ボクスが帰ってきた 복수가 돌아왔다 全32回(全16話)
第9話視聴率 4.7% 第10話視聴率 6.0%
onwardさんより |
第9話・10話 あらすじ
ボクスは学校で最も危険な生徒…でも器物損害をしただけ、と言うスジョン。どう責任を取るのかと詰め寄るチェミンら優等生の母達にも臆す事無く、自分の教師生命をかけると断言! 保護者や教師達が出て行ったあとに残されたスジョンとボクスは、相変わらず強気な言葉を投げ合い、対立します。
なぜボクスを庇ったのか訝るセホ。そしてスジョン自身も一人になると、なんてことを言ったのかと、髪の毛をかきむしって後悔するも後の祭り…
家に帰ったボクスは、心配してやって来たパク教師に余計な事を言われない様、外へ飲みに引っ張り出します。飲みながらスジョンの文句を言うボクス。しかし教師には、彼がスジョンの事を心配しているのが分かっていました…
帰宅したセホを、元理事である母は激しく責め立てます。「あなたにはこれ以上期待しないわ。」高校時代に何度も言われたセリフ… 9年前、スジョンと一緒にボクスの母が経営する食堂へ行ったことを思い出すセホ。初めて食べるチャジャン麺を混ぜてくれたボクスの母。勉強が出来なくても、暖かいボクスの家庭は、セホにとって、ドラマの物語のよう。帰り道、スジョンと話が弾んだセホは、珍しく心からの笑顔を作るのでした…
ボクスは、罰として5日間の校内奉仕を言い渡されます。楽しそうに清掃する彼の元へやって来た教師をよく見ると、それは何と、ボクスがかつて、虐められているところを助けたあの彼(1話)!
また、騒ぎを起こしたヨンミンが、自分の意思で「野草クラス」に異動してきます。年齢差関係なく、ボクスは頼りになる親友だというヨンミンは、学業レベルの差を心配するスジョンを尻目に、満足な様子。他方、学食で従業員として働き始める「追っかけ」のミンジ。わざとボクスに親しくする彼女を見て、心落ち着かないスジョン… セホがかつてスジョンを好きだったことを知って、嫉妬心が深まるボクスも、自分で自分の気持ちが整理できないよう…?
スンウがずっと欠席しており、友達から彼のバイト先を聞いたスジョンは、ライブバーへ出かけます。そこはボクスが歌手の口パク代理を頼まれた店。店長と揉めているスンウを見て、強気に言い寄るスジョンですが、腹を立てた店長に小突かれ、倒れそうに…なったところをボクスに抱き留められます。テーブルから落ちてきた瓶が割れ、スジョンを庇って顔に怪我するボクス。
ボクスに握られた手を見つめ、興奮覚めやらないスジョンは、その後コンビニで酔っ払い大騒ぎ。間違ってボクスの携帯に発信してしまいます。急いで電話を切る彼女に連絡して来たのはセホ。わざわざ彼女の様子を見にやってきたセホは、家に送って行き、車のボンネットの上に2人並んで仰向けになります。ギュンヒュンに勇気づけられ、スジョンの所へやってきたボクスが見たのは、その並んだ2人の姿でした…
翌日、体育館で剣道の稽古をするセホに遭遇したボクス。売り言葉に買い言葉。2人は剣で対決することに。激しい打ち合い。セホが勝ったかと思いきや、折れた竹刀をセホの首筋に当てるボクス…が、その時、スジョンが体育館に入ってきて、状況を見るや否やボクスを非難します。最悪なタイミングに、折れた竹刀を叩きつけたボクスは、「9年前も今も、どうして何が起こったか俺に聞かないんだ?」涙をうかべるボクスを、セホとスジョンは驚いて見つめます。
第9話・10話 感想
「悪役」セホは可哀そうな奴だと思えてきました。クァク・ドンヨンは、主役3人の中で最年少ながら、繊細な感情をよく表現していますね。過去の回想シーンから、母親が築いた「城」に閉じ込められ、家族愛に恵まれず、重圧に耐えていた様子が伺えます。そして彼はそこから出たがっていた。ボクスと彼の家族から得た心温まる経験は、自分を解放するには至りませんでした。9年経って大人になった今、彼は人との接し方が分からないのです。彼は、ボクスを「敵」と見なしていますが、本当にそう?
今回、スジョンにも違った側面が見えました。彼女は今まで、ボクスの事はどうでもよく、故に要らない過去を消したい、という印象を醸し出していました。しかし、彼女は、心のどこかで、ボクスがそんな人間ではないと感じ続けていた。自分がやったことがどこか間違っていたと分かっているからこそ、その過去を消したいのだと感じました。
ボクスの周りには、家族をはじめ、昔と変わらぬ親友のギュンヒュンやミンジ、恩師のパク教師がいますし、今回、マ先生や、彼を慕い、尊敬する若い友人達が登場しました。彼からは「復讐」という「気」が感じられず、「誰からも好かれるお兄さん」。それ故のスジョンとセホの反応なのですが…
緊張あり、とろけるシーン有り、ブロマンスもテンコ盛りで、飽きる事なく楽しんでいます。
第11話視聴率 6.2% 第12話視聴率 7.4%
onwardさんより |
第11話・12話 あらすじ
怪我したセホを見て、勘違いするスジョン。またもや悪者扱いされることに疲れ果てたボクスは、泣きながら、どうして自分の言い分を聞いてくれないのかと訴えます。傷ついているのはセホだけではないのに。出て行く2人。スジョンが生活保護を受けていると喋ったのはセホだと聞いて、彼を追って屋上へ向かったあの日が甦るボクス。
スジョンも9年前を思い出していました。 生活保護の事が知れ渡り、ボクスが親切なのはスジョンに同情したからと噂され、堪え切れず屋上へ向かったスジョン。そんなはずはない…けれど、屋上のドアを開けた瞬間に聞こえた「可哀そうだと思わないのか!」と言うボクスの声。「ボクス、助けてくれ!」と言うセホの声。警察の質問に、聞いたままの事を話し、連行されるボクスにも、表情を崩さず…
スンウが登校してきます。教室に入ってきた彼を見て、おやつの使い走りをしようとするボクスに、「僕が自分で買いに行きます。」丁寧語を使うスンウに仰天する他の生徒達!笑みを浮かべるボクス。
他方、「野草クラス」に追加予算を組むため、生徒の個別面談を指示するセホ。スジョンが準備しようとしたその時、なんとキム・ミュンホから5000万ウォンを返すとの連絡!その夜、出前に行ったボクスは、セホが運転する車にミュンホが乗り込むところを目撃します。ミュンホを捕まえて問いただすと、金は返したと言う…これはセホが払ったに違いない!何故?
