。「出張に行く」と出掛けたサラが向かったのは、ユルソンの元妻ジインのもと。以前サラが言った「私たちは味方同士よ」という言葉を信じることにしたと話すジインは、父から聞いた“500億クラブ”についてサラに教える。

“5人会”に関する新たな情報を得たサラは、ユルソンらが配った賄賂に関する裏帳簿を手に入れようとする。そこでサラがターゲットに選んだのは、5人会の資金管理を任されているミョンイル日報の記者パク・ジョンイル。

パク・ジョンイルを利用して賄賂の隠し場所をつき止めたサラだったが、肝心の帳簿は見つからず。ふと近くの建物に目をつけたサラは、その中から例の裏帳簿を発見する。

帳簿がサラの手に渡ったと知ったユルソンは、秘書を使ってソユンを誘拐。ソユンと引き換えに帳簿を返すよう言われ、それに応じるサラ。しかし、サラが置いていったのは最初の数ページだけ本物にすり替えた、偽の帳簿だった。

その後、本物の帳簿が世に明らかになると、チャユルのロースクール選定は白紙となる。これで母ジョンスクの事件に集中できると喜ぶサラ。

一方、後がなくなったユルソンは、ジョンスクの最後について教えてやると言ってサラを呼び出す。車の助手席に座ったサラは、「条件は?」と一言。しかし次の瞬間、サラはユルソンに睡眠薬で眠らされてしまう。

人気のない廃墟にサラを監禁したユルソンは、帳簿はすべて嘘だったと言えと脅す。そんなユルソンに向かって、「なぜお母さんを殺したの?」とサラ。しかし、ユルソンは最後まで「俺は何も悪くない」と犯行を否定した。

そんななか、サラが隠し持つ盗聴器に気づくユルソン。カッとなったユルソンはサラを連れてどこかへと移動する。

近くで待機していたギジュンらは慌ててサラがいた廃墟へ向かうも、すでにサラとユルソンは姿を消した後だった。ドライブレコーダーに残るサラの音声を確認し、助けに向かうギジュン。

ユルソンがサラを連れて向かった先は、港に置かれたコンテナの中。両手を固定され、サラは身動きが取れない。寒さに震えるサラを見ながら、「出航まであと5分だ」と笑うユルソン。そんなユルソンに向かって、サラはペク秘書が検察に出頭したと伝える。

これに舌打ちするユルソンだが、時間は刻一刻と迫っていた。最後にソユンに言いたいことはと聞かれ、マイクに向かって「お祖母ちゃんを殺したのはパパよ!」と叫ぶサラ。

出航まで2分を切ると、サラは死ぬ前に母ジョンスクの死について教えて欲しいと懇願した。すると悪びれる様子もなく「そうだ俺が突き落とした。でも故意ではなく、ミスだった」とユルソン。これを聞いたサラは、「私の願いはソユンがあんたみたいなクズにならないことよ」と吐き捨てた。

しばらくして、なんとかサラが閉じ込められたコンテナを見つけ出したギジュンは、すっかり凍え切った様子のサラを救出。

一方、車に戻ったユルソンは駆けつけた検察に包囲される。ユルソンがサラの母ジョンスクを殺したという証拠は、先ほどユルソン自身が録音したスマホのレコーダーに残されていた。

ユルソンはその場で逮捕され、サラはソユンを連れて母ジョンスクの墓参りをする。そこへ、ギジュンもやってくる。すっかりギジュンと仲良しになったソユン。

数カ月後、式場に集まった大勢の人々。その日はソリューションのメンバー、ボムとデギ(イ・テグ)の結婚式。ギジュンが司会を務め、サラが媒酌人を務めた。前に立ったサラは、「別れる準備はできていますか?恋愛がお荷物にならないのは、終身型じゃないから。結婚だってそうあるべき。別れても大丈夫。そう思えば、もう少し寛大になれるはず」と2人の結婚を祝福した。

その後、ギジュンからプロポーズされたサラは、結婚はもううんざりだと言って、「5年間の期限付きならOKよ」と返す。そんなサラの返事に驚きながらも、「これから先、君に指輪を10個プレゼントする」とギジュンは言う。‐完‐

第12話(最終回)感想

ラストはサラ&ギジュンの結婚式かと思いきや、まさかのボム&デギの結婚式で幕を下ろした本作。普段はボーイッシュなボムですが、花嫁姿がとってもキュートでした。招待客にデギの元カノを呼んでいたことには驚きましたが、、(笑)

最後の最後までまったく反省の色が見られなかったユルソンですが、無事に捕まってほっと一安心ですね。やはり弁護士というだけあって、本当に用意周到というかなんというか。かなり手ごわい相手だったのではないでしょうか。

結局、つけっぱなしにしていたレコーダーに足元を救われ、自らの罪を認めてしまうこととなったユルソン。最終話では、ユルソンの母ヒウォンに関する言及はありませんでした。母子ともども、しっかり罪を償って欲しいものです。

エンディングでは、ギジュンのプロポーズに独特なドリップを加えるサラの姿が登場し、これまた面白かったです。全体的にスカッとする展開が多く、サラ率いるソリューションチームの活躍に毎回ワクワクしたドラマ。気軽に見られるドラマをお探しの方にオススメの作品です。

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