ヒョンジェは美しい 현재는 아름다워 It’s Beautiful Now 2022年放送 KBS 2TV週末 全50話
hg@さらんさん |
第1話視聴率24.5%
第1話あらすじ
イ・ヒョンジェ36歳。法律事務所ヘジュンの腕の立つ弁護士。今日の離婚裁判では相手の女性の涙の訴えに劣勢かと思われたが、決定的な証拠を提示したヒョンジェが勝利する。悔しがる女性の襲撃をさらりとかわして、さらにアドバイスまでして、その足で次の依頼人に会いに向かう。
依頼人はデパートでVIP客のショッピングを提案するパーソナル・ショッパーを職業とするヒョン・ミレ。そのセンスと美しい性格から顧客に気に入られ、ぜひ息子の嫁にと請われた。パク・ジュニョンは理想的な相手に見えたし、運命だと信じた。だから、マンションを共同名義にするという理由で前もって婚姻届を出そうと言われた時も少し悩んだが、結局了承した。そして、婚姻届を提出した直後に、彼の嘘が明らかになった。
ヒョンジェの先輩であり、事務所の代表シム・ヘジュン。法律相談番組出演の際、スタイリストとして日頃世話になっているミレの窮状を知ってヒョンジェを紹介する。ミレはヘジュンの紹介に感謝しつつも、顧客を全面的に信用した為に起きた状況に学び、即行動、即決定という性分を抑えて、弁護士の選定も慎重にしようと決めていた。
ミレはヒョンジェが待つカフェに時間に遅れて、非礼を詫びた。言葉遣いも身なりもきちんとした女性。ミレは「婚姻無効」を望んだが、ヒョンジェの見解は状況から鑑みて「結婚取消」だ。ヒョンジェは二つの違いを丁寧に説明し、決して「勝つ」とは言わず、「勝率を上げる努力をする」と誠実に回答する。手続きを進めようとするヒョンジェに「待った」をかけるミレ。
ミレの母チン・スジョンはミレが結婚詐欺に遭ったことにひどく胸を痛める。本来正直かつ即断即決がモットーのミレに、解決の為に弁護士は慎重に選択すべきと説得、自ら他の弁護士に相談に行く。一方、他の弁護士と比較検討すると聞いて席を立ったヒョンジェを気がもめて追いかけて謝るミレ。
イ・ユンジェ39歳。過剰診療をせず、痛くない治療をすると評判の医院の院長だ。祖父であるイ・ギョンチョルはユンジェの治療を受けた後、その手腕をほめながらもいつまで経っても結婚の「け」の字もないことに気をもみ、ついつい小言を言いたくなってしまう。
ユンジェ、ヒョンジェ、スジェ3人の母親ハン・ギョンエ。表向きは子供達に理解がある、今どき結婚がすべてではないとしているが、本当は誰よりも気にしている。今日も友達の息子の結婚式に出て、案の定友人たちには子供たちが誰一人結婚していないことを話題にされてさんざんだ。医者だろうと弁護士だろうとなんでもいいから結婚してほしい。
ギョンエは帰りがけにユンジェの病院に立ち寄り、投資画面をにらんでいるユンジェに苛立ちをぶつける。マイペースなユンジェはギョンエの怒りをサラリと受け流し、夕飯のおかずに手の込んだ「アンコウ煮込み」をリクエストして来る。のれんに腕押しとはこのことか。さらに頭に血が上らせつつも、料理を持ってヒョンジェを炊きつけに行くことを思いつく。
ミレの父ヒョン・ジノンはミレを心配して泣いてばかりいるスジョンが心配だ。スジョンの代わりに夕食を準備したりするイカした夫。夕食のテーブルでミレのことで小言を言う母ユン・ジョンジャからスジョンとミレを守ろうと声を上げる。だからといって母と仲が悪いわけではない。正直に物を言い合える関係。そんな時、玄関のチャイムが鳴る。
チャイムを押したのはパク・ジュニョン。噓で固めた経歴でミレとの婚姻届を出させた「結婚詐欺」の相手だ。家族を心配させたくて仕方なくミレは一人で家の外で対応する。アメリカに事実婚の女性がいて子供もいる事実が明らかになっても、法的な「配偶者」だと言ってはばからずにミレに執着している。あまりにつれないミレに彼が詰め寄ったその時、ミレの弟ヒョン・ジョンフがミレの窮地を救う。