翌朝、鉢合わせしてしまったセホに、5000万ウォンを払ったか単刀直入に質問するボクス。「好きな女性の為に払った。」あっさり認めたセホは「彼女に言って構わない。どうせお前のいう事は信用しないからな。」元気がないボクスを外へ連れ出したパク教師は、スジョンと話すよう助言。
個別面談するスジョンの所へ、最後に来た生徒はボクス。将来の夢を聞かれ、退学ですべてを失ったから忘れてしまった、と力無く話します。9年前を思い出すスジョン。退学した後も彼を庇い続けたのはギュンヒュンとミンジだけ。スジョンは学食で独りぼっち。証言したことを後悔し、祖母にすがって泣いた彼女。ボクスの家まで行くと、退学の事で家族が口論しているのが聞こえ… ぼーっとしているスジョンにボクスが話しかけます。「どうして信じてくれなかった?」しかし、あの日聞いた「可哀想」を思い出したスジョンは「話すことは何もないわ。」俺だけが過去に囚われてるんだな、と言って出て行くボクス。
その後、ボクスは学校へ来なくなり、心配する同級生達。
スジョンが”御用達”のコンビニでボクスのことを考えていると、セホが現れ、付き合おうと言います。唐突な言葉に戸惑うスジョン。 次の夜、そんなスジョンを調理室へ連れていき、パスタを振舞うセホ。「君が好きだ。もう過去を忘れて、君と“今”を生きたい。」それを聞きながら、心にはボクスの言葉が反響するスジョン。調理室を飛び出すと、事務所でボクスの幻に話しかけます。過去に囚われているのは貴方だけじゃない…彼女はボクスの家へ直行します。
別々のベンチに離れて座る2人。やがてスジョンは、今まで黙ってきた質問をします。貴方がセホを押したの?生活保護受けてるって言いふらした?同情したから付き合ったの?ショックで言葉にならないボクスを、肯定したのだと思い込み、立ち上がるスジョン。「違う。君が好きだったからだ。」謝るスジョン。雪が降り出し、涙を流しながら微笑みあう2人。誤解が解けた瞬間でした。
第11話・12話 感想
最後の涙シーンは、心が浄化されるような気分でした。ユ・スンホもチョ・ボアも、泣き顔が綺麗な俳優ですね。そして、シリアスな場面と、コミカルな場面、また、現在と過去のシーンのバランスが良くて、悲しい場面もあるけれど、憂鬱にならないところが良いと思います。
あまりにも簡単に許してしまった感がありますが、学校へ戻ってきてからのボクスは、スジョンに対する恨みがましい気持ちが薄らいでいましたから、彼女が謝ったことで、9年間の思いから一挙に救われるのも最もです。9年前の出来事の全容が分かってみると、すべてタイミングが悪すぎたとしか言いようがありません。スジョンも嘘をついたわけではなく、ただ自分を守りたかっただけ。まだ、未熟な高校生の彼女にとって、噂と陰口は耐え難いものであったに違いない。もう一歩踏み込んで、その時どうしてボクスに直接聞かなかったのか、と大人の私達は思ってしまいますが、彼女はボクスに、すべてを肯定されるのが怖かったのです。こうなると、その当時、スジョンの証言だけを信じてボクスを処分した周りの大人達に大きな責任があります。優等生を優遇する、元理事の方針が反映されていたのでしょう。
過去から救われた2人。今度は魂が壊れたセホを救出してほしいけれど、これはなかなか難しそうですね。次回は、幸せなスジョンとボクスが見られそうで、”復讐”はひと休みかな。
クァク・ドンヨン 곽동연 オセホ役 |
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生年月日1997年3月19日生 |
私のIDは江南美人 (2018/JTBC) ヨン・ウヨン 化学科大学院生、助教 ラジオロマンス (2018/KBS)ジェイソン スホの友人、主治医 ひと夏の奇跡(2017/SBS) ソン・ヘチョル ヘソンの実弟、シングルファーザー サム、マイウェイ(2017/KBS) キム・ムギ エラの恋人、司法試験準備生 マスター・ククスの神(2016/KBS) ヨンジュ テハの刑務所仲間 雲が描いた月明り(2016/KBS) キム・ビョンヨン イ・ヨンの友人、護衛 他 |
受賞歴2012 棚ぼたのあなた (2012/KBS) 第5回コリアドラマアワード 子役賞 2014 KBS演技大賞 感激時代 青少年演技賞 |
ボクスが帰ってきた 13話・14話と15話・16話 あらすじと感想 キム・ドンヨン イ・ギョンヒョン役
ボクスが帰ってきた 視聴率 あらすじ キャスト 感想 |
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