ユミの細胞たち シーズン2 5話・6話 あらすじと感想

ユミと細胞たち


ユミの細胞たち 2 유미의 세포들 2 Yumi’s Cells 2 シーズン2 2022年放送 全14話 TVING

neroさん

第5話 あらすじ

友人たちと立ち上げた会社が倒産し、セイ(パク・ジヒョン)の働く会社に転がり込んだク・ウン(アン・ボヒョン)。仕事帰りにコンビニであんまんを買ったウンは、蒸す前のあんまんをまとめ買いした方が経済的だと考えます。翌日、炊飯器であんまんを蒸せると知ったウンは、中古の炊飯器を探すことに。

そんななか、とある中古取引サイトの書き込みを発見したウンは、すぐに返信します。お金に余裕のないウンは学生だと言って値下げを求めますが、相手はなんと無職。

取引相手が別れた元カレのウンとは知らず、待ち合わせ場所へ現れたキム・ユミ(キム・ゴウン)。ユミの姿を目にしたウンの細胞たちは、久々の再会を喜びます。一方のユミは、ウンとの再会に動揺するも、必死になんともない風を装います。素っ気ないユミの態度に困惑するウンでしたが、約束通り炊飯器の代金を支払うことに。すると、値引いた分のお釣りを差し出すユミ。そしてユミは、ふたたび人混みに消えていきます。すっかり変わってしまったユミにショックを隠せないウン…。

その頃、恋人ユ・バビ(ジニョン / GOT7)は料理をしながら、用事があると言って出て行ったユミの帰りを待っていました。ユミがバスを降りた時、バビから連絡が。愛細胞はバビと過ごすクリスマスイブに胸を高鳴らせていましたが、他の細胞たちはウンとの再会を受けて、すっかり意気消沈していました。驚きのあまり、ウンに素っ気なく接してしまったことを後悔するユミ。悩んだ挙句、ユミはウンに「さっきは急過ぎて挨拶もロクにできなかったね。メリークリスマス」とメッセージを送ります。

実はずっと前から、ユミと別れたことを後悔していたウン。ウンのプライム細胞であるプライド細胞によって、ウンはユミとヨリを戻したくても素直に歩み寄ることができませんでした。さらに会社が倒産したことも、正直に明かすことができなかったウン。ユミからメッセージを受け取ったウンは、「今から会えないか?」と返信。ちょうどその時、ピザの生地作りに忙しいユミは、バビにメールの内容を確認して欲しいと頼みます。メッセージを見て、すぐに携帯をユミに渡すバビ。

ユミの前では何ともないふりをしたバビでしたが、その内心は、先ほどのメッセージでいっぱい。メッセージの内容から、それがユミの元カレ、ウンであることを察したバビ。実は少し前、バビはミーティングで訪れた会社のロビーで、ウンと顔を合わせていたのです。バビに新しい名刺を渡したウンは、去り際にユミの様子を聞いていました。今ユミが自分と付き合っていると話すべきかと悩んだバビ。結局、バビはユミとの件は言わず、ユミが元気だと告げてその場を去りました。

その日以降、ずっとウンのことが気に掛かっていたバビ。出かける仕度をするユミを見て、バビは思わず動揺します。それでもユミを信じるバビは、ユミを笑顔で送り出すことに。「相手が誰だろうと、会う必要があるなら会いに行かないと」とバビ。バビの愛細胞は、出かけるユミの背中を見送りながら、「カノジョに対する今カレの信頼があれば、元カレは何もできない」と呟きます。

待ち合わせ場所に現れたユミを見て、笑顔を見せるウン。これまでプライドが邪魔をして正直に自分の想いを伝えることができなかったと話すウンでしたが、そんなウンにユミは「今、付き合っている人がいるの」と告白します。そして、ウンが大切にしていたゲームのポスターを差し出すユミ。

ウンと別れたユミは、ふたたびバビのもとへ。「お腹が空いた」と言って微笑むユミを見て、バビも満面の笑みを浮かべます。

第5話感想

別れた元カレのウンではなく、バビを選んだユミ!!

ユミがウンに会ってくると言った時、笑顔で送り出すバビが本当に凄いと思いました。バビの愛細胞が言う通り、そこに信頼があれば何も怖いものはありません。頭ではわかっていても、なかなかそれを実行に移せる人は多くないはず。やっぱりバビは、本当に素敵な男性です。

一方で、ウンがユミと別れた後、ユミと同じく悲しみに暮れていたことが発覚。別れた日の夜、たまらずウンに電話をかけたユミ。しかしウンは、プライドが邪魔をしてユミの電話を取ることができませんでした。あの時、ウンがユミの電話に応えていれば…、もっと早くウンが素直に想いを伝えていれば…、たくさんの「れば」が頭をよぎりますが、すべては過ぎ去った過去。

自分の心の内を正直に明かそうとしなかったウンと、元カレに会うというユミを信じて送り出したバビ。2人の明暗が如実に現れた第5話でした。

シーズン1から見ている身としては、ウンの素敵さも十分わかりますが、やっぱり一緒にいて幸せになれるのはバビのような包容力溢れる男性ではないかと思います。むしろバビがあまりにも完璧すぎて、不安になるほど。。本当にバビには欠点がないのでしょうか。