持ち家マンションの1階に暮らすイ家。家長のギョンチョルを筆頭に息子ミノと妻ギョンエ、孫のユンジェ、スジェの3世代で暮らしている。ギョンエとギョンチョルは3兄弟の結婚に気をもむ同志だが、夫ミノはいつもギョンチョルが一番。息子たちには寛容すぎて、ギョンエの思いは伝わらない。
イ・スジェ27歳。2度の公務員試験に落ちて3度目を準備中の母親っ子。今度こそはと思いながらも今日も勉強には一向に身が入らず、体を鍛えていたりする。その横でマイコレクションを遊んでいて壊した幼い甥っ子チェ・へを追いかけ回す。ギョンエは逃げ込んできたへをかばい、スジェは最愛の末息子の立場がない。
2階に住んでいるギョンチョルの妹イ・ギョンスンの孫たちは1階のギョンチョルの家にしょっちゅう遊びに来て、いつも「おばあちゃん、おばあちゃん」と慕われ癒されているギョンエ。が、いざ実の祖母ユ・ヘヨンが現れると子供たちはさっとそちらに行ってしまい寂しさに襲われる。ヘヨンはいつも一言余計で「独身の子供の還暦を祝う90代の親がいる」と言ってギョンエを刺激する。
ギョンスンはアメリカに移民に行って事業をしていたが、夫が亡くなると息子夫婦に任せて韓国に戻った。兄にマンションの2階に住まわせてもらっている。まさか事業に失敗した息子チェ・マルリ夫婦と子供たちまで押しかけて来るとは思いもせず面目が立たない。嫁ヘヨンは人の感情を逆なでする天才で欲深く、都合が悪くなるとマルリのせいにする。
料理や掃除が得意なヒョンジェは女手を特に必要を感じず自由を満喫中だ。ミノと一緒にヒョンジェのオピステルを訪ねたギョンエは無駄とは思いつつ、ひとくさり小言を言わずにいられない。ミノは決して子供たちに無理を言わず、またもギョンエの思いは空回り。早く小さな孫たちに囲まれてにぎやかに暮らしたいのに。
スジェは今夜もきつい宅配の荷物運びのアルバイトに出かけて、けがをしたナ・ユナに絆創膏を貼ってやる。ただのご近所同士でゲーム仲間のユナに「つらい時に優しくされてキュンとした。」と言われてドキッとする。もちろん「それは愛ではない」ときちんと付け加えられるけど。
ミレの職場に顧客であり、ジュニョンの母パク女史が訪ねて来る。パク女史はミレに謝罪して見せるものの、結局は自分の都合ばかり。「ミレと結婚すれば、事業資金を与えるつもり。」「ミレとやり直せれば、アメリカでの出来事を水に流してあげるつもり。」自分を利用するのもいい加減にしてほしいと言ってももっと気に入られてしまう。ママゴン・ジュニョンはパク女史の言うがまま、ミレに誠意を見せようと職場に花を送って来る。
ミレはどれほど言っても諦めない手強い親子を相手に勝てる弁護士を選択しなければならないと考える。そう思った時、ヒョンジェの常に努力する態度が正解だと直感する。すぐにヒョンジェに訴訟を依頼するが、ヒョンジェは意外にも…。
第1話感想
韓国の若者たちはちょっと前まで恋愛、結婚、出産の三つを放棄する「三放世代」と言われていましたが、今や全てを諦める「N(NO)放世代」という現象が社会問題になっているそうです。恋愛にかける時間と感情、お金の代わりに自分に集中するという思惑が強い風潮にあるようです。
そんな恋愛も結婚も敬遠されるこの時代に、適齢期を迎えても結婚しない3兄弟を結婚に駆り立てるために、両親、祖父が手を組んで、マンション獲得をかけてパートナーを探す結婚プロジェクトが発動します。結婚しない理由は様々ですが、そんな若者たちもマンションという特別なステイタスに色めき立ちます。
今どき珍しい三世代家族が現実的かどうかはさておいて、「結婚」とはなんなのか、「家族」とはなんなのか。ギョンチョルと家族たちを通じて、ある人は過去を、ある人は現在を、ある人は未来を発見することになるでしょう。自分が何を発見することになるのか、とても楽しみです。
第2話視聴率24.6%
第2話あらすじ
ヒョンジェはミレに訴訟を引き受けないと告げられ、慌てるミレ。訴訟は相手をずっと怒らせ続ける行為だが、他人を怒らせると気をもんでしまうミレの性格を踏まえると、勝機が少ないからだという。ミレは痛いところを突かれてたじろいだが、一度決めたらやり通す意思を見せてヒョンジェはミレの依頼を引き受けることに。
ミレが「旦那、姑」という言葉が不快だと言い「1号、2号」と呼ぶことに。ミレは証拠集めの第一歩、戸籍抄本を取りに行き、ジュニョンを夫として扱われることに憤りを感じて家に帰るなり爆発してしまう。スジョンの励ましと手助けで力をもらう。一方、ミレから証拠集めの報告を受けて、その瞬発力に感心するヒョンジェ。
自分が歯科医を探していると知りながら、ヒョンジェが兄を紹介しないのはやぶ医者だからじゃないかとにらんでいるヘジュン。2人の会話を小耳にはさんだヒョンジェの親戚チェ・マンスは、ユンジェの歯科医は本当に評判がいいと勧めてくる。実は妻イ・ソラも歯科助手として勤務しているため、ヘジュンの為に予約を取ることを買って出る。もちろん、出世のためだ。
スジェはジムに運動しに行って、親しい間柄の店長から自分のジムを譲るから経営しないかと持ち掛けられる。家系を考えれば、公務員が妥当だと思いつつ、同じ試験を3回受けるのに気持ちが向かないことはやぶさかでない。店長の提案は魅力的だが、自分には先立つものがない。
パティシエを目指しているユナはクッキーを焼いて、スジェと家族にいつも味の評価をしてもらっている。今日もゲームセンターで一緒に遊んだ後、クッキーをあげてスジェの評価をドキドキしながら待つ。洋菓子店に就職するためにはまず免許。将来、自分の店を持つのが夢だ。夢の為にはきついバイトも致し方ない。
ギョンチョルは老人クラブの会長を務めている。今日はある会員に孫から電話がかかったことがきっかけで、毎度3人のひ孫自慢を始めたギョンスンに自分の孫たちがまだ結婚してないことを暴露され、気が腐る。ギョンスンに実の娘ジョンウンにこだわり続けるせいで、孫たちは結婚しないんだと言われて傷つく。
ミレはジュニョンとカフェで待ち合わせ、大学の卒業証書を見せてほしいとお願いする。了解しながらも良く思われたくてついた嘘を気にし過ぎているとジュニョンは苦言を吐くが、自分の長所の「正直」がジュニョンにとっては「潔癖症」と捉えられること自体が2人が合わない証拠だというミレ。
ヘジュンからいきなり結婚相手候補にされ、驚くヒョンジェ。長年ヒョンジェを見て来たヘジュンだからこそ理性的な判断であり、惚れた腫れたではない。親からは毎日のようにせかされるわ、一人でいることが寂しく感じるようになった。そんなヘジュンに「半年以内に会った男性は絶対反対。」と忠告するヒョンジェ。
ギョンチョルはミノが勤める中学校に足が向く。ミノの帰りを待ちながら、2人の出会いを思い出す。生き別れたジョンウンを探すため、養育院を訪ねた時に出会ったミノはとても暗い子供だった。同級生にいじめに遭っても、親のいない自分はいじめられても仕方ないと打ちひしがれていた姿を思い出す。
ギョンエはスジェからユナの作った菓子を渡され「あの子と付き合ってるの?」と何気なく訊ねる。強力に否定するスジェだが、自分は交際が励みになればいいと思う方だ。スジェからユンジェが株で損したと吹き込まれて、速攻でユンジェをとっちめに行く。スジェもユンジェもすぐマジギレするギョンエが面白くて、すぐからかうのだ。
ミノと落ち合ったギョンチョルは2人で飲みに出かけ、孫たちの結婚を心配する気持ちを吐露する。そのせいか少しの酒で酔ったギョンチョルが心配なミノ。ギョンエは他の楽しみ、例えば孫たちが結婚してその子供たちが生まれれば、寂しさを感じる暇もなくなるはず。私たちの子育て時代のように。ギョンエの意見がやけに腑に落ちるミノ。