次回の展開も気になります。

第6話あらすじ

作家になるという夢を叶える為、勤めていた会社を辞め、晴れて無職となったユミ。毎朝、公募展に向けて2000文字ずつ文章を書き、昼休みに合わせてバビの職場の近くへ向かうのがユミの日課。バビと食事を終え、帰ろうとしたユミの前に現れたのは、後輩のルビ(イ・ユビ)。危うくバビと一緒にいるところを見られたかと焦るユミでしたが、幸いルビは気付いていないようでした。

偶然出会ったルビと元同期のイダ(ミラム)と3人で、お茶をすることになったユミ。するとルビは、最近バビにカノジョが出来たようだと話します。これには思わず動揺するユミでしたが、肝心の相手が別れた元カノだろうと言われ、気を悪くします。

友人たちとのコーヒータイムを終え、小説の書き方を教えるクラスに参加するユミ。その後、ユミは行きつけのブックカフェで時間を過ごします。一見幸せそうに見えるユミの生活でしたが、ふと通帳の残高を考えて気を落とすことも。

その日、久しぶりに友人と会ったユミは、最近課長に昇進したという友人に会社を辞めたと明かします。すると、この歳で会社を辞めるなんてとユミの決断を激しく批判する友人。そんな友人の態度に、ユミはますます不安に駆られます。

公募展の発表日、緊張した様子でパソコンの前に座るユミでしたが、結果は惜しくも落選。一度は落ち込んだものの、ふたたび執筆作業に没頭するユミ。そんななか、同じく公募展の結果を目にしたバビは、仕事帰りにユミの家へ。バビとユミが熱いキスを交わしていると、そこへインターホンが鳴ります。玄関を開けると、そこにはユミの両親の姿が。

慌てて両親に挨拶するバビ。そんなバビを見て、ユミの父親は動揺を隠せません。何かとバビに敵対心をむき出しにする父。一方、ユミの母はすっかりバビが気に入った様子。そんな母に、下手をしたら「うちの婿」と呼び出すのではと不安なユミ。

食事を終え、壁付の棚が外れそうになっているのを見つけた父は、自分が修理すると言います。心配そうに皆が見守るなか、脚立から足を踏み外して腰を痛めてしまう父。そんなユミの父をおぶって、車まで運んでいくバビ。嫌な顔一つせずに自分をケアするバビを見て、ユミの父も少しずつ心を開くように。

両親が帰った後、代わりに棚を直すバビ。そんなバビを見つめながら、ユミは母親と電話します。すると、バビがおそらく金持ちのようだと話す母。そんななか、偶然バビの口から「後継者」という言葉を聞いたユミは、本当にバビが御曹司かもしれないと疑います。

それからというもの、バビの一挙手一投足が気になるユミ。ヨーグルトを食べる時、蓋についた残りのヨーグルトをなめるユミに対して、そのまま蓋を捨てるバビ。やはりバビが金持ちかもしれないと考え、ユミは直接バビにその真相を尋ねることに。しかし、バビは最後までその詳細を明かそうとはしませんでした。

夜食を買いにバビが出掛ける間、ユミは次々に妄想を膨らませて行きます。もし本当にバビが「後継者」であれば、一般庶民の自分との交際をバビの父親に反対されるかもしれないと考えるユミ。このままバビと付き合っていてもいいのかと悩むユミのもとへ、夜食を買って戻ってきたバビが。

不安に駆られるユミに、バビは「バビ粉食」と書かれた袋に入ったトッポギを差し出します。実はユミが想像したような大企業ではなく、粉食店を経営しているというバビの父!それを聞いたユミは、ますますバビを気に入ります。その日、初めての夜を共にする2人…。

第6話感想

今話、ベールに包まれていたバビの実家が明らかに。

なんとバビの実家は、「バビ粉食」という軽食屋さんを経営しているといいます。粉食というとあまり日本では聞きなれませんが、韓国ではトッポギやおでんなどを扱うお店のことを粉食屋さんといいます。てっきり財閥か何かと考えていたユミは、平凡なバビの実家にむしろ好印象。これにはちょっと驚きましたが、想像力豊かなユミならではの発想でしたね。

そんななか、初めての夜を過ごした2人。暴走したユミの右手細胞が、バビのお尻に着陸するという表現が、なんとも「ユミの細胞たち」らしい!本当に毎回、期待を裏切りません。

そして、寝起きでユミをぎゅっと抱きしめるバビ。バビのこういったさり気ない行動の1つ1つに、ドキドキが止まりません。まさに心臓がもたない、、

前回のウンとの再会から一転、今話はバビとまた一歩距離を縮めたユミの姿が描かれました。もう6話になるというのに、今のところ一瞬の隙もないバビとユミ。このままゴールインとなって欲しいところですが、今後どのような展開が2人を待っているのか。。後半の盛り上がりにも期待です。

そして、第6話ではユミの友人役としてパク・ジンジュがゲスト出演を果たしています。30代で仕事を辞めたというユミを猛批判する友人。パク・ジンジュの演技があまりにもリアルで、思わずイラっとしてしまいました(笑)こういったゲスト出演も、ドラマを見る楽しみの1つです。

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