その気がない息子たちをその気にさせるためには何が必要か。単純に息子たちをいびり倒せばいいというギョンエの意見は単純過ぎる。「息子たちの負けず嫌いな性格を利用」しようと考え始めたミノに大はしゃぎのギョンエ。一方、結婚する時から子供ができても夫婦の時間は大切にしようと約束しているスジョンとジノン。夫婦水入らずでワインを楽しみながら、ミレの件が早く解決していい男性に出会えることを願う。
ミレはアメリカの大学のHPで掲載された卒業生にジュニョンがいないので、直接大学に問い合わせたりと忙しい。ジュニョンからは大学の卒業証書が送られてくる。「これ以上の疑いは不快だ」と一言付け加えて。事実婚の相手は確かに大学も嘘だと言ったのに…頭が混乱してきた時は甘いものを食べなくては。
ギョンチョルを交えた作戦会議の結果、3人に賭けをさせることを思いつく。ただの賭けではなく、そこにはご褒美も必要だ。上の2人は負けず嫌いで、末息子スジェは物欲が強い。子供たちが小さい頃暮らしていたチャンサン洞のマンションを賭けの賞品にすることにする。3人がそれに乗ってきそうかどうか手分けして探りを入れた結果は上々。
ユンジェの治療を受けに来たヘジュンを歓待するソラとは反対に、何を言っても素っ気ない態度のユンジェ。診察後、写真とサインをしてもらったソラがユンジェの個室でお茶をと案内する。ユンジェはヘジュンがテレビに出ているのも知らず、微妙な空気に。わざわざ知り合いの病院に来たのは怖さを半減させるためだと本音を言うヘジュンに、営業対応でも構わないということかと問うユンジェ。
ミレとヒョンジェはさらに協議を続け、訴状を出すまでにこぎつける。ヒョンジェの言葉がなぜこんなに自分に響くのか、不思議に感じながらも安心と安堵感でいっぱいになる。「奥さんは心強いですね。」感激のあまりのほめ言葉。ヒョンジェの微妙な反応はプライベートに立ち入ったせいだと思うミレ。一方、妻帯者にみられたことに戸惑いと不満を覚えるヒョンジェ。
久しぶりにスジョンとショッピングをして、夕食は家族みんなでしようと約束するミレ。ジュニョンから再三電話が入るが、無視し続けるミレ。退勤するミレを待ち伏せたジュニョンは訴訟の前に弁明する機会がほしいと食い下がり、しぶしぶジュニョンの車に乗る。
イ家では家族会議招集で「6か月間で最初に結婚する女性を連れて来た者にマンションをやる」結婚プロジェクトが発表される。スジェは真っ先に手を挙げて、ヒョンジェとユンジェも乗らない訳に行かなくなる。一方、ミレが遅いと心配するスジョンの元に夕食には間に合わないとスジョンに連絡したミレは…。
第2話感想
ヒョンジェは相談に来た人が訴訟を求めても本当に必要かどうかを判断して、より良い方向に持って行く理想的な弁護士。ユンジェはネットでもすごく評価の高い歯科医。2人は互いをとてもライバル視していて、互いに比較されること、負けることを一番嫌います。
このプロジェクトでのキーマンはスジェ。3人のうちで誰よりも物欲があると思うギョンエの見込み通り、プロジェクトに一番に食いつきました。どういう思惑でいるのかは不明ですが、スジェが手を挙げたことでユンジェもヒョンジェもプロジェクトに乗らざるを得なくなってしまいました。
それにしても、母ギョンエことキム・ヘオク女史が可愛すぎます。私は久しぶりにこの女優さんを見たのですが、今回、ホントに笑って泣いて、悲しんでの全てが可愛くてしょうがないです。思い出のあるマンションを賭けの対象にしてまでも推し進める結婚プロジェクトの行く末はいかに?!
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